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    <title>日　々　上　々　日　記</title>  
    <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/</link>  
    <language>ja</language>  
    <pubDate>Fri, 02 Jul 2010 19:01:27 +0900</pubDate>  
    <description><![CDATA[デザインやアートから本、おもちゃ、エコロジー、最近はメディアものまで、ゆるりと幅広く編集・執筆活動をしています。仕事のことや毎日の些細な出来事について、思いつくままに。]]></description>  
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    <item> 
      <title>空気の備忘録メモ　その１〜プロジェクトに携わるまで〜</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Fri, 02 Jul 2010 19:01:27 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07</guid>  
      <description><![CDATA[<p>随分前に書きためていたのを忘れていた。<br />
そのままでもなんなので、アップしてみました。<br />
去年携わったプロジェクトの思い出し、走り書き。<br />
<br />
────────────<br />
2009年11月3日で羽田空港での展覧会が終わった。<br />
６日（金）に晴れて打ち上げの会があり、プロジェクト関係者が羽田空港に一堂に介し宴がおこなわれた。<br />
その際にサプライズで壇上にのぼらされ、話を、と言われたのだが、本当にそういうのは苦手で。<br />
何か話そう、と思いつく暇もなく、壇上に立ったら頭がポーッとしてきてしまい、そのまま話を続けるとなぜか泣いてしまいそう（感動というよりは、どうにもならなくなると涙が込み上げてくる、どちらかというとそっちのほうの）だったので、早々に切り上げた。<br />
こういうの上手い人ってうらやましいなあと思いつつ壇を下り、下で冷静にＳくんらの話を聞いていたらふつふつといろんな思いが込み上げてきた。<br />
<br />
誰が読むわけでもないとは思うが、まあ隠すことでもないので自分の視点からプロジェクトを振り返ってみるとするか。<br />
<br />
PCを変えたりメーラーを変えたりしていたので、正しい日程までは思い出せないが、たしか2008年の年末くらいのことだったと思う。１本のメールが来た。アーティストのＳくんからだ。<br />
<br />
　Ｓくんとは、それより１年くらい前に、造形大学の仕事でインタビューをした、それが初めての出会いだ。造形大学の仕事はもう４年くらい継続しているもので、卒業生のインタビューやらを毎年しており、たぶん他の誰よりも造形卒業生の現在について詳しくなっている自信はあった。なぜなら毎年卒業生で輝けるクリエイターを探して奔走していたからだ。Ｓくんに関しては、もちろん顔も名前も作品も知っていたのだが、なぜかピンとこなくて取材リストに名前を挙げていなかった。「何故だろう」と思うのだけれど、「彼には毎年出てもらっているから」というような大学側の発言があったからなんとなく天の邪鬼な私が敢えて避けていたのかも知れない、まあいずれにせよ、今となっては、その時は会うタイミングではなかったんだろうな、と思うしかない。<br />
　つかめない、そのときもそうだった。メールと電話で取材依頼をするが、あまり的を射た回答を得られず、ひとまず日にちだけ決めて電話を切った。本当に大丈夫かな、取材場所には現れるのかな、撮影の許可とかとらなくて平気なのかな、不安を抱えたまま乃村工藝社の新社屋竣工の作品を見にお台場まで行った。2008年2月28日。Sくんは予定時間より遅れて現れ、撮影の準備に入った。案の定広報への連絡もついていずに一瞬慌てたがその場でとりつくろって無事作品の撮影を終えた。その後、カフェへ移動しインタビューに入る。<br />
<br />
　すっごくチャーミングだけれどインタビュアー泣かせな人、それが第一印象。ふわりふわりとした話が結論を出さないまま話がパラレルにどんどん移り変わっていく、膨大な断片だけがICレコーダーに残る。彼の思考の移り変わりがそのまま言葉になっているのだろう。この時も２時間くらい話しただろうか、根っからのアーティストに会ったなあという気持ちとテープ起こしが面倒くさいなあという気持ち半々くらいで帰路へ着く。でも「いつかこの人の本を作りたい」その時思った。<br />
　と思ったとしても、すぐに書籍なんて作れるはずはないので、まずは雑誌の連載企画でも考えてみようかなあとつらつら考え始めた。<br />
　<br />
　その時に私が考えていたこと。「デザイン」とか「アート」という言葉だけが異様に流布して（特にデザイン）、デザイン誌がやたらといっぱい出ていて、もちろんそれはいいことなんだけれどもそこに出てくるメンバーも決まっているし、同じ顔がいろんな雑誌に登場するのに辟易していた。もちろん雑誌のありかた自体を考え直さねばならない時期でもあったので、それが正しいかどうかは分からないけれど、他誌と違うことをやりたいと思うのが編集者なんじゃないの？　と思ったり。一方でやっぱりメジャーな仕事をしてる人ってすごいし、マス相手に勝負して自分のビジネスメソッドを蕩々と語るデザイナーもすごいと思う。ミーハー根性だけは持ち合わせているので、そういう人に会いたいなと思う気持ちもあるけれど、デザイナーの究極の姿はあれなのかと思うと多いに疑問がある。となると、結局は自分の視点の持ち方になってくるわけで、どこに焦点を合わせていきたいかというと、やっぱりサブカル出身の性か、面白いけど脚光を浴びていない人に目がいってしまう。<br />
　また世の中一般に言われている価値みたいなものは、ともすると政権が変わったり、小さいところでは企業の担当者が変わってしまうだけど、一晩で崩れ去ってしまうようなもろさがあって。何がいいデザインで、何が悪いデザインって、正直よくわからない。個人ベースに落とし込まれていったときに、その人の人生に必要なもの（実用という意味ではなく）が、やっぱりいいものなんじゃないかと常々考えている。特にアートなんていうものは、もともとパトロンと絵描きの小さなコミュニティの中でのごくごくプライベートなもので、それを市場経済の中に送り込んだから、価値を何で判断すればよいのかだんだんと麻痺してきたんじゃないかと。この前も奈良美智の贋作が70万円になったそうだが、落札した人が欲しいというのだからそれでいいじゃないかとも思う。価値ってそんなもの。<br />
　そんな中で、フリーで業界のエッジでゆるゆると生きていくんだったら、自分が面白いと思う人を面白いんですと言い続けていくしか方法がないと思っている。業界の中心で世の中を動かしていくことにはまったく興味がないし（そもそも依頼がないと思う）、自分が声高に伝えたい主張もそんなには持ち合わせていない。ただ、アーティストだったりデザイナーだったり、今回の場合は研究者というのも入るかも知れない、いい作品を作る人、面白い思考を持った人の魅力を最大限に引き出して、「分かりやすく一般の人に伝えていく」ことだったら自分にもできるかもしれない、と思っている。<br />
<br />
　思うに任せてタイプを走らせていたら、だんだん収集がつかなくなってきて、人生の悩みまで書き出す勢いになってきたので、話を戻そう。<br />
<br />
　某エコ雑誌の連載企画。私がやりたかったのは３つポイントがあって、１つはＳくんを含めたまだ媒体でそこまでフィーチャーされていない30代前後の若手クリエイターを継続起用すること。２つめは研究レベルで行われているもの作り（素材とか手法とか）をリサーチすること。３つめは、クリエイターに何かその新しい技術を使ったプロダクトや作品を考えてもらうこと。<br />
　で、2008年の夏にＳくんの研究室を訪ねて話を聞いた。この時も２、３時間かかっただろうか、スケッチを大量に見せてもらって、他の展覧会の資料などを借りて帰った。<br />
　結局雑誌の企画はボツになったのだけれど、もうちょっとあっためて他にも出してみようかな。この企画をやりたい気持ちはまだ変わっていない。<br />
<br />
　そしてやっとプロジェクトの話に戻る。2009年の１月だった。ちょうど2008年の10、11月を遊びほうけて過ごしていて、仕事をし始めなきゃと思っていた矢先に１本のメールが来た。デジタルパブリックアートプロジェクトに参加して欲しいという連絡だ。<br />
　文章を仕事にしているくせに、なんととりとめのない文か。<br />
　とりあえず一気に書いてしまったのでしかたがない。この調子で書いていったら膨大な量になりそうだけど、ちょっと続けてみよう。<a name="more"></a></p>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: 製品開発支援のプロフェッショナル]]></title>
      <link>http://rss.rssad.jp/rss/ad/qAEi.AU9xNtR/D6HbR3x1fpr3?type=2</link>
      <description><![CDATA[<div>ウインドリバー　20年以上の実績　世界トップ水準の製品開発ソリューション <br/></div><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/qAEi.AU9xNtR/D6HbR3x1fpr3?type=2"/><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Fri, 02 Jul 2010 19:01:27 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>エリザベス・ペイトン</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2010-02-06</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Sat, 06 Feb 2010 22:37:11 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2010-02-06</guid>  
      <description><![CDATA[文字情報ばかりでちょっとうんざりして、ふと、きちんと描かれた絵を観たくなった。<br />
Elizabeth Peyton エリザベス・ペイトンの画集「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=Live&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">Live</a> Forever」を<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%9C%AC%E6%A3%9A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">本棚</a>から<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%8F%96%E3%82%8A%E5%87%BA%E3%81%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">取り出し</a>てみた。<br />
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0714848867/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41GqebxRhGL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Live Forever: Elizabeth Peyton" title="Live Forever: Elizabeth Peyton"></a><br />
<!--/ amazon --><br />
<br />
エリザベス・ペイトンは1965年<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アメリカ</a>はコネチカット州に生まれた肖像画家。<br />
この本は、NYで2008年に開館したばかりの新しい美術館<a href="http://www.newmuseum.org/" target="_blank">New Museum</a>で開催された展覧会の図録だ。<br />
<br />
ペイトンの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デビュー</a>はそんなに早くはない。<br />
1993年にチェルシーホテルの828号室で開催された個展だ。その際は<br />
独特な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タッチ</a>で描かれるペインティングは<br />
流れる空気感はホックニーの絵に近いものを感じる。<br />
<br />
自分の好きな（かどうかは分からないが）<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アーティスト</a>や著名人の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>の切り抜きや<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%86%99%E7%9C%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">写真</a>を元に肖像画を描いていく。実際には展覧会を見ていないから印象が掴みづらいが、サイズを見るとひとつひとつの作品はA4、A3程度のサイズ。だいたい雑誌の実寸くらいのサイズなのだ。<br />
<br />
そして独特なタッチ。ささっと筆でなぞったような迷いのない筆使いが潔い印象を受ける。その軽さが画面全体の空気感を作り上げているのだろうか。モデルとの距離感というか、もちろん距離もなにも写っている写真を見ながら描いているわけだから、一歩引いたような感じがするのである。<br />
<br />
あとは彼女が選ぶ被写体がその雰囲気を作り上げているのは言うまでもない。ミュージシャンでは、カート・コバーン、シド・ヴィシャス、パティ・スミス、リアム・ギャラガー、アーティストでは、フリーダ・カーロ、デヴィッド・ホックニー（どことなくタッチまでホックニー調）等々、ゴージャスな面々である。<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%96&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">セレブ</a>ご用達肖像画家と言われているのもうなづける。<br />
<br />
１年くらい前にこの本を書店で見かけたんだけど、なんだかずーっと気になってしまっていたのだ。私は特にロック好きでもセレブ好きでもないんだけど、この絵から漂う独特な気だるい時間をもう一回見たくなってしまったのだ。パラパラとめくっていると、無名の人もいっぱい出てくるのだが、やっぱりいいんだよね。<br />
<br />
ロックスターの写真集とかにはまったく興味ないんだけど、この本は欲しくなった。<br />
勢いという意味ではやっぱり一瞬の光を切り取る写真にはかなわないのかもしれないけど、<br />
そうして撮られた写真を描くということで得た時間がキャンバスの中に流れているような気がして、ふとした時にこの本をめくりたくなるのだ。<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>サマーバケーションEP</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-12</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Thu, 12 Nov 2009 17:56:54 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-12</guid>  
      <description><![CDATA[<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163257209/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/416uYX-ojXL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="サマーバケーションEP" title="サマーバケーションEP"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163257209/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">サマーバケーションEP</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 古川 日出男</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%87%BA%E7%89%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出版</a>社/メーカー: 文藝春秋</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2007/03</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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★★★☆☆<br />
<br />
今年の夏はあっという間に過ぎてしまったので、ちょっと夏を振り返ってみようと手にした一冊。<br />
古川日出男という名前はもちろん書店や<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>でもよく見ていて、故「エスクァイア」の連載も普通に読んでいたのだが、手に取ったことがなかった。<br />
<br />
話は、ある<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%A4%8F%E4%BC%91%E3%81%BF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">夏休み</a>。コンピュータに登録された言葉がしゃべっているような、一風変わった口調で物語は始まる。読み進めると、この主人公（性別は書かれていない）は何か心に問題を抱えているのだなということが分かる。<br />
「僕はつまり＜自由行動＞が許されているから、二十歳を過ぎてやっと認められたんです」<br />
<br />
そして、ある一人の男・ウナさんと出会う。主人公は、人の顔をみて話をしない、人の顔が憶えられない。しかし、人の声から体温を感じる、匂いを敏感に感じ取る。男は誰にも顔を憶えてもらえない＝顔がない少年の話をする。そこで二人がつながっていく。場所は井の頭公園。<br />
<br />
耳に心地いいリズミカルな文体でどんどん話は進んでいく。出てくる人たちは、どこか一般社会から欠けているエッジな人たち。寄り集まって、皆で海を目指す。なぜ海に行くか、なぜ神田川沿いを歩くか、なぜ徒歩か、誰も疑問に思わない。とにかく歩く、だけど休憩する。途中で３人組みの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子ども</a>や、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%9B%A2%E5%A9%9A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">離婚</a>して子どもに会わせてもらえない社長のおじさん。総勢16人組になって、ずんずんと川沿いを歩いていく。<br />
<br />
「……ねえ、つながってない？　この冒険のはじまりから全部が」<br />
「もちろんつながっています」<br />
「ウナさんがその話を聞いた時から、ずっとずっと、ずっときっと、冒険は動き出そうとしていたんです。じゃなかったら、僕たちはこんなにも十六人で、自転車に運ばれる十六人組なんて、ここにはいません」<br />
<br />
登場人物それぞれに問題をかかえていて、それがこの冒険を通して溶解していく。きっと問題が解決する瞬間なんてささいなことに過ぎないのだろう、しかし悩んでいる間にはそれに気づかない。何らかの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">トリガー</a>が引かれた時、ぎゅんっと人生は動いていくのだ。ベンテン様の呪縛に縛られていたカップルは、単に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">マッサージ</a>を受けただけで、その呪いが解けて帰っていく。「人生が動く」瞬間はこの主人公にも訪れる。<br />
「僕はしっかい、ウナさんとおじさんとイギリス人さん以外の声を、雑音として排除しました。受信速度を、しっかりと、しかも自然に三人の波長に合わせて。選んで拾いました。<br />
しっかりと、三人の仲間のものだけを意味ある声をして識別して。<br />
たとえ早口でも微妙にスローに調整して再生して。<br />
ウナさんとおじさんとイギリス人さんの声の体温が、僕の糸となって、導いて。<br />
だから僕は迷いませんでした。<br />
迷わず、混乱しませんでした」<br />
自分で気づいていく。「すべてがつながっていること」を。神田川がすべてにつながっているように、足裏が<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%85%A8%E8%BA%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">全身</a>につながっているように。十六人組が別れたりくっついたりしながら、川沿いを海まで歩く姿は、その人の流れそのものが川の流れのようになっているのだ。それもまた人生。おだやかに、その身を任せていたい。<br />
<br />
声に出して読む、耳で聞く文体に気を遣っている人なのではないかな。だからすっと入ってくる気がする。誰かが<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>にしそうな本だと思うけれど、どうなんだろう。予想以上に染みた一冊。<br />
さわやかでゆるーい雰囲気と、川をどんどん進んでいく感じが表紙にも表れている、D-Knotsの装丁デザインもグーです。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>空気の備忘録メモ　その３〜PRの難しさが身にしみる〜</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-09</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Mon, 09 Nov 2009 22:39:26 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-09</guid>  
      <description><![CDATA[PRをしなければならない。<br />
<br />
PRとはPublic Relation。<br />
PRとはどんな手順で進めていくかというと、まずはリリース配信。これは記者クラブへの記事投げ込みや編集部へのファクスリリース、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">その他</a>DM配信などが挙げられる。しかし、よっぽどのスクープネタで無い限り、編集部や記者を直接知らない場合は、ほぼ100%見過ごされると思って間違いない。自ら情報を探して<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アクセス</a>してくる編集者や記者は皆無に等しい。それって編集部や編集者、記者の怠慢だと常々考えているのだが、これだけいろんな情報が溢れていたら、そうなるのも無理はないと思う。よっぽど<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テクノロジー</a>が好きな記者さんか、Ｓくんのことを常に気に留めている人、、、、くらいだろう。<br />
また、今回中心となったアーティストのＳくんは、もちろん素晴らしいアーティストなんだけれど、まだまだこれからという逸材。しかし、デビューしたてというフレッシュさはない。要は微妙な立ち位置なのである。<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>としては、「新進気鋭の」とか「若手」とかそういう言葉を使いたいだろうが、他媒体にすでに取り上げられているアーティストだったりすると避けられてしまうし、誰かのお墨付きがないと起用できないなんていう判断能力のない人もいる。メディア批判をしても意味がないので、そこまで言うつもりもないが、ある程度の地位があったり媒体がメジャーになったりすると、○○さんを取り上げてないのにこっちをやるの？　なんてことになったりする。最終的には編集者の好き嫌いに拠るところも大きいんじゃないの、と思う部分もある。あとはタイミング、だ。秋はデザインやアートイベントが多いので、一緒になって盛り上がれるというメリットもあるが、限りある媒体の枠を抑えるのは至難の業とも言えよう。<br />
<br />
<br />
リリースをする時期<br />
<br />
メディアに向けてPRをしていくには、何段階かにフェーズを分けたアプローチが必要。メディアの特性をよく考えて的確なアプローチをしないと、情報というものはすぐに見過ごされてしまう。広告とおんなじだけど、これ、すごく重要。<br />
<br />
●６ヶ月（以上）前<br />
デザイン雑誌やアート雑誌の特集企画、TVのドキュメンタリー番組へのアプローチ<br />
<br />
TBS「情熱大陸」、NHK「爆笑学問」あたりを狙うもボツ。これもほんとタイミング。「情熱〜」に関しては、ディレクターさんがけっこう頑張って企画書を書いてくれたが、ちょうど放映する10月のタイミングで放映するものが多いらしく。「最後は運です」と言われてボツった。<br />
<br />
●３ヶ月前<br />
雑誌企画ものの再アプローチ、TV報道系、ラジオ企画もの<br />
<br />
わりと感触よし。メディアアート（光る、動く）の特性を伝えるにはやっぱり映像媒体（テレビまたはネット）が有効だと思い、ひとまずテレビに果敢にアプローチを試みるが、テレビの企画モノなんて特に人のつながりが勝負。企画を出すディレクターかプロデューサーにつながらなければダメ。さらに、昨今の大不況（特にテレビ関係は最近になってどっかりとしわ寄せがきたのでは）で、製作費が削減され番組が作れないという。ドキュメンタリー番組なんてものは、ネタになりそうなものに密着してカメラをまわしてなんぼ、みたいなところがあるのに、それすらできないと言われてしまう。熱湯甲子園ばりの暑い夏を過ごしたのに、、、、。ひじょうにもったいない。<br />
<br />
●１ヶ月前<br />
雑誌トピック記事アプローチ、TV情報番組系、ラジオ情報番組系<br />
<br />
これは普通にやっていれば普通に載せてもらえる。今回はアート系の記事は反応が良好だった。それは今回強力なPR姉さんにお手伝いしてもらったことと、自分の知り合いの編集者にPRしたというのが大きいんだろうな。美術系の媒体には、特に熱のこもったPRをしてるしね。ありがとうございました！<br />
<br />
<br />
そして<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">キャラバン</a>は続く<br />
<br />
リリースを送った後は、個別に知っている編集者にキャラバン（企画説明）をしにいく。もちろん全編集部まわれるハズもないし、そんなに相手してもらえないので、確実に出してもらえそうなところに照準を合わせて攻めていく、が、それもなかなか難しい。<br />
<br />
一般的にPR会社ってあるんだけど、わりと大手のところは広告代理店のようなもので、お金の力があれば媒体買いますよという姿勢のところが大半。TVの情報番組の枠も、ネット媒体のニュースも、ワイドショーの枠も、お金（もしくはそれ相当の話題になりそうな人をブッキングする＝結局お金がかかる）である。代理店の人に言われたのは「オープニングやトークショウにタレント（もしくはワイドショーウケする文化人）を仕込んでTVを呼ぶ」とかそんなんである。<br />
<br />
まず一般誌のアート担当に話を持っていくが、よほどメディアアート好きな人とかでないと、やっぱり村上隆や<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%A5%88%E8%89%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">奈良</a>美智や最近だと名和晃平とか、もちろんどっちがいいという話ではなくて、アートというとやっぱり絵や彫刻なのである。映像とかインスタレーションとかメディアとか<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デバイス</a>なんて、しょせんキワモノの部類になってしまうのである。<br />
「東大」「テクノロジー」「メディア」という言葉が着た時点でシャットダウンされてしまうようなケースも。。。自分たちがメディアの人間だったら、それくらいわかってよう、と言いたい気持ちを抑えつつ、できるだけ平易な言葉でプロジェクトを語るように務めた。<br />
<br />
とあるマス媒体の人に<br />
「誰にでも分かるキャッチコピーをつけたほうがいい」<br />
と言われ、「がんばります！」と答えたはいいが、後からよーく考えるとすごく悩ましい。<br />
・東大の技術研究プロジェクトである<br />
・多少、テクノロジー臭を匂わせたい<br />
・アート的なコンセプトも伝えたい（「空気」の意味とか、なんとか）<br />
と思うと、どれも捨てがたくなってしまう。<br />
「羽田空港が美術館に！」（×　美術館から外に出たいということで始まったプロジェクトである）<br />
「空港にアートがやってきた」（△　メディア感がしない、オブジェがあるっていう印象になる）<br />
「アミューズメント」とか「エンタテインメント」と使うと、たちまちナムコナンジャタウンみたいなゲーセンっぽい雰囲気になっちゃうし、ああ、日本語って難しい。<br />
<br />
で絞ったのがこの２本<br />
「テクノロジー×アート×空港」<br />
「テクノロジー×空気で感じる新しい世界」<br />
結局後者が採用されることになった。<br />
<br />
<br />
媒体担当者のリテラシー次第<br />
<br />
いろいろとPRにまわってみて感じたことは、結局のところ、企画なんてものは媒体担当者の個人のポテンシャルとリテラシーに大きく左右されるということ。どこもおんなじである。<br />
<br />
すべては「出会い」と「タイミング」だ。<br />
<br />
もちろん「誰にでも分かる言葉でPRする」とか「難しい印象を与えてはいけない」ことには細心の注意を払い、「分かりにくい」と言われる部分は随時修正を加えていった。でも、この企画に興味を示すかどうかというのは、媒体の特性ももちろんあるが（女性誌にはやっぱり載りづらい。とはいえ『ミセス』とかはのっけてくれたもんね、素敵だった編集者の人）、やっぱり「人」なんじゃないかと思う。頭がいいとか悪いとか、趣味がいいとか悪いとか、目利きかどうかとかはもうここまでくると関係ない。こういう特性を持ったアートプロジェクトというものに「個人レベルで関心があるか（ないか）」に尽きる。自分もそうだけれど、自分が興味を持ってやりたいと思ったネタに関しては、誰が何と言おうと押し通そうと思うしね、トーゼン。それは開き直っているわけではなくて、いろんな人や媒体担当者に会って話してみて気づいたことです。もちろん、リテラシーがある人にだってきちんと話をしなくては伝わらないし、最初は興味がないと思っていた人でも興味を持ってくれるケースもある。<br />
<br />
何が言いたいかというと、PRは「人」である、ということ。<br />
ちょっと悔やまれるのは、ある媒体のAさんに当たってけんもほろろだったけど、Bさんにあたっていれば可能性があったかも、という幻想。そんなに八方美人な浮気はできないし、、、入り口も結構大事だったりするのよね。<br />
<br />
いつもはPRされる側なので、「この人はPRうまいなあ」とか「そんなPRのし方じゃ載せらんないよ」とかわがまま放題思っている（言ってはいない）けれど、する側になってみて、非常にたくさんのことを学ぶとともにだいたいのことは分かった。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>空気の備忘録メモ　その２〜プロジェクト初期〜</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07-1</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Sat, 07 Nov 2009 16:00:48 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-11-07-1</guid>  
      <description><![CDATA[Ｓくんからメールがあったのが、2009年1月20日だった。<br />
このメールというのも彼から来たというよりは、私が別の取材の申し入れをした返信にそれは記されていた。<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=10%E6%9C%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">10月</a>に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E7%BE%BD%E7%94%B0%E7%A9%BA%E6%B8%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">羽田空港</a>で展示をやるので、その<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%BA%83%E5%A0%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">広報</a>とツール編集を手伝って欲しい、まだ先生には話してないから、動き出したら連絡をするという程度の用件だった。<br />
正直、このプロジェクトが本当にきちんと動き出すとはこの時は考えておらず、面白そうだから話だけでも聞いてみようという印象。実際にお金が出るかどうかも分からず、なんとも半信半疑だった。<br />
いつものように、私が役に立ちそうだったらお願いします程度の社交辞令的なメールを返信し、とりあえずはそのまま放っておいた。<br />
<br />
そして数日後、急にメールが来て「明日の研究会でkmjさんを紹介したい」と。<br />
おお突然だなーと思いつつスケジュールを確認すると、完全に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ダブルブッキング</a>。ロケ取材（この時は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%88%E3%83%89%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アウトドア</a>特集の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%87%A3%E3%82%8A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">釣り</a>取材）があるので無理です、と一度お断りしていた。すると、何の因果か天候悪化のために船が出ないとの連絡。偶然にも１日ぽかりと空いてしまった。<br />
こういうのもタイミングなんだなあと思いつつ、何にも知らぬまま本郷へ。東大の理工系の研究室の人たちに、私が作った本なぞ見せて何が参考になるのかもわからず、会ってみて合わなそうだったら他の人探してもらえばいいしね、という軽い気持ち数冊の本を抱えて研究室に向かう。<br />
<br />
前情報としては、工学部という建物に行くこと、ヴァーチャルリアリティの研究室らしいということのみ。下調べもしていかなかったのは私が悪いが本当に予備知識もなく、きっとアキバに出没していそうな若者がいる研究室なのだろうな、程度の想像、情報系だし。東大だからといって身構えるとか緊張するとかはあんまりなく、だってさすがにいまさら何かを取り繕ってもバレるし、頭いい人たちだからきっと話は早いだろうな、と思ったくらい。そんな感じ。<br />
<br />
最初に登場したのは助教のＮくん。さっぱりとした好青年だ。もっと牛乳瓶の底みたいなメガネ男子が登場するかと思いきやさわやか。へーと思いつつ、ちょっと残念な気持ちにも。「Ｓくんに突然呼ばれてきました、何にもわからないです」というような旨を伝えて研究会というものに出席することになった。<br />
<br />
そして、教授登場。おお、研究者。いいメガネしてる。<br />
まずは何をしていいのかわからないので、自己紹介をしてみる。Ｓくんと知り合ったきっかけにもなった造形大学の本を教授にみせると、なにやら指でしおりをしている。なんだろうと見てみると、そこにあったのは電車の写真。。。この教授、いい人かもしれない、と感じた。と同時に、アートの素地もなく、学歴もなく、展覧会の企画なんてやったことのない、サブカル編集者をプロジェクトの仲間にしてくれるなんて懐深いなあ、大丈夫なのかなあともその時思った（もちろんＳくんからの後押しがあったからだとは思うが）。後から考えると、この研究室の人たちはどこか一風変わっていて、基本的に自由奔放、面白いことには異常な興味を示すが、他人のやってることにはそこまで干渉しない。乞われれば協力するが、基本的に野放し状態、らしい。大学の研究室という社会はまったくもって踏み入れたことのない世界なので、どういう風習があるところなのかは分からないが（基本的にはいい意味で変人ばっかりなんだろう）、そのなかでも変わってる研究室らしい。今考えてみると、そういう風土も自分には合っていたような気がする。<br />
<br />
そして、プロジェクト。第１回目のミーティングもものすごく時間が延びて、結局終電くらいになったような気がする。そこで分かったことは<br />
・10月に羽田空港で展覧会をやるらしい<br />
・それは研究成果の発表らしい<br />
・作品の骨子はＳくんが決めるらしい<br />
・プロジェクトを動かす人間がほとんどいない<br />
ということ。<br />
<br />
あやうい、あやうすぎる。。。ものすごく面白い甘い香りがするとともに、一度踏み入れたら容易に抜け出せない危険な匂いもする。相手がでか過ぎるわりに、体制がなってない。<br />
<br />
普通、広告代理店なんぞと仕事するときには、だいたい一番はじめに「座組」が決められる。プレイヤーは何人いて、誰と誰が味方で、どういうお金の流れで、誰が何をやる、よってその予算規模はどれくらい。といったもの。もちろん自分の領域以外のことは責任持たないし、やらない。また、予算以上の仕事はしない。悲しいかなそれが社会なの。それはそれで楽だし、それなりに充実感も達成感もある。広告に限ったことではなく、雑誌でもそんなに変わらない。もちろん自分の興味あることや好きな企画の場合はまったく違う動き方するけどね。一応それが常識とされている。<br />
<br />
しかし、このプロジェクト、そんな一般社会の常識が通用するものではない。というか存在しない。誰主導で動いていいのかがまずわからない。そして、自分が動いていいのかすらわからない。多分手をあげてしまったらすべてを抱え込むことになるのだろう、それだけはなんとなく分かった。でも、フリーになってからの鉄則「面白そうな話には金銭関係なく乗れ」に従い、もう心は決めていた。<br />
<br />
プロジェクトには私ともう一人の部外者がいた。多摩美出身の手先が器用なＩくんだ。いい猫背。<br />
Ｓくんのファンで何度も作品を見せにきており、晴れてプロジェクトで採用されることになったという。まずは美大チームとは話が合いそう、ちょっとだけ心強い。<br />
<br />
プロジェクトが進み出す前に、自分の心を決めるとともに、大いなる旅路への仲間を集めよう、まずそう思った。mtgで聞く限りだと、代理店やイベント会社を入れるような予算的余裕はなさそうだけど、ＰＲは力を入れなければならないので外部を雇える。そしてグラフィック、撮影関係などは予算を割けるという話だった。まずそこから確保しよう。<br />
<br />
そして、前の会社の上司Ｏさんに相談してみる。自分の役割としては何をすべきだろうか、いつもたいしたアドバイスをくれるわけではないのだが、いつも相談する。そんな相手。そして大枠の話をすると<br />
「代理店に投げて、早めに逃げたほうがいい」との助言。確かに普通に聞いたらそう思うよね。<br />
その助言に対し、「まあでもメンバーはみんな東大生だから、頭いいし大丈夫じゃないかな」という、いつもの私の深く考えない楽観視発言に、Oさんは「頭いい人と仕事で使える人は別物」と。いまとなってみれば、ものすごーく身にしみるひとことだった。<br />
<br />
次に頭をよぎったのは、某代理店のＫ氏。ここ数年いろんなプロジェクトでお世話になっているキレ者で、もともとCC局にいたこともありＰＲに関してはプロ中のプロ。もちろんイベントまわりもできるというので、巻き込もうと思い相談をしにいく。調子のいい人なので、ものすごく最初は乗り気だったが、予算のなさ加減や相手が面倒くさそうなことをいち早く察知してか、うまーい距離感でおつきあいしていただくことになった。でも、ネット系のニュースにうまく情報を流してもらい非常に助かる。<br />
<br />
ＰＲは会社を入れなければと思っていたが、プレス発表会をやるだけで百万以下はあり得ないといううわさを聞き、これは個人の人に頼るしかないなあと。とちょうどいいタイミングで、ＫさんＭさんの二人が新しいプロジェクトを立ち上げたという連絡を聞く。デザイン系、カルチャー系、ファッション系、アート系に限りだが、ターゲティングされたコアな媒体にむけてのメール配信サービスだ。先方もそのサービスの実績を増やしたいという目論見もあり、条件は合致。安くお手伝いをしてもらえることになる。それはそれで面倒な部分も多かったが、ひじょうに心強い旅の仲間が見つかった。<br />
<br />
メディアアートのＰＲの難しさ、については次の機会に。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>仏教が好き</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-06-19</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Fri, 19 Jun 2009 01:25:38 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-06-19</guid>  
      <description><![CDATA[<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022578580/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/5168Z6403DL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="仏教が好き!" title="仏教が好き!"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022578580/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">仏教が好き!</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 河合 隼雄</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%87%BA%E7%89%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出版</a>社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 朝日新聞社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2003/08/06</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
<!--/ amazon --><br />
☆☆☆☆☆<br />
<br />
仏教が好きです。<br />
前から読もうと思っていた故・河合隼雄氏と中沢新一氏の対談集。<br />
キリスト教と対比しながら、イエスは十字架に架せられた後に復活してしまうが、ブッダは<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">きのこ</a>（だっけ？）にあたってお腹を壊して亡くなった。普通の人として普通に死んでいくというブッダの姿に共感を持っていること。<br />
河合氏の気になる発言を抜粋。<br />
<br />
ーー<br />
だから仏教の特徴は、これはユングも書いておったと思うけど、「これではない、あれではない、これではない、あれではない」の連続で進んでいくんです。キリスト教やったら「これだーっ！」そうでしょう？<br />
ーー<br />
<br />
また、人間と自然についての関係については以下のように語っている。<br />
キリスト教：神、人、自然<br />
イスラム教：神、それに対して、人と自然一体<br />
仏教（アニミズム）：みんなぼーっと円環的に、神、人、自然すべて一体<br />
<br />
つまり、キリストやイスラムのような神の考え方ではなく、仏教ではゴータマ・ブッダは、自分の存在そのものが真理を悟った者「ブッダ」になる。<br />
そういう意味で仏教と心理学は通じるものがあると河合氏は言っている。<br />
<br />
また、「幸福論」についてのくだりも面白かった。もともと仏教には幸福という概念がなく、これはボヌールや<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%8F%E3%83%94%E3%83%8D%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ハピネス</a>という西洋語に当たる言葉を後から合成したものなのだとか。日本の古代では、幸せというのは「海幸山幸」であり、中沢氏は「境界領域に渦巻いている霊力を<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コントロール</a>すれば、獲物を得られるという縄文時代の狩猟の考え方」だとしている。<br />
そこで、仏教的な幸福論とは何かという時に「楽」という言葉をあてた。「安楽」「安心」「大楽」「極楽」という。苦しみを取り除いた状態が「楽」である。ここらへんから、楽と死について、死と輪廻について、自殺についての話は面白かった。<br />
<br />
と「ふむふむ」思いながら本を読んで、改めて仏教（アニミズム）の面白さを納得したのだが、まだいまいち自分の中でふにおちていない部分も多い。もう一回ちゃんと読もう。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>たのしい写真　よいこのための写真教室</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-06-18</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Fri, 19 Jun 2009 00:26:52 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-06-18</guid>  
      <description><![CDATA[<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582231179/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41FBs8hb1jL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="たのしい写真―よい子のための写真教室" title="たのしい写真―よい子のための写真教室"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582231179/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">たのしい写真―よい子のための写真教室</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: ホンマ タカシ</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%87%BA%E7%89%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出版</a>社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 平凡社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2009/05</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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<br />
こんな本が欲しかった！　と心から思える、ホンマタカシ氏による新しい<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%86%99%E7%9C%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">写真</a>論。<br />
私的と書いてあるが、写真の好みはどうあれ、ざざっと写真の歴史とその特徴を学ぶのにも最適。<br />
『アフォーダンス』を翻訳した生態学者の佐々木正人氏との対談では、アフォーダンスの考え方である人が持っている「見え」の感覚を写真撮影に置き換えて考える。『<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>郊外』撮影時の風景の中に入り込んでいくという話は興味深い。また、作家堀江敏幸氏との対談は作者と読者についての話で、ロランバルトの「作家の死」からはじまり、読者が持つ作者への<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イメージ</a>、そのイメージは作者と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イコール</a>なのか。作者と読者が持つ作家へのイメージは決してイコールではないが、真実に限りなく接近している共同幻想みたいなもの。堀江氏の言葉「血も肉もある現実だけでは、作品にならない。それを言葉にしなければならない。そこから誠実な嘘の世界がはじまっていくんです」が印象的だった。<br />
<br />
堀江氏のエッセイを読んでいると、「虚構の物語」と知りつつもいつの間にか作家・堀江敏幸への幻想を膨らませている自分がいる。勝手な作家像を思い浮かべて一喜一憂し、その後どこかの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">インタビュー</a>で作家が語っているのを見て「そんな人だったっけ？」とまた作家を疑い、「本当はどんな人なんだ」と考える。<br />
写真にしても文章にしても、本質的な部分では作家の性格や生まれなんてどうでもいいのだと思うが、そういう情報に振り回されながら、文章や写真の向こうにいる作り手の顔を思い浮かべ翻弄されるのも悪くないなと私は思う。どちらにせよ、人の手を介して生み出されたものなのだから。<br />
<br />
話は逸れたが、ロバート・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フランク</a>のポラ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E8%AC%9B%E5%BA%A7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">講座</a>も最高。<br />
写真の撮り方というよりは、写真への目の向け方、接し方、楽しみ方がひしひしと伝わってくる。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>恋と股間</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-04-19</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Sun, 19 Apr 2009 12:42:59 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2009-04-19</guid>  
      <description><![CDATA[最近読んだ本<br />
<br />
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<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652078382/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51KxolS9K4L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="恋と股間 (よりみちパン!セ)" title="恋と股間 (よりみちパン!セ)"></a><br />
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<br />
杉Ｊさんの著作を初めて読んだが、こんなにもセンシティブだとは。<br />
モテナイ男の妄想記的なものを想像して、面白<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">エッセイ</a>かなと思い買ってしまったのですが、すみませんでした。まったく誤解してました。<br />
こういう本こそ、今の中学生とか<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%94%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">高校生</a>とか大人になってもきちんと相手と向き合えない人は読んだ方がいいし、自分もかなり身につまされました。<br />
<br />
最後に〜の部分が特によかった。そもそも男と女は別の惑星にいるという前提において、男らしさ、女らしさについて語り、その違いを心得た上で「らしさ」を演じること、そして、違いを楽しむことが大切と結ばれています。以下抜粋。<br />
<br />
ーーー<br />
万が一、男女両方の「らしさ」がとけ合ってなくなることがあったとしても、それでもやっぱり、それぞれの持つ「ちがい」は残ると思います。生物学的な意味の「ちがい」だけじゃなくて、男と女がお互いに感じている<br />
「ちがい」、そして、そこから生まれる「わからなさ」は、きっとこれからも解消されることはないと思います。<br />
（中略）<br />
「わからない」ものにたいしてこそ、ぼくたちの「思いやり」と想像力」は試されて、鍛えられるんです。わからないから知らない、わからないから関係ない、というのではなく、わからないものをわからないままに思いやればいい。わからないから、思いやりたい。<br />
　親でもきょうだいでも親戚でもない、まったくの赤の他人が出会うこと。この世界に何十億という人間がいる中で、たまたま出会った一人と一人がお互いを思いやるということ。<br />
　ありえないほどに尊く、尊いほどにありえないことです。<br />
ーーー<br />
<br />
尊いとしながらも、その尊さは日々のなんということのないところに潜んでいるという文章で、この本は結ばれている。<br />
ひとつひとつの平易な言葉が、ずずーんと胸に突き刺さってしまいました。<br />
<br />
この「ありえないこと」と「日常に潜んでいる」という部分。いわゆる日常の気付きは、少し前までやっていた山田太一の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ドラマ</a>「ありふれた奇跡」とリンクした。ちょうど同時期に読んでいたこともあって。<br />
日々、いろんな奇跡が積み重なって、誰にでも、それぞれの人生があるのだなという。じりじりと進んでいく<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ストーリー</a>にやきもきしながらも、最後表れた小さな小さな光に思わず涙してしまった。一つひとつの言葉が本当に素晴らしいドラマだった。<br />
<br />
その小さなことに気付ける、見過ごさない感性を持ちたいし、気付いた時に、きちんと向き合って、ちゃんと考えて、丁寧な対処ができる自分でありたいなと考えさせられた。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>DMCデトロイト・メタル・シティ</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-28</link>  
      <category>映画</category>  
      <pubDate>Thu, 28 Aug 2008 21:32:05 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-28</guid>  
      <description><![CDATA[Go to DMC！　Go to DMC！　Go to DMC！<br />
<img src="/_images/blog/_343/keique/explain_img.jpg" width="276" height="202" border="0" align="" alt="explain_img.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/explain_img.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />
<a href="http://www.go-to-dmc.jp/index.html" target="_blank">http://www.go-to-dmc.jp/index.html</a><br />
<br />
公開二日目に鑑賞。（本当は初日に行きたかった）<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>の前に漫画を読もうか悩んだ結果、読まずに見ようと思い<br />
何の前情報もなく映画館へ。<br />
結果、最高でした。<br />
<br />
マツケンは<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">インタビュー</a>で根岸くんが非常に気持ち悪いキャラになった<br />
ような話をしていたが、その度合いとしては、むしろ拒絶のギリギリくらいの<br />
路線でうまくハズしていたように思う。彼がもともと<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%B8%8B%E8%B0%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">渋谷</a>系の<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%9F%B3%E6%A5%BD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">音楽</a>にあんまり興味がない（もしくは世代がちょっと違う）からじゃないかな。<br />
それは、クラウザーさんの演技にしてもそうなんだけど、自分の過去の体験として<br />
接してきたものを演じたというより、本当にストーリーの中に入り込んで<br />
演出されるままに役に入っていたように思う。いずれにしてもすごい俳優ですね。<br />
ものすごく好きだったり思い入れがあったりしないから、渋谷系特有の気持ち悪さも<br />
メタルバンドの雰囲気も演じられたのだろうな、と映画を見ながら勝手に考えてしまった。<br />
<br />
そして、帰りに漫画を数冊買い込み読みながら帰ったが、エピソードとしてはかなり漫画に忠実なのね。<br />
しかし、漫画を映画に転換する際に、特にコメディというのは難しいのではないかと思う。<br />
その点空気の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">作り方</a>や間の置き方のバランスが非常に心地よく、あまり考えずにギャハハハーと<br />
笑うことができたのは、監督や脚本が優れているのだと思う。<br />
あと、もうひとつよかったのは、クラウザーさんの苦悩とか最後の盛り上げ方。<br />
やっぱり映画１本の中でクライマックスというのが必要で、それに向かって話は動いていくんだが、<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%81%8A%E6%AF%8D%E3%81%95%E3%82%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">お母さん</a>とのやりとりのシーンとか、手紙が送られてくるシーンなどで徐々に話は盛り上がっていき、<br />
ライブへと突進していく。そのじわじわと盛り上がっていくスピード感と、<br />
ほどよいドラマチック加減が、ピン<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ポイント</a>に私の心を突っついてしまい、<br />
隣の友達に気付かれぬよう、ついつい涙してしまった、無念。<br />
<br />
そして、いまだにSATSUGAIと甘い<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%81%8B%E4%BA%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">恋人</a>が頭から離れません。<br />
<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/bcu8W-3XjjM&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/bcu8W-3XjjM&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>女教師は二度抱かれた</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-19</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Wed, 20 Aug 2008 00:44:16 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-19</guid>  
      <description><![CDATA[突然仕事が落ち着いたので、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=TOKYO&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">TOKYO</a>」を観に行くか、<br />
コクーンに行くか悩んで、ひとまず当日券並んでみて無理そうだったら<br />
映画にしようと思い。文化村へ向かった。<br />
<br />
無事チケットは取れた。意外と当日券いけるもんだな。<br />
もちろん３時間スタンディングなんだけど。<br />
<br />
「女<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%95%99%E5%B8%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">教師</a>は二度抱かれた」<br />
<a href="http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_08_onnakyoushi.html" target="_blank">http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_08_onnakyoushi.html</a><br />
<br />
<img src="/_images/blog/_343/keique/jokyo.jpg" width="250" height="188" border="0" align="" alt="jokyo.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/jokyo.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />
まず、タイトルがすごい。<br />
女教師が抱かれるだけでも、なんだか卑猥でよくわかんないのに、二度も。<br />
そして、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ポスター</a>の河井克夫の絵。<br />
荒波の前で抱き合う男と女。多分この女が女教師なんだな。<br />
<br />
あらすじとしては、小さな劇団の演出家の天久六郎（市川染五郎）が、<br />
歌舞伎界の異端児滝川栗之介・滝クリ（阿部サダヲ）に見初められ、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E4%BC%9D%E7%B5%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">伝統</a>の歌舞伎×前衛の小劇団<br />
というよくある組み合わせでタッグを組み、新しい分野に挑もうとしている。<br />
一方でこれから成功を掴もうとしている六郎は、時折悪夢にうなされた。<br />
高校時代の演劇部の先生、山岸諒子（大竹しのぶ）が「顔がないの」と叫ぶ……、というもの。<br />
六郎を名演出家にすべく育てた諒子と六郎の間には、師弟を越える関係があった。<br />
しかも、その情事は田舎の小さな町ではすぐ評判になり、噂は広まっていった。<br />
「僕は有名な演出家になったら、必ず先生に演技をつける」という六郎の言葉だけを信じて待つ諒子。<br />
諒子の存在に後ろ髪を引かれながらも、自分の成功へ一歩ずつ前進する六郎。<br />
そして、滝クリと六郎は伝統を壊す新しい舞台を作ろうとするが、そこで滝クリが選んだ脚本は<br />
「女教師は抱かれた」（だったっけ？すみません題名忘れました）という、<br />
六郎が学生時代に書いた、諒子と六郎の半自伝的な戯曲。<br />
その脚本を前に、再び悪夢にうなされる六郎、そして諒子との再会。<br />
あと、滝クリにも降りかかる突発的な事件もあったわ。二丁目での出来事やお子様ランチショー。<br />
そして、そして、いろんな糸が複雑に絡んで……。<br />
<br />
どうなってるのーーー！　答えてちょーだい！<br />
<br />
すごーく簡単に書くとこんな感じ。もっともっと、他の役にもエピソードがいっぱいあるし、<br />
主人公の二人だけじゃなくって、それぞれの役に見どころがある。<br />
<br />
見終わった後に映画と小説の「クワイエットルームへようこそ」をくっきりと思い出した。<br />
と思って、パンフを読み返してみたら、描きたいことの要素として、クワイエットの続編という<br />
ニュアンスを松尾氏が語っていたので、やっぱりなあと納得。<br />
<br />
「クワイエット〜」の時は、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>で内田さんにインタビューした経緯もあって<br />
映画も何度も観て、小説も何度も読んだけど。個人的にものすごく共感できた部分があって。<br />
それが、狂気と正気は紙一重ということ。<br />
誰もがいつクワイエット行きになるかなんてことは分からなくて、<br />
人は強いようでいて、弱いし、弱いようでいて、実は強かったりして。<br />
いつプツーンと糸が切れちゃうかなんて、誰にも分かんないのだ、ということを<br />
ものすごく実感させられてしまったのだ。だから、ものすごく特殊で個人的で<br />
妄想的なストーリーなのかもしれないけれど、観る人はそれぞれに共感できる<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ポイント</a>が<br />
話のどこかにちりばめられていて、どんなに小さな役でも、その一つひとつに対して<br />
愛情が注がれているんだなあ、というのを、本と映画両方から感じて。<br />
人のもろさを笑いに変えて、でもすごく誠実に書かれた物語には、<br />
本を読んでも感動して、映画を観てさらに感動してしまったのです。<br />
<br />
と、クワイエットの話になってしまったので、話を戻すと。<br />
まあ、おんなじようなことが、「女教師」にも言えると思ったのです。<br />
これ小説にならないでしょうか。戯曲でもいいんですが、もう一回文字でも堪能したい。<br />
六郎の運命にガツンとやられる人もいるだろうし、<br />
諒子の翻弄されて精神が崩壊してしまった人生（ある意味幸せかもしれないが）に共感する人もいるでしょう。<br />
泉ちゃん（市川美和子）の殴られタイプの女は知り合いにいます、デキル女性に多い気がします。<br />
だから、感想はおんなじ感じで、やっぱり共感の持ちどころはいろんなところに散らばっているのです。<br />
<br />
細かいところだと、<br />
江川紹子（池津祥子）は、立ち見席からだと本当に浅野温子に見えました。<br />
そして、なんでこの役名にしたのでしょう？思いつき？何か深い理由があるのか？<br />
鉱物圭一（浅野和之）の身体の柔らかさにはいつも驚かされます。<br />
この芝居の宣材の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%86%99%E7%9C%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">写真</a>を見て、宮川大輔が出てるんだと勝手に勘違いしてました。<br />
元気・三郎（星野源）は歌声が意外に渋くて惚れました。<br />
弁慶（荒川良々）のちょっと似合わないヤクザっぷりもよかったです。<br />
ルクルーゼ・お子様ランチ（<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%9D%BE%E5%B0%BE%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%82%AD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">松尾スズキ</a>）は、もう何がすごいって、すごい。<br />
<br />
あと、大竹しのぶのものすごさはクワイエットで驚愕して、今回は驚きというよりは<br />
ひたすら「すごいなー、すごいなー」と舞台から発せられるパワーをひしひしと遠くで感じていたんだけど、<br />
今回、市川染五郎の生の演技を観られたのは、よかったなあ。<br />
なんなんだろう、あの脱力感とダメな感じ。で、ものすごい存在感がある。学生服は怖かったけど。<br />
歌舞伎をやっているところをぜひ観てみたい。<br />
<br />
本当に生で観られてよかった、よかった。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>君の身体を変換してみよ</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Mon, 18 Aug 2008 17:35:45 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-08-18</guid>  
      <description><![CDATA[ICCで開催されている<br />
「君の身体を変換してみよ」展に行ってきました。<br />
<br />
佐藤雅彦研究室と桐山孝司研究室のキッズプログラム。<br />
主に、身体を使って<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デジタル</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>を動かし<br />
みる、さわる、うごかす、ということの面白さを<br />
実際に身体で体感できるというプログラムです。<br />
<br />
普段自分が目にしている、視覚の情報がいかにあやふやであるか<br />
そして、身体の動きがいつもと違うかたちで見られるというだけで<br />
なぜこんなに身体を動かしたくなるのか。<br />
新しい発見がいっぱいありました。<br />
<br />
<img src="/_images/blog/_343/keique/keisannoniwa.jpg" width="604" height="198" border="0" align="" alt="keisannoniwa.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/keisannoniwa.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />
「計算の庭」<br />
<br />
「-4」とか「+5」、「÷2」とかの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ゲート</a>をくぐりぬけて、合計の数を73にするという<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ゲーム</a>。<br />
これは、佐藤氏と桐山氏が計算し「ほどよい難しさ」の数を設定したのだという。<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%85%AD%E6%9C%AC%E6%9C%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">六本木</a>クロッシングの時にも挑戦したんだけど、その時は<br />
一人で行ったせいか、面倒くさくなって途中でやめてしまった。<br />
しかし、今回は取材。さすがにそういうわけにも行かずトライ。<br />
とりあえず無計画にいくつかの数字をくぐりぬけ、ある程度の大きさまで<br />
行ったら<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フィニッシュ</a>を考える。ああ、いつものことだ。<br />
とにかくスタートしてしまい走りながら考えるという、<br />
自分のいつものクセが、こういうところで出てしまうのだ。<br />
<br />
<img src="/_images/blog/_343/keique/micro.jpg" width="329" height="484" border="0" align="" alt="micro.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/micro.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />
「ミクロ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E8%81%B7%E4%BA%BA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">職人</a>修業」ユーフラテス2008<br />
これ、一番びっくりしました。<br />
60倍まで拡大できる<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">カメラ</a>を使って、手元の極小サイズの紙に<br />
記された計算ドリルをやるんだけど。絶対にできないって思ってたら<br />
意外にあんな小さな字が書けることに単純に驚いた。<br />
米にお経が書けるわけだ。<br />
<br />
とまあそんな感じで、身体を使ってあれこれ実験装置を楽しませてもらました。<br />
数学まで至らない、算数も苦手だった私にとっては、この技術的な仕組みが<br />
知りたいというよりは、こういう技術を使った「学びを楽しく感じさせる」<br />
アウトプットの妙に、大きく感心させられた。<br />
難しいことを分かりやすく伝えるのはもちろん、分かりやすさの中に<br />
さまざまな意図や仕掛けや計算が隠されているということが大切なのだよね。<br />
<br />
「君の身体を変換してみよ展」<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=NTT&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">NTT</a>インターコミュニケーションセンター<br />
<a href="http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/index_j.html" target="_blank">http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/index_j.html</a><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>歩いても 歩いても</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-07</link>  
      <category>映画</category>  
      <pubDate>Mon, 07 Jul 2008 00:35:57 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-07</guid>  
      <description><![CDATA[突然思い立って見てきた。<br />
是枝裕和監督の最新作『歩いても 歩いても』<br />
大げさな脚色がなく、でも細かく演出されている、リアルな日常。<br />
それに尽きる。<br />
<br />
ある家庭の一日の出来事を通して、その家族のそれぞれが<br />
歩んできたそれぞれの人生をすべて見せられたような。<br />
細かいせりふのひとつひとつに、少しずつにじみでていた。<br />
<br />
樹木希林とYOUのやりとりが素晴らしい。<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%96%99%E7%90%86&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">料理</a>をしているシーンは、本当によかった。<br />
家族だからこそ言えないことや、家族だからこそ起き得る問題。<br />
それぞれが抱えているちょっとしたわだかまりの描き方が絶妙だった。<br />
<br />
大きなケンカが起こるわけでもないし、<br />
お互い深く傷つけあうわけでもない。<br />
かといって、家族の愛を確かめあうような野暮な真似はしない。<br />
ハプニングが起こるわけではない、長年の間でお互いに感じている<br />
気持ちのズレが、すこーしずつ明らかになっていく。<br />
そして、主人公は「ちょっとだけ間に合わない」。<br />
<br />
私も同じだ。いつも心のどこかで、父や母にやさしくしないとなと思っているが<br />
特に電話もしないし、近い場所に住んでいるのに顔も見せない。<br />
たまに電話して父に変わると「金は大丈夫か？ 仕事はあるか？」それくらい。<br />
母さんは大丈夫なんだよね、なにかと電話もメールもくるし、話すことがある。<br />
ふとした時に、父に聞きたいことはいっぱい浮かんでくるんだけど、面と向かうと特にない。<br />
<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>を見終わった後、父親の声が無性に聞きたくなった。<br />
<br />
『歩いても 歩いても』<br />
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全国ロードショー中<br />
<br />
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      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>編集：サヴィニャックポスターA to Z</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-04-1</link>  
      <category>仕事</category>  
      <pubDate>Fri, 04 Jul 2008 00:58:07 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-04-1</guid>  
      <description><![CDATA[これもすでに発売中ですが。<br />
編集をお手伝いしました。<br />
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<br />
すごくいい本です。印刷も頑張ってます。<br />
詳細は後日。<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>編集：ヒラメキット</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-04</link>  
      <category>仕事</category>  
      <pubDate>Fri, 04 Jul 2008 00:56:35 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-04</guid>  
      <description><![CDATA[コクヨのヒラメキットをお手伝いしました。<br />
詳細は後日アップ<!-- amazon --><br />
<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903443434/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/detail/thumb-no-image.gif" class="sonet-asin-image" alt="ヒラメキット Vol.4 (4)" title="ヒラメキット Vol.4 (4)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903443434/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">ヒラメキット Vol.4 (4)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: </li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%87%BA%E7%89%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出版</a>社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: コクヨ</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2007/12</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><br />
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<br />
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      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>折り紙で本を作る人たち</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-03</link>  
      <category>子ども</category>  
      <pubDate>Thu, 03 Jul 2008 22:17:22 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-07-03</guid>  
      <description><![CDATA[youtubeでこんなのを見た<br />
<br />
origamibook<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/dXLhjYgMZ68&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/dXLhjYgMZ68&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
１枚の紙がみるみるうちに一冊の本になっていく姿は<br />
「そうか、本って一枚の紙から出来るんだよね」と<br />
と製本の基本を思い出させてくれた。<br />
だが、この折り紙、表紙までついてる、すごい。<br />
今度作ってみよう。<br />
<br />
どんな物好きが作っているのかと思って調べてみたら、<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イギリス</a>人のセラピストの男の子。趣味は一輪車と折り紙。<br />
いい、すごくいい。<br />
<br />
そして調べてたら、結構折り紙本を作っている人がいた。<br />
<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アメリカ</a>人のPlanet <a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=Book&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">Book</a><br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/FS19YHI9cl8&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/FS19YHI9cl8&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
これもいい感じ。ちゃんとページごとにわく星が表示されるようになってる。<br />
この人は、自分で<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プリント</a>アウトしてこの本を作ったみたい、いいねー。<br />
<br />
台湾人の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">女の子</a><br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/4O5uOnqqrSw&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/4O5uOnqqrSw&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
出来上がりは一番<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">キレイ</a>だったかも。説明も丁寧（何言ってるのかはわからんが）<br />
<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子ども</a>向けの折り紙本<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/HdOh5sz-W9w&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/HdOh5sz-W9w&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
これは簡単バージョン<br />
<br />
ルーマニア人<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/yAjFL3k-TzI&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/yAjFL3k-TzI&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
これは、説明がすごくゆっくりだったけど、結果普通。私でも台割作る時これくらい作ります。<br />
<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ギリシャ</a>人<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/xnuhf51jCmI&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/xnuhf51jCmI&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
情熱的なBGMに心奪われる。そして使ってる紙が<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">可愛い</a>。<br />
しかし出来上がりはものすごく雑で、汚い。<br />
<br />
シンガポールからは　折り紙ポルノ本<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/u77TE3tmibY&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/u77TE3tmibY&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
くだらなー。ピントも合ってないし。<br />
<br />
と思ったら、pornogamiというジャンルまで確立していた。<br />
<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/2SbHFkY_mdM&hl=ja&fs=1"><param name="allowFullScreen" value="true"><embed src="http://www.youtube.com/v/2SbHFkY_mdM&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object><br />
<br />
と話は逸れたが、折り紙本、なかなか面白いじゃないか。<br />
「Planet Book」みたいに、きちんとコンセプトがある本で<br />
工作本のようなものが作れたらいいかも。<br />
だって、紙一枚だけで売れるし、作る楽しみもあるし<br />
でき上がったら本になるからパラパラめくれるし。<br />
<br />
とりあえず自分で作ってみよう。<br />
折り紙ってORIGAMIなんだね、日本が発祥なのかしら？<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ムナーリ、そして清澄白河</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-01-13</link>  
      <category>アート</category>  
      <pubDate>Sun, 13 Jan 2008 02:31:09 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2008-01-13</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
『ブルーノ・ムナーリ　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%81%82%E3%81%AE%E6%89%8B%E3%81%93%E3%81%AE%E6%89%8B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">あの手この手</a>』<br class="auto"/>
板橋区立美術館<br class="auto"/>
<a href="http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/" target="_blank" class="auto">http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/</a></p>

<p class="auto">
に行ってきました。<br class="auto"/>
もう今週末で終わっちゃうけどね。<br class="auto"/>
福田繁雄さんの講演会も聞きたかったので雨の中、向かった。</p>

<p class="auto">
展示の内容は、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イタリア</a>で放映された<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アトリエ</a>の映像に始まり、<br class="auto"/>
（著作権の関係により字幕なし、とのこと。なので意味はまったく分からない）<br class="auto"/>
ムナーリが属していた後期未来派の『ナンセンスの機械』<br class="auto"/>
コライーニの絵本ずらずらずら、読めない本たち、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">レコード</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ジャケット</a>、<br class="auto"/>
『ムナーリの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フォーク</a>』、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E7%9F%A5%E8%82%B2%E7%8E%A9%E5%85%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">知育玩具</a>等々。そして、生前に親交を深めた<br class="auto"/>
滝口修造宛に送った書簡（これがまたすごい）や、出版には至らなかった『竹』のスケッチ。</p>

<p class="auto">
読めない本のシリーズは、美術館の人が『<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ニューヨーク</a>１号』『<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ナポリ</a>１号』<br class="auto"/>
と和名をつけているんだけど、どうしても心の中で「南極2号…」とつぶやいてしまう。<br class="auto"/>
そんな自分が情けない。でも、そんなの関係ねえ。</p>

<p class="auto">
ムナーリの作品集でしか見た事のなかった本、やっぱり実物を見るといいものである。<br class="auto"/>
だけど、残念なのは、やはり本は手にとってみないとなかなかよさが分からないんだよなー、ということ。<br class="auto"/>
特にムナーリの作品になると、本＝彫刻みたいなものだから、１ページ残らずめくっていって<br class="auto"/>
そこに隠された細工や言わんとする<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%97%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コンセプト</a>を見たい。<br class="auto"/>
表紙と見開きだけだとなかなか伝わりづらいのである。<br class="auto"/>
かといって貴重な本を触らせるわけにもいかないだろうから、致し方ないのだけれど。</p>

<p class="auto">
ムナーリの本は点数が多いし、どれも高いので自分で持っていなくてもいいや、と<br class="auto"/>
思っていたんだけど、実際にこんな点数見ちゃうと、欲しくなる。特に知育玩具。<br class="auto"/>
とりあえず『I PRELIBRI』が欲しい。</p>

<p class="auto">
映像作品も興味深かった。初めて観た。<br class="auto"/>
60年代に友人のマルチェッロ・ピッカルドと一緒に、実験映像研究所を設立。<br class="auto"/>
それにスポンサーがつき、作品を製作していたのだそう。<br class="auto"/>
クライアントは、オリベッティ、オメガ、リナシェンテ（イタリアのデパート）。<br class="auto"/>
展示では４本流れていたが、工場の機械の動きを人の手ですべて表した作品が<br class="auto"/>
機械文明について常に言及していたムナーリらしく、いちばん面白かった。</p>

<p class="auto">
武満徹の『ムナーリ・バイ・ムナーリ』楽譜もすごい。<br class="auto"/>
その製作風景の写真で、畳の上で武満徹が図形楽譜を書いている姿はもっとすごい。</p>

<p class="auto">
それにしてもムナーリの『竹』はなぜ出版されなくなったのだろう。<br class="auto"/>
ほとんど原稿も仕上がっていた、とそこには書かれていたが。知りたい。</p>

<p class="auto">
すべて展示が見終わった後福田先生の講演に。<br class="auto"/>
予想外（私の）の大満員で、立ち見。ユーモア溢れる福田さんのお話は素敵だった。</p>

<p class="auto">
●　●　●</p>

<p class="auto">
清澄白河へ。<br class="auto"/>
小出ナオキさんのオープニングに、小山登美夫ギャラリーへ伺う。<br class="auto"/>
<a href="http://www.tomiokoyamagallery.com/" target="_blank" class="auto">http://www.tomiokoyamagallery.com/</a><br class="auto"/>
FRPを使った立体作品と、ドローイング、ペインティング作品の中に<br class="auto"/>
一つだけ木彫の作品があり、それがやけに目立っていたように思う。<br class="auto"/>
FRPの作品に囲まれて、ひとつだけ自然物である木があったからなのか。<br class="auto"/>
かまくらみたいな中に入り込めるほどのサイズの、大型作品には、ただただ圧倒。<br class="auto"/>
よーく見ると、不気味な表情だったりするんだけど、なんだか愛嬌がある。</p>

<p class="auto">
大竹利絵子さんの鳥作品は、初めてみた。鳥に乗っている女の子のポーズが可愛い。<br class="auto"/>
シュウゴアーツで開催されていた、森村泰昌。オモロイ。<br class="auto"/>
<a href="http://www.shugoarts.com/" target="_blank" class="auto">http://www.shugoarts.com/</a><br class="auto"/>
hiromiyoshiiの津田直。→めちゃめちゃよかった。星と鳥の写真、欲しい。<br class="auto"/>
<a href="http://www.hiromiyoshii.com/" target="_blank" class="auto">http://www.hiromiyoshii.com/</a></p>

<p class="auto">
だだだーっと見て、帰宅。どっと疲れた。<br class="auto"/>
明日はart＠agnes。行けるかな？</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>おバカな映画：『レポマン』</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-06-12</link>  
      <category>映画</category>  
      <pubDate>Tue, 12 Jun 2007 01:42:51 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-06-12</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
先週金曜日、ポップ寄席の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イベント</a>に初めて行き<br class="auto"/>
三木聡監督の<a href="www.zukan-movie.com/" target="_blank">『図鑑に載ってない虫』</a>のトークを聴く。<br class="auto"/>
監督は私がすごく好きな作家の一人で、昨年作った本『ideaedit』でも<br class="auto"/>
作品にちりばめられた小ネタの話しや、作品のアイデアについての話を<br class="auto"/>
たっぷりと聴かせていただいた。その時は約１時間半くらいの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">インタビュー</a>だったが<br class="auto"/>
私は三木さんのトークに笑いっぱなしで、あとから<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テープ</a>を起こしてみたら<br class="auto"/>
「もっと聴きたいことあったのに！」と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%A3%E3%81%B4%E3%82%8A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ちょっぴり</a>後悔してしまったほど。<br class="auto"/>
今回のトークは、新作<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>についてのウラ話や影響を受けた映画についての話。<br class="auto"/>
『図鑑〜』の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プレビュー</a>や抜き映像をちらちらと見せられながらのトークで<br class="auto"/>
まったく内容は分からないものの、期待感倍増。ホクホクで前売り券を買って帰る。<br class="auto"/>
初日に行こう、と胸に誓う。</p>

<p class="auto">
帰り道、どうしても<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コメディ</a>映画を見たくなりTUTAYAへ。<br class="auto"/>
三木さんのトークで流れた映画を１本でも見つけようと思ったが、すっかりボケてて<br class="auto"/>
映画の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タイトル</a>などをメモるのを忘れていたため、それは断念。<br class="auto"/>
みたかったのを後から思い出した、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アレックス</a>・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コックス</a>の『ストレート・トゥ・ヘル』だった。<br class="auto"/>
頭の中に監督名だけ残っていたのか、手にした作品は<br class="auto"/>
<img src="/blog/_images/blog/_343/keique/8026465.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/8026465.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br class="auto"/>
『レポマン』　アレックス・コックス<br class="auto"/>
だった。昔から見よう見ようと思っていたけど、何となく見ていなかった作品。</p>

<p class="auto">
エミリオ・エステベス（チャーリー・シーンのお兄さん）扮するちょっとワルな主人公が<br class="auto"/>
就いた仕事が、借金のかたに車を差し押さえるという職業「レポマン」になる。<br class="auto"/>
そのとき、高額の賞金がかけられた車があることを知り、それを巡って奮闘する。<br class="auto"/>
しかし賞金のかけられた車のトランクには謎の物体が……。</p>

<p class="auto">
イギー・ポップの曲にのって痛快に進むストーリーは小気味よく、<br class="auto"/>
ほどよいバカっぷりで、むちゃくちゃな展開をも納得させてしまう。<br class="auto"/>
ロック映画とだけ聴いていて、なんとなく食指が進まなかった作品だったのだが<br class="auto"/>
こんなに面白いならもっと早く見ておけばよかった、と思える一本だった。</p>

<p class="auto">
映画でも本でもテレビでも何でもそうだけど、<br class="auto"/>
やっぱり「人を笑わせる」っていうのはものすごく難しいことだと思う。<br class="auto"/>
文化や言葉が違えばなおさらのこと。やっぱりせりふ回しで笑える外国語映画というのは少ないから<br class="auto"/>
（というか、基本的に字幕を見てからの反応になると、どうしても言葉のテンポについていきづらい）<br class="auto"/>
どうしても人の動きなどの視覚的効果に頼ることになる。でも言葉にはない独特な「間」は感じられる。<br class="auto"/>
本でいえば行間を読む部分になるのだろうか。その「間」の使い方は万国共通な気がする。<br class="auto"/>
もちろん感じ方は国によって違うだろうし、もっといえば個々人で違うけど。<br class="auto"/>
その「間」というか「空気感」で人を笑わせられるようになったら、すごいだろうな。</p>

<p class="auto">
アレックス・コックスの作品を見るのは、意外にも初めてだった。<br class="auto"/>
『シド＆ナンシー』も『リベンジャーズ・トラジディ』も見てなかった、不覚。<br class="auto"/>
この人の笑いにはついていけそうな気がした。今度制覇してみよう。</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>執筆：saintvetement</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-05-24</link>  
      <category>仕事</category>  
      <pubDate>Thu, 24 May 2007 12:34:13 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-05-24</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
代々木上原の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E4%BD%8F%E5%AE%85&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">住宅</a>街の一角にある素敵なお店<br class="auto"/>
saintvetement（サンヴェットモン）<br class="auto"/>
<a href="http://www.saintvetement.com/" target="_blank" class="auto">http://www.saintvetement.com/</a><br class="auto"/>
の本作りのお手伝いをしました。<br class="auto"/>
<img src="/blog/_images/blog/_343/keique/7769029.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/7769029.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></p>

<p class="auto">
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファッション</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デザイナー</a>の水野直昭さんの哲学と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スタイル</a>がぎっしり詰まった店内は、<br class="auto"/>
古い道具と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%AE%B6%E5%85%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">家具</a>で埋め尽くされている。</p>

<p class="auto">
本は、異なるサイズと用紙で構成された。<br class="auto"/>
現在の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ショップ</a>と、そこで働く２人の姿の日常を静かに切り取った<br class="auto"/>
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%86%99%E7%9C%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">写真</a>家・井上隆夫による美しいフォト<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ストーリー</a>に始まり、<br class="auto"/>
中ページには、過去の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コレクション</a>がブックインブックのかたちで綴じられている。</p>

<p class="auto">
最後には、糸一本にまでこだわり、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%B4%8B%E6%9C%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">洋服</a>の在り方について思いを巡らせた<br class="auto"/>
ここ数年の水野さんの考え方がインタビューで語られている。<br class="auto"/>
少ない発言の中に、しっかりとした軸を持ち、丁寧に語るその言葉には<br class="auto"/>
ファッションという華やかな世界に居ながらにして、その虚構ともいえる<br class="auto"/>
ビジネスの世界に疑問を感じ、しかし服を心から愛するアーティスト水野さんの姿勢が<br class="auto"/>
はっきりと映し出される文章になったように思う。</p>

<p class="auto">
編集のユトレヒト江口さん、デザイナーの山野さんも含め、参加するスタッフが<br class="auto"/>
皆、水野さんの哲学に共鳴し、久々に手応えのある仕事ができたと自負している。</p>

<p class="auto">
少部数で作られており、書店流通には載らない本だが、見かけたらぜひ手に取ってほしい。<br class="auto"/>
本の構成や写真の美しさも必見だが、一人のアーティストの声に耳を傾けてもらえたら、と思う。</p>

<p class="auto">
<a href="http://www.utrecht.jp/">ユトレヒト</a>、saintvetement店頭、青山ブックセンター等で販売中</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>編集協力：『世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン』</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-04-01</link>  
      <category>仕事</category>  
      <pubDate>Sun, 01 Apr 2007 02:01:04 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-04-01</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
長い<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タイトル</a>ですが。<br class="auto"/>
<!-- amazon --></p>

<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894445891/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/4894445891.01._SCMZZZZZZZ_V44664053_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン" title="世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894445891/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 小柳 帝</li><li class="sonet-asin-label">出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: ピエブックス</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2007/03/17</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本（ソフトカバー）</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div>
<p class="auto">
<!--/ amazon --><br class="auto"/>
今回はさらに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">パワーアップ</a>しています。<br class="auto"/>
なんせ、舞台が世界へと一気に飛んじゃっているんですから！<br class="auto"/>
まあ、気分的には「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アメリカ</a>編」「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ヨーロッパ</a>編」くらいで<br class="auto"/>
分けてもそれぞれ一冊ずつ、かなり充実した内容で出せたのではと<br class="auto"/>
思うのですが…。それほどぎっちぎちに内容が詰まった一冊というわけです。<br class="auto"/>
著者は、前回に続きライターの小柳帝さん。<br class="auto"/>
膨大な知識と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コレクション</a>に、本が集まるたびにため息をついていました。<br class="auto"/>
ポール・ランド、ソール・バス、プッシュ・ピン、<br class="auto"/>
もともとは広告界の第一線で活躍されているような<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">グラフィック</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デザイナー</a><br class="auto"/>
という職業の人が、本を作る。それは、比較的私的なものが多く、<br class="auto"/>
例えば自分の娘が生まれた時に絵本を作るというような。<br class="auto"/>
それだけに自由で、デザイナーの愛情が詰まった作品が多かったように思う。<br class="auto"/>
ブルーノ・ムナーリは、また別格なのかもしれないけど。</p>

<p class="auto">
まあ、とにかくグラフィック<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デザイン</a>が好きな人は<br class="auto"/>
よだれが止まらない本ばかりです。ぜひご覧ください。<br class="auto"/>
私は編集のお手伝いと、プロフィール＆インタビュー原稿を<br class="auto"/>
少しやらせていただきました。</p>

<p class="auto">
↓昨年発売したこちらもよろしく↓<br class="auto"/>
<!-- amazon --></p>

<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894445158/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/P/4894445158.01._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="グラフィックデザイナーのブックデザイン" title="グラフィックデザイナーのブックデザイン"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894445158/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">グラフィックデザイナーのブックデザイン</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 小柳 帝</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ピエブックス</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2006/04/19</li><li class="sonet-asin-label">メディア: ペーパーバック</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div>
<p class="auto">
<!--/ amazon --></p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>柳宗理と横山大観、そして東欧と活版</title>  
      <link>http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-02-25-1</link>  
      <category>雑感</category>  
      <pubDate>Sun, 25 Feb 2007 23:24:01 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://keique.blog.so-net.ne.jp/2007-02-25-1</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
朝から用事があって銀座へ。<br class="auto"/>
予想外に早く終わったので、どこかへ行こうと思った。<br class="auto"/>
日曜日だけどあまり人がいない場所へ。</p>

<p class="auto">
国立近代美術館　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E6%9F%B3%E5%AE%97%E7%90%86&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">柳宗理</a>展へ<br class="auto"/>
<a href="http://www.momat.go.jp/Honkan/Sori_Yanagi/index.html" target="_blank" class="auto">http://www.momat.go.jp/Honkan/Sori_Yanagi/index.html</a><br class="auto"/>
まとめて作品を観られたのでなかなかよかった。<br class="auto"/>
普通にお買い物モードでみてしまった。欲しかったのは<br class="auto"/>
・佐々木硝子のＣ＆Ｓ<br class="auto"/>
・共和ゴムの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テープ</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">カッター</a><br class="auto"/>
・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E5%8D%97%E9%83%A8%E9%89%84%E5%99%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">南部鉄器</a>のミニパンと鉄鍋（浅い方）<br class="auto"/>
以上。</p>

<p class="auto">
同時に開催されていた横山大観も観てきた。<br class="auto"/>
『生々流転』<br class="auto"/>
<a href="http://www.momat.go.jp/Honkan/Taikan_Yokoyama/index.html" target="_blank" class="auto">http://www.momat.go.jp/Honkan/Taikan_Yokoyama/index.html</a><br class="auto"/>
大正時代版の「しずくのぼうけん」とでも言いましょうか。<br class="auto"/>
一滴の水が、山をくだり、川へと流れ込み、霞がかった山村を抜けて<br class="auto"/>
漁村を抜けて海へ、大海原へ出る。大波にもまれてクライマックス。<br class="auto"/>
水の神・龍が出てきて……、昇天。40メートルに渡って繰り広げられる一大叙事詩。<br class="auto"/>
そんな大自然を延々と描く中で人間なんて本当にちっちゃい存在なのだなあ、と実感。<br class="auto"/>
普通に観て感動してしまった。40メートルの中にいろんな<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%81&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タッチ</a>が使われていたのも興味深い。</p>

<p class="auto">
ここまでで13時半。早起きするといいものだ。<br class="auto"/>
なんだか気分がいいので、もう少し遠出（戻るんだけど）することにした。<br class="auto"/>
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E4%BB%A3%E5%AE%98%E5%B1%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">代官山</a>に。collex speak forで行われている、東欧ワンダーマーケットへ。<br class="auto"/>
<a href="http://www.collex.jp/" target="_blank" class="auto">http://www.collex.jp/</a><br class="auto"/>
完全にお買い物モードなので、いそいそとチャルカの紙もの漁る。<br class="auto"/>
<img src="/blog/_images/blog/_343/keique/6621484.jpg" onclick="location.href = 'http://keique.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/6621484.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br class="auto"/>
ボードゲームが面白かった。店員さんに言って全部開けて中身を見せてもらい<br class="auto"/>
（ずうずうしいにも程があるが、嫌な顔ひとつせずに見せてくれた。ありがとうございます）<br class="auto"/>
結局、なんとなく自分でも遊べそうなものを購入。</p>

<p class="auto">
同時期開催でSAB LETTER PRESSさんの展示も行われていた。<br class="auto"/>
SAB LETTER PRESS<br class="auto"/>
<a href="http://www.sabletterpress.com/" target="_blank" class="auto">http://www.sabletterpress.com/</a><br class="auto"/>
以前に展示会で見て以来、気にかけていた作家さんの一人で、<br class="auto"/>
自身の絵を活版に起こしレター<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">セット</a>を作っている。<br class="auto"/>
そして活版印刷の新たな可能性を模索中なのだそうだ。<br class="auto"/>
彼女がいいのは、ただ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ノスタルジック</a>に「活版ってどこか懐かしい感じが素敵」<br class="auto"/>
と言っているわけではなく。活版という手法は用いているが、それを敢えて<br class="auto"/>
売りにはせず、作品単体で勝負しているところにある。</p>

<p class="auto">
とはいえ活版職人はどんどん少なくなっているのは事実だし、それは止められない。<br class="auto"/>
何も活版に限ったことではなく、手仕事の職人は皆窮地に立たされているのだ。</p>

<p class="auto">
以前に<a href="http://blog.so-net.ne.jp/keique/2006-12-24" target="_blank">『ideaedit』</a>で<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">インタビュー</a>をお願いした結桶師の桶栄さんもその一人。<br class="auto"/>
後継者はやっぱり切実な問題で。たまに興味本位で弟子入り志願がくるけど<br class="auto"/>
今の桶作りの現実的な話をすると、やっぱり続かない、というのが本音だそうだ。<br class="auto"/>
確かに労働時間と体力とそれに対する対価を考えるとなかなか難しいのだろう。</p>

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だが、桶栄の川又さんは前向きで、どんどん新しい試みを展開しようとしている。<br class="auto"/>
そのひとつ、江戸職人と若手の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=keique:000295099695&k=%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デザイナー</a>がタッグを組んで展示を行うらしい。</p>

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江戸意匠 Vol,01「床の間から日常へ。」<br class="auto"/>
3/20(tue)〜3/25(sun) at Gallary le bain<br class="auto"/>
<a href="http://www.le-bain.com/gallery/lebain/index.html" target="_blank" class="auto">http://www.le-bain.com/gallery/lebain/index.html</a><br class="auto"/>
※まだスケジュールはアップされていない。</p>

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私ができることとは「伝え続けること（続けるのが大事）」と「繋げること」だと思っている。興味本位でササーッと流して取り上げて、あとは知らんぷり、ではなく、<br class="auto"/>
きちんと活動を追い続けて、届くべきところに情報が届けられるように。<br class="auto"/>
マスになってしまうと、どうしても情報が薄められて歪められてしまうから。<br class="auto"/>
少しずつ、できることを続けていければいい。<br class="auto"/>
なんだかあれこれ話が逸れてしまったが、まあそれはそれでよしとする。<br class="auto"/>
だって、ブログだもん。</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>keique</author> 
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