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    <title>蛇の目みしん</title>  
    <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/</link>  
    <language>ja</language>  
    <pubDate>Sun, 10 May 2009 03:29:50 +0900</pubDate>  
    <description><![CDATA[【蛇之目深心】　Snake Gets In Your Eyes.]]></description>  
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    <item> 
      <title>せめて世界が燃えゆく前に</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-05-10</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Sun, 10 May 2009 03:29:50 +0900</pubDate>  
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      <description><![CDATA[<p>なんかそろそろ日本語の読みたい本がなくなってきたかもしれない。どうしよう。<br />
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<a name="more"></a>*　*　*<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062758229/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51b-nxPclpL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)" title="冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062758229/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 辻村 深月</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 講談社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2007/08/11</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 文庫</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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なんか久しぶりにミステリ読んだです。数年前にメフィスト賞をとったらしいです。<br />
雪の日に校舎に閉じ込められた生徒8人。無人の校舎の中、5時53分でとまった時計。彼らはやがて、学園祭の最後の日に自殺した級友のことに思い至るが、どうしてもその顔と名前が思い出せなくて……っていうどこかで聞いたような話ですが。<br />
雪山の山荘ならぬ吹雪の中の校舎、というクローズドサークル！　いいねえ！<br />
読めばわかるけれども、ちょっとSF風味が入った変化球の本格モノ？という感じ。（序盤に明らかになるから書いちゃうけど、8人が閉じ込められてて、校舎が無人な理由はレベルEの高校野球のネタにもあったアレなのです。）しかし変化球なりに推理も可能だし、解答編の前に解答用紙が挟まってたりして、なかなかマニア心がくすぐられます。<br />
ロックドルームはないけれども、「ホスト」の手によって8人が追い詰められて、一人ずつ減っていくさまは、大名作「そして誰もいなくなった」を思わせる緊迫ぶり。最初の一人がいなくなるシーンは中々壮絶で、思わず背筋が寒くなりましたよ！　ちょっと長すぎるけどね！いらない箇所いっぱいあるけどね！それはまあデビュー作ってことで。<br />
思えば学園ってのは、それだけで孤立して閉ざされた価値観の状況下なわけで、それだけでクローズドの密室みたいなものかもな。<br />
私が学生のときも、何かいろいろあって自殺未遂しちゃったりする子もいたけど（大人になってからもいるけど）、もっと先に遠くに見るべきものを、もっとそんなのどうでもよくなるくらい夢中になるものを見つけられたらよかったのにと思うよ（それが難しいから死んじゃうんだろうけどさ…）。でもみんな卒業して大学生になったりしてめっさ自由を獲得したら、「あんな小さい世界で、しかもたったの3年間で、何を気に病んでたんだか」って気分になるもんね。誰でもほっといたらイヤでも大人になるんだし、そしたらどこにでも行けるのに、何にでもなれるのに。ってそういうニュースとかみてても思います。<br />
え、私の推理ですか？　もちろん外れましたが何か？<br />
××××と×××が××××だ、ってとこまでは気づいたんだけどなー。（それいつも言うせりふ）<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101234132/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NAGKK9PFL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="六番目の小夜子 (新潮文庫)" title="六番目の小夜子 (新潮文庫)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101234132/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">六番目の小夜子 (新潮文庫)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 恩田 陸</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 新潮社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2001/01</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 文庫</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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どういうわけか学園モノブームなんです。いや、わたしが。<br />
第何回だかの日本ファンタジー大賞の佳作だったそうです（ちなみに大賞は↓の佐藤亜紀のバルタザールの遍歴）。<br />
テレビドラマとかにもなったんだよね？六番目の小夜子。恩田陸はタイトルがいちいちカッコいい。<br />
学園に伝わる「サヨコ伝説」ってのがあって、そこに現れる超美少女の転校生沙世子と仲間たちのこそばゆい一年の物語（ちがくね？）<br />
わけのわからん噂と恐怖に振り回される少年少女の閉ざされた価値観の中で生きている感じがなつかしい。<br />
でもなんかぬるいんだよな。面白いんだけど。登場人物がみんななんとなくおっさんおばさん臭い感じも含め。大人が懐かしんでる小説って感じがして、思春期特有のピリピリした感じとかがあんまりない。そんでまたオチがなんとも…。恩田さんはこういう雰囲気チックなオチなの多いよね。。<br />
あ、学園祭のお芝居のシーンはよかったです。<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167647028/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41HKDHBKJDL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="バルタザールの遍歴 (文春文庫)" title="バルタザールの遍歴 (文春文庫)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167647028/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">バルタザールの遍歴 (文春文庫)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 佐藤 亜紀</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 文藝春秋</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2001/06</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 文庫</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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日本ファンタジー大賞とった佐藤亜紀のデビュー作。<br />
「ひとつの体を共有する双子の没落貴族、メルヒオールとバルタザールが、大戦期のヨーロッパをどこまでも堕ちていく」って、そのあらすじだけで「なにそれ！」って思って読み始めたのでした。萩尾望都の「半神」みたいなかんじかな？と思ったけど全然ちがった。これは説明しにくい小説だなあ。スティーヴ・エリクソンの『黒い時計の旅』を思い出した。奇妙な浮遊感ととんでも設定をもって欧州の史実にそって、ファンタジーをやり遂げるところとか。そのくせものすごい緻密な描写と世界観の構築で、寸分の隙もないところとか。<br />
とにかく当時のオーストリア文化の描写がすごい。家が何風のつくりだとか、飾ってある壁画がどんなだとか、カフェにどんな客がたむろしてるとか、没落貴族の気位を示すエピソードとか、ドイツに併合されたとたんにヒトラーかぶれになる友達とか、「何でそんなことまで知ってんの？」って思う事柄がつぎつぎ出てくる。これを二十と余年で書いたっていうんだから、本当に御見それします。<br />
怒涛の描写で圧倒されますが、物語自体は簡素すぎて、構成がいまいちこなれてないなーと思いました。兄弟が某かの悪意によって翻弄された後、最後に出てくる黒幕の男がいるんですが、「ははは久しぶりだねメルヒオール」って悪人面して出てこられても「こいつ誰だっけ？」って感じで。最後に「私が犯人ですはじめまして」って出てくるのは…ていう。最後の対決も、船に落ちるのも、無理やり小説を収集されるためっぽくて、ドラマになりきれてないのが残念。<br />
まあ佐藤亜紀自身が「小説は物語ではなくて記述」と言ってるので、そういうことなのかもしれません。物語作家の↑の恩田陸とは対照的かな。<br />
佐藤亜紀はまちがいなくいま日本で有数の骨太の作品が書ける作家さんだろうと思う。作品の内容をみても、そりゃあ大賞はこっちにあげたくなるだろう。けどもたぶん総合売り上げとかは恩田陸のほうが圧倒的に上なんだろうな。うーん。<br />
物語と記述、興味深いテーマですね。<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480022775/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ZEhHYSDWL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="エレンディラ (ちくま文庫)" title="エレンディラ (ちくま文庫)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480022775/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">エレンディラ (ちくま文庫)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: ガブリエル ガルシア・マルケス</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 筑摩書房</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 1988/12</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 文庫</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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エレンディラを読もうと思ったのは、やなぎみわさんっていう人形作家の人の作品「エレンディラ」を観たからなんですが。<br />
<a href="http://www.yanagimiwa.net/fairy/index.html" target="_blank">http://www.yanagimiwa.net/fairy/index.html</a><br />
桜庭一樹さんの「七竈と七人のかわいそうな大人」にも似てるよね。って。それで、ひどい大人（おばあちゃん）とかわいそうな美少女っていいな、って思って。<br />
私は翻訳モノ読むのが苦手なんですが（だいたいの訳者は作家ではないので文章がへたくそで、訳す過程でその小説の言語以外の「なにか」を取りこぼしてしまっている。）しかし、そんな言葉の壁を飛び越えてぐいぐい読ませてしまう確固たる「小説の力」、というものがやはりあるのだなあ、とガルシアマルケスの小説を読んでいるとひしひしと感じるのです。面白いんだわ。<br />
年端もいかない美少女孫娘エレンディラを売春婦として働かせる、悪女なおばあちゃんは、しかし孫娘のことを彼女なりに愛しているんですね。それで、私はタイの象と象使いの関係を連想しました。<br />
タイで、象使いは象に芸を仕込むために、鞭でぶって痛い目にあわせるんですが、それを見かねた人が「どうしてそんなひどいことをするんだ？」とたずねると、象使いは「今回は私の番だからだ」と答えるのです。「来世では、私が象になり、彼が象使いになる。我々の魂は入れ替わり、彼が私を打って芸を仕込む。それを何度も何度も何度も繰返すのだ。それが我々の絆なのだ」、と。<br />
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はじめて伊坂幸太郎さんを読んでみたんですが。<br />
すごくよく書けてて文章もうまいし、構成もおもしろいし、政治家を自殺させる「鯨」とか、やたらとロッカーの台詞を引用したがる事務所のモト締めとか（名前忘れた）人物も魅力的なんですが、が。<br />
なんですかねえ。なんでしょうこの健康ぶり。うーん。<br />
主人公は殺された奥さんの敵をうつために復讐しようと殺し屋の世界に足を突っ込むんですが……なんていうか主人公はじめ全体的に健康的すぎるんです。もう休日の午前中からテニスとかしそうなくらいに思想も体も健康的。奥さんの思い出もいたって健康的。なんなの？　なんでセックスのこととか思い出さないの？（すみません）。伴侶が殺されてなお、そんな風に何も歪まずに坊ちゃん然としてられるもんか？<br />
少なからず人の生死がかかわっているのに、ドロっとしたとことかゾクっとするとことか、人の恐ろしさとか醜さ、やるせなさみたいなもんが欠片もなくて、なんだかなあ、という気分に。<br />
奥さんを殺したやつらはろくでなしで悪、僕は僕で正義をなす。ああそうですか。いろいろあったけどハッピーエンドで僕はまた前向きに生きていく……ってなにそれ自分さがし？男はこれだから…。<br />
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</p>]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>why so serious?</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-05-06</link>  
      <category>映像</category>  
      <pubDate>Thu, 07 May 2009 00:08:20 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-05-06</guid>  
      <description><![CDATA[最近映画まとめ<br />
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マッド・デイモン主演のスパイアクション？映画の3作目。<br />
これから見たからなんで主人公のボーンが一人で組織を相手に戦ってるのか最初わからないんですが、なんか組織に属してて殺人兵器だった人間が、用済みになって組織から抹殺されそうになったから復讐を誓う、ていうテンプレ通りの話みたい。<br />
でもまあそんなのどうでもいいや、って思えるほど、冒頭20分が神がかり的に面白かった。ボーンが、敵の目をかいくぐりながら、情報を提供してくれる新聞記者と接触するしようとする、ロンドン駅のステルス戦？がみごとな演出。監督はもともとドキュメンタリーを撮ってた人だそうで、カメラはほぼ手持ちの絵で、それもあいまって臨場感たっぷりです。<br />
後半は、ストーリーに突っ込みどころがありすぎて、なんだかなあ、って感じでしたけども。<br />
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ジョニーデップさまのミュージカル映画。<br />
妻子を殺された復讐をするべく殺人床屋となった男の末路。<br />
想像通りのラストで可愛そうすぎて目も当てられない。あーうー。<br />
あとミュージカルてやっぱ良し悪しだよなあ。普通だったら数カットですむ部分を一曲歌い上げないといけないとかダルいよね…。しかもミュージカル役者じゃないから別に歌うまくないし…。ミュージカル嫌いじゃないっていうかむしろすきなんですけどけっこう苦痛でした。これじゃ眠くなっちゃうよ。。<br />
あ、陰鬱なロンドンの絵がきれいでした。あとこれ以来ミンチ機をみると人肉を連想してしまいます。<br />
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すげー面白かった！あれよあれよというまに見終わってしまった。映画館でみればよかったなあ。<br />
とにかく全体がすごい緊張感に貫かれてて、前作の「バットマンビギンス」の時みたいな冗長さがまったくない。間延びするところが全然ない隙のない編集もよかった。<br />
銀行強盗のシーンから始まって、ぜんぶ展開が速くて、予想が裏切られて、いちいちはっとする。で、レイチェル殺されて、トゥーフェイスが誕生したあたりで「そうきたか！」と膝をうったけれど、ラストの船から対決にかけてのエピソードはちょっと消化不良ただったかも。あれ？バットマン全然関係ないところでハッピーエンドになっちゃったよ？<br />
あとすべてにおいてバッドマンがまったく魅力的じゃなくて（どう見てもジョーカーのほうが100倍カッコいい）それどうなのよ？って思ってたんですけどそれについての回答と「こうすれば回避できたストーリー」ってのが、神山健二さんの「映画は撮ったことがない」の中に書かれていました。<br />
ヒースレジャーはすごくいい役者さんだったのになぁ。。もったいないなあ。<br />
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なんか知らないけど、ある日気づいたら怪力超人になってたハンコック。<br />
危機的状況にかけつけて人助けをするも、生来の柄の悪さが災いして、嫌われる一方でついにはブタ箱にぶちこまれてしまう。<br />
そんなハンコックを良アピールして売り出そうとする広告マンの友人、でもその奥さんもじつは同属の怪力ウーマンだった！ってあたりが物語のピークで、あとはまあ、なんかそんなです。<br />
で、戦う相手がいないから、なんか敵を捻り出した無理くり感がありあり。<br />
ハンコックがムショ暮らししてたころの囚人たちがハンコックに復讐しにきて、そいつらにやられてしまうハンコック＆怪力ウーマン。え？超人なのに普通の人間と戦って負けちゃうわけ？　「私たちは二人でいるとお互いに相殺して本来のパワーが発揮できないのよ」ってなにその後付け設定。しるかよ！<br />
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アンジェリーナジョリーが出てたなんかアクション映画。<br />
CM見てたらアンジーが車からずいーーーーって乗り出して銃撃ったり、列車の上に乗ってトンネルくぐったり、なんだかそりゃもう大変そうだったんですが、まあなんつうか大体それ以外見るとこない映画だったな。。<br />
殺し屋だったオトンを殺された青年が、復讐のために組織に入ってヒットマンとなるべく、その腐った性根をアンジーはじめ先輩殺し屋から叩き直され、ナイフ（お定まりにつるされた肉と格闘）と銃での戦い方をドラゴンボールばりにみっちり修行・・・。時間を伸縮できる特殊能力を身につけて、弾丸の軌跡だって曲げられるよ！　っていう中二テイスト全開でラストまで突っ走ります。<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B56P1W/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31NGYW7DJAL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="ブレイド3 スタンダードエディション [DVD]" title="ブレイド3 スタンダードエディション [DVD]"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B56P1W/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">ブレイド3 スタンダードエディション [DVD]</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 角川ヘラルド・ピクチャーズ</li><li class="sonet-asin-label">メディア: DVD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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ヴァンパイアVS日本刀を背負ったシャネルズ風ストロング黒人の、B級大活劇。<br />
１も２もみてないのになぜか３をみる。<br />
オープニングで4000年前の遺跡から、ヴァンパイア一族が自分たちの王を発掘するんですが、「これは4000年前の遺跡よ…」っていってるのに、超綺麗なんですよ壁とか。文字とかスゲーくっきりしてて。ないない。<br />
敵の頭の女ヴァンパイアが、やたらとセクシーでいちいちハイヒールでハイキックを決めたりする以外はとくに何とも…。<br />
ヴァンパイアの王も、なんかさえない似非セクシー中年男みたいなかんじで、ぴくりとも。変身しても、なんかライダー系特撮風の変な赤い怪人になっちゃうし。んもう。<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001N3570Q/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51h8e4xnAkL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) 【Amazon.co.jp 限定リバーシブル・ジャケット仕様】 [DVD]" title="アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) 【Amazon.co.jp 限定リバーシブル・ジャケット仕様】 [DVD]"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001N3570Q/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">アイアンマン デラックス・コレクターズ・エディション (2枚組) 【Amazon.co.jp 限定リバーシブル・ジャケット仕様】 [DVD]</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント</li><li class="sonet-asin-label">メディア: DVD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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イケメン天才武器開発ビジネスマンだった男が、中東で敵に拉致られて一命を取り留めた後、社会正義にめざめてアイアンマンになる、って話。<br />
アイアンマンの冴えないデザインも含めて、全体的にコミカルで小ネタを挟みつつひっぱってるのでけっこう見られた。金髪ひっつめスーツの女秘書が可愛いかったんだが、パーティの時にドレスに着替えてきて、もうがっかり。わかってねえ！<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002PPXQO/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/414CH5HMRAL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="マッハ ! プレミアム・エディション [DVD]" title="マッハ ! プレミアム・エディション [DVD]"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002PPXQO/sonet0f-22/ref=nosim" target="_blank">マッハ ! プレミアム・エディション [DVD]</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント</li><li class="sonet-asin-label">メディア: DVD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><br />
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タイの大アクション映画。<br />
村の盗まれた仏像を取り戻すために、闇組織を一人追いバンコクに旅立つティン。<br />
ティンはムエタイの選手で、これが飛んだり跳ねたり戦ったり信じられないような身体能力。特撮一切無しで、魅せます魅せます。こりゃすげえ！<br />
なんか落ちるところに落ちる、って感じで、サーカスとかドリフみたいな感じなんだけど、CGなしのすごい活劇はいまさらながら新鮮でいいです。<br />
<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>蜻蛉峠</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-03-30</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Mon, 30 Mar 2009 20:30:24 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-03-30</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/_images/blog/_d33/Jerico/kagerou_b.jpg" width="141" height="200" border="0" align="" alt="kagerou_b.jpg" /><br />
<br />
みてきました。<br />
<a name="more"></a>　*　*　*<br />
<br />
どんだけ古田好きなんだって話ですが<br />
もう仕方ないんです。かわいそうな子なんです。<br />
つかパンフレットの新感線ヒストリーを読んでてびっくりしましたが<br />
あたい2000年の「阿修羅城の瞳」からずっと観てるよ…困ったもんだ…。<br />
古田歴（なにそれ）もそろそろ10年ですよ…笑えねえ…。<br />
<br />
<br />
■あらすじ<br />
<br />
蜻蛉峠で誰かを待ち続けている、記憶のない男、闇太郎（古田）。が、人妻に手を出して、落し前として去勢された旅芸人、銀（勝地）とともに、「立派組」と「天晴組」二つのヤクザ勢力が対立する、「ろまん街」という宿場を訪れるところから話は始まる。<br />
そこには、闇太郎のかつての幼馴染で婚約者であるお泪（高岡）がいた。<br />
お涙は、闇太郎の過去を、「20年前、ろまん街で起こった大量虐殺事件のたった一人の生存者である」と語る。<br />
人々は闇太郎を、唯一の生き残り、英雄として祭り上げる。<br />
やがて、さびれていた宿場は活気づき、闇太郎はお泪と所帯を持ち、幸せに暮らしはじめた。<br />
ところが、そこへ「闇太郎」と同じ名を名乗り、同じ過去を持つもう一人の男が現れて……<br />
<br />
みたいな話。<br />
後半よかったんだけど、前半はなんとも加速しきらぬ舞台であったなあ。<br />
とくに一幕のテンションがどうにもこうにも。こんなに冒頭がつらい舞台は久しぶりだったかもしれない。<br />
開幕から20分くらい延々、堤さん扮する軍鶏のコントが繰り広げられるわけですがあれ要らなくないかしら？<br />
クドカンの脚本は、なんか無理やり新感線ぽくしようとしてつまらなくなってた。<br />
「メタルマクベス」がすごく面白かったから、あのくらいふだんの新感線とちがうものを期待してたんだが……。せっかく「壊」って銘打ってるのになぁ。<br />
あと闇太郎とお泪、二人のドラマはよかったんだけど、天晴のキャラがちゃんと書ききれてなかったよ。<br />
一見、権力を欲しがってるように見えて、じつはもはや何にも執着しない、暴力と衝動だけで突き動かされている無頼な壊れた人、っていうキャラだったんだろうけど、いまいちそれが描ききれてなかったので、最後になんで闇太郎と戦う必要があるのか、なんかなーという気分になりました。<br />
<br />
<br />
古田さんは開幕から×××出してるし××食ってるし<br />
なんかもう怪人ぶりにますます磨きがかかってました。<br />
あと堤真一さんが超絶的にかっこよかったです。<br />
白い気流し+ひっつめ長髪で刀を振り回すんですが、殺陣しなくちゃいけないから裾まくるじゃない。そんで脚とおふんどしがちらちら見え隠れするんですけど、それがどうにもこうにも色っぽい。そんなんで流し目なんかされた日には、劇場中の女子が心を巻き上げられるわけです。<br />
（阿修羅の時の染五郎さんにもわたくし同じこと言ってましたよねそうですよね）。<br />
高岡早紀さんも綺麗だったし、勝地涼くんもよかったし、あと今回、サルキジ役木村了くんが！　何あの子！何であんなにかわいいの？<br />
思わず公式サイトのフォトギャラリー見まくっちゃいましたけど、素顔もちょうかわいいですね（ゆってろ）。<br />
<br />
というわけで役者さんはみなさん素晴らしかったんですが<br />
演出と脚本がなー。というかんじの舞台でございました。<br />
でも年に二回ずつやれば、そりゃネタも尽きてくるよね。<br />
やっぱり『リチャード三世』観に行けばよかったなー。<br />
<br />
<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>クローネンバーグ</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-03-11</link>  
      <category>映像</category>  
      <pubDate>Wed, 11 Mar 2009 03:42:49 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-03-11</guid>  
      <description><![CDATA[最近映画よくみるので備忘録<br />
<br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>＊　＊　＊<br />
<br />
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敬愛するクローネンバッグが、前作「スパイダー」で大コケして、破産の危機に瀕し「これじゃあいかん売れる映画をとらんと」ってんで、作ったそうです。<br />
というわけで、「裸のランチ」とか「クラッシュ」とかを想像してたら肩透かしをくらうノーマルぶり。<br />
アメリカの片田舎でレストランを営む主人公（ヴィゴ）が、ある日強盗を退治して、一躍ヒーローになるんですが、それをききつけたマフィアが現れて、やがて平和な主人公一家は事件に巻き込まれていき・・・みたいな話。<br />
<br />
作りは、どこも変なことしてなくて、わからないところもなくて、実に正統派なんですが<br />
ところどころそれなりに飛ばしてて面白い。<br />
奥さんがチアガールのコスプレで「ゴーワイルドキャッツ！」って叫びながらヴィゴを押し倒す様は必見＆爆笑。<br />
旦那はリンチぽいと言ってたけども、なんつうかカルト監督と称される面目躍如というか、カナダ屈指の変態は偉いな。<br />
<br />
後半は、前半の謎をひっぱってた緊張感が維持してなくて<br />
兄に会いに行った館のシーンとかもはっきりいってグダグダでしたが、<br />
それ以外のシーンは、いいところが多かった。<br />
夫の秘密を知って、拒絶しまくる奥さんをヴィゴが階段で押し倒すシーン、<br />
奥さんは乱暴にされるんだけど、拒むに拒みきれずに、混乱したままお互いが求め合ってるのがひしひしと伝わってきてすげーハラハラした。（まあ私は大方ヴィゴの尻を見てたわけですが）。<br />
あと白眉はラストシーンでしょう。<br />
台詞なしに食卓を囲む4人の役者のテンションがすばらしい！<br />
見終わった後に思わずため息ですよ。<br />
<br />
<br />
<br />
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ロンドンを舞台にした、ロシアンマフィアと、彼らの事件に巻き込まれる看護婦？の話。<br />
これもまた、うまくまとまって、ちゃんとしたサスペンスになってて、まったくキ印もこんな風になるんだなあ年取ると…という気分でいっぱいになりました。<br />
<br />
しかし裏社会のダークな雰囲気がかっこ良いし、<br />
雨に濡れる薄暗いロンドンの街もすごく妖しくて綺麗で痺れます。<br />
つーか、オールバックのヴィゴかっこいいんだよ！<br />
ホモのバカ息子、ヴァンサンカッセルもかわいい！（この人いっつもゲイの役やってない？）<br />
一見柔和なのに、13歳の少女を強姦しちゃうロシアンマフィアのボスのおじいちゃんもいかす！<br />
<br />
でも<br />
<br />
でｍ<br />
<br />
ナオミワッツさえねええーーーー<br />
<br />
なんで？<br />
綺麗なのに・・スタイルも良くて利発そうなのに・・<br />
なんでしょうこの拭い去れないB級感。日本名みたいだから？リングらせんだから？<br />
<br />
でも、そんな垢抜けないナオミワッツの200倍くらいヴィゴがセクシーなので大丈夫です。<br />
全身刺青で、惜しみなく裸体を晒し、サウナで大乱闘です。正直鼻血がでそうでした（すみませｎ<br />
ぜったいクローネンバーグが恋におちちゃって、前回半ケツで味をしめて<br />
「今回は全裸になって！お願い！」って頼み込んだに違いないと思うんだがどうか。ちがう？そうか。<br />
<br />
おすすめは、ラストのナオミワッツとのキスシーン。そのヴィゴの横顔の美しいことといったら！<br />
緑色の瞳が潤んで、とんでもない色気。あれにぐっとこない女はいないと思う。<br />
<br />
<br />
あ、ロシアンマフィアは両膝に星の刺青するんだって！<br />
なぜなら誰にも跪かないからだって！　かっこいいね！！<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>夢三十夜</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-19</link>  
      <category>脳考</category>  
      <pubDate>Thu, 19 Feb 2009 02:08:25 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-19</guid>  
      <description><![CDATA[こんな夢を見た。<br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>　*　*　*<br />
<br />
昔の男に会う。<br />
中央線のそばの、汚い飲み屋である。<br />
男は凍ったライチを食べ続けて<br />
にこやかに話をしている。<br />
私は、なぜか少し安心して<br />
「そういえば結婚したの」と告げると、<br />
男の態度が一転してしまう。<br />
私がたいそう酷い人間で<br />
いかに非情かつ薄情なふるまいをしていたか、散々なじりはじめる。<br />
<br />
目の前では知らない男女が、淫らな振る舞いを始める。<br />
私は色々なことに絶えられなくなり<br />
煙草に火をつけると、<br />
空気中の燐に引火してしまい、虚空に火の玉をいくつも飛ばしてしまって<br />
店主に怒られる。<br />
<br />
男は焦点の定まらぬ眼で私をなじり続けている。<br />
私はたまらなくなって、隙を見計らって店を逃げ出すが<br />
知らない町なので<br />
うまく逃げることができない。<br />
<br />
タクシーをつかまえて家に帰ろうとするけれど<br />
タクシーの運転手まで、指を五本立てて、「これでやらせてくれない？」などというので<br />
私はそこも逃げ出さなくてはならない。<br />
<br />
先の男からは、<br />
私をなじるメールがひっきりなしに届き続ける。<br />
夫からも、こんなことをしている私を責めるメールがいくらか届く。<br />
<br />
私は途方にくれて、真夜中の国道を歩き続け、朝になるのを待っている。]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>黒いバレンタイン</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-14-1</link>  
      <category>脳考</category>  
      <pubDate>Sat, 14 Feb 2009 21:12:12 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-14-1</guid>  
      <description><![CDATA[その昔、バレンタインだというのに講談を聴きにいったことがある。<br />
<br />
<a name="more"></a>　*　*　*　<br />
<br />
講談っていうのはあれ、舞台の上に壇があって、そこで袴とかはいた爺さん（別に爺さんじゃなくてもいいんだけど）が扇子とか持って台をパンパン叩きながら朗々と喋る、あれ。<br />
何ゆえバレンタインに講談など。それは偏に、男に呼び出されたからである。<br />
<br />
男はワタナベといい、私より少し年上でイベント関係の仕事をしていた。<br />
私はワタナベのことは少し好ましくは感じていたけれど、彼にはゴージャスで可愛いモデルをやってるとかそういう彼女がいたので、あんまり深入りしたくないなあ、と思ってた。今ならまだ、なんというか嫉妬とか独占欲とか醜いゾーンに突入しなくてすむ、と予防線を引いていたのだと思う。<br />
<br />
ワタナベはその日、おそらく、場を仕切っていて、客の入りがわるかったから、急遽知り合いを動員したのだろう、というのは丸わかりだったのだけれど、わざわざ私を呼ばわったというのに、迂闊にも浮き足立ってしまった。<br />
ジーパンにするかスカートにするかやや悩んで、結局スカートで果敢にでかけていったというわけ。<br />
出かける道すがら、ターミナル駅で乗り換えると、どこの店舗でも大々的にチョコレートを売っていた。<br />
スイスのメーカーの、元祖生チョコだかなんだか、とお店の人は言っていて、私はしばらく迷った末、ワタナベのためにチョコレートを買うことにした。<br />
ふうん、そう。おいしそうね。まあ、あげなかったとしても、自分で食べたらいいし。と、なんとなく心中で言い訳をしながら。<br />
<br />
講談は両国のとあるホールで行われていて<br />
（しかし両国という土地は其処此処に力士が溢れていた）。<br />
ホールの入り口で、ワタナベはつまらなそうな、鋭いような、眠たいような、老猫のような顔をして煙草を吸って待っていた。無言でチケットを手渡され、<br />
「なにゆえ講談なのです」<br />
と私が問うと、<br />
「チケットがあまってたものだから」<br />
という、予想通りの返事。<br />
ワタナベと一緒に関係者席に通されると、意に反して、ホールは8割方客で埋まっていた。<br />
バレンタインにわざわざ講談などを聴こうという物好きがこんなにいるものか、と私はたいそう感心したものだった。<br />
ややあって、死に損なったような紋付袴姿の老人が、上手から登場して扇子をパシパシやりながら話し始める。<br />
しかしその内容はやれ東京オリンピックが云々、とか、それって生きてる人間の半分くらいはわからないよね、という内容で、つまらないわけではないのだが、どう頑張っても現役のエンターテイメントではなく、半ば発掘された化石のような面白みなので、なんとも。<br />
まったくなあ、と思って傍らのワタナベを見ると、案の定ぐうぐうと寝息を立てていた。<br />
<br />
やがてパラパラとまばらな拍手で講談は終了。<br />
私はワタナベを揺り起こしてホールを出ようとすると<br />
「僕はこれから仕事だから」<br />
と言って、そこらの関係者の群れにまじっていこうとする。<br />
「仕事ですか」<br />
「仕事ですよ」<br />
「それじゃ。ま。また」<br />
微笑んで私はさっさと身を翻してその場を去る。<br />
まったく、ほんとに。<br />
何のために呼ばれたのかさっぱり分からない。いや、サクラで呼ばれたんだけど。<br />
やっぱりチョコレートなど買うのではなかった。スカート姿で、そこらの塵箱を腹いせにガンガンと蹴り飛ばす。私も塵箱もこんなことでは傷つかない。<br />
<br />
私は、暮れなずむバレンタインの両国で流浪する。<br />
腹が減っていたので、なんでもいいから飯屋に入ろうとするも、両国にはちゃんこ屋くらいしかない体たらくで、やっとみつけた一軒は「本日はバレンタインディナー予約のお客様のみとなっております」といわれて追い返される始末。ああもう、全員死ね！<br />
<br />
唯一開いているマクドナルドに入り、ホットコーヒーを飲みながら、あんな男とは早く切れてしまおう、と思いながら、自分の愚鈍さに呆れ果てた。<br />
鞄からスイスの生チョコを取り出し、乱暴に包装をはがした。<br />
ああ、なんだかこれじゃあとっても可愛そうな子みたいだなあ、と思いながら、コーヒーを啜ると、不意に携帯が鳴って、着信を見るとワタナベからであった。<br />
<br />
「どうしたの」<br />
「メシとか付き合えなくてごめんね」<br />
「いやべつに。仕事たいへんだね」<br />
「うん」<br />
「バレンタインなのに。はやく帰りなよ」<br />
「……うん、あのさ」<br />
「なあに」<br />
「バレンタインだから言うけど、ほんとうは、君と一緒にいたいんだ」<br />
「……」<br />
<br />
馬鹿にしてる。馬鹿にしてる。<br />
私はチョコレートをぎゅうぎゅうに口に押し込んだ。余計なことを考えないように、幾つもいくつも詰め込んで、租借することに専念しようとしたけれど、カカオの甘い味がいつまでも舌に残ってしまった。<br />
<br />
<br />
<br />
――っていうところまで妄想してみたんだけどどうか。ダメか、そうか。<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>野田MAP・パイパー</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-13</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Fri, 13 Feb 2009 06:04:11 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2009-02-13</guid>  
      <description><![CDATA[みたのでしれっと更新。<br />
以下雑感。<br />
ネタバレがいやなひとはよまないでね。<br />
<br />
<a name="more"></a>　*　*　*<br />
<br />
野田さんの初SFモノだそうです。<br />
謎の機械？「パイパー」とともに火星に移住した地球人たちの話。<br />
それから1000年の時を経て、みるかげもなく荒廃した火星を生きる姉妹、<br />
妹ダイモス（松たか子）と姉フォボス（宮沢りえ）が主人公。<br />
いったい、火星には何がおこったのか？<br />
<br />
<br />
劇中で大きくテーマとして取り扱われていたうちの１つ「幸福値」。<br />
天気予報や政治、健康や文化と同じように、<br />
「本当は実態のないものなんだけど、数値にしてみたらそれっぽく感じるよね」的な<br />
人々の幸福の度合いを数字にしちゃったよ、っていう、移住した地球人が開始した仕組み。<br />
火星移住時の「777」から始まり、それの数値の上下に人々は一喜一憂し、<br />
盲目的に、0になるのを恐れている。<br />
<br />
そしてもうひとつが「何を食べるのか」。<br />
火星では食物を自生できないので、皆人口食料を食べていて<br />
野菜、植物を食べることを汚らわしいこととし、「ベジタリアン」として、嫌悪したりしている。<br />
ちょうど今、鯨とかをめぐってやりあってるのと同じような現象が、舞台上でも行われる。<br />
しかし、やがて地球が滅び、火星が地球の援助をえられない危機的な状況に陥ると、<br />
食べるものがなくて、最たる禁忌に手を伸ばす者がいる。<br />
つまり「人間」を食べる。<br />
<br />
<br />
結局、戯曲のつまりは「なにを食ってもおなじ」ということで、<br />
それに勝手な意味や理屈をつけているのは人間のほうだ、といっていたのかな。<br />
こんにちでは一種リベラルな姿勢（宗教で行っている人意外）であるように見えるベジタリアンでも<br />
立場と環境が違えば、鯨を食ってるのとおなじ扱いを受ける。<br />
数字もそれと同じで、勝手に意味をつけているのは人間のほうで、<br />
その勝手に構築した意味と価値の中で、お互いに戦ったり罵りあったりしているのは、<br />
大変愚かなことである、しかし人間とはそうせずにおれないものでもあるのだろう、と<br />
私はそういうメッセージを受け取った。<br />
<br />
「食べ物をあれこれ選んだり、それ以外の意味づけするのは贅沢。<br />
　たとえば戦争時代では、生きるだけで精一杯で、そんなぐだぐだ言う余裕なんかなかった」<br />
という意見をこういう場合に良く聞くけれど、それはナンセンスで<br />
文化や生活習慣が安定して、豊かな時代になったからこそ<br />
芸術や創作物が生まれるように、こういったデリケートな軋轢も表面化してきたわけで、<br />
ある意味歴史上対面してきた困難や問題の中では、レベルの高い部類のものだと思う。<br />
なので、我々はより人間のステージを上げるような答えを考えなくてはならない、と。<br />
「鯨食うのは文化の差だし」<br />
って言い切ってしまうのもまあそうなんだけども<br />
じゃあ人間食う民族が現れておんなじこと言い張ったときどうすんの？　という。<br />
そのときに我々はなにか発信すべき言葉やアティテュード？のようなものを持っていようよ、<br />
ということなのだろう。<br />
きっと人間が今後相対していくのは、こういった形而上的な問題なのだろうと思う。<br />
野田さんは、そういった文化や価値のふり幅があるなかで、我々はどこに視点を定めるべきか、<br />
というような一種の問いかけを示していた。<br />
こういう問題は、おそらく日本以外でのほうが訴求力のあるテーマかも。<br />
海外で草の根的に活躍している野田さんならではか。<br />
<br />
<br />
――で。<br />
<br />
まあ、テーマ云々はともかくとして、<br />
物語としてはいまいちだったなあ、というのが感想。<br />
食べる、といった身近な現象を扱っているのに、火星とかパイパーとか<br />
いまいち感情移入しきれないギミックが多かったからじゃないかなあと思うんだけど。<br />
あと、野田脚本では珍しく、主人公が行動しない。<br />
今までの野田芝居だと、国とか動乱とかなんか壮大な背景があって、<br />
その中で奔走したり画策したり、っていう主人公がいて<br />
なんかヒロインと運命的な出会いをして、<br />
事件に飲み込まれながら、いろんなパラダイムが交錯していく……、ってパターンなんだけど<br />
今回主人公のダイモスは、過去のシーンを断片的に見せられるだけで、<br />
事態をどうにかしよう、とか何もしないんですよね。<br />
それが最後までなんかドラマ感が薄いような気がした由縁なのではないかなあと……。<br />
ラストの無理やりハッピーエンド感もなんかなあ……と……。<br />
そうせざるをえない、って感じなんでしょうかね。最近の時勢とか、いろんな意味で。<br />
同じようなテーマを扱っているけど、寓話として綺麗にまとまっていた『赤鬼』のほうが<br />
数段よくできていたような気がする。<br />
<br />
<br />
あ、役者さんはほんとみなさんすばらしかったです。<br />
松たか子は相変わらずみずみずしい会場の支配力がありましたし<br />
宮沢りえも、気が強い役だったので、演技にブレがなくて安心してみてられました。<br />
大倉孝二も相変わらずおもしろいです。<br />
でもなんか偏差値が高そうな野田芝居はやりづらそうに見えたのは私だけでしょうかｗ<br />
<br />
<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>魍魎</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-09-30</link>  
      <category>映像</category>  
      <pubDate>Tue, 30 Sep 2008 17:55:59 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-09-30</guid>  
      <description><![CDATA[なにもかもプギャーってかんじだけど<br />
平田声の京極堂ってだけで見たい。<br />
<br />
テレビつないでないからみれないけｄ<br />
<br />
<a href="http://www.ntv.co.jp/mouryou/" target="_blank">http://www.ntv.co.jp/mouryou/</a><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>い、異議あり・・？</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-09-24</link>  
      <category>ゲーム</category>  
      <pubDate>Wed, 24 Sep 2008 18:48:11 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-09-24</guid>  
      <description><![CDATA[しばらくアレしてる間に秋ですが<br />
久々に更新してこれなのもアレですが<br />
どうなんだこれは・・・<br />
誰か一緒に観にいってええええ<br />
<br />
<br />
<a href="http://kageki.hankyu.co.jp/news/detail/c97bc548e14f656fecd3e6b08af218a2.html">逆転裁判、宝塚で舞台化
</a><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>sisters</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-07-26</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Sat, 26 Jul 2008 19:02:30 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-07-26</guid>  
      <description><![CDATA[7月の末に観に行ったんだっけかな。<br />
ずいぶん前にみた「lastshow」と同じシリーズらしくて<br />
「家族三部作」とか呼ばれてました。<br />
<br />
<a name="more"></a>　*　*　*　<br />
<br />
○おはなし<br />
<br />
新婚夫婦の尾崎信助（田中哲司）・馨（松たか子）が<br />
いとこの三田村（中村まこと）が経営する古いホテルを訪れます。<br />
しかしホテルはどことなく不気味な雰囲気、<br />
それもそのはず、そこでは三田村の妻が自殺していたことが分かり、<br />
従業員の女もキ印じみていて、<br />
馨の挙動もなんかヘン……と、物語は不穏な感じで転がっていきます。<br />
<br />
ホテルには三田村の義兄で小説家の神城（吉田鋼太郎）、とその娘、美鳥（鈴木杏）もおり、<br />
人づきあいの苦手な馨は、実の妹に似た、明るく無邪気な美鳥になつかれて<br />
ふたりは姉妹のように、徐々に心を許していきます。<br />
<br />
やがて、神城と美鳥の秘密が明らかになり、<br />
どうにかして、美鳥を救おうとする松たか子なんですが<br />
その馨にもまた、過去に秘密があって……。<br />
<br />
<br />
　*　*　*<br />
<br />
ねたばれ↓<br />
<br />
近親姦というとても際どいテーマをあつかってるので<br />
うかつに感想も喋れないですね……。ううん。<br />
私は親子間、という特殊な関係上で行われる暴力の話だと思いました。<br />
<br />
夫婦や友人とちがって、親子の関係は<br />
絶対的な刷り込みが入ってしまいますよね。<br />
どんなひどい親でも、子供は無条件に親を愛してしまう。<br />
それを逆手にとって、自分の支配欲を満たそうとするのが近親姦なわけですが<br />
「いけないことである」「しかし愛されたい」というダブルバインドで、子供は大変苦しむわけです。<br />
<br />
驚いたのが、現状日本ではとくに近親姦そのものを取り締まる法律はないらしいです。<br />
驚いたっていうか、まあ文化的な問題なので<br />
宗教と政治が分離している日本では当たり前なのだろうか。。<br />
未成年者（あるいは親に扶養されてるべき期間）については、<br />
もうなにか法律を作っちゃっても良いのではないかなあ、という気もする。<br />
<br />
とにかく、松たか子が、父・神城と対決するシーンは圧巻でした。<br />
親子というのは幻想なのではないかなと改めて思ってしまう次第ですか。<br />
親子に限らず、情愛というの全般が。<br />
って身も蓋もない結論になってしまいました。<br />
]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>a literary work cause me can</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-07-12</link>  
      <category>本</category>  
      <pubDate>Sat, 12 Jul 2008 20:44:55 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-07-12</guid>  
      <description><![CDATA[ご無沙汰しております。<BR>
<BR>
いつのまにか夏です。<BR>
夏の嵐が好きです。<BR>
雨が降ると、指先から胡瓜の匂いがします。<BR>
<BR>
<a name="more"></a>----------------------------------

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はじめて読んだんだけど、なんか有名な人だったみたいで。
タイトルに引かれてよみました。
なんか他作もタイトルがいいんです。「不恰好な朝の馬」とか。海外モノみたいなタイトルですね。
中身も、なんというかわりとシニカルなというか、人間関係を容赦なく切ってすてて断面をみせるような
面白いのか、っていうとまあ色々だと思うんですが、「うまいなあぁぁ」と思いました。いやあ、あるある。よく見てるなあ。と。
なんとなくいい感じに話が進んで、ああまあ丸く収まるのかなーと思いきやすげーバッドエンド、とか。
甘えとか惰性とか情愛とか、そういうのを「甘い、甘いわうぬれら！」て、一喝して簡単には幸せにしてあげない感じ。
ジュンパラヒリを思い出しました。
<BR><BR>

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若い頃はたまに読みましたが
もうあの手のものに辟易として読まなくなって十余年。
久々に山田詠美を手にとってみました。
やっぱりうまいですなあ。この人は短編が良いような気がする。
なんか古臭いところとか、バタくさいところとか多いんですが
なんか恋愛の閉塞感とか、その甘美なところとか、ちょっとフラットかかっちゃう気味悪い感じ、とかよく出てる。
「肉体労働者の話が書きたい」ってことらしくて
出てくる人がみんな、工事現場とか配水管清掃とか、ゴミ収集とか
そういうガテン系職業の人たちなんですが、ここと恋愛を結びつける感じはまったく成功してないですね。
のっぴきならない男女の魂のやりとりを描いた「アトリエ」がとても好きです。暗い！
<BR><BR>

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直木賞をとった桜庭一樹の父娘モノ。
いやー桜庭さん！売れると思ってたお！勝手に応援してたからなんかうれしい。
なんかラノベとか書いてた人とかが文壇（死語）に乗り込んでいくさまは溜飲が下がるっていうか
どんどん頑張ってほしいですなあー。
話自体は、面白いけど後半の2編とかはかなり蛇足でした。
父の淳悟も娘の花もそりゃもう歪んでて気持ち悪いんですよ。
すごくそれ良いのに、最後なんかさわやか風味になっちゃうのがもったいなかった。
全編、最初のテイストで突っ走ってほしかったなあー。
完成度としては「七竈」のほうが高いような気がします。
<BR><BR>

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川上弘美さんの長編。
なんか途中からかなり遠くまで飛んでしまいます。
旦那に逃げられた中年の女性が主人公なんですが、これが怖い怖い。
娘に「にげてー！」って言いたくなる。
<BR><BR>

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「えー『新本格』で『魔法少女』なうえに『りすか』だと？　ありえねえよバーヤバーｙ」
とかいってましたが、西尾維新ごめん！面白かったお！
この人の作品を読んでると、小説というのはキャラと設定を発明するだけで9割成功なのではないかと思う。
・時間系魔法使いの少女が、自傷行為で血が流れると、その分の時間が進んで大人の女に変身。
とか、もう、それ考えただけで偉いと思う。
話はいたって普通。
お父さんを探してて、その過程で現れる次々現れる強い敵を倒す、っていう。
<BR><BR>

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全作品を読んでる数少ない作家が村上春樹なんですが（エッセイとか除）
まちがいなく日本でもっとも成功してる作家で
まちがいなく日本でもっとも読まれてる作家であろうけれども
作品の中身は、実はそんなに一般性とか普遍性はないと思うんです。
なんでこんなに多くの人に受け入れられてるんだろうなあ、と色々考えているんですが
それだと50枚くらい書いてしまいそうなので別途。
<BR><BR>

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ずいぶんと前に「蘆屋家の崩壊」を呼んでだいぶ感銘を受けて以来
ぱたりと読んでなかったんですが、なんか懐かしい気分になって
あおい書店から引き取ってきました。
なんか夏になるとミステリ（あと怪奇幻想系）読みたくなりますもんね！
どうでもいいけど中三の夏休みに私は引越しをしまして
当たり前だけど、新天地は引っ越したばっかりで友達だれもいなくて
中三の夏休みはまるまる一人で、本だけを読んで暮らした思い出がありますよ（あれ受験生なのに）。
多感な（いってろ）時期に引越しとかするとまあ色々あってそのせいでだいぶヒネた性格になってしまいましたが
田舎でクーラーもない、暑さで活字も滲んでいくような夏で
あれはあれで素晴らしいものだった気がします。
あ、本の話してなかった。面白いですよ！

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>キル</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-21</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Mon, 21 Jan 2008 18:49:12 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-21</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11174665.jpg" /></p>

<p class="auto">
みてきました。<br class="auto"/>
いつもチケットとってくれる遠藤さん吉田さんありがとう。愛してる！</p>

<p class="auto">
<a name="more"></a></p>

<p class="auto">
*　*　*</p>

<p class="auto">
野田MAPは夏と冬に公演してるんですね。<br class="auto"/>
なんだかんだいってここ数年見続けているわたくしですが。</p>

<p class="auto">
「キル」が書かれたのは10年以上も前、<br class="auto"/>
野田秀樹が遊眠社解散した後、1年間の英国留学を終えて発表したとのことです。<br class="auto"/>
当時わたくしは学生でしたので、しかも帝都に住まわっておりませんでしたので<br class="auto"/>
見られるはずもありません。97年に再演したときも、貧乏学生でしたので<br class="auto"/>
戯曲を読むに留まりました。<br class="auto"/>
その仕掛けをちりばめた圧倒的なドラマ性と、「キル」「着る」「切る」「KILL」という、<br class="auto"/>
モチーフの巧みさに舌をまいたものです。<br class="auto"/>
で、今回、主役の青き狼ことテムジンに妻夫木聡君、妻シルクに広末涼子さんを据えての3度目の再演です。</p>

<p class="auto">
うーん、正直な感想として、まったく良くなかった。なんだろうなあ。<br class="auto"/>
一番の要因は、ほぼ出ずっぱりの妻夫木君の演技が一本調子なので、<br class="auto"/>
それによってドラマに緩急がなくなってしまってました。ありゃいかん。<br class="auto"/>
他の役者さんがいくら空気を作っても、彼がぶったぎってしまってました。<br class="auto"/>
なんだ、どうしたんだ…と、思ったら舞台はじめてなんですか。なるほど…。<br class="auto"/>
忠臣・結髪の潔白に気づく、すげーいいシーンがあるんですよ。<br class="auto"/>
証拠品である２つの手紙を手にして、<br class="auto"/>
その筆跡が同じだったら彼の身の潔白が証明される、っていう大事なシーンなんですけど</p>

<p class="auto">
テムジン「同じだ……」（棒読み）</p>

<p class="auto">
もうね、なんだそれ…。<br class="auto"/>
意外と広末さんは良かったですが、大竹さんとか深津絵里さんとか、そのへんの野田女優の演技を誠実に踏襲してたような演技でした。綺麗だったけど目新しさはないです。<br class="auto"/>
演出も、別段どーということも…。<br class="auto"/>
とくに急に「アヴェマリア」が流れたりしたところとか、意味わからん。レベルもでかすぎてびっくりしました。<br class="auto"/>
色々なテーマや背景を体現する役者や舞台そのものがそんな感じなので、<br class="auto"/>
なんかちっとも鼻白むというか、伝わってきません。<br class="auto"/>
んー。いかんよ、いかん。<br class="auto"/>
こんなものでは私はもえない。ぜんぜんぐっとこない。</p>

<p class="auto">
唯一、脚本だけはやっぱり何年たってもすばらしいと思いました。<br class="auto"/>
野田はドラマがやっぱり見事だなあ。<br class="auto"/>
戯曲読んでてストーリーも知ってるはずなのに、やっぱり同じところでびっくりしましたもの。<br class="auto"/>
息子・バンリとのやりとりなんかもいい。バンリの最後、父にあてる手紙の独白もいい。<br class="auto"/>
しかし、そのへんは舞台の色気というか、雰囲気でみせてるところもあるから微妙だなあ。</p>

<p class="auto">
多分夏にやってた「the bee」のほうが野心的だったのであろうな。<br class="auto"/>
遠藤さんにDVDかりたので、そっちをきちんと観ようと思います。<br class="auto"/>
</p>

<p class="auto">
<BR><BR></p>

<p class="auto">
＜公式よりあらすじ↓＞<br class="auto"/>
～STORY～<br class="auto"/>
羊の国（モンゴル）の洋服屋の息子テムジンは、父の憎しみを受け成長するが、父はファッション戦争に敗れ命を奪われてしまう。<br class="auto"/>
そんな父の遺志を受け継ぎ、祖先の名を冠したブランド「蒼き狼」による世界制覇の野望を抱き、羊毛の服で大草原のファッション界を制していく。<br class="auto"/>
そして、腹心・結髪の仲介で絹の国（中国）から来た娘シルクと恋に落ちるが、シルクは絹の国に連れ去られてしまう。<br class="auto"/>
怒ったテムジンは、祖国の羊を焼き捨て、敵国に攻め入りシルクを奪い返す。<br class="auto"/>
やがて、妻となったシルクに息子バンリが誕生し、父と同じ宿命を背負ったテムジンは、<br class="auto"/>
今度は自分が息子にとって代わられる恐怖に襲われるようになる。<br class="auto"/>
しかし、その後も外征を続け、ついに世界制覇の夢が達成するかに見えた時、<br class="auto"/>
西の羊（西洋）の地から、「蒼い狼」という偽ブランドが出現し、「蒼き狼」の行く手を阻む。<br class="auto"/>
その制圧に遣わしたはずのバンリは消息を絶ち、新たなデザインさえも「蒼い狼」に盗まれ追い詰められるテムジン。<br class="auto"/>
果たして「蒼い狼」は一体誰なのか？　バンリなのか？　腹心の裏切りなのか？　<br class="auto"/>
愛憎が渦巻く果てに、ついに「蒼い狼」が姿を現わし、「蒼き狼」との最後の戦いが始まる・・・・・。</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>上海浮遊・其之壱</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-17</link>  
      <category>飄然</category>  
      <pubDate>Thu, 17 Jan 2008 01:09:18 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-17</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112721.jpg" /></p>

<p class="auto">
休みは電王をみたり<br class="auto"/>
職場の上司に電王キーホルダを貰ったり（喋る）<br class="auto"/>
電王プロモDVDをかりたりしていましたわたくしですが<br class="auto"/>
思い立って、上海にいってきました。<br class="auto"/>
<a name="more"></a></p>

<p class="auto">
*　*　*</p>

<p class="auto">
ちょっと前アジアンゴシックブームがあったじゃないですか。（今もそうなんだろうか）<br class="auto"/>
まあ、わたくしもやっぱりっていうか、「クーロンズゲート」とかすごいすきなんですよ。<br class="auto"/>
「九龍城探訪」写真集とか買っちゃてるわけですよ。<br class="auto"/>
エスクァイアの上海特集（町田康出演）とかだいじに保管しちゃったりするんですよ。<br class="auto"/>
皇名月とかチェンカイコーとか覇王別姫とか<br class="auto"/>
たぶんなんか漠然としたまちがった憧憬にまみれてるんですが、行きたかったわけです上海に。<br class="auto"/>
3泊４日のとんぼ帰りでしたが、しかしわたくしの妄念にみちた魔都への想いは<br class="auto"/>
あながち間違ってなかった是！　ちょう面白かった上海！　我愛イ尓！<br class="auto"/>
以下は例によって旅雑記です。暇な方だけどうぞ。</p>

<p class="auto">
<br><br><br class="auto"/>
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112720.jpg" /><br class="auto"/>
上海はすごく都会で、高層ビルをあちこちにたてて<br class="auto"/>
じつに漫画的な「ザ・未来」みたいな町をつくってます。<br class="auto"/>
もうなんか、四角いビルを建てたらダメって条例でもあるのか？　ってくらいに<br class="auto"/>
ずべてのビルが、丸かったり王冠乗ってたり、スゲー変な形。<br class="auto"/>
かと思うと、その横に租界時代のすごく素敵な洋館があったりとか、<br class="auto"/>
さらに一本路地を入ると、スラムみたいなところだったりとか。<br class="auto"/>
なんともいえない味わい深さでした。<br class="auto"/>
<br><br></p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112716.jpg" /><br class="auto"/>
しかも、その高層ビルを建てるのに<br class="auto"/>
ぜんぶ竹で足場をくんでるんですよ！　これにはびっくりした。<br class="auto"/>
ちょっと裏にいくと、こんな感じで小さな商店がならんでたり、<br class="auto"/>
オッサンがなんか蒸かして売ってたりしました。<br class="auto"/>
中国の人は英語まったく話せないので、もう身振り手振りしかないわけですが<br class="auto"/>
これもまた面白い。わたしは滞在中ニーハオと謝謝しか言えませんでした。<br class="auto"/>
焼き小龍包とかちょうんまかったです。<br class="auto"/>
<br><br></p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112714.jpg" /><br class="auto"/>
浴ってかいてあるのはお風呂屋さんでした。<br class="auto"/>
長屋みたいなのが連なってて、上に棒が何本もかかってるつくり。<br class="auto"/>
どうやら洗濯物をほしたり、なんか色々使うみたい。<br class="auto"/>
そして壁を蛇のように這う無数のダクト。なんだこれ。<br class="auto"/>
風呂やのとこには下着がかかってました。<br class="auto"/>
<BR><BR></p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112713.jpg" /><br class="auto"/>
やたらいっぱい貼ってあった性病治療の広告。<br class="auto"/>
表通りにはないのに、一本入るとこんなです。イカス。<br class="auto"/>
<BR><BR></p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112710.jpg" /><br class="auto"/>
路上に野菜とか魚とかすごい転がって並べてるんですが<br class="auto"/>
全部売り物です。<br class="auto"/>
カニとかライギョとかよーけ置いてあるんです。<br class="auto"/>
右上の方では開いて吊るしてあります。キモー。<br class="auto"/>
<BR><BR></p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112718.jpg" /><br class="auto"/>
洗面器屋。<br class="auto"/>
<BR><BR><br class="auto"/>
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/11112711.jpg" /><br class="auto"/>
宇宙服屋。<br class="auto"/>
</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>あけましておめでとうございまんす</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-08</link>  
      <category>脳考</category>  
      <pubDate>Tue, 08 Jan 2008 02:49:16 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2008-01-08</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/10995623.jpg" /></p>

<p class="auto">
<BR><br class="auto"/>
今年も死なない程度にがんばります</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>パンズラビリンス</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-11-14</link>  
      <category>映像</category>  
      <pubDate>Wed, 14 Nov 2007 20:38:34 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-11-14</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/10220185.jpg" /></p>

<p class="auto">
みたのはだいぶ前ですが。</p>

<p class="auto">
*　*　*</p>

<p class="auto">
<a name="more"></a><br class="auto"/>
画像とかサイトで見てて<br class="auto"/>
すっかり一連のファンタジー映画路線かと思いきや。思いきや？<br class="auto"/>
まったく違くて、スペイン内乱を主軸に据えた骨太でヘヴィな映画でした。<br class="auto"/>
面白かったよ！　でも全然ガーリーじゃないから<br class="auto"/>
「ハリーポッター」みたいなイメージでいくと足払いをくらうよ。よ？</p>

<p class="auto">
すごくすごくいい映画だと思ったけど<br class="auto"/>
もっとファンタジーと現実がぐちゃぐちゃだったらなおいいと思った。<br class="auto"/>
「現実世界にいる魔法の国の皇女が、魔法の世界に戻るために３つの試練に挑む」<br class="auto"/>
っていう設定上、主人公のいる世界と、あちら側の魔法世界に<br class="auto"/>
大きく線引きがされてしまっているのが多分その原因だと思う。<br class="auto"/>
ペイズマンとか妖精とか、魅力的な不思議生物がいっぱいでてくるのに、なんか勿体無い。<br class="auto"/>
そして、後半、物語が収束するにしたがって、<br class="auto"/>
スペイン内乱の血なまぐさい様子、義父である大尉のドSぶり、ゲリラ達のヒロイックな様子、<br class="auto"/>
等等のほうが、魔法よりも断然強烈で、一気に真実然としている始末。<br class="auto"/>
そしてラストシーンに至っては、<br class="auto"/>
どうにもこうにも「あぁぁぁぁぁぁーーーー……orz」ってかんじでした。<br class="auto"/>
多分監督が、スペイン内乱に思い入れがありすぎるんだろうな…。<br class="auto"/>
「あれもこれもそれも書かなきゃ！　ああ魔法のほう削らなきゃ2時間におさまんねえや」っていう…。</p>

<p class="auto">
パンが妙に人間くさいモーションをとってる以外は<br class="auto"/>
クリーチャーもとてもよかったです。<br class="auto"/>
あ、ちなみにタイトルにある「パン」は「お菓子を食べればいいじゃない」のそれではなくて<br class="auto"/>
ギリシア神話の牧羊神のことで、混乱や恐怖をもたらす“panic”の語源だそうですよ。<br class="auto"/>
</p>

<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/10220177.jpg" /><br class="auto"/>
子供を食べるペイズマン。<br class="auto"/>
ふだんは皿の上に目玉が載っていて、<br class="auto"/>
子供が来るとそれを両手にはめて襲ってくるのです。</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>犯さん哉</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-10-18</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Thu, 18 Oct 2007 02:21:38 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-10-18</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/9813477.jpg" /></p>

<p class="auto">
理屈じゃないんだよっ！！</p>

<p class="auto">
でも世の中の出来事にはすべて道理ってもんがあんだよ！！</p>

<p class="auto">
*　*　*<br class="auto"/>
<a name="more"></a></p>

<p class="auto">
みてきまんた。<br class="auto"/>
またチケットとれなくてはいはいわろすわろす二分で完売わろす<br class="auto"/>
とか思ってたら追加公演あったんで<br class="auto"/>
また申しこんだらとれてやったーとかいってたんですけど<br class="auto"/>
よくみたら平日の昼間であらやｄ<br class="auto"/>
ちがうんです<br class="auto"/>
このくそ忙しいなか、自殺行為で中抜けしたりしてないんです。<br class="auto"/>
柔軟材はつかってないんです。<br class="auto"/>
つかどれだけ古田好きなんだあたいは。</p>

<p class="auto">
でも観てきてよかったよー。すげーおもしろかった。<br class="auto"/>
いまんとこ今年いちばんです（つかそもそも殆どみてねーけど）。<br class="auto"/>
作演出はケラリーノサンドロヴィッチで<br class="auto"/>
「時効警察」みてた人はわかると思うけど、だいたいあんなかんじ。<br class="auto"/>
台詞が半音ずつずれてって、変なパラダイムに突入していく、みたいな。<br class="auto"/>
あらすじなんかあってなきが如しなので、書くのもなんかアレですが<br class="auto"/>
「少年：古田新太」が大人になるまでの、キ印一代記、（か？）。</p>

<p class="auto">
カン違いを何回もかぶせるのとか、ホテルの一室がいきなり手術室のシーンになったりとか<br class="auto"/>
あの独特の変なやりとりとか、うまいなぁ、って思いました。<br class="auto"/>
ケラってそんなうまかったっけ？　そりゃあ10年以上？　もやってりゃうまくなるか。<br class="auto"/>
でも後半は息切れして構成グダグダになってましたけどね。<br class="auto"/>
前半はすばらしかったです。やたら足が長くて高い学習机、とか（学ラン姿の入江雅人が座ってる）<br class="auto"/>
セットもよかった。私もいじめっ子コントとかやりたいお。</p>

<p class="auto">
なんせ役者さんがみんなすばらしかった。<br class="auto"/>
やはり劇団公演はいかんな！　芝居はプロデュース公演にかぎる。あとパルコ劇場は偉い。<br class="auto"/>
主演兼座長が古田新太なんですが<br class="auto"/>
入江雅人、大倉孝二、犬山イヌ子とか、他にもばっちり上手くて面白役者さんで<br class="auto"/>
シーンによって出来にムラがない。あと以外に中越典子がよかったです。</p>

<p class="auto">
心に残る名台詞とか名シーンとかなんもないけど<br class="auto"/>
ちょうよかったです。<br class="auto"/>
「だって面白いもんは面白いんだもん」的な。<br class="auto"/>
結局、最終的にもののよしあしを絶対的にするのは<br class="auto"/>
速度やリズムや空気とか、数値化できないあいまいなものに因るよな、とひしひしと。</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>犬顔家の</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-09-12</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Wed, 12 Sep 2007 00:14:09 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-09-12</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/8070223.jpg" /></p>

<p class="auto">
ようやっと</p>

<p class="auto">
<a name="more"></a><br class="auto"/>
</p>

<p class="auto">
*　*　*</p>

<p class="auto">
ようやっとみてきました</p>

<p class="auto">
「犬顔家の一族の陰謀<br class="auto"/>
　金田真一耕助之介の事件です。<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノート」</p>

<p class="auto">
を！！</p>

<p class="auto">
チケットとれなくて（×10）くらいを繰り返してましたが<br class="auto"/>
まあなんだ。<br class="auto"/>
大人の機転で？<br class="auto"/>
ああ、そうだよそうさ<br class="auto"/>
要するに金に物を言わせたんだよわりーかよ<br class="auto"/>
そーだよなけなしのタイ米突っ込んだんだよ。新太みたさにな！わりーかよ！！１</p>

<p class="auto">
――と、ようわからない逆ギレはともかく感想。<br class="auto"/>
タイトルからもわかるように、まあただのネタもの芝居なんですけど<br class="auto"/>
おもんかったー<br class="auto"/>
ストーリーは犬神家の一族そのまんまです。<br class="auto"/>
それを小ネタ挟んでどこまでもおバカに展開する、っていうだけです。<br class="auto"/>
でもおもんかったー。</p>

<p class="auto">
まあ、古田新太と橋本じゅんと池田成志はいつもどおり神がかり的に面白えんですけど、<br class="auto"/>
今回、木野花さんがすばらしかった。<br class="auto"/>
今まで、わりと静かで正統派のお芝居に出てるイメージだったんですが、<br class="auto"/>
いやあ、おみそれしまんた。<br class="auto"/>
長女（犬顔太郎子）の役だったんですけど<br class="auto"/>
歌うし踊るしアドリブ面白いし劇場中走り回るし<br class="auto"/>
なによりそれで御年60ですよ！？　え、まじで？　まじで！？　還暦？<br class="auto"/>
写真みたら40そこそこにしか見えませんよ。妖怪ですか。</p>

<p class="auto">
太郎子「すけぴよ、口の中のキャラメルをお出し！」<br class="auto"/>
　噴出すすけぴよ。<br class="auto"/>
　飛ぶキャラメル。<br class="auto"/>
ロベール（古田）「あるよ。エマニエルの膝の前にあるよ」<br class="auto"/>
　指ではじき返すエマニエル。<br class="auto"/>
太郎子「ありがとう……、エマルちゃん。」</p>

<p class="auto">
が超うけました。</p>

<p class="auto">
あと橋本じゅんの<br class="auto"/>
急に振られて似てないモノマネをするシリーズ<br class="auto"/>
台詞がすべて疑問文になってしまうネタ</p>

<p class="auto">
も超うけました。<br class="auto"/>
<BR><BR><br class="auto"/>
しかし、なんというか、お客さんよ甘すぎやしませんか。<br class="auto"/>
出てくるだけで笑うのとかどうなの。<br class="auto"/>
最初にロゴが出てきただけで笑うのとかどうなの。<br class="auto"/>
いやまあ面白いんだけどもさー。<br class="auto"/>
そういうのって、テレビとかで芸人のギャグで無理やり受けてる寒い共演者とか、<br class="auto"/>
なんかそういう気配を感じてしまう。。</p>

<p class="auto">
リピーターの方とかが、日替わりネタで盛り上がりながら<br class="auto"/>
帰っていくのを見て、ほほえましいと思う反面<br class="auto"/>
野田も三谷も、そういう風な、表現活動が内輪的になっていくのが嫌で<br class="auto"/>
劇団解散したんだよなあ、と。難しい気分に。</p>

<p class="auto">
更に気になったのが<br class="auto"/>
スタメンの役者さんと、それ以外の役者のシーンの差。<br class="auto"/>
きついことを言うようだけども、もっと訓練したほうがいいのでは…。<br class="auto"/>
それとも結局、センスとか才能の問題なのかなあ。身もふたもないが…。</p>

<p class="auto">
あ、そういえばくどかん（金田一）も演技下手でした。<br class="auto"/>
あと異様に細くて、心配になりました。だいじょうぶなのか。<br class="auto"/>
<BR><BR><br class="auto"/>
それと、今回パンフが超よかった。<br class="auto"/>
茶色い書類ケースに入った<br class="auto"/>
小汚い使い古したノートのデザインで、それだけならまあ普通なんですが<br class="auto"/>
おまけで、文庫本がついてきます。<br class="auto"/>
しかも金田一といえば角川、の黒表紙（初版）とおなじデザインで！　これには感激した。<br class="auto"/>
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/9300964.jpg" /><br class="auto"/>
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/9300970.jpg" /></p>

<p class="auto">
ちゃんと中身もあって、<br class="auto"/>
戸梶圭太とかほしよりことか、喜国雅彦とかがかいてます。（解説は大森望）<br class="auto"/>
文庫目録までいちいちネタに。<br class="auto"/>
（「家畜人ヤフー」孫正三、「パノラマ島、来たん？」浪速川乱歩、等など）<br class="auto"/>
という徹底ぶり。いやはや。</p>

<p class="auto">
<BR><BR><br class="auto"/>
ディテールに神は宿る。</p>

<p class="auto">
あと大阪の人はオッサンでも偉い。</p>

<p class="auto">
サンシャイン劇場を後にしながら<br class="auto"/>
わたくしの胸にはそんな思いが去来するばかりでした。</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>the pavement crawler</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-08-20</link>  
      <category>脳考</category>  
      <pubDate>Mon, 20 Aug 2007 16:47:47 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-08-20</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/8980338.jpg" /></p>

<p class="auto">
<BR></p>

<p class="auto">
蒼穹。<br class="auto"/>
舗道が溶ける。</p>

<p class="auto">
<a name="more"></a></p>

<p class="auto">
俺は右足を出す<br class="auto"/>
俺は右足のあとに<br class="auto"/>
右足を出して右足を出して戻る術を知らぬ阿呆<br class="auto"/>
赤目の猫に引き摺られて<br class="auto"/>
病目の標識に倒れこむ</p>

<p class="auto">
業務は異常高温<br class="auto"/>
体躯と双眸と携帯電話と<br class="auto"/>
なにもかもが発火<br class="auto"/>
なにもかもが溶解<br class="auto"/>
腹を切れ</p>

<p class="auto">
西新宿に発狂した女が<br class="auto"/>
念仏唱えて這い回る<br class="auto"/>
<BR><BR><br class="auto"/>
</p>

<p class="auto">
夏休みが、ない</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>スカイ・クロラ</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-06-20</link>  
      <category>映像</category>  
      <pubDate>Wed, 20 Jun 2007 20:17:37 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-06-20</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/8141677.jpg" /></p>

<p class="auto">
　　　　　　　　　　　 僕はまだ子供で、<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　　　　ときどき、<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　　　右手が人を殺す。<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　　　　その代わり、<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　　　　誰かの右手が、<br class="auto"/>
　　　　　　　　　　僕を殺してくれるだろう。 </p>

<p class="auto">
<a name="more"></a><br class="auto"/>
</p>

<p class="auto">
<BR><br class="auto"/>
<BR><br class="auto"/>
<BR><br class="auto"/>
公式発表がきましたね！<br class="auto"/>
ああたのしみぃ</p>

]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>犬顔家</title>  
      <link>http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-06-15</link>  
      <category>舞台</category>  
      <pubDate>Fri, 15 Jun 2007 18:26:29 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/2007-06-15</guid>  
      <description><![CDATA[<p class="auto">
<img src="http://blog.so-net.ne.jp/Jerico/blog/_images/blog/_d33/Jerico/8070223.jpg" /></p>

<p class="auto">
みたいお(^ω^)(^ω^)おっおっ <br class="auto"/>
でもチケットとれなかったお(^ω^)</p>

<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>Jerico</author> 
    </item> 
  </channel> 
</rss>

