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    <title>映画関係論 - 映画製作現場の裏側</title>  
    <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/</link>  
    <language>ja</language>  
    <pubDate>Mon, 13 Jul 2009 13:53:54 +0900</pubDate>  
    <description><![CDATA[映画館やビデオ店に行く前に読んで参考にしてください。]]></description>  
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    <item> 
      <title>トランスフォーマー</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-07-13</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Mon, 13 Jul 2009 13:53:54 +0900</pubDate>  
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      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0017VH42I?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0017VH42I"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MV5BMjE4MzE2NDk1OV5BMl5BanBnXkFtZTcwOTE3MDU1MQ4040._V1._SX98_SY140_.jpg" width="98" height="140" border="0" align="" alt="MV5BMjE4MzE2NDk1OV5BMl5BanBnXkFtZTcwOTE3MDU1MQ@@._V1._SX98_SY140_.jpg" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0017VH42I" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0017VH42I?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0017VH42I">Transformers </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0017VH42I" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />(2007)<br />
<br />
タラカトミーが80年代に開発したおもちゃ「トランスフォーマー」。このおもちゃはHasbro社によってアメリカで発売され、「トランスフォーマー」というアニメによって爆発的にヒットしました。1986年にはアニメ映画が公開され子供達は興奮して映画を見て玩具を買いました。<br />
そんな、日本初の子供のおもちゃが150億円もかけてハリウッド映画化されるというニュースを聞いたとき、本気でやるのかとほとんどの人が疑問を持ちました。<br />
<br />
今回はそんな無謀な企画を成功に導いた人たちのお話です。<br />
<br />
30代の若いプロデューサーであるドン・マーフィーは、2000年代初頭「G.I.ジョー」の実写映画化を模索していました。権利を持つHasbro社と一緒に企画を開発していたとき、不運な出来事が起こってしまいます。アメリカ軍がイラク攻撃を開始し、映画への撮影協力ができなくなってしまいました。そんなときHasbro社はマーフィーに「トランスフォーマー」の映画化について提案してきました。マーフィーは「トランスフォーマー」の映画化に関し動き出します。すると「トランスフォーマー」の熱狂的なファンであるトム・デサントが参加したいと手を挙げてきました。彼はブライアン・シンガーと組んで「Xメン」シリーズをヒットさせた人物です。若い二人は、アニメ版や漫画版の「トランスフォーマー」を作ってきたスタッフと何度も会い、ストーリーを考えました。その結果、アニメに登場するロボット達が映画版にも登場すること、映画のトーンはリアリティのあるもので子供っぽい作風にはしないことなど最終的に映画に反映されることになるいくつかの重要な決めごとを作りました。<br />
<br />
「トランスフォーマー」の大ファンであった<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スティーブン・スピルバーグ</a>が2004年にプロジェクトに参加します。スピルバーグはエクゼクティブ・プロデューサーというポジションです。要は自身の経営する映画スタジオ・ドリームワークスが資金を拠出するということです。スピルバーグの参加により企画は一気に動き出しました。そして当初、言葉を発しなかったロボット達は話すように変更されました。戦いの場はグランドキャニオン、映画のスケールはどんどん大きくなっていったのです。<br />
<br />
2005年6月、スピルバーグはマイケル・ベイに監督の依頼をしました。「アルマゲドン」「バッド・ボーイズ」などで知られるベイは、子供っぽい映画だと言うことでこの依頼を断ります。しかし、スピルバーグと仕事をしたいという思いとHasbro社の熱心なスタッフを見て心を動かされます。それでもベイにとって脚本はとても幼稚だったので、ベイなりに本を書き直すことを条件にこのプロジェクトに参加することにしました。これにより子供っぽい映画になる可能性をはらんだ企画が、ベイの力により見事にハリウッド・アクション大作として制作されようとしていました。<br />
<br />
脚本ができあがり、予算を算出すると、とてつもない金額となりました。そこでベイは、報酬の30%をカットし、その分を制作費に回しました。映画の見所はトラックや車がトランスフォームし巨大ロボットになるシークエンスです。これにはCGIが使われることになりました。2005年4月からソフトウェアの開発、アニマティクスがスタートしていました。新しい映像をクリエイトするのはジョージ・ルーカスが率いるILM。残りをデジタル・ドメインが担当しました。6ヶ月かけてILMが作り上げた変形シーンは、T2のリキッドメタルのようでした。ベイはこれを好きになれず、もっとガチガチと鉄のブロックが変形するようなイメージで作り直して欲しいと依頼します。日本人を含むチームがソフトウェアを開発し、ベイの期待に応えます。ロボットの数が増え、変形に要するアニメーターやスタッフの増員でILMは規模を大きくして作業に対応しました。<br />
<br />
撮影はロサンゼルス周辺で進められました。撮影期間は83日。オーストラリア、カナダなどにも出向き撮影を行い撮影は順調に進みました。皮肉なことにストーリーには軍隊が大きく関与します。結局、アメリカ軍がいくつかの基地を撮影に貸してくれました。撮影は、ロボットがいないというだけで爆発やアクションなどはほぼ実際に撮影されました。週末のロサンゼルスダウンタウンは、ブロックが封鎖され激しい爆破シーンが何度も収録されました。沢山のカメラ、沢山のスタッフキャストを動かし、事故の内容に撮影を終了するという監督本来の指揮統率能力を持っている映画監督が現在何人いるでしょうか？スティーブン・スピルバーグ、ジェームス・キャメロン、トニー・スコットくらいではないでしょうか。マイケル・ベイはその中のひとりです。ある時は頑固に、ある時は強力なリーダーシップを示し撮影する姿は、この映画の成功を信じているとしか映らなかったでしょう。<br />
<br />
映画の宣伝は、派手に行われました。登場するロボット達がアニメ版と一緒であること、声優までもが同じであることから、子供の頃見ていた世代に向けてのパブリシティが始まりました。同時に、映画版のおもちゃが大量に製造され、子供達の人気となりました。マイケル・ベイは、パナソニック、バーガーキング、ペプシのタイアップCMを制作します。CM業界出身のベイならではのかっこいいCMです。<br />
驚いたことに試写を見た映画評論家の評価がおおむね好評だったことです。映画は、ドリームワークスと<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-14>パラマウント・ピクチャーズ</a>の共同配給で世界公開されました。子供っぽさを排除し大人が見ても満足できるストーリー、ILM主導の素晴らしいCGI、マイケル・ベイの演出、沢山のスタッフの努力により映画は大ヒットします。2007年の世界で一番稼いだ映画となり、その金額は700億円を超えました。<br />
<br />
ベイは、この映画で約10億円の成功報酬を受け取ることになりました。撮影時に映画のクオリティを上げるため自分の報酬を30%カットしましたが、それをはるかに上回る収入を得たのです。ベイは、この収入を会社の買収に投資します。CGIを手伝ってきたデジタル・ドメイン社を買収してしまったのです。このニュースに、映画業界は驚きました。ベイは、映画産業に投資するような人物ではないと思われていたのですが、自分の利益を映画業界の発展のために投資してしまったこと、そしてその投資先が、ジェームス・キャメロンがかつて社長を務めた「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-11-27>ターミネーター</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-09-29>タイタニック</a>」を作り上げたデジタル・ドメインだということにです。<br />
<br />
デジタル・ドメインは、すぐにベイから新しい仕事の依頼を受けます。それは「トランスフォーマー」の続編制作です。続編はさらに規模が大きくなります。そのCGI開発から制作を引き受けるのです。<br />
そして完成したのが「トランスフォーマー リベンジ」です。内容は、１に比べると幼稚になっていますが、デジタル・ドメインによるCGIはとても素晴らしい出来映えでした。<br />
<br />
現在、ベイは様々なプロジェクトで活躍しています。映画のプロデューサー、監督、俳優、CMディレクター、会社経営などです。映画監督としては「トランスフォーマー」の第３作目とかつての盟友ジェリー・ブラッカイマーとの新作が控えています。デジタル・ドメインは、この先どうなるのでしょう？「トランスフォーマー」で会社の価値を上げ会社を売って利益を上げる投資物件として終わるのか？<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-23>ルーカスフィルム</a>のように、大切に育てていくのか？今後のベイとデジタル・ドメインの動向に注目です。<br />
<br />
企画当初からがんばっていたマーフィーとデサントは、「トランスフォーマー リベンジ」でもプロデューサーとして活躍しました。スピルバーグは無報酬で、「トランスフォーマー リベンジ」のエクゼクティブ・プロデューサーを務めました。<br />
<br />
＜トランスフォーマーを購入＞<br />
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<br />
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<br />
＜マイケル・ベイ監督作を購入＞<br />
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<br />
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<br />
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<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0001HPBOW?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0001HPBOW">バッドボーイズ ツインパック [DVD]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0001HPBOW" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>日本映画の映像はなぜ汚いか？</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-07-12</link>  
      <category>映画技術</category>  
      <pubDate>Sun, 12 Jul 2009 16:32:09 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-07-12</guid>  
      <description><![CDATA[<p><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/b2b51e8c5c20add0.jpeg" width="102" height="130" border="0" align="" alt="b2b51e8c5c20add0.jpeg" /><br />
<br />
今回は、映画技術についてのお話です。内容は難しいので読むのはやめようと思った方も、是非おつきあい下さい（笑）。<br />
日本映画の画質が汚いと思っている人が結構います。何故邦画はハリウッド映画のように輝いて見えないのかを疑問に思う方もおおいでしょう。この不思議な疑問について、できるだけわかりやすく説明しようと思います。<br />
<br />
ちょっと過激なタイトルを付けましたが、結論から言うと実は邦画の映像が汚いわけではありません。<br />
映画の画質は、様々な要因によって決まるのですが、日本のカメラマン、監督、制作チームは、自分たちで満足のいく映像を作り出しているのです。<br />
それなのにおおくの人が邦画の画質が悪いと感じるのは何故なのでしょう？<br />
その不思議を解明するのが今回のテーマです。<br />
<br />
まずは、映画が撮影されてからどのような過程を進んで映画になるのかを簡単に説明します。<br />
<strong>＜撮影＞</strong><br />
ほとんどの映画は35mmフィルムで撮影されます。フィルムで撮影するメリットは、ビデオやデジタルカメラに比べ遙かにおおくのデータを収録することができることです。ハリウッドのあるポストプロダクション会社のデータによると、35mmフィルムのデータ量は6Kといわれています。HDテレビの画質は、約2K、最新の時たるカメラが2K～4K程度です。よって今現在、撮影で一番データ量が優れているのは35mmフィルムということになります。ハリウッド映画やCMなどが撮影に35mmフィルムを使うのはこのような理由があるからなのです。<br />
<br />
現在、スチルカメラ市場では、デジタル化が進み、35mmフィルムの撮影は激減しています。ポスターや雑誌、写真集の大きさであればデジタルカメラでも十分な画質が得られます。しかし、大スクリーンに投影する映画（動画）となると、35mmフィルムの活躍の場はまだまだあるわけです。<br />
<br />
<strong>＜現像＞</strong><br />
フィルムは、あたりまえですが現像しないといけません。撮影済みのフィルム（ネガ）を現像して映像が見える状態のフィルムにします。これは、日本ではIMAGICAやSony PCLなどの現像所が行います。ハリウッドだとテクニカラーとかデラックスが大手として有名です。<br />
<br />
<strong>＜編集＞</strong><br />
撮影した映像を編集するのには、フィルムを切って貼るという作業を長年行ってきました。現在でもこの作業を行っています。しかし、マスターフィルムを切ったり貼ったりするのはフィルムを傷つける可能性があるので、最近はデジタル化の波が押し寄せています。<br />
撮影されたフィルムは、一度1K程度の軽いデジタルデータにスキャンされ、それをコンピュータに取り込んで編集します。編集ソフトはAVIDやAppleのファイナルカット・プロです。映画の編集が確定した時点で、コンピュータ上の映像通りにネガフィルムを手作業でつなぎ合わせるのです。<br />
<br />
<strong>＜劇場上映＞</strong><br />
編集が終わり、完成したネガフィルムは、色が反転しています。なので、それをポジフィルムにする作業があります。このポジフィルムが０号プリントと呼ばれます。スタッフは、劇場で0号を上映して見て、色の問題を議論します。そして、このカットはもう少し明るく、とか、ここはもっと青くなど指示します。それを受けて、現像所は現像をやり直し、色を整えます。この作業をカラータイミングといいます。色が正しくなったフィルムを初号プリントと呼び、これを大量に複製して全国の劇場に納品し、各劇場で上映が行われます。<br />
<br />
<strong>＜ビデオ＞</strong><br />
劇場で上映されるフィルムは1秒24コマです。テレビは1秒30コマです。よって、テレビやDVDで映画を見られるようにするためには、テレシネという変換作業が行われます。マスターモニターを見ながら監督とカメラマンが、自分の意図した画質になるよう丁寧に作業を進めます。それが完成するとHDビデオ原板が完成し、テレビで放送されたり、DVDやBDとなって家庭で映画が見られるわけです。<br />
<br />
このように沢山の行程を得て、映画ができあがっていくのです。この全ての過程で画質が変化する可能性があります。さらに何度かの現像行程では、フィルムの世代が落ちていきます。これはアナログの宿命です。なのでフィルムの管理や現像行程の繊細さで映像は大きく左右されていきます。<br />
<br />
では、それぞれの行程での画質に関わる問題についてお話しましょう。<br />
<br />
<strong>＜撮影＞</strong><br />
ハリウッド映画は、撮影に大きなセットを組んだり大規模なロケーションを敢行します。その際は、巨大な照明を用意して撮影場所を照らします。フィルムは光に反応するので、光があればあるほど映像は綺麗に映ります。そのため撮影監督制度が確立されていて、カメラマンがカメラとレンズ、照明を指揮して自分の作りたい映像を撮影していきます。<br />
日本ではどうでしょう。まず予算の関係で、ハリウッドほど沢山の照明を用意できないことがおおいです。よってフィルムに収録される映像には撮影時点でハリウッドと差が出ています。<br />
しかし、最近のフィルムは技術革新が進み、高感度化されています。なので、かつてのように照明で映像の差が出にくくなりました。クリント・イーストウッドなどはほとんどノー・ライトで撮影していますが、毎作品素晴らしい映像を見せてくれます。実は、照明のあて方やレンズの使い方などでも画質におおきな差が出ることがわかっています。この辺りはカメラマンや照明技師のスキルの差になってしまうのです。<br />
<br />
あまり使いたくない例ですが、時代劇と「ラスト・サムライ」を見比べると、同じ日本を描いているのに映像のクオリティがかなり違うのに気がつくでしょう。これは、様々な行程が関係してくるのは間違いありませんが、撮影時のカメラマンと照明技師のセンスの違いによることが大きいのです。「ラスト・サムライ」は、日本でも撮影しているけど、海外でも撮影しているから色が違うんだという方がいます。では、邦画と「ロスト・イン・トランスレーション」を比較してください。全編東京で撮影したハリウッド映画（しかも、ほとんどキーライトのみ）の「ロスト・イン・トランスレーション」は、とても美しく感動します。それに引き替え邦画は、あそこまで美しい映像はあまりありません。<br />
<br />
<strong>＜現像＞</strong><br />
ハリウッドのスタッフも認めていますが、日本の現像はとても優秀で綺麗に現像してくれるそうです。ただ、カメラマンの要求は聞き入れてくれないようで、技術者として、自分たちの優れていると思いこんだ現像を行ってしまうそうです。これは現像という作業だけでなくおおくの日本産業に言えることですが、自分たちの技術力に固執するあまり、マーケット全体のニーズを見失う傾向があるということの一例です。<br />
なので邦画は、どの映画もそれほど差がなく現像されてしまいます。これにより邦画全体の画一化が起こっています。ハリウッドでは、カメラマンの意図通り現像液の濃度が調合され現像されます。日本で撮影されたハリウッド映画のおおくは、日本での現像を避けて未現像のままフィルムを抱えアメリカに持ち帰り、アメリカで現像が行われています。これは、アメリカの現像所のほうがカメラマンの自由な発想に対応してくれるからだそうです。<br />
<br />
<strong>＜編集＞</strong><br />
ハリウッドでは、編集の技術が発展しています。デジタル・インターミディエート（DI）という技術です。撮影済みのフィルムを現像したら、すぐに６Ｋでデジタルデータに変換します。35mmフィルムのデータを全てデジタルに置き換えるわけです。その重いデータを4Kにして編集作業を行い、デジタルで色補正やCG合成を行います。すると4Kのデジタルマスターが完成します。このデジタルマスターをフィルムに戻すと4K解像度の劇場用フィルムになるのです。<br />
この作業の最大のメリットは、フィルムで撮影したデータをコンピュータ上で自由にいじれることです。現像ですらコンピュータで設定変更できるのです。これによりとても美しい映像を作り出すことに成功しています。さらにネガフィルムを手で切ったり貼ったりする作業がなくなりました。映画の完成版はデジタルで完成し、それをフィルムにする（レーザーライターでフィルムに書き込みます）、世代が落ちません。<br />
<br />
<strong>＜劇場上映＞</strong><br />
日本では、初号プリントをコピーして劇場に配送します。字幕作業が入るとさらに１世代画質が落ちます。ハリウッド映画は、各国語字幕版のデジタルマスターを作り、それをフィルムにします。なので「ハリー・ポッター」の日本語字幕版のマスターは、もっとも画質の良い状態のデータをフィルムにして日本に送られてくるのです。<br />
<br />
<strong>＜ビデオ＞</strong><br />
DIの映画は、デジタルマスターがそのままビデオマスターになります。なので、とても綺麗です。デジタルマスターの最終調整はプロデューサーが行います。お客さんの方向を向いたプロデューサーがきれいなマスターを作るのです。<br />
日本では、監督とカメラマンが自分の好きな画質に調整してビデオマスターが完成します。ビデオマスターに使うフィルムはローコンポジといわれるフィルムです。このフィルムには撮影時のデータが残っていないので、色の補正はあまりできません。ハリウッド映画の場合、DIでなかったら、マスターフィルムを使ってビデオマスターの制作作業をプロデューサーが行います。日本でもマスターフィルムを使ってビデオマスターを作ればいいのですが、手間がかかるという理由でローコンポジを使うのです。<br />
ハリウッドのビデオメーカーは、ローコンポジを使ったビデオマスター素材を受け付けません。理由は画質が悪いからです。なのに、日本のDVDのパッケージを見ると「ローコンポジからのテレシネを敢行！」など自慢していたりします。おそらく日本のビデオメーカーのスタッフも、フィルムの知識がないのでしょう。とても恥ずかしいです。<br />
<br />
だんだん見えてきたと思いますが、実はハリウッド映画と邦画の画質の違いは、技術やお金が大きな要因ではないのです。そこに関わる人の考え方の違い、もっというとセンスの違いなのです。使われている機材はハリウッドも日本もそれほど変わりません。ただ各工程で、映像に対する感覚や執着の仕方が違うだけなのです。<br />
これは、実は深刻な問題です。日本で映画を制作しているスタッフは、自分達の作った映画の画質に満足しこれでいいと思っています。一般の人から何故邦画の画質が悪いのかを聞かれても誰も明確な答えが出せないのです。<br />
<br />
<strong>＜今後の課題＞</strong><br />
まずは、日本の映画スタッフは世界のスタンダードと世界の技術を知るべきです。一時、SonyやPanasonicが映画マーケットに進出しましたが、どれもうまくいきませんでした。技術会社も同様です。結局日本的なテレビ文化をベースにハードもソフトも独自進化を遂げてしまいました。これは携帯電話と同じです。世界から見たら日本の映像産業はガラパゴス化しているのです。<br />
携帯電話と違うのは、我々は日本以外の映画を見ることができるという点です。島の外と中はなんか違うぞと気づける点なのです。携帯電話も今までは海外からのメーカーは排除し、我々日本人は海外の携帯マーケットがどう動いているのかなかなか知ることができませんでした。しかしiPhoneなど海外の優れた形態が入ってきてやっと自分たちのガラパゴス化に気づいて現在大きな方向転換を行っています。これまでの形態産業における損失は計りしれません。<br />
同様に映像産業は、現在岐路に立たされています。今までのようにテレビ文化に根付いた独自路線で今後も進むのか、それとも海外の産業と同じようにスタンダード化していくのかを模索しなければいけない局面になってきました。<br />
<br />
今後は、邦画でも日本の会社を使わずハリウッドでポストプロダクションを行うプロデューサーが出てくるかもしれません。あるいは日本の映画産業自体が大変革を起こし、ハリウッドスタイルを導入するかもしれません。どうなるかは誰もわかりませんが、私としては、少しでもお客さんが満足する画質を追求していってほしいなあと思います。<br />
<br />
<a name="more"></a></p>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>チャーリー・ウィルソンズ・ウォー</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-06-15</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Mon, 15 Jun 2009 08:42:23 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-06-15</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MPW-34293.jpg" width="120" height="80" border="0" align="" alt="MPW-34293.jpg" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00130HI7E?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00130HI7E">Charlie Wilson's War（2007）</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00130HI7E" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
皆さんは、チャールズ・ネスビット・ウィルソンという人物をご存じですか？<br />
通称チャーリー・ウィルソンは、アメリカの政治家ですが、ニュースに取り上げられることも少なくアメリカ国内でもそれほど知られていない地味な存在でした。<br />
<br />
そんなチャーリー・ウィルソンが、実は陰で歴史に残る大仕事をしていたのです。ジョージ・クライルという作家が書いたノンフィクション小説が2003年にアメリカで発表され、一躍時の人となりました。その小説をベースに作られた映画が、今回紹介する「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」です。<br />
<br />
民主党の下院議員としてテキサス州から出てきたチャーリー・ウィルソンは、3期を務めたのですが、特に目立った活躍はせず、議員としての経歴も特になにもありませんでした。事務所には美人ばかりを揃え、典型的なテキサスの田舎者議員の印象でした。そんな彼は、地元の有力者からの依頼でパキスタンを訪れます。1980年代後半は、旧ソ連がアフガニスタンに侵攻し、アフガニスタンで生活する普通の住人達を虐殺していました。それを逃れるため多数のアフガニスタン人は、国から逃げ出したのです。彼ら難民はパキスタンにも押し寄せていました。<br />
<br />
チャーリー・ウィルソンは、難民の悲劇を目の当たりにして直ぐに活動を開始します。表では、アメリカとソ連は闘うことはしません。アメリカは裏で資金を武器に変え、アフガニスタン人たちに供給しようと考えたのです。チャーリー・ウィルソンは、CIAと協力し、議会を説得、資金を拠出します。そして、本来ならば敵対国の関係にあるイスラエル、エジプト、パキスタンを協力させ、武器をアフガニスタンに送るのです。<br />
<br />
この裏での活動は当時全く知られていませんでした。もし発覚していたらアメリカとソ連の戦争に発展したかもしれません。この陰の活動は功を奏し、ソ連はアフガニスタンから撤退、その後、ソ連は崩壊してしまうのは皆さんもご存じのはずです。<br />
<br />
こんな大それた政治活動を行うチャーリー・ウィルソンは、どんな人物なのでしょう。いくつかの文献によるとやはりテキサスの田舎者のイメージなのです。そんな彼がひとりで歴史を変える程の仕事をしたのでしょうか？実は彼の周りには沢山のブレインがいました。ブレイン達がチャーリーを支え、歴史に隠されたミッションを遂行したのです。<br />
<br />
映画は、この実際にあった物語を描いています。映画でチャーリー・ウィルソンを演じるのはトム・ハンクス。彼は実物を研究して見事に田舎者を表現しています。周りの参謀にはフィリップ・シーモア・ホフマンやジュリア・ロバーツが参加、映画はとても素晴らしい作品に仕上がっています。<br />
<br />
映画の最後にチャーリー・ウィルソンが実際に語った文章が出てきます。実はこの映画のメッセージはここに込められていると思いました。何故、この映画が作られたのか、それは歴史的に大きな意義があったのです。このメッセージは皆さん、映画をご覧になって実感してください。今、この時代に生きる者として、心にガツンとくるお話です。<br />
<br />
映画は、アメリカではヒットし原作や実際に起こった事実を知らない米国国民にインパクトを与えました。そして第65回ゴールデン・グローブ賞では5部門、第80回アカデミー賞ではフィリップ・シーモア・ホフマンが助演男優賞にノミネートされました。<br />
<br />
<br />
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<br />
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<br />
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<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>J.J. エイブラムス</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08</link>  
      <category>スタッフ＆キャスト</category>  
      <pubDate>Mon, 08 Jun 2009 00:26:48 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-06-08</guid>  
      <description><![CDATA[<p><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MV5BMjAzNDI1MzMxMF5BMl5BanBnXkFtZTcwNTI5MDA3MQ4040._V1._CR02C02C2642C264_SS100_.jpg" width="100" height="100" border="0" align="" alt="MV5BMjAzNDI1MzMxMF5BMl5BanBnXkFtZTcwNTI5MDA3MQ@@._V1._CR0,0,264,264_SS100_.jpg" /><br />
J.J. Abrams<br />
<br />
今回は、現在、最も注目されている映像業界の若手、J.J.エイブラムスを紹介します。<br />
<br />
J.J. エイブラムスは、エミー賞を受賞したこともある有名なテレビプロデューサーの息子としてニューヨークで生まれました。その後父親の転勤でロサンゼルスに引っ越し、子供時代を過ごします。学生時代から友達と自主映画を制作し、早くから企画の才能を開花します。<br />
J.J.が13才の時、ニューヨークから引っ越してきていたマット・リーブスと仲良くなります。二人は数人の友達と共に映画制作のまねごとを始めました。<br />
<br />
J.J.は、サラ・ローレンス大学に進学します。彼は大学で友人といくつかの映画企画を作りました。そのうちの１つがタッチストーン・ピクチャーズの目にとまり、企画はスタジオに売れてしまうのでした。この企画は見事映画化されます。タイトルは"Taking Care of Business" (1990)。邦題は「ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転」。日本ではヒットさせる気が全くない宣伝で静かに公開は終了しました。しかし、アメリカではJ.J.の才能をきちんと評価していました。続いて1991年にハリソン・フォード主演の "Regarding Henry"  (邦題：心の旅)で脚本を担当、1992年にはメル・ギブソン主演の "Forever Young" （邦題：フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白）では、脚本に加えエクゼクティブ・プロデューサーのクレジットも手にします。<br />
<br />
映画界で脚本家として努力している時期、彼はテレビ界でもステップアップしていました。学生時代の友達であるマトッ・リーブスと作り上げたニューヨーク（大学名は違いますが、明らかにニューヨーク大学）の学生を描いた "Felicity" （邦題：フェリシティの青春）というテレビシリーズのパイロット版を制作します。ドラマは、テレビ局に認められ放送されます。そして大ヒットしました。<br />
彼は、映画業界で徐々に力を付け、テレビでは一気にヒットプロデューサーとして名前を知られるようになりました。<br />
<br />
テレビ界と映画界の両方でオファーがかかるようになった30代の映像オタクには、映像業界から様々な誘惑がありましたが、「アルマゲドン」の脚本を手伝うくらいで自分の企画に集中します。「フェリシティの青春」で4年のシリーズに終止符を打つと、新作ドラマ「エイリアス」を手がけます。「エイリアス」は、エミー賞やゴールデン・グローブ賞などを受賞、テレビ界の中心人物として認められました。「エイリアス」は、シーズン５まで続きました。そして直ぐに次のドラマに着手します。今度はSF映画です。<br />
<br />
そんな時、「ミッション・インポッシブル」シリーズの新作に行き詰まっていたトム・クルーズからオファーが来ます。是非パート３の脚本と監督をお願いしたい、と。J.J.は、悩んだ末、この仕事を引き受けます。新作ドラマ「LOST」と「MI3」の掛け持ちです。<br />
でもこれを見事にこなし、「MI3」は大ヒット、「LOST」は大人気で高視聴率をキープしました。<br />
さらにもうひとつ作ることになったテレビドラマ「Six Degrees」は視聴率低迷により番組途中で終了しています。<br />
<br />
ヒットプロデューサー、ヒット脚本家、そしてヒット映画監督というタイトルを手にしたJ.J.エイブラムス、さらなる大作を手がけると思っていたら、アッと驚く映画を制作しました。それが「クローバーフィールド」です。子供の頃からの友人マット・リーブスと共に新しい映像制作技術を模索し完成させたのです。いままでとは全く異なるカラーの作品ですが、実は彼のキャリアの中で作る必要があったのです（詳しくは「クローバーフィールド」の回を参照）。<br />
<br />
そして、遂にJ.J.は、大作に挑みます。それは「スタートレック」かつての古くさいシリーズをリコンストラクションするという大胆な企画です。今までのシリーズには世界中におおくの熱狂的なファン、トレッキーが存在します。パラマウント・ピクチャーズは、過去のイメージを引きずることなく新しい「スタートレック」を作って欲しいとオファーしてきました。見たことはあるけれど、それほど熱狂的ではなかったJJは、キャストを一新し、「スタートレック」のオリジナルをリメイクすることにしました。撮影前からネットで流された予告編は傑作です。溶接工が鉄の壁を溶接しています。カメラは、だんだん引いていきます。すると、その壁はエンタープライズ号の壁なのです。そしてエンタープライズ号の全景が見えたところで、あの「スタートレック」のメインテーマが静かに流れるのです。<br />
このプロデューサー感覚にたけた予告にファンは熱狂しました。<br />
私は、偶然「スタートレック」の撮影スタジオに行く機会があったのですが、現場は淡々と作業が進んでいました。キャストは皆無名です。制作費を抑え、「クローバーフィールド」で学んだ新しいCG技術を盛り込んでいます。<br />
<br />
「スタートレック」は、アメリカで公開され、空前の大ヒットとなっています。<br />
<br />
さて、まだ43才のJ.J.。今後、どんな作品を仕掛けてくるのかとても楽しみです。<br />
<br />
<a name="more"></a></p>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第81回アカデミー賞　授賞式　3/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-03-16</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Mon, 16 Mar 2009 23:58:45 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-03-16</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
The 81st Annual Academy Awards<br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-02-23 >１回</a>、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-03-03 >２回</a>に続き、81回を迎えたアカデミー賞の３回目レポートです。いよいよ主要賞の発表です。受賞作だけにフォーカスすることなく、アカデミー賞の本当の面白さ、素晴らしさが伝わると嬉しいです。<br />
<br />
ヒュー・ジャックマンの登場です。ここからは映画音楽に関わる賞の発表となります。指揮者マイケル・ジアッキーノを紹介すると音楽が始まりました。<br />
この音楽は、実際にオーケストラによって舞台上で演奏されました。印象的なメロディーの『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』。静かな“Defiance”。心に訴えかける 『ミルク』は、Danny Elfmanによる作曲です。『ウォーリー』は、ピクサー映画らしい音楽でした。『スラムドッグ＄ミリオネア』はインドっぽい音楽です。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜作曲賞：Original Score＞</strong><br />
アリシア・キーズとザック・エフロンの登場です。音楽賞はこの二人がプレゼンターです。ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>アレクサンドル・デプラ</strong>、“Defiance”の<strong>ジェームス・ニュートン・ハワード</strong>、 『ミルク』の<strong>ダニー・エルフマン</strong>、『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>A.R. ラーマン</strong>、『ウォーリー』の<strong>トーマス・ニューマン</strong>です。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のA.R. ラーマンでした。これも、作品に対する賞です。音楽的には他のノミネート者のほうがクオリティは上です。<br />
<br />
●●●歌曲賞メドレー●●●<br />
歌曲賞にノミネートされている音楽が舞台上で披露されました。今年は３曲で、そのうち２曲が『スラムドッグ＄ミリオネア』からのものだったのでインド色が強い華やかなショーとなりました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜歌曲賞：Original Song＞</strong><br />
引き続きアリシア・キーズとザック・エフロンが発表を続けます。<br />
ノミネートは、<strong>“Down to Earth”</strong>（『ウォーリー』）、<strong>“Jai Ho”</strong>（『スラムドッグ＄ミリオネア』） 、<strong>“O Saya”</strong>（『スラムドッグ＄ミリオネア』） です。<br />
受賞は、“Jai Ho”でした。マサラ・ムービーっぽい音楽がアカデミー賞を受賞するとは、面白い時代になりました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜外国語映画賞：Foreign Language Film of the year＞</strong><br />
プレゼンターは、リーアム・ニーソンと『スラムドッグ＄ミリオネア』のフリーダ・ピントです。イギリス人とインド人が登場し、第一声は「ボン・ソワー」（笑）。そう、外国語映画賞にふさわしい二人なのです。<br />
今年は、ドイツ語、フランス語、ヘブライ語、日本語、オーストリア語の映画がノミネートされました。どれもアメリカではなかなか作られないタイプの映画です。<strong>“The Baader Meinhof Complex”</strong>（ドイツ）は、テロリストがどうしてできあがっていくのかを描く作品です。日本では「テロリスト」という"悪"というくくりで話される彼らも、実は人間であることを知らされる素晴らしい映画です。日本での公開を強く望みます。<strong>“The Class”</strong>（フランス）は、学校の教師が様々な文化からやってきた生徒の多様性に苦しめられる映画です。排他的な日本では、このような多様性のある学校がなかなか存在しません。これらからの時代を見事に描いた作品です。下馬評ではこの作品が受賞するという話題でした。『<strong>おくりびと</strong>』は、日本の葬儀を取り上げました。この作品の英語タイトルが素晴らしいです" Departures"。タイトルだけで投票した人もいるのではないでしょうか。“<strong>Revanche”</strong>（オーストリア）は、強盗事件がきっかけで起こる報復事件を描いた作品です。『<strong>バシールとワルツを</strong>』（イスラエル）は、イスラエルがパレスチナで行った軍事作戦の酷さをイスラエル人が描いた作品です。授賞式までは、この作品が受賞すると思われていました。<br />
受賞は『おくりびと』でした。外国語映画賞は、非常に限られた人々により投票されます。今年は“The Class”と『バシールとワルツを』の票が割れ、結果３番手に付けていた『おくりびと』が受賞したわけです。日本人としては嬉しい誤算でした。<br />
<br />
●●●追悼●●●<br />
クイーン・ラティファの登場です。彼女は「I'll Be Seeing You」を唄います。今年亡くなられた映画人の映像がスクリーンに映し出されました。Cyd Charisse、Bernie Mac、Bud Stone（スタジオ・エクゼクティブ）、Ollie Johnston（アニメーター）、Van Johnson、J. Paul Huntsman（音響）、Michael Crichton（プロデューサー、脚本、原作、監督、「ジュラシック・パーク」の原作者としても有名）、Nina Foch、Pat Hingle、Harold Pinter（作家）、Charles H. Joffe（「アニー・ホール」などのプロデューサー）、市川昆（写真が違っていたのが残念です）、Charles H. Schneer（SF名作映画のプロデューサー）、Abby Mann（脚本家）、Roy Schider（名優がまたひとり亡くなりました）、David Watkin（撮影監督）、Robert Mulligan（監督）、Evelyn Keyes、Richard Widmark、Claude Berri（監督）、Maila Nurmi（ヴァンパイラ、あー！）、Isaac Hayes、Leonard Rosenman（作曲家）、Ricardo Montalban、Manny Farber（評論家）、Robert Doqui、Jules Dassin（監督）、Paul Scofield、John Michael Hayes（「裏窓」などの脚本家）、Warren Cowan（パブリシスト）、Joseph M. Caracciolo（プロデューサー）、Stan Winston（特殊効果、彼がいなかったら今のハリウッド映画はなかったでしょう「エイリアン」「ターミネーター」どれも彼がいたからできたのです）、Ned Tanen（プロデューサー）、James Whitmore、Charlton Heston（「ベン・ハー」「猿の惑星」最後は全米ライフル協会会長と常に話題の人でした）、Anthony Minghella（監督）、Sydney Pollack（監督、プロデューサー、俳優、ハリウッド映画を築いた功労者）、Paul Newman（アメリカン・ニューシネマの牽引者、素晴らしい俳優、そして父親でした）。<br />
<br />
司会のヒュー・ジャックマンの登場です。「アメリカでは、４年間務めた大統領が任期を終えました。そしてアカデミーでも４年間会長を務めたシド・ガニスが任期を満了します。」シド・ガニスが客席で立ち上がり挨拶をしました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜監督賞：Best Director＞</strong><br />
プレゼンターはリース・ウィザー・スプーンです。「監督は、映画のCEOでもあり、現場ではセラピストにもなります。時にはトレーラーに閉じこもった俳優を説得する交渉人にもなります。私のことではありません。ベン・スティラーのことです（笑）。監督は映画を制作する上であるベクトルを示します。大きい意味で言うと作品のテイストを決めるのです。しかし目の前には解決しなければならない問題が山積しています。これらをひとつひとつこなしながら遠い先にある完成作品を目指すのです。とても大変な作業です。脚本に書かれていることを具現化し、カメラマンにはどんな映像がほしいか適切に説明します。全ての俳優が役の内面に入れるように尽力します。きちんと物語が伝えられるよう、全てのシーンをつなぎ合わせます。」<br />
ノミネートは、<strong>ダニー・ボイル</strong>（『スラムドッグ＄ミリオネア』）、<strong>デヴィッド・フィンチャー</strong>（『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』）、<strong>ガス・ヴァン・サント</strong>（『ミルク』）、<strong>ロン・ハワード</strong>（『フロスト×ニクソン』）、<strong>スティーヴン・ダルドリー</strong>（『愛を読むひと』）。誰が受賞しても納得のいくノミネートです。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のダニー・ボイルでした。アメリカでは公開されない可能性が高かったこの企画を見事に映画化した彼の手腕は受賞に十分匹敵します。ボイルのスピーチは長く、沢山の関係者に感謝の意を述べていました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜主演女優賞：An Actress in a Leading Role＞</strong><br />
過去の主演女優賞の受賞場面が一気に上映されました。どの年も印象的でその時を思い出させられました。<br />
今年の恒例、スクリーンが５つに別れ、過去に主演女優賞を受賞した５人の女優が受賞したときの発表シーンがスチルで上映されました。「受賞は、ソフィア・ローレン、シャーリー・マクレーン、ハリー・ベリー、ニコール・コッドマン、マリオン・コティアール！」スクリーンが上がると、それぞれの写真から５人のアカデミー女優が登場です！会場は当然スタンディング・オベーションとなりました。なんと豪華なんでしょう。凄すぎます。目の前にハリウッド映画の歴史が佇んでいるのです。スタンディング・オベーションは鳴りやみませんでした。<br />
この５人が５人のノミネートを発表していきます：<br />
シャーリー・マクレーンが<strong>アン・ハサウェイ</strong>について語り始めます。は差ウェイは目に涙を溜め、手を胸に当て聞き入っていました。「あなたは若い女優さんのお手本だと思います。明るさだけでなく自分の闇の部分を表に出す勇気がありますね。候補になったのは初めてですが、これから何度も名前があがるでしょう。貴方はとても素敵な声を持っているんですね。歌い続けてください。」ハサウェイは投げキッスで返しました。<br />
マリオン・コティアールは、<strong>ケイト・ウィンスレット</strong>を紹介しました。「貴方は新しい作品で役の幅を広げました。『愛を読むひと』では情熱、愛情、奥深さを演じ分け、愛を経験すると変化する感情を見事に演じていました。貴方は、インスピレーションを与え素晴らしい女優です。」<br />
ハリー・ベリーは、<strong>メリッサ・レオ</strong>を紹介しました。「私は幸運にもインディー映画に出演して女優としての成功の道を歩むことが出来ました。今年、私と同じ事がまた起こりました。メリッサ・レオです。」<br />
ソフィア・ローレンが、<strong>メリル・ストリープ</strong>について語り始めます。「この人についてはどこから話し始めればいいのか分かりません。名前を聞くだけで素晴らしい女優であることは誰もが分かります。ですからここでお伝えしましょう・メリル・ストリープ。今回は15回目のノミネーションです。」<br />
ニコール・コッドマンは、<strong>アンジェリーナ・ジョリー</strong>です。「『チェンジリング』で、ジョリーは我々に母親の愛の深さを教えてくれました。」<br />
豪華です。この部分だけで十分視聴率がとれるでしょう。こういう長い年月をかけて築いてきた映画文化があるのが羨ましいです。<br />
受賞は、ケイト・ウィンスレット（『愛を読むひと』）でした。スタンディング・オベーションです。ウィンスレットは舞台で5人の受賞者と抱き合いました。「スピーチを用意していないというとウソになります。家でシャンプーボトルを持ち練習しました。今、それが本物になりました。」とオスカー像を握りしめるウィンスレットは、とても美しかったです。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜主演男優賞：An Actor in a Leading Role＞</strong><br />
過去の主演男優賞の受賞場面が一気に上映されました。この映像も贅沢なものです。出てくる俳優は誰もが知っているわけで、彼らの笑顔が次々に出てくるのです。そして５人の受賞者の登場です。「プリーズ・ウェルカム！ロバート・デ・ニーロ、ベン・キングスレー、アンソニー・ホプキンス、エイドリアン・ブロディ、マイケル・ダグラス」よくぞ、ここまで名俳優を集めたものです。アカデミーは凄いですね。会場は勿論スタンディング・オベーションです。<br />
マイケル・ダグラスは<strong>フランク・ランジェラ</strong>（『フロスト×ニクソン』）を紹介しました。「ランジェラは、新しいアプローチでニクソンを演じました。映画が始まると実際のニクソンとの比較をすることを忘れてしまいます。落ちぶれた指導者がなんとか自分を歴史に残そうともがく姿に引き込まれていくのです。貴方の演技は他に類のないものです。敬意を表したいと思います。」<br />
ロバート・デ・ニーロが続きます。「<strong>ショーン・ペン</strong>の成功の鍵は何でしょう？貴方は真の演技派です。そしてプライベートでも彼は献身的です。人権問題、パパラッチ問題でも活躍しています（笑）。これが私の友、ション・ペンです。」<br />
エイドリアン・ブロディは、<strong>リチャード・ジェンキンス</strong>を紹介します。「私はグーグルで自分の名前を検索するのは好きではないのですが、リチャード・ジェンキンスを検索すると過去20年間に60本の映画に出演していたことがわかります。“The Visitor”では、経験に裏打ちされた見事な演技で作品に魅力を与えています。」<br />
アンソニー・ホプキンスは語り出します。「みんなの好きな<strong>ブラッド・ピット</strong>。彼は『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』で2/3が過ぎた頃登場します。そこまでいつもと違う演技で観客を魅了してくれます。ノミネートおめでとう！」<br />
ベン・キングスレーは、<strong>ミッキー・ローク</strong>を紹介しました。「『ザ・レスラー』で、主人公は、人生における第2回目のチャンスが与えられます。人はこの話に魅了されます。それはミッキー・ロークのおかげです。帰ってきたチャンピオンです。」<br />
受賞は、ショーン・ペンでした。スタンディング・オベーションです。誰も着席せずペンに拍手を送りました。「共産主義の同性愛者です（笑）。」勿論違いますが、こういうユーモアで応えるのがペン流なのでしょう。「私を支えてくれた人、サト・マツザワ、ブライアン・ベリー・・・」授賞式後、アメリカのネット上ではマツザワとは誰なのか話題騒然となりました。どのサイトでのこの話題持ちきりでした。結果マツザワさんは、ショーン・ペンのマネージャーであることがわかりました。<br />
最後に「同性愛者結婚に反対した人たちは反省すべきです。全ての人が平等な権利を持っているはずです。」と堂々と言ったショーン・ペンに拍手です。<br />
もうひとつ「アメリカで、エレガントな男を大統領に選んだことを誇りに思っています。」という歴史に残る名スピーチをしました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜作品賞・Best Motion Picture of the year＞</strong><br />
プレゼンターはスティーブン・スピルバーグです。「今年のノミネート作品を振り返りながら過去の作品賞作品を見ていきましょう。」と始まった映像は、今年の映像集の中で最も秀逸でした。普通だったら使用するための許諾すら降りない名作品から名シーンを切り出し、今年のノミネート作品に重ね合わせていく編集は、非常に巧みでセンスがありました。この映像集は２度と公に出てこない貴重なものです。この映像を見ることができてとても幸せでした。<br />
ノミネートは：<br />
<strong>『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』
『フロスト×ニクソン』
『ミルク』
『愛を読むひと』
『スラムドッグ＄ミリオネア』</strong><br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』でした。<br />
<br />
いかがでしたか？終わってみると『スラムドッグ＄ミリオネア』の圧勝でしたが、実はノミネート作品どれもが第一級作品であること、必ずしも一番優れた作品やスタッフが受賞するものではないことを理解できたと思います。是非、受賞作だけでなく、ノミネートされた作品を見てください。自分の映画を見る目が肥えるだけでなく、様々なことを感じるはずです。<br />
<br />
＜関連リンク＞<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-02-23 >第８１回アカデミー賞授賞式 1/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-03-03 >第８１回アカデミー賞授賞式 2/3</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-16 >第８０回アカデミー賞授賞式 3/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-08 >第８０回アカデミー賞授賞式 2/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29 >第８０回アカデミー賞授賞式 1/3</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-28 >第７９回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-26 >第７９回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
<br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第81回アカデミー賞　授賞式　2/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Tue, 03 Mar 2009 23:51:36 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-03-03</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
The 81st Annual Academy Awards<br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-02-23 >前回</a>に続き、81回を迎えたアカデミー賞のレポートです。受賞作だけにフォーカスすることなく、アカデミー賞の本当の面白さ、素晴らしさが伝わると嬉しいです。<br />
<br />
●●●特集：ロマンス 2008●●●<br />
「トワイライト」のロバート・パティンソンとアマンダ・セイフライドの登場です。この二人はアメリカでとても人気のある若手俳優です。二人は「愛」について話し始めました。といっても映画の中で描かれるロマンスについてです。そして2008年度に公開されたロマンス映画のダイジェストが上映されました。『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』、『ウォーリー』、『スラムドッグ＄ミリオネア』、『レスラー』、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』、『オーストラリア』、『アイアンマン』、『トワイライト』、『セックス・アンド・ザ・シティ』・・・。それぞれの映画のロマンスに関するシーンが抜き出されU2の音楽に乗って表現されました。そして、最後は各映画のキスシーンを繋いだ見事な映像です。「ニュー・シネマ・パラダイス」のエンディングのような素晴らしい編集に感動でした。<br />
一見、ロマンス映画には見えなくても、実はどんな映画にもロマンスという要素が入っているんだということがよく分かる映像でした。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜撮影賞：Best Cinematography＞</strong><br />
アメリカでは、撮影するスタッフを「ディレクター・オブ・フォトグラフィー　（通称DP）」と呼びます。彼らは、レンズ、カメラ、照明を司り、素晴らしい映像を作り出すのです。日本では、撮影と照明はわかれていることがおおいですが、この違いは映像におおきく影響していると思います。そんなDP、機材を選ぶ力も必要ですが一番の要は自身の「目」です。DPは、脚本やロケ場所を熟知し映画らしい映像、ストーリーを伝える映像を目だけで構築していきます。<br />
プレゼンターは、ベン・スティラーとナタリー・ポートマンです。ベン・スティラーは、サングラスをかけ、付け髭をつけての登場です。<br />
ナタリー「撮影監督は、映像を司り、光と影を操ります・・・ちょっと、ガム咬んでいない？」<br />
ベン「ごめん」とガムを口からだし、テーブルにおきました。<br />
ナタリー「素晴らしい映像を作る映画の素晴らしい裏方達、彼らは巨大なアイマックス・カメラや小さなデジタルカメラを駆使して映像を撮影しています。貴方の番ですよ。」<br />
ベン「えー、スラムドッグは携帯のカメラで撮影されたと聞いています・・・」<br />
ナタリー「貴方、何をしたいの？どうしたの？」<br />
ベン「別に・・・、DPにでもなろうかな・・・」<br />
このシークエンスは、日本の視聴者にどう映ったのでしょう？ベンは日本であまり人気がないので、こういう変人だと思ってしまう人もいると思いますが、実は、ベンはホワキン・フェニックスの物まねをしていたんですね。会場の観客やアメリカの視聴者は大爆笑でした。<br />
ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>クライディオ・ミランダ</strong>。この映画では全編ヴァイパーというデジタルカメラで撮影されました。このカメラは、撮影時にフィルムと同等のデータをハードディスクに取り込み、後でデジタル現像処理を施します。これによりフィルムに迫る高解像度の映像を狙い通りに現像することが可能です。今回は、そこに複雑な合成処理が施され、フィルムのインプットによる映像劣化なしにとても美しい絵を作っています。『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>アンソニー・ドッド・マントル</strong>は、インドでフィルム撮影を行い、この映画らしい映像を作り出しています。『ダークナイト』の<strong>ウォーリー・フィスター</strong>は、監督の希望通り殆どのショットをIMAXで撮影しています。アイマックスのフィルムは巨大で、カメラも大きく、映画撮影には不向きでしたが、これを長編映画で初めて成し遂げたのです。この功績は映画史に残る偉業です。『チェンジリング』の<strong>トム・スターン</strong>は、小さな光と大きな影を操ります。基本ノーライトでの撮影は、太陽光におおきく影響されます。その気ままな太陽光をコントロールしての敏速な撮影技法は評価されるべきものです。『愛を読むひと』の<strong>クリス・メンゲス</strong>と<strong>ロジャー・ディーキンス</strong>は、ハリウッド映画らしいビビッドな撮影が素晴らしかったです。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のアンソニー・ドッド・マントルでした。この受賞は作品に対する評価でしょう。実際は、『ダークナイト』のウォーリー・フィスターや『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』のクライディオ・ミランダのほうが、評価に値する仕事をしていたのです。<br />
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<strong>＜ゴードン・E・ソーヤ賞＞</strong><br />
ジェシカ・ビールがプレゼンターです。この賞は、映画技術賞で映画の撮影技術や上映技術など、映画をとりまく技術に貢献した人に与えられる賞です。こういう裏方さんがきちんと表彰されるのもアカデミー賞の特徴です。しかし、技術賞はあまりに地味なためテレビ放送には向きません。よって、毎回アカデミー賞よりも前に別会場で表彰式が行われます。今年は、ジェシカ・ビールがその会場で授賞式に参加し、アカデミー賞では、簡単に報告をしました。<br />
今年の受賞者は、<strong>エド・キャットムル</strong>です。ジェシカ・ビールも「エド・キャットムルって誰？と思っている方がおおいのではないでしょうか」とスピーチしていましたが、彼はCG界ではとても有名な人物です。今までアカデミー賞を受賞していなかったことが不思議なくらいです。彼はCGアニメやCGIを使った実写のCG合成を開発した人です。みなさんにわかりやすく説明すると、現在彼はピクサーの社長です。「トイ・ストーリー」「ウォーリー」などピクサーのアニメは彼の開発した技術により作られているんです。彼は、現在ディズニーの社長も兼務しています。今後のピクサーとディズニーの新作CGアニメにも彼の技術が使われていきます。<br />
<br />
●●●特集：コメディ 2008●●●<br />
スクリーンが降りてきて、コメディに関する映像が上映されました。<br />
セス・ローゲンとジェームス・フランコがどこにでもありそうなアメリカの家のリビングでビデオを見ています。<br />
2人が見ているテレビ画面には「スラムドッグ＄ミリオネア」「アイ・ラブ・グル」「トロピック・サンダー」など08年度に公開されたコメディ映画が次々に映し出されます。それを茶化す二人。勿論コメディ映画だけでなく真面目な映画までを取り上げ笑うハリウッドの懐の深さには感心させられました。沢山の映画を見ているとオスカー像を持ったカメラマンが登場します。フランコが「こっちにきなよ」と呼びかけるとそのカメラマンがリビングにやってきて２人と一緒に映像を見るのです。オスカーを持ってリビングにやってきたカメラマンはヤヌス・カミンスキーです！<br />
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<strong>＜短編実写映画賞：Live Action Short Film＞</strong><br />
上映が終わり、スクリーンがあがると、プレゼンターが登場しました。映像に出演していたセス・ローゲン、ジェームス・フランコ、そしてヤヌス・カミンスキーの３人です。３人が登場すると客席にいるスピルバーグが映し出されました。スピルバーグ映画のDPは、カミンスキーです。こういう映画ファンが喜ぶ放送、気が利いていますね。<br />
ノミネートは、<strong>“Auf der Strecke (On the Line)”</strong>、<strong>“Manon on the Asphalt" </strong>、<strong>『新入生』</strong> 、<strong>“The Pig”</strong>、<strong>“Spielzeugland (Toyland)”</strong> でした。<br />
受賞は、“Spielzeugland (Toyland)” のヨハン・アレクサンダー・フライダンクでした。フライダンクは、東ドイツ出身だそうで、そこから西ドイツを経由してハリウッドまで来るのはとても遠かったとスピーチしました。これは、実際に遠いということだけでなく、彼が地味に4年をかけて14分の短編を作り上げ、この晴れ舞台に上がることが出来た時間が長かったということでもあります。<br />
<br />
●●●パフォーマンス： Musical is BACK ! ●●●<br />
ジャックマンが登場。「皆さん、ミュージカルの復活です！イギリスでは『マンマ・ミア！』のチケットセールスが『タイタニック』を抜きました。そして、ジャックマンは唄い出しました。まるでブロードウェイ、いやウエストエンドのミュージカルを見ているような歌い出しです。『雨に唄えば』のメロディを歌い出したところで「何か足りないなあ」とつぶやきます。すると、舞台の奥に女性のシルエットが映し出されます。スポットライトが当たると赤い衣装を着たビヨンセでした。ここからは、見事なパフォーマンスでした。今まで作られてきたミュージカル映画の音楽のオンパレードでした。文字で感動がお伝えできないのが残念です。<br />
<br />
後で、このパフォーマンスが口パクだったと報道されましたが、これはあたりまえです。あれほど動き回り踊る場合、２つの要因から実際は歌を唄えません。まず、大きな舞台を動き回るのですから、演奏がちゃんと聞き取れないのです。コンサートなどでは「かえし」と呼ばれるスピーカーが歌手の側に置かれているので、演奏を聴きながら音楽に合わせ唄うことが出来ます。しかし、アカデミーの舞台に「かえし」を置くスペースはありませんでした。次にビヨンセほど激しく踊る場合は、息継ぎができずうまく唄うことが出来ないのです。ミュージカル舞台の場合、オーケストラピットに指揮者がいて、舞台役者は唄う場合、指揮者の指揮棒を見てタイミングを合わせています。コンサートの場合は、必ず「かえし」が置かれています。アカデミー賞のように沢山の賞を発表するように設計されている舞台では、派手なパフォーマンスを行うことが想定されていないので、必然的に口パクになるのです。<br />
ですから、今後、「かえし」がない、あるいは指揮者がいない派手なパフォーマンスの場合は、口パクと考えてほぼ間違いないです。日本の某人気グループやパフォーマンス集団もコンサートや音楽番組では口パクなんです。<br />
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<strong>＜助演男優賞：An Actor in a Supporting Role＞</strong><br />
スクリーンに過去の受賞シーンが映し出されました。味のある役者が受賞していたんだなあと改めて感じました。スクリーンが５分割され１つに1人つづ受賞シーンが映し出されます。クリストファー・ウォーケン、ケビン・クライン、キューバ・グッディング・Jr.、アラン・アーキン、ジョエル・グレイです。５つのスクリーンが上がると、そこから本人が登場しました。なんと豪華な顔ぶれでしょう。<br />
5人がノミネートの5人を紹介していきます。ケビン・クラインは、寡黙だが緻密な芝居をすることにより映画に力を与えている<strong>フィリップ・シーモア・ホフマン</strong>を紹介しました。アラン・アーキンは、『ミルク』で難しい芝居をこなした<strong>ジョシュ・ブローリン</strong>を紹介しました。キューバ・グッディング・Jr.は、『トロピック・サンダー』の<strong>ロバート・ダウニーJr.</strong>を紹介しました。この受賞は、アカデミー史上かなり奇妙な選出です。ダウニー・Jr.は、『アイアンマン』『トロピック・サンダー』で最も大胆な役者に返り咲きました。白人なのに黒人を演じるオーストラリア人という変人を演じきった彼に「黒人の仕事を奪ったと怒るグッディング・Jr.に会場は大爆笑となりました。クリストファー・ウォーケンは、<strong>マイケル・シャノン</strong>を紹介、地味な芝居ですがシャノンのような役者はとても重要です。ジョエル・グレイは、『ダークナイト』の<strong>ヒース・レジャー</strong>を紹介しました。ご存じのように彼は『ダークナイト』の撮影後急死してしまったので、会場には家族が代理で参加していました。<br />
受賞は、予想通りヒース・レジャーでした。両親と姉の３人が舞台に上がると、観客席は総立ちで拍手を送りました。ヒース・レジャーの父親がスピーチを始めると、多くの役者が目に涙を溜めているのが映し出されました。今回のアカデミー賞で一番印象に残る受賞シーンでした。<br />
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●●●特集：ドキュメンタリー 2008●●●<br />
08年に公開されたドキュメンタリー映画についての映像が上映されました。ドキュメンタリー映画がただ上映されるのではなく、この映像自体がドキュメンタリーとなっており、ドキュメンタリー作家に「ドキュメンタリー」についてインタビューしていくというものでした。作家の話は一言一言に重みがあり、考えさせられる映像となりました。<br />
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<strong>＜長編ドキュメンタリー賞：Best Documentary＞</strong><br />
プレゼンターは、ビル・マーです。ノミネートは、<strong>“The Betrayal (Nerakhoon)”</strong>、<strong>『世界の果ての出会い』</strong>、<strong>“The Garden”</strong>、<strong>“Man on Wire”</strong> 、<strong>“Trouble the Water”</strong>でした。<br />
受賞は、“Man on Wire” のジェームス・マーシュとサイモン・チンでした。<br />
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<strong>＜短編ドキュメンタリー賞： Documentary Short Subject＞</strong><br />
引き続きビル・マーがプレゼンターです。ノミネートは、<strong>“The Conscience of Nhem En”</strong>、<strong>“The Final Inch”</strong>、<strong>“Smile Pinki”</strong>、<strong>“The Witness - From the Balcony of Room 306”</strong>でした。<br />
受賞は、“Smile Pinki”のミーガン・マイランでした。　“The Conscience of Nhem En”のスティーブン・オカザキは受賞を逃しました。<br />
<br />
ヒュー・ジャックマンが話します。「映画製作というのは旅行のようなものです。始めた楽しいのだけれど、最後は目的地に着くことだけで一杯一杯になるのです。映画は撮影が終わり編集段階にはいると、なんとか良い映画にしないといけないという恐怖観念から必死に音響効果を付けたり加工を施して閑静に向かいます」これは映画制作の過程をよく表している比喩です。映画は、脚本が素晴らしくても撮影して編集するととても酷い映画になっていたりします。それを挽回するのがポストプロダクションなのです。ここからは暫くポストプロダクションの授賞式となります。<br />
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●●●特集：アクション 2008●●●<br />
08年に公開された映画の中からアクションシーンを集めた特別映像が上映されました。『007　慰めの報酬』『ダークナイト』『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』『ハンコック』『インディ・ジョーンズ』・・・今回の特別映像は、Appleの映像を作っているチームによるものです。なんだか、Appe TVのデモ映像を見ているような心地よさを感じました。<br />
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<strong>＜視覚効果賞：Visual Effects＞</strong><br />
ウィル・スミスの登場です。アクション映画が大好きなのでプレゼンターに立候補したそうです。「アクション映画は過小評価されがちです。でもアクション映画は面白く、完成までには特殊効果の技術が必要です。今年の視覚効果賞のノミネート作品でスタッフは素晴らしい作業をしてくれました。」<br />
ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』 の<strong>E.バーバ、S.プリーグ、B.ダルトン、C.バロン</strong>。このチームは、ブラッド・ピットの顔をCGIで合成しています。ブルーバックの撮影はほとんどなかったはずで、実際にヴァイパーで撮影された映像をマスキングし、まるで人間が演じているような表情を作り出しています。この技術は今まで不可能とされてきました。<br />
『ダークナイト』の<strong>N.デービス、C.コーボールド、T.ウェバー、P.フランクリン</strong>は、IMAXという巨大なフィルムで撮影した映像に合成を施しました。35mmフィルムの７倍近くある大きな映像に合成作業を行うには、コンピュータのパワーが７倍以上必要になります。この膨大な作業をコツコツ行った努力には感心させられます。<br />
『アイアンマン』の<strong>J.ネルソン、B.スノー、D.サディック、S.マハン</strong>は、アイアンマンという主人公を3Dモデル化し、まるでそこにいるかのような映像を作り上げました。アイアンマンは金属でできているという設定なので、周囲の景色を映しこんでしまいます。このリフレクションをきちんと完成させるのはとても面倒だったでしょう。<br />
受賞は、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』 のE.バーバ、S.プリーグ、B.ダルトン、C.バロンでした。納得の受賞です。代表してスピーチしたのはE.バーバです。デジタル・ドメインがこの複雑な処理を行ったそうで、同社に対して感謝の意を述べていました。<br />
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<strong>＜音響効果賞： Sound Editing＞</strong><br />
続いてウィル・スミスがプレゼンターです。日本では録音技師が、音響効果、音響編集まで行います。これは、トーキー映画の頃の名残です。要はとても古いシステムなのです。欧米の映画制作では、音響は録音、編集、ミックスと作業が細分化され、それぞれにプロが存在します。アカデミー賞では、音に関する賞はSound Editing とMixingの２つのパートにわけて賞を授与します。<br />
音響効果賞のノミネートは、『ダークナイト』の<strong>リチャード・キング</strong>、『アイアンマン』の<strong>フランク・ユルナー</strong>、『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>トム・セイヤーズ</strong>、『ウォーリー』の<strong>ベン・バート</strong>と<strong>マシュー・ウッド</strong>、『ウォンテッド』の<strong>ウェリー・ステートマン</strong>です。<br />
受賞は、『ダークナイト』のリチャード・キングでした。キングは、低音を効かせた素晴らしい音響を作り上げました。音響効果部門を作るきっかけになったベン・バートが受賞できなかったのは残念でした。<br />
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<strong>＜録音賞： Sound Mixing ＞</strong><br />
引き続きウィル・スミスがプレゼンターです。ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>D.パーカー、M.セマニック、R.グライス、M.ウェインガーデン</strong>、『ダークナイト』の<strong>L.ハーシュバーグ、G.リゾ、E.ノビック</strong>、『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>I.タップ、R.プライク、R.プークテイ</strong>、『ウォーリー』の<strong>T.マイヤーズ、M.シマニック、B.バート</strong>、『ウォンテッド』の<strong>C.ジェンキンス、P.フォレ、F.A.モンダーニョ</strong>でした。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のI.タップ、R.プライク、R.プークテイでした。この受賞も作品に対するものです。純粋な仕事に対する評価と異なってしまい残念です。「スラムドッグ」以外の作品ならどの作品が受賞してもおかしくないノミネートでした。<br />
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<strong>＜編集賞： Film Editing ＞</strong><br />
スミス「まだまだ僕の番です。ポストプロダクションには、もうひとつ重要な仕事があります。それが編集です。編集マンはこんな技を使います。」スクリーンでは、編集によく使われる編集効果を実際の映像を使って説明しました。<br />
ノミネートは、『フロスト×ニクソン』の<strong>マイク・ヒル</strong>と<strong>ダン・ハンレー</strong>、『ダークナイト』の<strong>リー・スミス</strong>、『ミルク』の<strong>エリオット・グレハム</strong>、『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>クリス・ディケンズ</strong>、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>カーク・バクスター</strong>と<strong>アンガス・ウォール</strong>でした。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のクリス・ディケンズでした。巧みな編集が光った作品だったので受賞の理由は十分に理解できます。この映画が成功した要素のひとつは、編集なのです。<br />
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<strong>＜ジェーン・ハーシェルト友愛賞＞</strong><br />
プレゼンターは『ナッティ・プロフェッサー』のエディ・マーフィーです。今年の受賞はオリジナル『ナッティ・プロフェッサー』の<strong>ジュリー・ルイス</strong>です。彼は、長年ハリウッド映画で人気を博したコメディアンです。ルイスは、コメディアンとしてトップを走ってきましたが、実は難病の患者を支援するためにおおくのお金を寄付していました。そして基金を設立しこれまで20億ドルものお金を集め、患者や病院を支えていたのです。<br />
久しぶりに姿を見せたジェリー・ルイスは、全く変わらない姿でした。会場はスタンディング・オベーションで彼を迎え入れました。拍手が鳴りやみません。ジェリーは、スピーチをはじめました。「私は人のために何かをしても、それが評価されるとは思っていませんでした。なので、今回の受賞は私を感動させました。アカデミーに感謝します。」<br />
<br />
第2回、どうでしたか？今年は全体的に質素ですが、見応えは十分です。<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-03-16 >次回</a>はいよいよ主要賞の発表となります。お楽しみに！<br />
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＜関連リンク＞<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-02-23 >第８１回アカデミー賞授賞式 1/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2009-03-16 >第８１回アカデミー賞授賞式 3/3</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-16 >第８０回アカデミー賞授賞式 3/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-08 >第８０回アカデミー賞授賞式 2/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29 >第８０回アカデミー賞授賞式 1/3</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-28 >第７９回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-26 >第７９回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第81回アカデミー賞　授賞式　1/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-02-23</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Mon, 23 Feb 2009 22:25:40 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-02-23</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
The 81st Annual Academy Awards<br />
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今年もロサンゼルスのコダックシアターで映画の祭典アカデミー賞が行われました。アカデミー賞の素晴らしさは舞台の演出にあります。報道ではどうしても受賞作品にフォーカスしてしまいますが、実は授賞式自体が素晴らしいエンターテイメントとなっています。昨年の<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29 >第８０回アカデミー賞授賞式</a>に続き、今年も授賞式の模様を時間軸通りにレポートしアカデミー賞の面白さを再発見します。<br />
<br />
＜オープニング＞<br />
今回の司会は、なんと俳優のヒュー・ジャックマンです。勿論彼にとって、アカデミーの司会は初めてです。ここ数年は、ずっとコメディアンが司会だったので、今年はかなり真面目な授賞式になるような感じがしました。<br />
いつもは、オープニングと共に派手なショーが行われるか派手な映像が上映されるのですが、今年は予算削減と言うことでジャックマンが舞台で歌を唄いました。ブロードウェイの舞台にも立つジャックマンらしく、今回のノミネート作品を楽しく紹介していきました。<br />
このオープニングパートは、確かに費用はかかっていませんがとても見事でした。いきなり客席からアン・ハサウェイを引っ張り上げ二人でデュエット（勿論仕込み）したのは、今までにない演出です。<br />
ジャックマンが歌い終わると、客席はスタンディング・オベーション！<br />
地味ながら印象に残るオープニングでした。<br />
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いよいよ第81回アカデミー賞授賞式のはじまりです！<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜助演女優賞：Best Supporting Actress＞</strong><br />
15回ノミネートされているメリル・ストリープを引き合いに出し、過去の助演女優賞のスピーチが映像で紹介されました。どの年も心に残る女優さん達が受賞してきたんだなとわかる見事な編集でした。そして映像が終わると、画面が５つに分割され、過去に受賞した女優の顔が映し出されました。エヴァ・マリー・セイント、アンジェリカ・ヒューストン、ウーピー・ゴールドバーグ、ゴールディ・ホーン、チルダ・スウィントンです。するとスクリーンがスルスルと上がり、スクリーンの裏から本人が登場しました。この演出にはかなり驚かされました。まさか歴代の有名女優が揃って舞台に並ぶとは！当然客席はスタンディング・オベーションとなりました。実はこの５人が今年の助演女優賞のプレゼンターです。<br />
出演時間が少ない中で見事に役を演じきる、そして作品に厚みを持たせる。この難しい役回りをこなしたノミニーは、<strong>エイミー・アダムス</strong>（『ダウト -あるカトリック学校で-』）、<strong>マリサ・トメイ</strong>（『ザ・レスラー（原題）』）、<strong>ペネロペ・クルス</strong>（『それでも恋するバルセロナ』）、<strong>タラジ・Ｐ・ヘンソン</strong>（『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』）、<strong>ヴァイオラ・デイヴィス</strong>（『ダウト -あるカトリック学校で-』）の５名です。<br />
エヴァ・マリー・セイントがヴァイオラ・デイヴィスを紹介、アンジェリカ・ヒューストンがペネロペ・クルスを紹介、ウーピー・ゴールドバーグは、コメディアンらしく修道女を演じることの難しさを面白くそして真面目にエイミー・アダムスを紹介しました。ゴールディ・ホーンは、タラジ・Ｐ・ヘンソンを紹介、チルダ・スウィントンは、マリサ・トメイを紹介しました。<br />
個人的には、デビュー以来応援しているマリサ・トメイが数年ぶりにアカデミー賞に戻ってきたことに感銘を受けました。とても難しい役をこの年で見事に演じきったトメイは、デビューの頃のブルックリンなまりのヤンキーではなくしっとりとした大人の女優に変貌していました。<br />
受賞は、ペネロペ・クルスでした。彼女は、舞台の上で45秒では足りないといいつつ、感謝したい人の名を一気に読み上げていました。そして最後にはスペイン語で挨拶をしていました。<br />
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<strong>＜オリジナル脚本賞：Original screenplay＞</strong><br />
ジャックマンが、映画を作るときの一番始めについて話し始めます。「そこにはセットもなければ役者さんもいません。画面に向かって文字を打つところから映画が始まるのです。」<br />
プレゼンターはスティーブ・マーチンとティナ・フェイ。二人は脚本について掛け合い漫才を始めました。<br />
ノミネートは、“Frozen River”の<strong>コートニー・ハント</strong>、 “Happy-Go-Lucky”の<strong>マイク・リー</strong>、“In Bruges”のマ<strong>ーティン・マクドナー</strong>、『ミルク』の<strong>ダスティン・ランス・ブラック</strong>、『ウォーリー』の<strong>アンドリュー・スタントン</strong>と<strong>ジム・リードン</strong>です。<br />
ここで、各作品ごとに、映像を一部上映し実際の脚本をその映像にあてました。こういう行為は普段見ることができないので新鮮でした。映画は、セリフのない部分でもきちんと脚本に書かれていることが分かりました。そうです、脚本家というのは、ストーリーを構築して、かなり細かな部分まで脚本にト書きとして書き込んでいるのです。監督が勝手に決めていると思われる部分まできちんと脚本家が決めていることがよくわかる紹介の仕方でした。<br />
受賞は、『ミルク』のダスティン・ランス・ブラックでした。見事な脚本を作り上げたブラックは納得の受賞です。<br />
スピーチでは、同姓愛者のことを率直に語り、観客から盛大な拍手を受けました。これが中西部や南部アメリカで行われていたらこうはいかなかったでしょう。進歩的なハリウッドらしい気持ちの良い時間でした。<br />
<br />
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<strong>＜脚色賞：Adapted screenplay＞</strong><br />
引き続きプレゼンターはスティーブ・マーチンとティナ・フェイです。脚色賞とは、原作のある脚本賞です。原作があるかないかで、その労力はおおきく異なります。よって、アカデミーではこれら２つを分けて評価しています。<br />
ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>エリック・ロス</strong>、『ダウト –あるカトリック学校で-』の<strong>ジョン・パトリック・シャンレイ</strong>、『フロスト×ニクソン』の<strong>ピーター・モーガン</strong>、『愛を読むひと』の<strong>デイヴィッド・ヘアー</strong>、『スラムドッグ＄ミリオネア』の<strong>サイモン・ボフォイ</strong>です。オリジナル脚本賞と同じく、実際の映像に脚本を読み上げる方式でノミネート作品が紹介されました。どれも見事な脚本です。<br />
受賞は、『スラムドッグ＄ミリオネア』のサイモン・ボフォイでした。ボフォイは、まず原作者に感謝し、その後家族やエージェント、スタッフ、キャストに感謝しました。<br />
<br />
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<strong>＜長編アニメ映画賞：Best animated feature film of the year＞</strong><br />
プレゼンターはジェニファー・アニストンとジャック・ブラックです。08年のアニメに関する映像が上映されました。<br />
<br />
ウォーリーがビデオテープをテレビにセットすると映像が流れました。「カンフー・パンダ」「スターウォーズ：クローン・ウォーズ」「ホートン」「マダガスカル２」"Space Chimps" "Tales of Despereaux" 「ボルト」のダイジェストがテレビに映り、それをウォーリーが楽しげに見ています。最後に、ウォーリーが振り返ると、そこには、見ていたアニメのキャラが結集していました。<br />
<br />
この映像、結構凄いです。ウォーリーを新たに動かしているのに驚きですが、最後にはクオリティの異なるキャラがきちんと１つのフレームに収まっているのです。アカデミー賞で１回だけ上映されるために作られた映像なのですが、制作会社もスタジオも異なる作品を１つに融合させるスタッフの努力に拍手です。いったいどこの制作会社が作ったのでしょう？<br />
ノミネートは、<strong>『ボルト』</strong>、<strong>『カンフー・パンダ』</strong>、<strong>『ウォーリー』</strong>の３本です。<br />
受賞は『ウォーリー』のアンドリュー・スタントン。納得の受賞です。圧倒的なクオリティ、素晴らしいストーリーライン、音楽、キャラクター、どれをとっても歴史に残る映画です。ピクサーは、常に保守的にならず名作を新しい技術と共に提供してくれる素晴らしい制作会社です。スタントンは、<a href=http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2006-01-22 >スティーブ・ジョブス</a>に感謝の意を伝えていました。ジョブスは、ご存じの通りAppleを立ち上げ、同時にピクサーを作り上げた人です。現在闘病中のジョブスはきっとテレビでこの受賞を喜んだことでしょう。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜短編アニメ映画賞：Best animated short film＞</strong><br />
引き続きプレゼンターはジェニファー・アニストンとジャック・ブラックです。「短編は短いから作るのが簡単だと思ったら大間違いです。短いながらきちんと情報を視聴者に伝えないと行けないのだから・・・」というわかりやすい説明がありました。<br />
ノミネートされているのは、日本から<strong>『つみきのいえ』</strong>、<strong>“Lavatory – Lovestory”</strong>、<strong> “Oktapodi”</strong>、 <strong>“Presto”</strong> 、<strong> “This Way Up”</strong>。<br />
受賞は、唯一CG作品ではない『つみきのいえ』の加藤久仁生でした。加藤さんはROBOTの社員で、ひとりでコツコツとこのアニメを作ってきました。一枚一枚手で絵を描いて15分の映像にしたのです。とても素晴らしく暖かみのある作品です。受賞の瞬間、加藤さんを見守ってきたROBOT阿部社長の嬉しそうな表情が印象的でした。儲からないのに、才能を見いだし給料を払い続けるという行為を最近の日本人の経営者は出来なくなってしまいました。会社の収入が減ると、悪くない社員をカットする無能経営者がおおいなか、阿部さんは、長い期間加藤さんを支えてここまできました。実は「おくりびと」よりも「つみきのいえ」の受賞のほうが、素晴らしいことだと私は思います。<br />
加藤さんは、とても緊張していました。日本人訛りのスピーチの最後は「どうもありがと、MR. ROBOT」でした。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜美術賞：Art Direction＞</strong><br />
他の映画賞ではあまり見かけない美術賞です。プレゼンターは、サラ・ジェシカ・パーカーとダニエル・グレイグです。「Sex and the City」と「007」の共演とはなんとも豪華です。<br />
ハリウッド映画では、美術はプロダクション・デザインという部門が統括します。かつてはセットをデザインしていたのですが、近年は、ロケ場所を飾り付けたり、実際にあるものとCGを合成したり多岐にわたる作業を行います。これらは全て映画のイメージに基づき計算され生み出されます。ゴッザム・シティは、シカゴの町にCGを足して表現しています。この大規模な部門を司るスタッフに与えられるのが美術賞なのです。<br />
ノミネートは、『チェンジリング』の美術監督<strong>ジェームス・J・ムラカミ</strong>と装置<strong>ゲイリー・フェティス</strong>、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の美術監督<strong>ドナルド・グレアム・バート</strong>と装置の<strong>ビクター・J・ゾルフォ</strong>、『ダークナイト』の美術監督<strong>ネイサン・クローリー</strong>と装置<strong>ピーター・ランドー</strong>、『ある公爵夫人の生涯』の美術監督<strong>マイケル・カーリン</strong>と装置<strong>レベッカ・アルウェイ</strong>、『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』の美術監督<strong>クリスティー・ズィー</strong>と装置<strong>デブラ・シャット</strong>。<br />
受賞は『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』でした。このプロデューサーはフランク・マーシャルとキャサリン・ケネディという名プロデューサーです。そして世界一細かいデビッド・フィンチャー監督と一緒に美術の仕事をするのはとても大変なはずです。厳しく監理された予算の中、妥協を許さない監督の要望に応え、さらに気の遠くなるような合成を頭に描きながらセットをデザインしたチームは、本当に素晴らしいと思います。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜衣装デザイン賞：Costume Design＞</strong><br />
サラ・ジェシカ・パーカーとダニエル・グレイグが引き続きプレゼンターです。ハリウッド映画では、既製服を使うことはあまりありません。ほとんどの衣装は映画のイメージに合わせオリジナルで制作されるのです。毎年この部門ではコスチュームものと呼ばれる歴史映画がおおくノミネートされてきました。今年のノミネートは、『オーストラリア』の<strong>キャサリン・マーチン</strong>、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』のジ<strong>ャクリーン・ウエスト</strong>、『ある公爵夫人の生涯』の<strong>マイケル・オコナー</strong>、『ミルク』の<strong>ダニ・グリッカー</strong>、『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』の<strong>アルバート・ウォルスキー</strong>です。<br />
受賞は『ある公爵夫人の生涯』のマイケル・オコナー。やはり今年も歴史物が受賞です。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
<strong>＜メイクアップ賞： Make Up＞</strong><br />
サラ・ジェシカ・パーカーとダニエル・グレイグが、まだプレゼンターを続けます。メイクアップは、かつては化粧を意味していましたが、現在ではかなり加工を施すメイクになってしまいました。よってノミネート作品も奇妙なキャラクターが登場する作品に偏ってしまいました。ノミネートは、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』の<strong>グレッグ・キャノン</strong>、ブラッド・ピットの老けメイクはメイクとCGで見事に表現されていました。今までの映画技術ではできなかった領域まで研究開発したキャノンは歴史に名を残す偉業を成し遂げています。『ダークナイト』の<strong>ジョン・ギャグリオーネ</strong>と<strong>コナー・オサリバン</strong>は、漫画っぽくなるバットマンの世界をリアリティあるイメージに変更し、見事に成功しています。『ヘルボーイ／ゴールデン・アーミー』の<strong>マイク・エリザルト</strong>と<strong>トム・フロウツ</strong>は、漫画の世界をうまくデフォルメして監督の意向を具現化しています。<br />
受賞は、『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』のグレッグ・キャノンでした。<br />
<br />
今年のアカデミー賞は、特に華やかなショーもなく淡々と進んでいきました。こういう授賞式も好感が持てます。序盤が終了し、ほぼ予想通りの受賞となっています。さて、この後どうなっていくのでしょうか。<br />
次回も引き続き受賞作にフォーカスするのではなく、授賞式の中身に注目してレポートしようと思います。<br />
<br />
＜関連リンク＞<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-16 >第８０回アカデミー賞授賞式 3/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-08 >第８０回アカデミー賞授賞式 2/3</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29 >第８０回アカデミー賞授賞式 1/3</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-28 >第７９回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-26 >第７９回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第81回アカデミー賞ノミネート発表</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-26</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Mon, 26 Jan 2009 00:55:07 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-26</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
アカデミー賞のノミネートが発表されました。<br />
とりあえず速報です。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆作品賞・Best motion picture of the year◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『フロスト×ニクソン』<br />
『ミルク』<br />
『愛を読むひと』<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">ゴールデン・グローブ賞と同じラインナップです。「スラムドッグ＄ミリオネア」が今年の賞を制するのでしょうか？</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆監督賞・Achievement in directing◆◆<br />
ダニー・ボイル（『スラムドッグ＄ミリオネア』）<br />
デヴィッド・フィンチャー（『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』）<br />
ガス・ヴァン・サント（『ミルク』）<br />
ロン・ハワード（『フロスト×ニクソン』）<br />
スティーヴン・ダルドリー（『愛を読むひと』）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">なかなかのエントリーです。予想通りダニー・ボイルとなるのか？拘り派のフィンチャーに頑張って欲しいです。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆主演男優賞・Performance by an actor in a leading role◆◆<br />
ブラッド・ピット（『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』）<br />
フランク・ランジェラ（『フロスト×ニクソン』）<br />
ミッキー・ローク（『ザ・レスラー（原題）』）<br />
リチャード・ジェンキンス（“The Visitor”）<br />
ショーン・ペン（『ミルク』）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">復活のミッキー・ロークのノミネートは嬉しいですが、ショーン・ペンが賞に一番近いようです。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆主演女優賞・Performance by an actress in a leading role◆◆<br />
アンジェリーナ・ジョリー（『チェンジリング』）<br />
アン・ハサウェイ（『レイチェルの結婚』）<br />
ケイト・ウィンスレット（『愛を読むひと』）<br />
メリッサ・レオ（“Frozen River”）<br />
メリル・ストリープ（『ダウト -あるカトリック学校で-』）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">今回は、有名人が揃いました。アン・ハサウェイも賞に絡む女優さんになったのですね。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆助演男優賞・Performance by an actor in a supporting role◆◆<br />
ヒース・レジャー（『ダークナイト』）<br />
ジョシュ・ブローリン（『ミルク』）<br />
マイケル・シャノン（『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』）<br />
フィリップ・シーモア・ホフマン（『ダウト -あるカトリック学校で-』）<br />
ロバート・ダウニーJr.（『トロピック・サンダー／史上最低の作戦』）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">故人ヒース・レジャーが強そうです。ロバート・ダウニーが、「アイアンマン」ではなく「トロピック・サンダー」でノミネートというのが笑いました。確かに名演技でした。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆助演女優賞・Performance by an actress in a supporting role◆◆<br />
エイミー・アダムス（『ダウト -あるカトリック学校で-』）<br />
マリサ・トメイ（『ザ・レスラー（原題）』）<br />
ペネロペ・クルス（『それでも恋するバルセロナ』）<br />
タラジ・Ｐ・ヘンソン（『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』）<br />
ヴァイオラ・デイヴィス（『ダウト -あるカトリック学校で-』）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">デビュー当時から応援してきたマリサ・トメイがエントリー。今回の演技はファンにとって複雑でしたが、受賞して欲しいものです。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆優秀アニメ作品・Best animated feature film of the year◆◆<br />
『ボルト』<br />
『カンフー・パンダ』<br />
『ウォーリー』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">ピクサーVSディズニー。今は同じ会社ですが・・</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆最優秀外国語映画賞・Best foreign language film of the year◆◆<br />
『おくりびと』（監督：滝田洋二郎／日本）<br />
“The Baader Meinhof Complex”（監督：ウリ・エデル／ドイツ）<br />
“The Class”（監督：ローラン・カンテ／フランス）<br />
“Revanche”（監督：Gotz Spielmann／オーストリア）<br />
『バシールとワルツを』（監督：アリ・フォルマン／イスラエル）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">この賞は、選者の数が少ないので、もしかしたら邦画の可能性もあります。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆長編ドキュメンタリー賞◆◆<br />
“The Betrayal (Nerakhoon)”<br />
“Encounters at the End of the World” <br />
“The Garden”<br />
“Man on Wire” <br />
“Trouble the Water”<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆オリジナル脚本賞・Original screenplay◆◆<br />
“Frozen River”（コートニー・ハント） <br />
“Happy-Go-Lucky”（マイク・リー） <br />
“In Bruges”(マーティン・マクドナー)<br />
『ミルク』（ダスティン・ランス・ブラック）<br />
『ウォーリー』（アンドリュー・スタントン、ジム・リードン）<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆脚本賞（原作あり）・Adapted screenplay◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』（エリック・ロス）<br />
『ダウト –あるカトリック学校で-』（ジョン・パトリック・シャンレイ）<br />
『フロスト×ニクソン』（ピーター・モーガン）<br />
『愛を読むひと』（デイヴィッド・ヘアー）<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』（サイモン・ボフォイ）<br />
<em><span style="font-size:x-small;">どれも名作ですね。「スラムドッグ＄ミリオネア」に原作があったとは知りませんでした。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆美術賞◆◆<br />
『チェンジリング』<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『ダークナイト』<br />
“The Duchess” <br />
『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">ダークナイトの美術はとても美しかったです。実写と合成に会わせた美術監督の力量が光っていました。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆撮影賞◆◆<br />
『チェンジリング』<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『ダークナイト』<br />
『愛を読むひと』<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">「ベンジャミン・バトン」の合成を考えた撮影は、バイパーでのデジタル撮影です。一方「ダークナイト」は、なんとIMAXでのフィルム撮影でした。両方とんでもない後処理をしています。個人的にはこのどちらかに賞をあげたいです。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆衣装デザイン賞◆◆<br />
『オーストラリア』<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
“The Duchess”<br />
『ミルク』<br />
『レボリューショナリー・ロード／燃え尽きるまで』<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆編集賞◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『ダークナイト』<br />
『フロスト×ニクソン』<br />
『ミルク』<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆メイクアップ賞◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『ダークナイト』<br />
『ヘルボーイ／ゴールデン・アーミー』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">「ベンジャミン・バトン」のメイクアップは見事でしたが、CGとの融合です。「ヘルボーイ」も見事なメイクでしたね。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆音楽賞◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』（Alexandre Desplat）<br />
“Defiance”（James Newton Howard） <br />
『ミルク』（Danny Elfman）<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』（A.R. Rahman）<br />
『ウォーリー』（Thomas Newman）<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆歌曲賞◆◆<br />
“Down to Earth”（『ウォーリー』）<br />
“Jai Ho”（『スラムドッグ＄ミリオネア』） <br />
“O Saya”（『スラムドッグ＄ミリオネア』）	<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆視覚効果賞◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』 <br />
『ダークナイト』<br />
『アイアンマン』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">３作品共に新しい映像を我々に見せてくれました。ソフトからの開発、そして撮影、合成まで素晴らしい視覚効果でした。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆音響効果賞◆◆<br />
『ダークナイト』<br />
『アイアンマン』<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
『ウォーリー』<br />
『ウォンテッド』<br />
<em><span style="font-size:x-small;">個人的には、尊敬するベン・バート氏に賞を渡したいです。ベンは、「スターウォーズ」の音響を作り上げ、この部門を作った方です。</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆録音賞◆◆<br />
『ベンジャミン・バトン　数奇な人生』<br />
『ダークナイト』<br />
『スラムドッグ＄ミリオネア』<br />
『ウォーリー』<br />
『ウォンテッド』<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆短編実写賞◆◆<br />
“Auf der Strecke (On the Line)”<br />
“Manon on the Asphalt" <br />
“New Boy” <br />
“The Pig”<br />
“Spielzeugland (Toyland)” <br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆短編ドキュメンタリー賞◆◆<br />
“The Conscience of Nhem En”<br />
“The Final Inch”<br />
“Smile Pinki”<br />
“The Witness - From the Balcony of Room 306”<br />
<em><span style="font-size:x-small;">スティーブン・オカザキの“The Conscience of Nhem En”が受賞できるでしょうか？</span></em><br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6237119.jpg" width="79" height="78" border="0" align="" alt="6237119.jpg" /><br />
◆◆短編アニメーション賞◆◆<br />
『つみきのいえ』<br />
“Lavatory – Lovestory”<br />
“Oktapodi”<br />
“Presto” <br />
“This Way Up”<br />
<em><span style="font-size:x-small;">日本員監督の『つみきのいえ』が受賞できるといいですね。</span></em><br />
<br />
ノミネート作品の殆どの予告編とiPODダウンロードが以下のサイトで可能です。<br />
<a href="http://www.apple.com/trailers/awards/" target="_blank">http://www.apple.com/trailers/awards/</a><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第66回 ゴールデングローブ賞 発表</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Mon, 12 Jan 2009 23:16:09 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-12</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/5822954.jpg" width="550" height="120" border="0" align="" alt="5822954.jpg" /><br />
The 66th Annual Golden Globe Awards<br />
<br />
ゴールデン・グローブ賞が発表になりました。<br />
とりあえず、速報をお伝えします。<br />
★が受賞です。<br />
<br />
◆最優秀作品賞（ドラマ）<br />
★　「スラムドッグ＄ミリオネア」<br />
　　「ベンジャミン・バトン　数奇な人生」<br />
　　「フロスト×ニクソン」<br />
　　「愛を読むひと」<br />
　　「レボリューショナリー・ロード　燃え尽きるまで」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>ダニー・ボイルが作ったインド映画が受賞です。素晴らしいストーリー・テリング。誰もが納得です。</em></span><br />
<br />
◆最優秀作品賞（ミュージカル/コメディ）<br />
★　「それでも恋するバルセロナ」<br />
　　「バーン・アフター・リーディング」<br />
　　「Happy-Go-Lucky 」<br />
　　「In Bruges 」<br />
　　「マンマ・ミーア！」<br />
<br />
◆最優秀主演男優賞（ドラマ）<br />
★　ミッキー・ローク for 「レスラー」<br />
　　レオナルド・ディカプリオ for 「レボリューショナリー・ロード　燃え尽きるまで」<br />
　　フランク・ランジェラ for 「Frost/Nixon」<br />
　　ショーン・ペン for 「ミルク」<br />
　　ブラット・ピット for 「ベンジャミン・バトン」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>ミッキー・ロークが甦りました。彼の素晴らしい演技は賞を貰えるに十分値します。</em></span><br />
<br />
◆最優秀主演女優賞（ドラマ）<br />
★　ケイト・ウィンスレット for「レボリューショナリー・ロード　燃え尽きるまで」<br />
　　アン・ハサウェイ for 「Rachel Getting Married」<br />
　　アンジェリーナ・ジョリー for 「Changeling」<br />
　　メリル・ストリープ for 「ダウト-あるカトリック学校で-」<br />
　　クリスティン・スコット・トーマス for 「Il y a longtemps que je t'aime」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>受賞は「タイタニック」以来のディカプリオとの競演で話題になった作品です。</em></span><br />
<br />
◆最優秀主演男優賞（ミュージカル/コメディ）<br />
★　コリン・ファレル for 「In Bruges」<br />
　　ハビエル・バルデム for 「それでも恋するバルセロナ」<br />
　　ジェームス・フランコ for 「Pineapple Express」<br />
　　ブレンダン・グリーソン for 「In Bruges」<br />
　　ダスティン・ホフマン for 「Last Chance Harvey」<br />
<br />
◆最優秀主演女優賞（ミュージカル/コメディ）<br />
★　サリー・ホーキンス for 「Happy-Go-Lucky」<br />
　　レベッカ・ホール for 「それでも恋するバルセロナ」<br />
　　フランシス・マクドーマンド for 「バーン・アフター・リーディング」<br />
　　メリル・ストリープ for 「マンマ・ミア」<br />
　　エマ・トンプソン for 「Last Chance Harvey」<br />
<br />
◆最優秀助演男優賞<br />
★　ヒース・レジャー for 「ダークナイト」<br />
　　トム・クルーズ for 「トロピック・サンダー／史上最低の作戦」<br />
　　ロバート・ダウニー Jr. for 「トロピック・サンダー／史上最低の作戦」<br />
　　レイフ・ファインズ for 「The Duchess」<br />
　　フィリップ・シーモア・ホフマン for 「ダウト-あるカトリック学校で-」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>予想通りの受賞です。素晴らしい役者を若くして亡くしてしまい残念です。</em></span><br />
<br />
◆最優秀助演女優賞<br />
★　ケイト・ウィンスレット for 「愛を読むひと」<br />
　　エイミー・アダムス for 「ダウト-あるカトリック学校で-」<br />
　　ペネロペ・クルス for 「それでも恋するバルセロナ」<br />
　　バイオラ・デイビス for 「ダウト-あるカトリック学校で-」<br />
　　マリッサ・トメイ for 「レスラー」 <br />
<span style="font-size:x-small;"><em>マリッサ・トメイが受賞できず、残念！</em></span><br />
<br />
◆最優秀監督賞<br />
★　ダニー・ボイル for 「スラムドッグ＄ミリオネア」 <br />
　　ステェファン・ダドリー for 「愛を読むひと」<br />
　　デビッド・フィンチャーr for 「ベンジャミン・バトン　数奇な人生」 <br />
　　ロン・ハワード for 「フロスト×ニクソン 」<br />
　　サム・メンデス for 「レボリューショナリー・ロード　燃え尽きるまで」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>リスキーな企画を素晴らしい作品に仕上げたボイル監督に拍手！フィンチャー残念。</em></span><br />
<br />
◆最優秀脚本賞<br />
★　「スラムドッグ＄ミリオネア」 : Simon Beaufoy<br />
　　「ベンジャミン・バトン　数奇な人生」 : Eric Roth, Robin Swicord<br />
　　「Doubt」 : John Patrick Shanley<br />
　　「フロスト×ニクソン 」 : Peter Morgan<br />
　　「愛を読むひと」 : David Hare<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>当然の受賞でしょう。こういうノンキャストの作品がきちんと評価されることは素晴らしいことですね。日本ではこんな受賞はないでしょう。</em></span><br />
<br />
◆最優秀オリジナル・ソング<br />
★　「ザ・レスラー」("The Wrestler")<br />
　　「ボルト」 ("I Thought I Lost You")<br />
　　「Cadillac Records」 ("Once in a Lifetime")<br />
　　「Gran Torino」 ("Gran Torino")<br />
　　「ウォーリー」 ("Down to Earth")<br />
<br />
◆最優秀オリジナル・スコア<br />
★　「スラムドッグ＄ミリオネア」 : A.R. ラーマン<br />
　　「Changeling」 : クリント・イーストウッド<br />
　　「ベンジャミン・バトン　数奇な人生」 : アレキサンドレ・デスプラット <br />
　　「Defiance」 : ジェームス・ニュートン・ハワード<br />
　　「フロスト×ニクソン」 : ハンス・ジマー<br />
<br />
◆最優秀アニメ賞<br />
★　「ウォーリー」 <br />
　　「ボルト」<br />
　　「カン・フー・パンダ」<br />
<span style="font-size:x-small;"><em>ピクサーとディズニー、似たメンバーの戦いは、はやりピクサーでした。</em></span><br />
<br />
◆最優秀外国語映画賞<br />
★　Vals Im Bashir <br />
　　Der Baader Meinhof Komplex <br />
　　Maria Larssons eviga ögonblick <br />
　　Gomorra <br />
　　Il y a longtemps que je t'aime <br />
<br />
◆最優秀テレビ・シリーズ（ドラマ）<br />
★　"Mad Men" <br />
　　"Dexter" <br />
　　"House M.D." <br />
　　"In Treatment" <br />
　　"True Blood" <br />
<br />
◆最優秀テレビ・シリーズ（ミュージカル/コメディ）<br />
★　"30 Rock" <br />
　　"Californication" <br />
　　"Entourage" <br />
　　"The Office" <br />
　　"Weeds" <br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ボーン・アルティメイタム</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-03</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Sat, 03 Jan 2009 21:30:57 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2009-01-03</guid>  
      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0011XVU8G?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0011XVU8G"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MV5BMTQ0NDYxNzI0Ml5BMl5BanBnXkFtZTcwMjU0MjU1MQ4040._V1._SX98_SY140_.jpg" width="98" height="140" border="0" align="" alt="MV5BMTQ0NDYxNzI0Ml5BMl5BanBnXkFtZTcwMjU0MjU1MQ@@._V1._SX98_SY140_.jpg" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0011XVU8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0011XVU8G?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0011XVU8G">The Bourne Ultimatum（2007）</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0011XVU8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
紆余曲折がありながらスマッシュ・ヒットとなった「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-10-11>ボーン・アイデンティティー</a>」に続き、映画的な続編となった「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-11-03>ボーン・スプレマシー</a>」までもが世界的にヒットした、ボーン・シリーズの第3作を紹介します。<br />
<br />
「ボーン・アイデンティティ」ですら、ロバート・ラドラムの原作とはストーリーが変化してしまっていたので、第2作の「ボーン・スプレマシー」は、題名こそ同じですが、映画独自の進化を遂げてしまいました。その第3作ともなると、さらにストーリーは原作から離れてしまいます。この「ボーン・アルティメイタム」は、一応の原作であるラドラムの「最後の暗殺者（原題：The Bourne Ultimatum）」と同じ題名ですが、内容はかなり異なります。<br />
<br />
原作を無視して映画的に新たなストーリーを構築し、失敗するケースがおおいのですが、この映画「ボーン・アルティメイタム」は非常に珍しく、映画もとても良くできています。もしかしたら原作を超えるかもしれません。何故、これほどまでに優れたストーリーを作ることが出来たのでしょう。それは、第1作から続く同じチームが再び集まって映画を作っていることに要因があります。<br />
<br />
「ボーン・アイデンティティ」を作り上げたダグ・リーマンは、今回もエクゼクティブ・プロデューサーとして、作品全体を統括しています。映画ボーン・シリーズは、リーマンのイメージが映像化されたものです。よって、彼が旗を振る限りボーン・シリーズは安泰と言えるでしょう。監督は２作目からメガホンをとるポール・グリーングラスです。独特の演出が今回も素晴らしい効果をあげています。音楽は全作担当しているジョン・ポールです。そして制作は、長年スティーブン・スピルバーグを陰で支えてきたフランク・マーシャルの会社が行っています。マーシャルは、「ボーン・アイデンティティ」の時から、リーマンと<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-15>ユニバーサル・スタジオ</a>の間に入り潤滑油として作品の制作を支えてきました。出演者も変わることなくシリーズを通して同じメンバーです。<br />
<br />
同じスタッフとキャストが続編を作るのは、当たり前のように思えますが、こういう例は稀です。ほとんどの映画では何かしらの問題が起こり、誰かがプロジェクトを去ったり呼ばれなかったりするのです。しかし、ボーン・シリーズは結束が固いようで、同じメンバーが三度集結しています。<br />
<br />
映画は、ロンドンのパインウッド・スタジオを中心に撮影されました。ロケでは、世界各地を巡り、撮影は予定通り順調に進みました。今回の撮影では、２つのエンディングが撮影されました。そして試写によって１つのエンディングを採用し、別のエンディングはお蔵入りとなりました。<br />
<br />
映画は、当然の大ヒットです。よく錬られた脚本に、素晴らしいアクション・シーンが融合し、世界的に高い評価を得ました。欧米では、おおくの賞を受賞し、沢山の映画賞にノミネートされ、そのうちいくつかは受賞しました。<br />
<br />
こうなると、ユニバーサル・スタジオだけでなく、ファンも続編を望むようになります。しかし、ラドラムによる一応の原作はこの作品で尽きてしまいました。<br />
<br />
主人公ジェイソン・ボーンを演じた<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-09-30>マット・デイモン</a>は、2007年のカンヌ映画祭でこの第3作がシリーズの最後と発言しました。デイモンが、The Daily Showという番組に出演した際、グリーングラス監督が次回作は「The Bourne Redundancy」（余分なボーン・シリーズ）だと発言したと語りました。それほど第4作が作られる可能性が低いということを表したエピソードです。<br />
<br />
しかし、ユニバーサルは続編を制作することを決定しており、そのことを2007年後半に発表しました。この発表に関し、2008年３月、マット・デイモンとポール・グリーングラス監督は、いろいろな問題があってまだ契約をしていないと発言し、ファンは続編がどうなってしまうのか不安になりました。きっと、またユニバーサル・スタジオとリーマンの間に何らかの衝突があったのでしょう。リーマンは面白いストーリーをまず作り、それから第4作に取りかかりたかったのではないでしょうか。あるいは、正当な原作を書いたラドラムに敬意を払うため、勝手に４作目を作りたくなかったのでしょうか。<br />
<br />
<br />
2008年6月には、ボーン・シリーズ第4作は、フランク・マーシャルがプロデューサーを務めジョージ・ノルフィが脚本を書くとユニバーサルから発表されました。このニュースは何を意味しているのでしょう。おそらくリーマンとユニバーサルの対立は深刻化しているのではないでしょうか。そして、キャストと監督は様々なオプション契約の解釈で揉めているのではないでしょうか。<br />
結果、ダグ・リーマンは、このシリーズから外れ、マット・デイモンやグリーングラスも続編に携わりたくないのではないでしょうか。しかし弁護士の影響でデイモンとグリーングラスは、この新作に関わらなければならないようです。<br />
最新情報によると、デイモンとグリーングラスは、続編にクレジットされています。<br />
<br />
ロバート・ラドラムは、ボーン・シリーズを３作書いて亡くなっています。しかし、その後エリック・ヴァン・ラストベーダーという作家によってThe Bourne Legacy　"The Bourne Betrayal"と"The Bourne Sanction"The Bourne Deception という続編が4作書かれています。<br />
<br />
第4作が、「The Bourne Betrayal」となるのか、全くのオリジナルとなるのかは現時点では不明ですが、あの素晴らしいシリーズと同じクオリティの続編が作られるのか、「ターミネーター３」のような、他人が作った愛のない駄作になってしまうのか、ファンならずともとても気になるところです。<br />
第4作は2010年公開予定です。<br />
<br />
＜「ジェイソン・ボーン」３部作を購入＞<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RX6L4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000RX6L4Y">ボーン・アイデンティティー  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000RX6L4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00067HDWK?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00067HDWK">ボーン・スプレマシー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00067HDWK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0011XVU8G?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0011XVU8G">ボーン・アルティメイタム</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0011XVU8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ボーン・スプレマシー</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-11-03</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Mon, 03 Nov 2008 07:17:10 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-11-03</guid>  
      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00067HDWK?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00067HDWK"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MPW-9729.jpg" width="80" height="120" border="0" align="" alt="MPW-9729.jpg" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00067HDWK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00067HDWK?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00067HDWK">The Bourne Supremacy</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00067HDWK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
作家ロバート・ラドラムが書いた「ジェイソン・ボーン」３部作の第２作である「殺戮のオデッセイ（The Bourne Supremacy）」（1986）をマット・デイモン主演で映像化したヒット作の裏側を紹介します。<br />
<br />
前作「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-10-11>ボーン・アイデンティティー</a>」は、紆余曲折がありながら映画は世界的にヒットし、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-15>ユニバーサル・スタジオ</a>は、続編の制作を期待しました。<br />
監督のダグ・リーマンと脚本家のトニー・ギルロイは、この提案を受け続編のプロット作りを始めます。リーマンは、前作のプロット作りの時、ギルロイに原作を読ませませんでした。リーマンが読んで面白かった部分を口頭で伝え、その部分を膨らませて映画「ボーン・アイデンティティー」の脚本は完成していたのです。よって、ストーリーは原作から離れてしまっていました。こうなると、ラドラムが書いた続編「殺戮のオデッセイ（The Bourne Supremacy）」のストーリーは、映画の続編として成立しません。そこで、リーマンとギルロイは、題名こそ原作と同じ「ボーン・スプレマシー」としながら、映画にあわせた続編としてほぼオリジナルでストーリーを作り上げることになってしまいました。<br />
よって、この「ボーン・スプレマシー」の原作ファンが映画を見ると、かなりストーリーが違って驚くでしょう。しかし、映画の脚本は映像としてはとても面白い完成度でした。<br />
<br />
さて、前回のお話しの続きです。<br />
「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-10-11>ボーン・アイデンティティー</a>」の監督だったリーマンは、スタジオとのつきあいが嫌になり、今回は監督を引き受けませんでした。このあたりの裏事情は関係者が口を開かないので真意がわからないのですが、本人が自ら退いたのか、プロデューサーが監督を退けたのかはわかりません。結局、リーマンはエクゼクティブ・プロデューサーという都合の良いポジションを得ます。直接撮影現場を指揮しませんが、作品には口を出せ、映画がヒットすれば成功報酬が得られるのです。<br />
<br />
結局監督は、ポール・グリーングラスというあまり知られていないイギリス人に決まりました。実はグリーングラスは、ドキュメンタリー・タッチの映画を撮らせると、とても素晴らしい才能を発揮する監督で、本人はこのチャンスをうまく活かそうと監督を快諾します。<br />
<br />
そして、いよいよプロジェクトが動きだしました。キャストは、前作同様ジェイソン・ボーンに<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-09-30>マット・デイモン</a>、彼女のマリー役にフランカ・ポテンテ、CIAのジェイソンのトップアボットにブライアン・コックスが演じています。スタッフは、前作同様、制作会社はマーシャル・ケネディ・プロダクションです。フランク・マーシャルは、プロデューサーも務めています。撮影監督も同じくオリバー・ウッド、音楽もジョン・パウエルです。<br />
要は、監督以外はほぼ同じメンバーで続編が作られることになったのでした。<br />
<br />
このようなことは、時々起こります。一番わかりやすい例は「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-01-1>スターウォーズ</a>」です。監督の<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-07-06>ジョージ・ルーカス</a>は、初めの「スターウォーズ」（「スターウォーズ　エピソード４」）で、監督をしました。当時SF映画というと陳腐な子供映画だと思われていたため、20世紀フォックスから呆れられ、資金援助打ち切りの危機に遭いながら苦労して完成させたのが「スターウォーズ」です。しかし業界の予想に反し映画は大ヒットします。そこですぐにフォックスは続編の製作をルーカスに依頼しました。しかし精神的に参っていたルーカスは監督を引き受けることなくエクゼクティブ・プロデューサーという肩書きを作りそこに収まったのでした。結局続編「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-02>スターウォーズ　帝国の逆襲</a>」（「スターウォーズ　エピソード５」）の監督はアーヴィン・カーシュナーが引き受けました。<br />
<br />
ダグ・リーマンは現場の軋轢から解放され、プロデューサーという俯瞰の目で作品をとらえることが出来ました。現場は優秀なライン・プロデューサーが動き素晴らしい映像が撮影されていきました。<br />
<br />
映画は、順調に撮影が終了し2004年7月23日に全米で公開されました。公開されるとたちまちボックスオフィスのトップに躍り出て、以後7週間もトップ10入りします。そして世界で2億7000万ドル以上の売り上げを記録してしまいました。これは前作の２倍以上の売り上げです。<br />
<br />
スタジオは、早速さらなる続編である第3作「ボーン・アルティメイタム」の制作を要望するのでした。<br />
<br />
＜「ジェイソン・ボーン」３部作を購入＞<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RX6L4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000RX6L4Y">ボーン・アイデンティティー  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000RX6L4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00067HDWK?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00067HDWK">ボーン・スプレマシー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00067HDWK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0011XVU8G?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0011XVU8G">ボーン・アルティメイタム</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0011XVU8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ボーン・アイデンティティー</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-10-11</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Sat, 11 Oct 2008 15:23:31 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-10-11</guid>  
      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RX6L4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000RX6L4Y"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MPW-32250.jpg" width="80" height="120" border="0" align="" alt="MPW-32250.jpg" /> </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000RX6L4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RX6L4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000RX6L4Y">The Bourne Identity </a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000RX6L4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />(2002)<br />
<br />
作家ロバート・ラドラムが書いた「ジェイソン・ボーン」３部作の第１作である「暗殺者（原題：The Bourne Identity）」（1980）を<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-09-30>マット・デイモン</a>主演で映像化したヒット作の裏側を紹介します。<br />
<br />
劇場を運営していたロバート・ラドラムは、作家に転身する決意をし、1970年に「スカーラッチ家の遺産（原題：The Scaelatti Inheritance）」でデビューを果たします。それまで順風満帆だった人生を捨て去り作家になろうとしたラドラムは、どのような心境だったのでしょう。家族は路頭に迷うのではないかと不安になりましたが、もともと俳優をしたり劇場を営んだりしてお客さんを楽しませることが得意だった彼は、次々とヒット作を書き上げていきました。彼の書いた小説は現在までに世界で２億冊以上が売れています。<br />
<br />
ラドラムの作品の中に「ジェイソン・ボーン」３部作というものがあります。記憶を失った男「ジェイソン・ボーン」の戦いを描くスパイアクションです。１作目は「暗殺者（原題：The Bourne Identity）」（1980）、２作目は「殺戮のオデッセイ（The Bourne Supremacy）」（1986）、３作目は「最後の暗殺者（The Bourne Ultimatum）」（1989）。このシリーズは、世界中でおおくのファンに愛されています。ラドラム死後は、別の作家によりさらに２作のシリーズ続編が書かれています。<br />
<br />
映画監督のダグ・リーマンは、「スウィンガーズ」（1996）監督後、高校生の頃から好きだったジェイソン・ボーン・シリーズの映画化に着手しました。映像化権を持っていた<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-09>ワーナーブラザース</a>と交渉し、権利を確保した後、脚本家のトニー・ギルロイと一緒に２年を費やし脚本を完成させます。リーマンは、ギルロイに原作を読まないよう頼み、リーマンがストーリーを口頭で伝え、脚本を膨らませていきました。そして<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-15>ユニバーサル・スタジオ</a>が資金を拠出し撮影が開始されることになりました。公開予定は2001年9月から2002年6月の間に設定されました。<br />
しかし、リーマンとユニバーサルの間にはおおくの問題が発生し始めました。まず、スタジオの介入を好まないリーマンは、スタジオの要求を拒否し続けました。これによりスタジオと監督の間に溝ができてしまいました。映画の内容はオリジナリティに富んでおり野心的なものでしたが、スタジオ側は小規模なアクションシーンばかりで大作には見えなかったこと、撮影が世界中に展開し制作費がかかることについても不満で、互いの理解が一致しませんでした。そんなことが続き撮影が延期されたため、制作費は当初の5200万ドルから800万ドルも増え600万ドル（約60億円）になってしまいました。公開時期も延期され悪夢がさらに長引きました。撮影終了後のポストプロダクション中に原作者のラドラムが死去してしまうという不幸もありました。<br />
キャスティングに関して、リーマンは、ラッセル・クロウやシルベスタ・スタローンなどを考えました。この映画はアクション・シーンが重要なので、アクション経験のある俳優を捜していたのです。特にブラット・ピットに関しては具体的な交渉に入りましたが「スパイ・ゲーム」の撮影と重なり、この話はなくなりました。結果は、アクション経験のない<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-09-30>マット・デイモン</a>で決着します。デイモンは、主人公ジェイソン・ボーンを演じるためアクションの訓練を続け、殆どの撮影は自身で演じています。<br />
<br />
結局映画はなんとか完成し、2002年6月にユニバーサルピクチャーズにより全米公開されます。映画の困難な制作過程とは異なり、評判は大変良く興業は成功となりました。2億ドル以上の興業収入をあげ、世界中に「ジェイソン・ボーン」が知れ渡ったのです。<br />
<br />
この「ボーン・アイデンティティー」の制作における出来事はハリウッドでも日本の映画界でもよく起こる現象です。資金を拠出している会社の担当者が作品の中身を理解せず口を出すことはよくあります。そして、作品を実際に作る監督とクリエイティブ面に関しぶつかり、問題が勃発するのです。おおくの作品は、ここで制作が中止されるか、完成してもつまらない映画になってしまうのです。<br />
リーマンは、この困難に妥協することなく突き進みました。そして自分の作りたかった作品を作り出しています。<br />
スタジオが思いこんでいた「派手なアクション」がなくても十分に面白い映画ができることを本作は証明しています。そして制作費が超過しても、それ以上の利益を上げることもできたのです。<br />
<br />
評価も良くて、利益も上がった作品が世に出ると、スタジオは急に態度を変えます。「手のひら返し」を堂々とやってのけるのです。ユニバーサルは、直ぐに続編の映画化について検討をはじめます。<br />
<br />
そして、続編にあたる「ボーン・スプレマシー」の制作が決定、脚本開発が始まりました。<br />
スタジオと揉めたリーマンは、この次回作を引き続き監督するのでしょうか？この続きは、次回「ボーン・スプレマシー」の回でお伝えします。<br />
<br />
＜「ジェイソン・ボーン」３部作を購入＞<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000RX6L4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000RX6L4Y">ボーン・アイデンティティー  (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000RX6L4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00067HDWK?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B00067HDWK">ボーン・スプレマシー</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B00067HDWK" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0011XVU8G?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0011XVU8G">ボーン・アルティメイタム</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0011XVU8G" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アイアン・マン</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-09-28</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Sun, 28 Sep 2008 16:22:57 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-09-28</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MPW-29017.jpg" width="80" height="120" border="0" align="" alt="MPW-29017.jpg" /><br />
Iron Man (2008)<br />
<br />
「アイアン・マン」とは、2008年5月に全米で公開され興行収入が1億ドルを突破、大ヒットとなったアメリカン・コミックの実写映画化作品です。<br />
<br />
この映画を語る前に、原作であるコミック版「アイアン・マン」について記しておきます。原作は、スタン・リーが中心となり1963年に漫画がマーベル・コミック社から発売されました。主人公は「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-09-30>アビエイター</a>」で映画化もされた実在の人物ハワード・ヒューズです。以降、人気を博し現在も連作が続いている人気作品です。スタン・リーは、沢山のヒーロー物を創作してきましたが、「アイアン・マン」は、「ファンタスティック・フォー」「超人ハルク」と並び、彼の初期の名キャラクターです。この３つの漫画が発売された当時は、冷戦時代まっただ中で、スタン・リーはコミックに時代の問題点や不満点をうまく取り入れ、人々の共感を呼びました。<br />
他のヒーローものとは異なり、アイアン・マンは、特殊能力を持ったり体の突然変異で不思議な力を身につけることはありません。主人公のトニー・スタークは、科学者であり自分の知識と才能でアイアン・マンのスーツを開発します。これは、アメリカン・ヒーローもののなかでは「バットマン」と並び、珍しい位置づけです。<br />
このコミック版「アイアン・マン」は発売以来、現在に至るまで人気があり、何度もアニメ化されたりゲーム化されていきました。そして、「アベンジャーズ」という新しいコミックに中心的存在で登場します。「アベンジャーズ」とは、マーベル・コミック社の発売するそれぞれの主役たちが集まって結成した組織です。キャプテン・アメリカ、ソー、アイアン・マンの３人が中心となり悪と戦います。<br />
<br />
「アイアン・マン」は、このように様々なメディアで人気があり、さらにヒーローの混成チームを描くコミックでも中心となって平和を守るのです。<br />
マーベル・コミック社は、自社がケイン利を保有する「X-メン」「ハルク」「ファンタスティック・フォー」「スパイダーマン」の実写映画化を許諾し、映画はアメリカで次々とヒットしてきました。<br />
そこで、マーベル社は自ら映画制作に乗り出すのです。第一作目は、大切なキャラクターのひとつである「アイアン・マン」。自分たちで愛すべき作品の映画化に望むことにしたのです。<br />
<br />
時間を1990年代に戻します。<br />
当時、まだCG技術もそれほど発達していなかった頃、そしてマーベル・コミック社のヒーローものが映画化されていなかった頃のお話です。まず1990年に<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-15 >ユニバーサル・スタジオ</a>がステュワード・ゴードン監督で低予算映画を作ろうと映画化権を取得します。<br />
しかしうまくいかず、1996年に20世紀フォックスが権利を買い取ります。主人公はニコラス・ケイジです。コミック好きの彼が主演をやりたいと言ったのであわてて権利を押さえました。しかし映画化まではたどり着きませんでした。するとトム・クルーズが自らプロデューサーも兼務する形で「アイアン・マン」の映画化に手を挙げてきたのです。脚本家のジェヴ・ビンターと原作者のスタン・リーは脚本開発をはじめ1999年にはクエンティン・タランティーノが監督をすしたいとアプローチしてきました。しかし契約がうまくまとまらず、混迷を極めたフォックスは、企画全体をニューライン・シネマに売ってしまいました。<br />
2000年、「アイアン・マン」の実写映画化企画はニューラインにより別の脚本家をたて制作され、ストーリーが完成します。<br />
さらに、2004年からはニック・カサベテス監督によりさらに新たな脚本開発が始まります。そして2006年度公開に向け新しいプロジェクトがスタートしました。しかし、またうまくいかず企画は消えてしまいました。<br />
<br />
様々な脚本家が投入され、映像化が検討されましたが結局どの脚本もうまくいかず、スタジオは映像化の権利を保有しながら、うまく実現化できずにいたのです。こういうケースはハリウッドではよくあります。スタジオ、監督、脚本家の間には必ずエンターテイメント専門の弁護士が介在します。弁護士は企画が揉めるほど活躍し高額な給料を手にするのです。よってうまくいく話も弁護士が入ることでこじれてしまい時間がかかりうまくいかないのです。弁護士は意図的にもめ事を起こしているとは思いたくないですが、クリエイティブな考えをしない人間が介在することで話がまとまらないことはとてもおおいのです。<br />
<br />
こんな騒動が水面下で行われている最中、DCコミックの「バットマン」がティム・バートン監督の手で映画化され大ヒットします。それを皮切りに次々とアメリカン・コミックのヒーローたちが映画化されていきました。マーベル・コミック社は、「ハルク」など映画化権を売り、コミック販売以外に映画から莫大な収入を得るようになっていきました。そして「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-12-28 >スパイダーマン</a>」の登場です。この映画は、スパイダーマンが大好きなサム・ライミ監督により３作品作られ、どれも大ヒットとなります。<br />
<br />
2006年、マーベル・コミック社は自社で映画制作会社を興します。映画化の版権を売るだけではなく自分たちで映画の制作を行うことにしたのです。その会社の第一回作品を模索し、人気のある「アイアン・マン」を映画化する方向で意思統一をしました。そして、15年も揉めていた企画に決着をつけ、映画化権をスタジオから買い戻したのです。<br />
<br />
そして、自社の力で企画開発を行います。マーベル社は、脚本段階でストーリーとアクションに注力してストーリーを作り上げました。ベトナム戦争時に捕虜となる主人公を、時代に合わせアフガニスタンで武装集団に拘束されるというように設定を変更しています。そして冷戦時代がテーマだった原作をポスト9.11の悩めるアメリカと重ね合わせることに成功しています。<br />
<br />
俳優人は、自分が言いやすい台詞を言える権利が与えられました。俳優が一番キャラクターに近いからという理由です。そしてスタッフは映画の根幹となるストーリーとアクションに注力しており、台詞に関しては役者に任せるおおらかさがありました。<br />
映像面では、ILM、スカイウォーカーサウンド、スタン・ウィンストン・スタジオをはじめとする素晴らしい映像クリエイターに任せました。<br />
この結果、彼らが結束してストーリーをリアルなものにすることに成功しています。<br />
<br />
映画は、世界的に大ヒットとなりました。そして映画の評判も総じて高く、ただのアクション映画という枠から飛び出し芸術作品としてもある評価を得ることができました。<br />
<br />
皆さんは映画を最後まで見ましたか？エンドクレジットの後に、この作品の続編に関する情報があります。サミュエル・L・ジャクソンが、「アベンジャーズ」について話しているのです。ということは、「アイアン・マン」の続編は「アベンジャーズ」になるのでしょうか？<br />
<br />
契約だと、メイン・キャストは３部作に出演するオプション契約を結んでいます。よって、「アイアン・マン２」「アイアン・マン３」となるのか、「アベンジャーズ」に移行するのか、両方が制作されるのか現在のところはっきりとしたことはわかりません。<br />
<br />
発表だと、「アイアン・マン２」が2010年4月30日に、「アベンジャーズ」が2011年に全米公開予定です。このマーベル・ユニバースは、今後さらに広がっていくようです。<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>今宵、フィッツジェラルド劇場で</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-08-30</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Sat, 30 Aug 2008 15:19:56 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-08-30</guid>  
      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000O4Y22E?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000O4Y22E"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MV5BMTYwOTgzMTA3NF5BMl5BanBnXkFtZTcwMjYxMDMzMQ4040._V1._SX94_SY140_.jpg" width="94" height="139" border="0" align="" alt="MV5BMTYwOTgzMTA3NF5BMl5BanBnXkFtZTcwMjYxMDMzMQ@@._V1._SX94_SY140_.jpg" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000O4Y22E" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000O4Y22E?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000O4Y22E">A Prairie Home Companion (2006)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000O4Y22E" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
今回は、「ザ・プレイヤー」「ショート・カッツ」などで知られるロバート・アルトマン監督の遺作であり、数々の映画賞を受賞した隠れた名作を紹介します。<br />
<br />
「プレーリー・ホーム・コンパニオン」というラジオ番組を知っていますか？<br />
1971年に始まったバラエティ番組で、アメリカ全土で毎週土曜日の夕方5時から7時まで放送されています。司会はギャリソン・キーラーが務めていて、ミネソタ州のフィッツジェラルド劇場で収録されています。この番組の特徴は音楽で、毎回カントリーやロック歌手が登場し笑い話を含めながら歌を披露していきます。日本でもAFNで日曜日の夕方聞くことができます。日本に住むアメリカ人にとってもどこか懐かしく母国を思い出す番組となっているようです。<br />
<br />
30年以上も同じフォーマットで続いていて、今でもアメリカ中で聞かれているこの番組。日本でいうと、タモリ司会、新宿アルタで収録されている長寿番組「笑っていいとも！」に似たラジオ・バラエティ・ショーだと思います。<br />
<br />
この人気長寿番組「プレーリー・ホーム・コンパニオン」が映画になったのです。番組のホストであるギャリソン・キーラーが書いた脚本は、実際にある自分の番組がモチーフで、そこで繰り広げられる映画の話です。<br />
映画では、30年以上続いた番組が終了してしまう最後の１日を描いています。長く続いてきた番組のファンにいつも通りのショーを提供しようとがんばる出演者とスタッフの姿を追いかけていきますが、番組同様、歌あり笑いありの楽しくも切ないストーリーです。<br />
<br />
映画の出演者も豪華です。メリル・ストリープやリンジー・ローハン、ウディ・ハレルソン、トミー・リー・ジョーンズが脇を固めながら、番組ホストギャリソン・キーラー役やおおくの歌手は、本人自身が出演し演じています。<br />
<br />
映画はもともと「Savage Love」というタイトルでした。80才になるロバート・アルトマンがこの映画を完成することができるのか不安視されたので、結局撮影には「マグノリア」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督が「バックアップ」監督として全ての撮影においてアルトマンを助ける役目で参加しました。<br />
映画は2005年の夏に完成し、11月1日にニューヨークでこっそり上映されました。するとお客さんの反応がとても良かったので、ピクチャーハウスという配給会社が映画を買い取り全米での上映が決まりました。<br />
このとき、ピクチャーハウスの社長であるボブ・バーニーは、タイトルを30年以上全米で親しまれている「A Prairie Home Companion」に変更しました。このタイトル変更に関しては、いろいろと戦いがあったのですが、結果、おおくの人に映画を認知して貰うことができ、ヒットすることになります。<br />
<br />
日本では、番組自体の認知度が低いのでタイトルは「今宵、フィッツジェラルド劇場で」と変更され、小さな公開で終了してしまいました。<br />
<br />
監督ロバート・アルトマンは、2005年無冠の名監督でしたがアカデミー賞から栄誉賞を受賞しました。受賞直後に本作を監督し、映画がヒットした後2006年11月20日に亡くなりました。<br />
<br />
<br />
＜今宵、フィッツジェラルド劇場で　を購入＞<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000O4Y22E?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000O4Y22E">今宵、フィッツジェラルド劇場で</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B000O4Y22E" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ジョージ・ルーカス 2/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-12</link>  
      <category>スタッフ＆キャスト</category>  
      <pubDate>Sat, 12 Jul 2008 14:38:23 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-12</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/filmmania/1538456.jpg" width="84" height="140" border="0" align="" alt="1538456.jpg" /><br />
<br />
「スターウォーズ・サーガ」（「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-01-1 >スターウォーズ 新たなる希望</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-02 >スターウォーズ 帝国の逆襲</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-02-1 >スターウォーズ ジェダイの復讐</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-02-2 >スターウォーズ ファントム・メナース</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-03 >スターウォーズ クローンの攻撃</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-04-1>スターウォーズ シスの復讐</a>」）、インディー・ジョーンズ・シリーズ」（「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-14 >レイダース</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-15  >魔宮の伝説</a>」「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-19  >最後の聖戦</a>」）生みの親、ジョージ・ルーカスの第２回目です。<br />
<br />
大学院生だったルーカスは、映画祭で賞を受賞したことをきっかけに、当時人気の出てきた<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-05-01>フランシス・フォード・コッポラ</a>監督と親交を深めまていきす。コッポラは、映画制作にスタジオの人々が口を挟むというハリウッドシステムが嫌いだったので、サンフランシスコに自身で映画制作会社アメリカン・ゾエトロープという会社を興しました。その会社の第１作目の映画を、ルーカスに撮らせることにしたのです。コッポラは、ルーカスが自主制作で作った「THX-1138 : 4EB」を気に入っていたので、この作品をメジャー公開できるようリメイク版の監督を指示したのです。長編版の「THX-1138」は、ルーカスの監督デビュー作としてワーナーブラザース配給で公開されました。しかし、残念ながら興行的に大失敗します。当時、先進的なSF映画は一般の観客に受け入れられませんでした。<br />
<br />
コッポラが「ゴッドファーザー」(1972)の監督として、全精力をこの映画製作に向けていったため、ルーカスはコッポラの下を離れ、自分で映画制作会社をサンフランシスコで設立します。ルーカスフィルムと名付けられたその会社でルーカスは１本の脚本を書き始めます。ルーカスがモデストで過ごした高校生時代をベースにした「アメリカン・グラフィティ」です。アメリカ人のおおくは、自分の生まれた街で一生を過ごします。それが嫌な若者が懸命に街を飛び出そうか、留まろうかと悩む姿はまさに若きジョージ・ルーカスの姿です。そして、脚本には、重要な要素が含まれていました。街では若者たちは車に熱中していました。そしてルーカスが聞いて育った音楽を盛り込んでいたのです。これも彼の学生時代の体験です。<br />
「アメリカン・グラフィティ」は無名俳優ばかりを起用して、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-15 >ユニバーサル・ピクチャーズ</a>により低予算で制作が決まりました。ルーカスは、自ら当時の伝説的DJウルフマン・ジャックに出演交渉を、行い快諾されます。60年代の懐かしい音楽とともに完成した、誰もヒットを期待していなかったこの映画は、予想に反し全米で大ヒットしてしまいます。そして1973年のゴールデングローブ賞とアカデミー賞にノミネートされてしまいました。<br />
<br />
映画監督として認められたルーカスは、いよいよ念願の映画を制作すべく準備に入ります。それは、子供の頃熱狂した漫画「フラッシュゴードン」の完全実写化でした。しかし、この作業は困難を極めます。残念ながら「フラッシュゴードン」の映像化権は既に押さえられ、ルーカスはこの権利を取得できませんでした。ルーカスは、仕方なく自分で「フラッシュゴードン」のようなスペースオペラを作り上げようとストーリーを考えることにしました。後に「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-01-1>スターウォーズ</a>」と呼ばれるこのスペースオペラは「フラッシュゴードン」のほか、「猿の惑星」や黒沢明の「隠し砦の三悪人」から影響を受けています。<br />
<br />
恩師コッポラは、ルーカスが成長する姿を見ていました。そして、自分の会社が傾くとルーカスに近づいてきました。そして、ルーカスと一緒に新作を手がけるべく動き出したのです。勿論世話になったコッポラを裏切るようなことはできません。しかし、当時のコッポラは制作費を使いすぎ、映画の現場は大混乱することが当たり前となっており、映画業界からは要注意人物となっていました。コッポラは、弟子のルーカスが描いていた新企画に興味を示しますが、ルーカスはコッポラに助けを求めませんでした。そして、もうひとつ大切に暖めてきた企画をコッポラに取られてしまいます。おろらく、当時のルーカスは、２つあった企画にコッポラが介入することを避けるため、ひとつをコッポラに渡してしまうという判断をしたのだと思います。<br />
コッポラに渡した企画は、後に「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-08-17 >地獄の黙示録</a>」として完成します。この映画が完成するまでには、とんでもないエピソードが沢山存在します。現場にいる誰もが、映画は完成しないと思い、撮影は困難を極めたのです。しかし、不思議なことに映画は完成し、そかも非常に高い評価を得たのでした。しかし、コッポラは莫大な借金を抱え、心身共に疲労困憊状態となります。ルーカスは、この映画にはクレジットすらされていません。<br />
<br />
「スターウォーズ」の企画を守ったルーカスは、脚本を持って各スタジオに出資を頼みに行きましたが、当時SF映画はヒットしないという理由で、どのスタジオも映画化に否定的でした。ルーカスは落ち込みましたが、めげずに脚本をさらに改良して行きました。そんななか、ひとりのスタジオ・エクゼクティブがこの脚本に興味を持ちます。当時20世紀フォックスにいたアラン・ラッド・jr.です。ラッドは、「スターウォーズ」製作に全面的に協力します。<br />
<br />
20世紀フォックスが映画制作にGOサインを出したので、ルーカスは映画作りに入ります。当時SF映画などというものはチープな娯楽映画で、まともな映画ができるとは思われませんでした。しかしルーカスは、自分のビジョンを実態化するため、邁進します。まず撮影前に特殊撮影と音響会社を作ってしまいます。特殊撮影用の会社は、ILM (Industrial Light and Magic) です。この工房で、リアルな宇宙戦争の映像を作り出すことに成功します。SF映画にはダイナミックな音響が必要です。そしてルーカスは音響専門の会社、スプロケットシステム（後の<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-23>スカイウォーカーサウンド1</a><a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-25>2</a>）を作り、音響に関する研究もはじめました。<br />
<br />
映画制作費は、当初の予定を超えてしまいます。ルーカスは、自分の監督料を返上し、そのかわり映画がヒットしたら利益の40%と関連グッズの商品化権を貰います。ラッドを除く20世紀フォックスの役員は、「スターウォーズ」がヒットしないと予測し、製作途中で撤退をする方針でした。しかし、ラッドだけがこの企画を推進し、最後まで出資を支持します。フォックスは、どうせ当たらない映画なのだから成功報酬とMD権を若い我が侭監督に渡してしまうのです。<br />
映画はさらに予算が超過し、ラッドが、かばいきれなくなった頃、ようやく完成します。ラッドはこのことが原因で20世紀フォックを解雇されてしまいました。<br />
<br />
ルーカスは、「スターウォーズ」製作中に精神的な疲労をしてしまい、心身ともにボロボロになっていました。さらに映画がヒットするという関係者も少なく、映画公開時にはハワイに逃げてしまいます。少しでも早くハリウッドから逃げたかったのでしょう。しかし、そんなルーカスに信じられないニュースが届いたのです。「スターウォーズ」の大ヒットです。ルーカスは一夜にして映画史に残る大監督になったのです。そしてアカデミー賞を7部門も受賞していまいました。<br />
<br />
その当時、ルーカスは、偶然ハワイに来ていた<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スティーブン・スピルバーグ</a>と出会います。そこで新しい企画が生まれます。そう、「インディ・ジョーンズ」です。<br />
ルーカスは、この後、「スターウォーズ」３部作と「インディ・ジョーンズ」３部作を製作します。「スターウォーズ」の監督経験から、ルーカスは自分は監督に向いていないと判断し、プロデュース業に徹します。これが功を奏し、どの映画も大ヒットして行きます。<br />
<br />
第３回は、映画制作者として大成功し、大金を手にしたジョージ・ルーカスのその後の人生を追いかけます。<br />
<br />
ジョージ・ルーカス　<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-07-06 >1/3</a><br />
ジョージ・ルーカス　3/3<br />
<br />
George Lucas Rewrite 2008/07/12<br />
<br />
＜ジョージ・ルーカスの作品を購入＞<br class="auto"/><br />
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<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/490332690X&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">スター・ウォーズ コンプリート・パック</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=490332690X" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B000BNFIAI&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">スター・ウォーズ トリロジー (エピソード4,5,6)リミテッド・エディション</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B000BNFIAI" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B00005NNBV&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">スター・ウォーズ　エピソードI ファントム・メナス</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B00005NNBV" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br class="auto"/><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B000066I57&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B000066I57" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br class="auto"/><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B0000AIRN3&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">スター・ウォーズ エピソード3  シスの復讐</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B0000AIRN3" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?path=ASIN/B00009P549&amp;link_code=as2&amp;camp=247&amp;tag=future0d-22&amp;creative=1211">アドベンチャーズ・オブ・インディ・ジョーンズ コンプリートDVD</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B00009P549" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>崖の上のポニョ</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-07</link>  
      <category>アニメ</category>  
      <pubDate>Mon, 07 Jul 2008 22:29:00 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-07</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/1604860833.jpeg" width="84" height="120" border="0" align="" alt="1604860833.jpeg" /><br />
Ponyo on the Cliff by the Sea<br />
<br />
完成披露試写会に招待されたので、六本木ヒルズで見てきました。舞台挨拶は、役者さんではなく、プロデューサーの鈴木敏夫さんと監督の宮崎駿さんのふたり。しかもなんとも簡素な挨拶でした。そして通常ならば、ずらっと並ぶマスコミ陣も全くいませんでした。<br />
実は、スタジオジブリとはこんな会社です。いわゆるマスコミに媚びず、観客に媚びず、自らが信じている信念を貫き通しているのです。<br />
<br />
日本のエンターテイメント業界は、いろいろな勢力図で彩られています。そこには、資金を拠出する会社、宣伝タイアップで商品を売ろうとしている会社、一枚咬んでおきたい人々・・・。最近ヒットしている映画は、これら大きな会社とお金が連動して動いています。そして、どんなに駄作であろうと映画はヒットしてしまうんです。<br />
スタジオジブリ、いや宮崎監督は、このような商業主義から遠く離れ、独自の表現を貫いています。これは奇跡のような事態です。何故宮崎監督が好きなようにアニメを作れるのか、それは、二人三脚でここまでやってきた鈴木プロデューサーのおかげです。鈴木氏は、様々な圧力からクリエイティブ・フリーダムを守り、うまく大企業と提携し大作を完成させてきました。<br />
<br />
宮崎監督がもっと沢山のアニメを量産すれば、出資者は潤います。株価もあがるでしょう。しかし、彼は自分が作りたい作品のみ作ります。そして各作品の制作には手を抜きません。結局制作費が莫大な金額になってしまいます。4年に１本、10億円を超える制作費で作品を作っていては会社は立ちゆかないのです。陰で資金繰りを行い、公開時にはヒットさせるため多くの企業と組む鈴木氏の手腕は、日本の映画界では特殊で、きわめて優秀であるとしかいえません。<br />
<br />
長くなりましたが、「崖の上のポニョ」についてです。今回、宮崎氏は、手書きの2Dアニメに拘ったようです。よく考えてみると、日本以外の国のアニメはほぼ3D化されてしまいました。ピクサーが始めた3Dアニメは、日本以外で全盛です。アメリカではすでに2Dアニメの会社が消滅しました。ディズニーですらもう2Dチームはありません。要は紙に書いた絵をパラパラと動かしているのは、もはや日本にしかない技術なんです。そんな古いと思われる作法で、ジブリは驚くほど美しく心に響く映像を作っていました。全てのカットで心が揺さぶられます。そして素晴らしいストーリーが展開されます。この心の感動は3Dで表現することができるのでしょうか？それは無理だと思います。人が１枚１枚手で書いた絵には魂が込められています。動きはぎこちないかもしれませんが、観客は魅了されるのです。<br />
<br />
私は、この映画を見て心が洗われました。その理由は、ロジカルに記すことができません。きっと人が書いた「絵」、宮崎氏が演出した動きに人間の感覚が揺さぶられているのでしょう。<br />
<br />
これから見る方は、是非事前情報を入れずに素直に見てください。宮崎氏の作りたいという強い気持ち、そしてそれを守る鈴木氏の魂がかいま見える傑作のはずです。<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ジョージ・ルーカス 1/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-06</link>  
      <category>スタッフ＆キャスト</category>  
      <pubDate>Sun, 06 Jul 2008 17:50:09 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-07-06</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/filmmania/1538456.jpg" width="84" height="140" border="0" align="" alt="1538456.jpg" /><br />
<br />
今回は、私の好きな監督＆プロデューサーのジョージ・ルーカスについてです。今までも、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-23>スカイウォーカーサウンド</a>、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-01-1>スターウォーズ</a>、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-14>インディ・ジョーンズ</a>、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スピルバーグ</a>など涸れに関したトピックを書いてきているので今更記す必要もないような気もしますが、彼の人生を縦に見ていくことにしましょう。彼の作品作りのヒントが見えてくるかもしれません。<br />
<br />
ジョージ・ルーカスは、1944年にカリフォルニア州。モデストで生まれました。この町はサンフランシスコまで車で2時間ほどのところにある田舎町です。実家は雑貨店を営んでいたようです。両親は、彼が生まれてしばらくすると、この雑貨店を売り、それを資金にしてクルミの農園を始めました。彼は高校までこの町で過ごし、映画と車に夢中になりました。確かにアメリカの田舎に住むと、若者の遊びといえば車と映画です。<br />
ルーカスは、後にこの自分の体験を映画「アメリカン・グラフィティ」で克明に描きます。<br />
<br />
ルーカスは、映画と言うよりむしろ車に興味があったようです。彼は車を改造したりしてレースに熱中していました。しかし、高校卒業直前に大事故を起こしてしまいます。この事故は新聞でも取り上げられるほど大きなもので、ルーカスは命はとりとめますが、けがをしてしまいました。<br />
<br />
カーレーサーの夢を絶たれたルーカスは、地元のコミュニティー・カレッジに入学し、映画に没頭していきました。この大学で、彼は様々な映画オタクに出会うのです。そこで映画撮影に関する実験的な映画を作ったり、サンフランシスコに出てジャズを聴いたり専門書を読んだりして過ごしました。<br />
<br />
そして、ルーカスは、南カリフォルニア大学（USC）に転校します。USCは、当時映画を勉強するための映画学科を創設していた先進的な学校でした。ルーカスは、ここで映画の撮影技法を学びます。それはコミュニティー・カレッジ時代に行った経験をさらに磨くことになりました。彼は、色、動き、スペースなど撮影に関わる理論を習得し、さらにシネマティック・モンタージュという新しい映画の製作技法に傾倒していきました。<br />
<br />
大学を卒業すると、ルーカスはアメリカ空軍の士官になるべく志願します。しかし彼は沢山スピード違反をしていたため入隊ができませんでした。そこでUSCの大学院に進み、短編を作ります。これが「電子的迷宮THX 1138 4EB」です。そして1968年のフィルム・フェスティバルで優秀賞を受賞してしまいます。ルーカスは<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-09 >ワーナー・ブラザース</a>の奨学生として、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-05-01>フランシス・フォード・コッポラ</a>の新作「フィニアンの虹」の撮影現場での研修が認められました。コッポラはルーカスを気に入り、コッポラの作ったゾエトロープ・スタジオで「電子的迷宮THX 1138 4EB」のリメイクでありメジャー・デビュー作「THX 1138」の監督を任されることになりました。<br />
<br />
こうして、ルーカスは、自分の望む道を絶たれるごとに、後で成功する道が開いてきました。もし、高校卒業直前に事故を起こしていなかったら、彼はレーサーの道を歩んでいたでしょう。もしコミュニティー・カレッジで、映画オタクと暮らしていただけだったら、きっと今頃はモデストの町で雑貨屋さんでも経営していたでしょう。もしアメリカ空軍に入隊していたら、どこかの戦地で命を落としていたかもしれません。<br />
誰の力でもなく、ルーカスは映画監督になったのです。勿論本人の何にしても熱中するという性格がこの結果を生んでいるのですが、人生とはなんと不思議なものか、と思ってしまいます。<br />
<br />
次回は映画監督した若きジョージ・ルーカスが、葛藤し成長していく時代について記そうと思います。<br />
<br />
ジョージ・ルーカス　<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-07-12 >2/3</a><br />
ジョージ・ルーカス　3/3<br />
<br />
George Lucas Rewrite 2008/07/06<br />
<br />
＜ジョージ・ルーカスの作品を購入＞<br class="auto"/><br />
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<br />
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<br />
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<br />
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<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>インディ・ジョーンズ　クリスタル・スカルの王国</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-05-21</link>  
      <category>アメリカ映画(00s)</category>  
      <pubDate>Wed, 21 May 2008 17:22:33 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-05-21</guid>  
      <description><![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0015U3N5S?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0015U3N5S"><img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/MPW-31347.jpg" width="80" height="120" border="0" align="" alt="MPW-31347.jpg" /></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0015U3N5S" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL <br />
<br />
久しぶりの更新です。今回は、今年最大の注目作「インディ・ジョーンズ」シリーズ４作目のクリスタル・スカルの王国です。<br />
<br />
実は、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-23>ルーカスフィルム</a>から、ロサンゼルスにある<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-10-14>パラマウント・ピクチャーズ</a>のスタジオでのスクリーニングに招待されました。<br />
パラマウント・ピクチャーズに行ってみると、今回の試写は関係者向けのものだったことがわかりました。映画が始まる前には、ロビーに「LOST」や「クローバーフィールド」で有名なJ.J.エイブラハムスがいました。彼はスタジオで「スタートレック」の新作を撮影中だそうで、撮影後に試写にかけつけたようでした。他には、「アメリカン・グラフィティ」に出演、その後<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-10-21>「アポロ13」</a>などで映画監督になったロン・ハワードの家族も来ていました。おおくはルーカス・フィルムとパラマウントの人々でした。<br />
<br />
さて、映画が始まります。お約束「LUCAS FILM LIMITED」のロゴで拍手が湧き起こりました。そして、パラマウント・ピクチャーズのロゴは、インディ・ジョーンズ・シリーズ過去３作と同じ旧ロゴで始まります。勿論、あの山マークがそのあとにシンクロして山の映像に繋がっていきます。<br />
<br />
映画のメタバレはしませんが、本作は前３作品を好きな人にとってたまらないものになっています。ここで記して問題ない範囲でお話ししますと、今回はインディ・ジョーンズと<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-06-14>「レイダース」</a>に登場したマリオン（カレン・アレン）のロマンスが描かれます。この話はとても面白いので、映画を見に行く前に「レイダース」を見ておくことをお勧めします。そして悪役にはケイト・ブランシェットがキャスティングされています。ブランシェットはロシア人役で、ロシア訛りの英語をとてもうまく話していました。<br />
<br />
これ以上書くとストーリーに触れてしまうので、この辺でやめておきますが、インディ・ジョーンズ好きの私としては大方満足のいく出来映えでした。ただ、どうしても納得の出来ないシークエンスが２つありました。ひとつは原爆の下りで、これは日本人にとっては到底理解できないストーリー展開でした。もうひとつは、エンディングのあるエピソードです。<br />
<br />
実は、インディ・ジョーンズの４作目はかなり昔から企画化されていました。<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2005-12-22>「グリーンマイル」</a>のフランク・タラボンが書き上げた脚本はとても素晴らしく、これが映画化されると誰もが思っていたそうです。しかし、ジョージ・ルーカスがどうしてもやりたかったストーリーを実現化するためにタラボン版のストーリーはお蔵入りとなってしまい、結局採用されたのがルーカス版だったわけです。このルーカスが拘った部分がどうしても納得できませんでした。<br />
<br />
映画は、過去３部作のスタッフ＆キャストが終結しています。監督は勿論<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スティーブン・スピルバーグ</a>。今回も彼の演出が冴えています。プロデューサーはルーカス、キャサリーン・ケネディ、フランク・マーシャルです。音楽はジョン・ウィリアムス。撮影は全3部作と異なり、スピルバーグ映画の撮影監督として常連のヤヌス・カミンスキーです。今回はシネスコサイズなので、35mmコダックを使ったアモレンズで撮影しています。過去3部作にトーンを合わせるため、フォーカスを5.6まで絞っています。よって往年のハリウッド映画のように陰影が強い映像となっています。<br />
<br />
作品に関しては、公開後にまた分析させていただきます。<br />
<br />
＜インディ・ジョーンズ３部作を購入＞<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0015U3N5S?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0015U3N5S">インディ・ジョーンズ アドベンチャー・コレクション (期間限定生産)</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0015U3N5S" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0015U3N4Y?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0015U3N4Y">インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0015U3N4Y" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0015U3N58?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0015U3N58">インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0015U3N58" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0015U3N5I?ie=UTF8&tag=future0d-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0015U3N5I">インディ・ジョーンズ 最後の聖戦</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=future0d-22&l=as2&o=9&a=B0015U3N5I" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /><br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第80回アカデミー賞　授賞式　3/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-03-16</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Sun, 16 Mar 2008 22:38:41 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-03-16</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
The 80th Annual Academy Awards<br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29>第１回</a>・<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-08>第2回</a>に続き、今回は2008年3月に行われた80回目のアカデミー賞をお伝えします。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜外国語映画賞： Best Foreign Language Film ＞<br />
プレゼンターは、4カ国語を話すペネロペ・クルスです。黒のドレスがとても似合っていました。外国語映画賞のプレゼンターに外国出身でハリウッドで活躍する俳優を起用するのはアカデミー賞らしい演出でした。<br />
ノミネートはイスラエル映画「Beaufort」（邦題「ボーフォートレバノンからの撤退」）、オーストリア映画「The Counterfeiters」（邦題「ヒトラーの贋札」）、ポーランド映画「Ｋａｔｙｎ」、カザフスタン映画「Mongol」（邦題「モンゴル」）、ロシア映画「１２」です。<br />
受賞は、オーストリア映画「The Counterfeiters」（邦題「ヒトラーの贋札」）でした。外国語映画賞は、「モンゴル」の主人公が日本人だったので期待していましたが、大方の予想通りの結果となりました。外国語映画賞をオーストリア映画が受賞するのは、史上初です。舞台に上がったのは監督のステファン・ルツォヴィッキー。彼はビリー・ワイルダー、F.ジンネマン、O.プレミンジャーなどハリウッドで活躍するオーストリア人の名をあげ、そしてナチス映画でオーストリア初のアカデミー賞を受賞できたのを喜んでいました。<br />
<br />
●●●歌曲賞候補パフォーマンス●●●<br />
パトリック・デンプシーが紹介するのは、「魔法にかけられて」からA.メンケンとS.シュワルツによる「So Close」。続いてジョン・マクラフリンによるのパフォーマンスが行われました。舞台では映画が再現されたような豪華な演出が施され、映画を見た人がとても喜ぶ感動するものでした。映画の中で流れる歌のパフォーマンスは、他ではなかなか見ることができないので、毎回とても楽しみです。今回は「魔法にかけられて」の楽曲が多かったので、豪華なショーとなりました。<br />
<br />
舞台では、複数のダンサーが舞踏会を再現していましたが、その中になんとジョン・トラボルタがいました。そして音楽が終わると、プレゼンターとして登場しました。なかなか面白い趣向です。<br />
<br />
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＜歌曲賞：Best Song＞<br />
ノミネートは「Onceダブリンの街角で」から" Falling Slowly "、「魔法にかけられて」から" Happy Working Song "、「オーガスト・ラッシュ」から" Raise It Up "、「魔法にかけられて」から" So Close "、「魔法にかけられて」から " That's How You Know "。<br />
「魔法にかけられて」が３曲ノミネートされていましたが、受賞は" Falling Slowly "でした。G.ハンサートは、ハンディカム２台を使い３週間という短期間、そして10万ドルという低予算で完成させた映画がこれほどまでに評価されるとは思っていなかったという感動のスピーチを行いました。最後のセリフは「Make Art !」ハリウッド大作ではなく、このような芸術性の高い小作がきちんと評価されるのもアカデミー賞らしい出来事でした。<br />
<br />
司会の、ジョン・ステュワートが、ここで呼びかけを行いました。「カリフォルニア・ナンバーのプライベート・ジェットを会場前に駐めている方、着陸灯がついたままです。」<br />
すると慌てて飛び出してきたのがジョン・トラボルタ。トラボルタは自他共に認める飛行機マニアです。このような細かなコメディ要素が幕間に用意されているのがいかにもハリウッドです。<br />
<br />
<br />
●●●幕間：Oscar Icon●●●<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スピルバーグ</a>がオスカー受賞の瞬間を思い出し語りました。「シンドラーのリスト」はとても思いを込めた作品だったのでとても嬉しかったと当時を回想しました。そして受賞時のコメントが流れました。「この中継を見ることのできない600万人の犠牲者にこの賞を捧げます」と....<br />
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<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜歌曲賞：Best Song＞<br />
授賞式は、受賞者のスピーチが長くなるので、できるだけ短くするように事前にノミニーに告げられています。よって、受賞者がスピーチをちょっとでも長引かせると、強引に音楽が流れ舞台から降ろされるのです。<br />
歌曲賞ではG.ハンサートとM.イルロヴァが舞台に立ちましたが、M.イルロヴァは話すことができませんでした。そこで、もう一度彼女を舞台に上げスピーチの時間を作りました。こういうことはとても珍しいことです。<br />
<br />
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＜撮影賞： Achievement In Cinematography＞<br />
キャメロン・ディアスの登場です。「シネマトグラフィー」という単語を発音するとき咬んでしまったディアスは、その単語を使うとき、注意深く発音していたのが微笑ましかったです。<br />
ノミネートは、ロジャー・ディーキンス（「ジェシー・ジェームスの暗殺」）銀のこし風の映像が美しかったです、シェーマス・マクガーヴェイ（「つぐない」）アンバー気味のフィルムらしい撮影が映画全体のテイストを作っていました、ヤヌス・カミンスキー（「潜水服は蝶の夢を見る」）スピルバーグの盟友は、こんな映画でも才能を発揮していました、ロジャー・ディーキンス（「ノー・カントリー」）照明と美しい画角デザインが見事でした、ロバート・エルスウィット（「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」）奥行き感のある照明設計と自然光の取り込みが実に巧みでした。<br />
受賞は、ロバート・エルスウィット。今回はかなりハイレベルな戦いとなりましたが、納得のいく結果ではないでしょうか。彼の「グッドナイト＆グッドラック」などに代表される毎回作品のテーマにあわせた撮影技法には脱帽させられます。<br />
<br />
●●●メモリアム・トリビュート Feb. 1, 2007 - Jan. 31, 2008●●●<br />
ヒラリー・スワンクが、この１年で映画界が失った人々を紹介しました。<br />
ロスコー・リー・ブラウン、バリー・ネルソン、キティ・カーライル・ハート、ベティ・ハットン、カルヴィン・ロックハート、ジェーン・ワイマン、メルヴィル・シェイベルソン（脚本家）、カーティス・ハリントン（監督）、ジャック・バレンティ（アメリカ映画協会元会長）、マイケル・キッド（ダンサー）、ミケランジェロ・アントニオーニ（監督）、デルバート・マン（監督）、モンタギュー・ウェストモア（メイクアップ）スピルバーグ作品をおおく手がけました、ピーター・ハンドフォード（音響）、バド・イーキンズ（スタントマン）、バーナード・ゴードン（脚本）、バブス・グリア、ジャン・クロード・ブリアリ、ハロルド・マイケルソン（美術監督）、ラレイン・デイ、ジャン・ピエール・カッセル、ロイス・マックスウェル、ラズロ・コバックス（撮影）、ロバート・クラーク（監督）、ジョージ・ジェンキンス（美術監督）、ジョニー・グラント（ハリウッド名誉市長）、フランク・ローゼンフェルト（MGM元会長）、マーティン・マヌリス（プロデューサー）、ドンフェルド（衣装デザイン）、ウゥマン・センベーヌ（監督）、フレディ・フィールズ（エージェント）、ロバート・ランツ（エージェント）、レイ・カーツマン（映画芸術科学アカデミー）、ナンシー梅木「サヨナラ」でアカデミー賞を受賞した日本人です、スザンヌ・プレシェット、デボラ・カー、ピーター・エレンショー（ビジュアル・エフェクツ）、ピーター・ジナー（編集）ゴッドファーザーなどを手がけました、フレディ・フランシス（撮影）イングマール・ベルイマン（監督）偉大な監督が遂に亡くなってしまいました、レイ・エヴァンス（音楽）、ウィリアム・タトル（メイクアップ）、ヒース・レジャー<br />
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＜作曲賞： Best Orijinal Score＞<br />
プレゼンターはエイミー・アダムスです。<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-07-11>「ジョーズ」</a>「未知との遭遇」「ロッキー」の音楽を流し映画音楽の素晴らしさを伝えました。<br />
ノミネートは、ダリオ・マリアネッリ（「つぐない」）、アルベルト・イグレシアス（「君のためなら千回でも」）、ジェームス・ニュートン・ハワード（「フィクサー」）、マイケル・ジアッキーノ（「レミーのおいしいレストラン」）、マルコ・ベルトラミ（「3:10 to Yuma」）。<br />
受賞は、「つぐない」のダリオ・マリアネッリでした。<br />
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＜短編ドキュメンタリー賞：Best Documentary Short Subject＞<br />
トム・ハンクスの登場です。今回は彼はノミネートなしです。短編ドキュメンタリー賞は、ハンクスが紹介したイラク駐留軍が中継で行いました。受賞作はC.ウェイドとV.ロスが作った「フリーヘルド」でした。<br />
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＜長編ドキュメンタリー賞：Best Documentary Feature＞<br />
引き続きトム・ハンクスがプレゼンターです。今回ノミネートされた作品の２作品「No End In Sight」「Operation Homecoming」はイラク戦争、３作目「シッコ」はアメリカの医療制度、４作目「闇へ」は政治犯の虐待をテーマにしています。５作目「ウォー・ダンス」は、ウガンダの音楽コンテストを題材に希望のあるテーマを扱っています。つまりおおくの作品が病めるアメリカの真実を告発しているのです。<br />
受賞は、「闇へ」のアレックス・ギブニーとエヴァ・オーナーでした。捕虜を虐待した米軍を許せずこの映画を作った、この賞を亡き２人（アフガンのタクシー運転手と海軍の尋問官だった父）に捧げるという力強いスピーチにアメリカの奥深さを感じました。<br />
<br />
●●●幕間：Oscar Icon●●●<br />
エルトン・ジョンがオスカー受賞の瞬間を思い出し語りました。<br />
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＜脚本賞：Best Original Screenplay＞<br />
「インディ・ジョーンズ」のテーマ曲に乗り登場したのはハリソン・フォード。フォードは脚本賞のプレゼンターです。<br />
ノミネートは「ジュノ」のディアブロ・コディ、「Lars and the Real Girl」のナンシー・オリヴァー、「フィクサー」のトニー・ギルロイ、「レミーのおいしいレストラン」のブラッド・バード他２名、「The Savages」のタマラ・ジェンキンス。<br />
受賞は、「ジュノ」のディアブロ・コディでした。彼女は初ノミネート初受賞となりました。<br />
<br />
●●●特集：主演男優賞●●●<br />
過去の主演男優賞の受賞を振り返る映像です。「波止場」のマーロン・ブランドは、スピーチでオスカー像が想像していたよりずっと重いと語りました。若々しいハンフリー・ボガード、グレゴリー・ペックが受賞した映像、貫禄のあるジョン・ウェインの雄姿、ジーン・ハックマン、ジャック・レモンの喜び...が映し出されました。ロバート・デニーロ、ジェレミー・アイアンズ、ダニエル・デイ・ルイス、ダスティン・ホフマン、アル・パチーノ、トム・ハンクス、キコラス・ケイジ、ラッセル・クロウ、デンゼル・ワシントン、エイドリアン・ブロディ、ショーン・ペン、ジェイミー・フォックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、フォレスト・ウィテカーと最近の授賞式の映像はどのカットも瞬間に思い出せる程印象に残る場面でした。<br />
<br />
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＜主演男優賞：Best Actor in a Leading Role＞<br />
プレゼンターは、昨年「クイーン」で主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンです。彼女は深紅のドレスで登場です。「野心、不道徳、欲、ずるさ、惨めさ、金銭欲、後悔、高潔、寛大、上品さ、そして古くさい肝っ玉。まるでスタジオのトップに必要な要素に聞こえますが、これらは主演男優達の演技力が作り出す人間らしさの数々です」という面白いスピーチを行いました。<br />
ノミネートは、ジョージ・クルーニー（「フィクサー」）、ダニエル・デイ・ルイス（「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」）、ジョニー・デップ（「スウィニー・トッド」）、トミー・リー・ジョーンズ（「告発のとき」）、ヴィゴ・モーテンセン（「イースタン・プロミス」）。<br />
受賞は、ダニエル・デイ・ルイスでした。彼は２回目のオスカー受賞です。ミレンからオスカー像を受け取ったルイスは爵位を受け取るような心境だと笑わせました。<br />
<br />
●●●特集：監督賞●●●<br />
これも豪華で歴史に残る映像です。尊敬する歴代の名監督達が次々と登場しました。ジョン・ヒューストン、デビット・リーン、コッポラ、フォアマン、レッドフォード、アッテンボロー、ポラック、レビンソン、ストーン、コスナー、デミ、ゼメキス、ギブソン、キャメロン、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-08-24>スピルバーグ</a>、ソダーバーグ、ハワード、ジャクソン、<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-09-24>イーストウッド</a>。ラストネームだけで誰か分かるほど有名な監督達が次々に受賞する瞬間を繋いでいきました。<br />
最後はマーティン・スコセッシ。「旧友達がプレゼンターで感激です」と話す彼の脇には<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-05-01>コッポラ</a>、ルーカス、スピルバーグの姿がありました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜監督賞：Achievement in Directing＞<br />
私の映画の先生でもあるマーティン・スコセッシの登場です。<br />
ノミネートは、「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリアン・シュナベール、「ジュノ」のジェーソン・ライトマン、「フィクサー」のトニー・ギルロイ、「ノーカントリー」のコーエン兄弟、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン。<br />
受賞は「ノーカントリー」のコーエン兄弟でした。彼らは「ファーゴ」に続いて２回目の受賞です。<br />
<br />
口ひげをはやしたデンゼル・ワシントンがやってきました。彼は作品賞を発表します。<br />
ノミネートは、「つぐない」「ジュノ」「フィクサー」「ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。<br />
受賞は「ノーカントリー」のS.ルーディン、E. コーエン、J.コーエンでした。コーエン兄弟は舞台袖から再び登場です。<br />
スピーチはプロデューサーのS.ルーディンが行いました。プロデューサーらしい気配りのきいた名スピーチでした。<br />
<br />
第80回アカデミー賞は、このように終わりました。今年は「ノーカントリー」が主要賞4部門を受賞しましたが、他のノミネート作品も素晴らしい映画です。皆さんも是非、今回ノミネートされた作品をご覧になってください。きっと映画の面白さが分かると思います。<br />
<br />
<br />
<br />
＜関連リンク＞<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29>第８０回アカデミー賞授賞式 １/３</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-03-08>第８０回アカデミー賞授賞式 ２/３</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-26>第７９回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-28>第７９回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-11>第７８回アカデミー賞授賞式 </a><br />
<br />
<br />
<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>DSilberling</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>第80回アカデミー賞　授賞式　２/3</title>  
      <link>http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-03-08</link>  
      <category>映画賞・映画祭</category>  
      <pubDate>Sat, 08 Mar 2008 23:33:41 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/2008-03-08</guid>  
      <description><![CDATA[<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6236608.jpg" width="300" height="94" border="0" align="" alt="6236608.jpg" /><br />
The 80th Annual Academy Awards<br />
<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29>前回</a>に続き、80回を迎えたアカデミー賞の報告です。受賞作だけにフォーカスすることなく、アカデミー賞の本当の面白さ、素晴らしさが伝わると嬉しいです。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜脚色賞： Best Adapted Screenplay＞<br />
プレセンターはジョッシュ・ブローリンとジェームス・マカボイです。ふたりは、映画の名セリフを次々に紹介します。どれも、セリフだけで映画のタイトルがわかるほど有名です。「風と共に去りぬ」「カサブランカ」「ゴッドファーザー」「ジョーズ」....映像が鮮明に浮かび出すセリフを書いたのは脚本家です。これらは、元々原作がある作品群です。そう、このふたりは、既に発行されている作品を元に書かれた脚本に与えられる「脚色賞」を発表するためにあらわれたのです。<br />
日本では、脚本賞は、原作があるものとないものが一緒に評価されています。これは明らかにおかしいです。原作をどう映画的にアレンジするのかとストーリー自体を考え出すことは仕事として大きく異なる領域だからです。<br />
ノミネートは、「つぐない」のクリストファー・ハンプトン、「アウェイ・フロム・ハー　君を想う」のサラ・ポーリー、「潜水服は蝶の夢を見る」のロナルド・ハーウッド、「ノーカントリー」のコーエン兄弟、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン。どの作品も原作から話題となったので、誰が受賞してもおかしくないです。<br />
<br />
受賞は「ノーカントリー」のコーエン兄弟でした。彼らは過去に６回ノミネートされ、今回で２度目の受賞です。前回はオリジナルの脚本「ファーゴ」で受賞しました。コーエンは、原作を吟味したからこの賞が受賞できたと語りました。<br />
<br />
＜アカデミー賞の仕組み＞<br />
ここでアカデミー協会会長のシド・ガニスが登場しました。彼は、アカデミー賞がどのように決まるのかを説明しました。<br />
アカデミー会員は世界中に6000人いるそうです。対象作品は数百本。対象作品から候補作品を選び受賞作を決めるのは大変な作業です。この過程で最も大事なことは、会場で封筒を開ける瞬間まで秘密を守るということです。この選出の流れを映像で見せてくれました。<br />
<br />
アカデミー会員は、映画をただで見ることができるそうです。できるだけおおくの映画を見て投票をするのだそうです。まずは、会計事務所から会員全員に全作品のリストが郵送されます。全会員が作品賞の候補作を５つ選びます。各部門の候補は、それぞれ専門分野の会員が選びます。場合によっては、まだ映画を見ていない会員のために、アカデミーにより映画の上映会が行われます。<br />
候補作が決まると、その情報は世界に配信されます。毎年１月になると発表になるノミネート作品群のことです。<br />
会員はノミネート作品の中から自分が素晴らしいと思った作品に投票します。この集計は、厳密に行われ、アカデミー賞当日まで厳重に管理されます。集計に当たるのは外部の会社で、たとえアカデミー会長でもその情報を知ることは出来ないのです。<br />
<br />
このように、映画業界で働く人々によってきちんとした手続きで決まる行程があるからアカデミー賞は長年威厳を持ち続けているのでしょう。どこかの国の映画賞のように、グレーボックスの中で密談が行われ賞が決まってしまうということはないのです。<br />
<br />
●●●歌曲賞候補パフォーマンス●●●<br />
マイリー・サイリスが赤いドレスを着て登場しました。「魔法にかけられて」は、今回２曲ノミネートされています。A.メンケン、S.シュワルツによる「That's How You Know」も素晴らしい楽曲です。歌はクリスティン・チェノウェスがうたいました。ディズニーらしい楽しい演出で盛り上がりました。<br />
<br />
司会のジョン・ステュワートが、会場には３人の妊婦がいることを発表しました。ジェシカ・アルバ、ケイト・ブランシェット、そしてニコール・キッドマンです。アンジェリーナ・ジョリーも妊婦ですが本日はベビーシッターがいないので会場に来られなかったという笑い話を披露しました。<br />
<br />
<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜音響編集賞： Achievement In Sound Editing ＞<br />
「プレゼンターは、ジュディ・デンチとハリー・ベリーです。」とジョン・ステュワートが紹介しましたが、音楽に乗ってあらわれたのはジョナ・ヒルとセス・ローゲンでした。デンチとベリーが欠席のために代理で登場した二人は、自分がデンチに似ているのかベリーに似ているのかと議論をはじめます。ご存じのようにヒルもローゲンもデンチやベリーには全く似ていません！<br />
ノミネートは、「ボーン・アルティメイタム」トッドAOのチームは、素晴らしいエフェクトを制作しました。とても大変な作業だったはずです。「ノーカントリー」映画の演出を補佐するサウンドデザインには感心させられました。「レミーのおいしいレストラン」音響編集賞常連のランディ・トムとＭ.シルヴァースは、ルーカスフィルムの１部門であるスカイウォーカーサウンドのチームです。「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」一見地味ですが丁寧なサウンドデザインに好感が持てます。「トランスフォーマー」今まで誰も聞いたことのない音を作り出す苦労は大変だったはずです。<br />
<br />
受賞は、「ボーン・アルティメイタム」のK.B.ランダースとP.ホールバーグでした。迫力あるカーチェースのシーンをはじめ、丁寧な仕事に拍手！<br />
<br />
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＜録音賞： Achievement In Sound Mixing ＞<br />
引き続きジョナ・ヒルとセス・ローゲンがプレゼンターです。相変わらずハリー・ベリーが自分だと主張してノミネート作品を発表しました。<br />
「ボーン・アルティメイタム」「ノーカントリー」「3:10 To Yuma」「トランスフォーマー」が候補作で、受賞は「ボーン・アルティメイタム」でした。<br />
<br />
録音賞というのは、間違った邦訳で、本当は音響ミックスというのが正しいと思います。ハリウッドでは現場録音はあまり重要ではなく、基本的に後で音を作り出します。役者は自分の演技に自分で声をあてるのです。ですから、現場での「録音」ではなく、編集後の映像に音を作り出す作業に与えられるのがこの賞です。何チャンネルにも及ぶ音声データを見事に１本の作品に成立させたS.ミラン、D.パーカー、K.フランシスは、素晴らしい仕事をしました。<br />
<br />
●●●特集：主演女優賞●●●<br />
過去の主演女優賞の受賞を振り返る映像が上映されました。エリザベス・テイラー（「バターフィールド８」）、ジュリー・アンドリュース（「メリー・ポピンズ」）、ジェーン・フォンダ（「コールガール」）、ルイーズ・フレッチャー（「カッコーの巣の上で」）、シシー・スペイシク（「歌え！ロレッタ愛のために」）、マリー・マトリン（「愛は静けさの中で」）、シェール（「月の輝く夜に」）、ジェシカ・ダンディ（「ドライビング Miss デイジー」）・・・昨年のヘレン・ミレン（「クイーン」）まで、彼女たちの受賞の瞬間、そしてスピーチが見事な編集で会場に流れました。<br />
どのシーンも映画史に残るものばかりです。私にとっては80年代以降の授賞式を見続けているので、当時の記憶が鮮明に思い出されました。<br />
<br />
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＜主演女優賞：Best Actress in a Leading Role＞<br />
昨年「<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-03-23>ラストキング・オブ・スコットランド</a>」で主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーが登場しました。<br />
ノミネートは、ケイト・ブランシェット（「エリザベス：ゴールデン・エイジ」）、ジュリー・クリスティー（「アウェイ・フロム・ハー君を想う」）、マリオン・コティヤール（「エディット・ピアフ」）、ローラ・リニー（「ザ・サヴェッジズ」）、エレン・ペイジ（「JUNO / ジュノ」）の５人です。どの役も通常のアカデミー賞主演女優賞のような派手さはありませんが、とても難しい演技を見事に演じぬいた女優達です。<br />
<br />
受賞は、「エディット・ピアフ」のマリオン・コティヤールです。フランス人が受賞するのはとても珍しいことですが、受賞に値する素晴らしい演技でした。コティヤールは、とても驚いたようで、舞台の上ではなれない英語で感謝の意を述べました。最後に「ロサンゼルスは本当に天使の街です！」という歴史に残る名スピーチを残しました。<br />
<br />
CMの間、Wiiでテニスをしていた司会のステュワート。次のプレゼンターを紹介します。<br />
<br />
●●●歌曲賞候補パフォーマンス●●●<br />
登場したのはコリン・ファレルです。曲は映画「ONCE ダブリンの街角で」の中で主人公の２人が唄う「Falling Slowly」。映画に出演したG.ハンサートとM.イルロヴァによるパフォーマンスでした。この映画はとても小規模な映画ですが、とても心に残る作品です。会場からは暖かい拍手が湧き起こりました。<br />
<br />
●●●特集：作品賞●●●<br />
ジャック・ニコルソンの登場です。渋い声でいかに映画が好きかを語る彼は既に「レジェンド」になっていました。79作品の最優秀作品賞を紹介する映像が会場で上映されました。<br />
この映像もアカデミー賞の「レジェンド」です。80年の歴史を自分が生きてきたかのように、誰もが知っている名作が一挙に紹介されました。「グランド・ホテル」「或る夜の出来事」「風と共に去りぬ」「レベッカ」「カサブランカ」「我等の生涯の最良の年」「紳士協定」「ハムレット」「イブの総て」「巴里のアメリカ人」「波止場」「波止場」「戦場にかける橋」「ベン・ハー」「ウエスト・サイド物語」「アラビアのロレンス」「マイフェア・レディ」「サウンド・オブ・ミュージック」「夜の大捜査線」「パットン大戦車軍団」「フレンチ・コネクション」「ゴッドファーザー」「スティング」「ロッキー」「ディア・ハンター」「クレイマー・クレイマー」「普通の人々」「ガンジー」「アマデウス」「愛と哀しみの果て」「プラトーン」「ラストエンペラー」「レインマン」「ダンス・ウィズ・ウルブス」「羊たちの沈黙」「許されざる者」「シンドラーのリスト」「フォレスト・ガンプ」「タイタニック」「恋におちたシェークスピア」「アメリカン・ビューティ」「グラディエーター」「ロード・オブ・ザ・リング」「ミリオンダラー・ベイビー」「クラッシュ」「ディパーテッド」ここで全作品を記すことはできませんが、79作品の名場面が次々と流れてくるのは圧巻でした。今年のアカデミー賞でしかみることのできない素晴らしい体験でした。<br />
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＜編集賞：　Achievement In Film Editing ＞<br />
レニー・セルフィガーがプレゼンターでした。<br />
ノミネートは、「ボーン・アルティメイタム」のクリストファー・ラウズ、「潜水服は蝶の夢を見る」のジュリエット・ウェルフラン、「イントゥ・ザ・ワイルド」のジェイ・キャシディ、「ノーカントリー」のロデリック・ジェインズ、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のディラン・ティチェナーです。<br />
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受賞は、「ボーン・アルティメイタム」のクリストファー・ラウズでした。素晴らしい編集が、映画の完成度を飛躍的に高めています。おそらくこの編集はFinal CutがＡｖｉｄで行われています。細かなカットの積み重ねは、デジタル編集ならではのものです。遂にデジタルの時代が本流になってきたということです。<br />
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<img src="http://filmmania.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_db6/filmmania/6629481.gif" width="45" height="65" border="0" align="" alt="6629481.gif" /><br />
＜名誉賞＞<br />
ニコール・キッドマンの登場です。まだお腹は大きくないですが、妊婦らしい穏やかな表情が魅力的でした。キッドマンは名誉賞のプレゼンターです。彼女は、今年の名誉賞を受賞したロバート・ボイルについて説明しました。ボイルは70年に渡りプロダクション・デザインや美術監督として映画界を支えてきました。これまでに携わった映画は100本以上、　98才になった今でも積極的に活動を続けています。<br />
「北北西に進路を取れ」「屋根の上のバイオリン弾き」「プライベート・ベンジャミン」「ケープ・フェア」など彼の作り上げた独特の映画空間を映像で紹介しました。<br />
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そして、ロバート・ボイルの登場です。会場の総ての人々がスタンディング・オベーションで、ボイルを迎えます。拍手は延々と鳴りやみませんでした。ボイルは感謝の意を述べたい人々の名を語りながら彼の人生を話しました。その中で「ヒッチ」と呼ぶヒッチコックが初めて大きな仕事をくれたこと、そしてヒッチコックに奥さんを紹介されたことなど、正にハリウッド映画の「レジェンド」となったボイルの話にはとても驚かされ感動させられました。<br />
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私は毎年この名誉賞が一番の楽しみです。映画界を陰ながら支えてきたスタッフに光を当て、現役で映画界を支えている人々が敬意を表するシーンはとても感動します。今年も素晴らしい人物を評価していてアカデミーの懐の深さを思い知らされました。<br />
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いよいよ次回は、３回にわけて紹介しているアカデミー賞授賞式の３回目です。式はどのように進むのか、お楽しみに！<br />
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＜関連リンク＞<br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2008-02-29>第８０回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
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<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-26>第７９回アカデミー賞授賞式 1/2</a><br />
<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2007-02-28>第７９回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
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<a href=http://blog.so-net.ne.jp/filmmania/2006-03-11>第７８回アカデミー賞授賞式 2/2</a><br />
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      <author>DSilberling</author> 
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