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    <title>オリジナル伝奇ノベル「ニ楽亭へようこそ!」</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/</link>  
    <description>２次創作とか、キャラクターで遊んでもらえるとうれしいのです。</description>  
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    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2012-01-28T15:27:17+09:00</dc:date>  
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  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-27"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その６</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-27</link>  
    <description><![CDATA[<p>蘭のおかげでこちらの事情が分かると、弾正府の出先機関『みるくほーる』は、ウチの店との競合を避け高級メイド喫茶へと変貌した。紹介してもらった弾正府牛部（うしのべ）の人たちは、チームリーダの大黒瑠璃さんを始めみんな感じのいい巨入の女の子たちだった。「よろしくお願いいたします」と言われ、大黒さんが差し出した手を握る。おやっというような表情をした彼女は、「私も格闘技するから分かりますけど、凪さん、相当使いますわね」と私に耳打ちして、ウィンクした。やっぱり弾正府の一部門の長ともなると違うなぁ…。彼女の方が私よりずっと腕は上…。こんな人たちがガードしてくれるなら、随分安心かな。それよりなにより、ウチのお店の売り上げがもとに戻りそうなのが、死活問題なだけにすっごく嬉しい。「みるくほ～る」は、カフェオレ１杯１２００円という高級店になっても、美人で巨乳な上にホントはボディガードもこなせるような強力なウェイトレスさんたちの、胸を強調したかわいいメイド服とかゆいところに手が届くような接客が大好評で、以前よりも男性客が増え繁盛してる。客層がかぶらないおかげで、お客さんもだいぶ戻ってきてた感じなので、ＤＹＫＥの売上げは無事回復しつつある。今週はSUMOUの興行も探偵仕事の依頼もないので、ひさしぶりにのんびりしている。今は休憩時間なので、お店のテレビを見ていると、お店から歩いて15分ぐらいの森下にあるパン屋さんの元祖だというカレーパンを紹介していた。「あ、凪ねえ、ボクこれまだ食べたことないんだよね。自転車で行けば休憩終わるまでに帰って来られるから、ちょっと出ていい？」「あ、うん」仕入れの伝票を集計しながら、ナマ返事すると、「凪ねえたちの分も買ってくるね」と言って出て行く音がした。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2012-01-28T15:27:17+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
蘭のおかげでこちらの事情が分かると、<br />
弾正府の出先機関『みるくほーる』は、<br />
ウチの店との競合を避け高級メイド喫茶へと変貌した。<br />
紹介してもらった弾正府牛部（うしのべ）の人たちは、<br />
チームリーダの大黒瑠璃さんを始め<br />
みんな感じのいい巨入の女の子たちだった。<br />
「よろしくお願いいたします」<br />
と言われ、大黒さんが差し出した手を握る。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/120129j1E382B9.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_120129j1E382B9.jpg" width="307" height="531" border="0" align="" alt="120129j1ス.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_120129j1E382B9.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
おやっというような表情をした彼女は、<br />
「私も格闘技するから分かりますけど、<br />
凪さん、相当使いますわね」<br />
と私に耳打ちして、ウィンクした。<br />
やっぱり弾正府の一部門の長ともなると違うなぁ…。<br />
彼女の方が私よりずっと腕は上…。<br />
こんな人たちがガードしてくれるなら、随分安心かな。<br />
それよりなにより、<br />
ウチのお店の売り上げがもとに戻りそうなのが、<br />
死活問題なだけにすっごく嬉しい。<br />
<br />
「みるくほ～る」は、<br />
カフェオレ１杯１２００円という高級店になっても、<br />
美人で巨乳な上に<br />
ホントはボディガードもこなせるような強力なウェイトレスさんたちの、<br />
胸を強調したかわいいメイド服と<br />
かゆいところに手が届くような接客が大好評で、<br />
以前よりも男性客が増え繁盛してる。<br />
客層がかぶらないおかげで、<br />
お客さんもだいぶ戻ってきてた感じなので、<br />
ＤＹＫＥの売上げは無事回復しつつある。<br />
今週はSUMOUの興行も探偵仕事の依頼もないので、<br />
ひさしぶりにのんびりしている。<br />
今は休憩時間なので、お店のテレビを見ていると、<br />
お店から歩いて15分ぐらいの森下にあるパン屋さんの<br />
元祖だというカレーパンを紹介していた。<br />
「あ、凪ねえ、ボクこれまだ食べたことないんだよね。<br />
自転車で行けば休憩終わるまでに帰って来られるから、ちょっと出ていい？」<br />
「あ、うん」<br />
仕入れの伝票を集計しながら、ナマ返事すると、<br />
「凪ねえたちの分も買ってくるね」<br />
と言って出て行く音がした。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-21"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その５</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-21</link>  
    <description><![CDATA[<p>「在住がいいなら、連れていっても構わないけど、私は動く気ないからね」「先ぱ～いだって、弾正台関係者だってわかったらただじゃすまないんですよっ」「でも、蘭が守ってくれるんでしょ？」「もちろん！　私もだてに京都で陰陽師の修業してたわけじゃないから。今や変化もすれば式神も使えるようになってるんです。全力で守りますよ」「じゃあ、しばらくはそれでいいじゃない。とにかくお店においでよ」世界のパワーバランスなんって言われてもピンとこないけど、一般庶民としては、今以上にここ江戸川ゲットーが混乱するのだけは勘弁して欲しいんだけどな――。＊　＊　＊「ええええええ～っ!?　わ、私もこれ着るんですか？」お店に着いてメイド服を渡すと、服をあてて鏡に映った自分をみて恥ずかしそうにする蘭。「そうだよ。在住だって着てるでしょ」「カフェっていうから、ソムリエエプロンかなって思ってたのに～」「追い出されたくなかったら、とっとと着替えてきてね」にっこり微笑んでそう言うと、蘭はしぶしぶという感じで事務室兼ロッカールームへと入っていった。――と思ったら、慌てふためいた様子の蘭が、乱れた服装のまま飛び出してきた、「先ぱ～いっ！　なにあの子…」「…挨拶がないから礼儀を教えてあげたの！　年下でも、ここでは私の方が先輩なんだから、挨拶するのは当然でしょ！　芸能界だったら…」「あ～、ごめんごめん、ちゃんと紹介しなかった私が悪い。この子はこの前から働いてもらってる迦陵逸音（かりょういつね）。この子は私の後輩で京都からきた阿部　蘭」「京都なのに”どすえ”とか言わないのどすか～？」「…なっ…1300年にも亘る由緒ある阿部家の令嬢たる私に向かってなんという無礼…」「蘭は東京育ちだからね。もう、ふたりとも今日からいっしょに働く仲間なんだから仲良くしてよね。仲良くしないとホントに怒るよ…」「えっ!?　するするっ！　ねー逸音ちゃん」「えー、ボクぅ、先輩のことちゃん付けで呼ぶような人と仲良くできるかなぁ？」この前までヤクザの親分を操って自由気ままに生きてきた逸音だけに、気に入らないことがあればこの子にはそろそろ体に教えてあげたほうがいいかもしれないね、ふふふ。私の雰囲気の変化を察した蘭がびくんと反応した。「ばばばばば、ばかっっっっっっ…！」幼馴染だけあって、私を怒らせると何をされるか知っている蘭は必死で逸音を制止する。「え～、先輩に向かって、ばかって言っちゃううんだ、信じらんない..</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2012-01-21T14:40:58+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「在住がいいなら、連れていっても構わないけど、<br />
私は動く気ないからね」<br />
「先ぱ～いだって、<br />
弾正台関係者だってわかったらただじゃすまないんですよっ」<br />
「でも、蘭が守ってくれるんでしょ？」<br />
「もちろん！　<br />
私もだてに京都で陰陽師の修業してたわけじゃないから。<br />
今や変化もすれば式神も使えるようになってるんです。<br />
全力で守りますよ」<br />
「じゃあ、しばらくはそれでいいじゃない。<br />
とにかくお店においでよ」<br />
世界のパワーバランスなんって言われてもピンとこないけど、<br />
一般庶民としては、<br />
今以上にここ江戸川ゲットーが混乱するのだけは<br />
勘弁して欲しいんだけどな――。<br />
<br />
＊　＊　＊<br />
<br />
「ええええええ～っ!?　わ、私もこれ着るんですか？」<br />
お店に着いてメイド服を渡すと、<br />
服をあてて鏡に映った自分をみて恥ずかしそうにする蘭。<br />
「そうだよ。在住だって着てるでしょ」<br />
「カフェっていうから、ソムリエエプロンかなって思ってたのに～」<br />
「追い出されたくなかったら、とっとと着替えてきてね」<br />
にっこり微笑んでそう言うと、<br />
蘭はしぶしぶという感じで事務室兼ロッカールームへと入っていった。<br />
――と思ったら、慌てふためいた様子の蘭が、<br />
乱れた服装のまま飛び出してきた、<br />
「先ぱ～いっ！　なにあの子…」<br />
「…挨拶がないから礼儀を教えてあげたの！　<br />
年下でも、ここでは私の方が先輩なんだから、<br />
挨拶するのは当然でしょ！　芸能界だったら…」<br />
「あ～、ごめんごめん、ちゃんと紹介しなかった私が悪い。<br />
この子はこの前から働いてもらってる迦陵逸音（かりょういつね）。<br />
この子は私の後輩で京都からきた阿部　蘭」<br />
「京都なのに”どすえ”とか言わないのどすか～？」<br />
「…なっ…1300年にも亘る由緒ある阿部家の令嬢たる私に向かってなんという無礼…」<br />
「蘭は東京育ちだからね。<br />
もう、ふたりとも今日からいっしょに働く仲間なんだから<br />
仲良くしてよね。仲良くしないとホントに怒るよ…」<br />
「えっ!?　するするっ！　ねー逸音ちゃん」<br />
「えー、ボクぅ、<br />
先輩のことちゃん付けで呼ぶような人と仲良くできるかなぁ？」<br />
この前までヤクザの親分を操って自由気ままに生きてきた逸音だけに、<br />
気に入らないことがあれば<br />
この子にはそろそろ体に教えてあげたほうがいいかもしれないね、ふふふ。<br />
私の雰囲気の変化を察した蘭がびくんと反応した。<br />
「ばばばばば、ばかっっっっっっ…！」<br />
幼馴染だけあって、私を怒らせると何をされるか知っている蘭は必死で逸音を制止する。<br />
「え～、先輩に向かって、ばかって言っちゃううんだ、<br />
信じらんないっ！」<br />
「はいはい、言うことを聞けない子には体に教えましょうね～♪」<br />
私はにこやかに言いながら、逸音の腕を掴むと足を払って床に倒す。<br />
「え!?」<br />
一瞬なにが起こったか分からない逸音に四の字固めをキメる。<br />
「う…キャーーーっっ！　痛い痛い痛いっっっっっ!!!」<br />
技を外して、両手両足を絡めると私が下になって、<br />
そのまま逸音の体を上へ持ち上げる。<br />
「ふぐっ…」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/120120j3.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_120120j3.jpg" width="345" height="400" border="0" align="" alt="120120j3.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_120120j3.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「つ、吊り天井…」<br />
青くなって見つめている蘭がガクブルでつぶやいてるのを聞きながら、<br />
更に技を切り替えていく。<br />
足首を掴んで、腹ばいにせるとさそり固めを決める。<br />
「………」<br />
あれ、逸音ってば反応うすいなぁ？？<br />
「…せ…先ぱ～い…失神してる…」<br />
あ、ちょっとやりすぎちゃったかな？<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-14"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その４</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-14</link>  
    <description><![CDATA[<p>「まあ、そういうことならお願いするしかないね。でも……さっき言ってた飯綱の珠って何なの…？」「使用法、所在云々はよく分かってないですけど、その珠があれば、狐たちを支配できるって言われてますね」「………狐って、あの？」　（狐たちを支配して、何かいいことがあるのかな？）　ときょとんとしてると、「狐というのは稲荷神のことで……って、あ、そうか、先ぱ～いは知らないのか」「だから何を？」「九尾の狐ですよ。大災厄をもたらす力があるんです。古くは中国商王朝を滅ぼした妲己（だっき）。日本では平安時代末期、朝廷に災いをなした玉藻の前。殺生石とか聞いたことあるでしょ？で、鎌倉には合体するとその九尾の狐になる、お狐さまがいるんですよ。五尾と四尾と一尾のお狐さまが――」「足したら十尾じゃん」つっこむ私に、蘭がマジレスをつけてくる。「本数が多いほど強力なんですっ！　”九”は忌み数ですし…。とにかくそのお狐さまを支配するってことは、日本だけじゃなく、世界のパワーバランスに関わることなんです。ホントは先ぱ～いたちが京都か鎌倉結界内に引っ越してくれるのが一番いいんだけど…」「………」なんだか私の知らないところで、いろんなことが動いてる。しかも、この世界にかかわることにいつの間にか関わってる…。蘭の話を聞いてると、安全な場所に引っ越した方がいいのかなって思う。でも………。そんなことしたら、憧れのカーネル・アメリカ様にお会いできなくなっちゃうじゃない！つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2012-01-14T17:00:22+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「まあ、そういうことならお願いするしかないね。<br />
でも……さっき言ってた飯綱の珠って何なの…？」<br />
「使用法、所在云々はよく分かってないですけど、<br />
その珠があれば、狐たちを支配できるって言われてますね」<br />
「………狐って、あの？」　<br />
（狐たちを支配して、何かいいことがあるのかな？）　<br />
ときょとんとしてると、<br />
「狐というのは稲荷神のことで……って、あ、そうか、先ぱ～いは知らないのか」<br />
「だから何を？」<br />
「九尾の狐ですよ。大災厄をもたらす力があるんです。<br />
古くは中国商王朝を滅ぼした妲己（だっき）。<br />
日本では平安時代末期、朝廷に災いをなした玉藻の前。<br />
殺生石とか聞いたことあるでしょ？<br />
で、鎌倉には合体するとその九尾の狐になる、<br />
お狐さまがいるんですよ。<br />
五尾と四尾と一尾のお狐さまが――」<br />
「足したら十尾じゃん」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/120114j3.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_120114j3.jpg" width="319" height="378" border="0" align="" alt="120114j3.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_120114j3.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
つっこむ私に、蘭がマジレスをつけてくる。<br />
「本数が多いほど強力なんですっ！　”九”は忌み数ですし…。<br />
とにかくそのお狐さまを支配するってことは、<br />
日本だけじゃなく、世界のパワーバランスに関わることなんです。<br />
ホントは先ぱ～いたちが京都か鎌倉結界内に<br />
引っ越してくれるのが一番いいんだけど…」<br />
「………」<br />
なんだか私の知らないところで、いろんなことが動いてる。<br />
しかも、この世界にかかわることにいつの間にか関わってる…。<br />
蘭の話を聞いてると、<br />
安全な場所に引っ越した方がいいのかなって思う。<br />
でも………。<br />
そんなことしたら、憧れのカーネル・アメリカ様にお会いできなくなっちゃうじゃない！<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-06"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その３</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-06</link>  
    <description><![CDATA[<p>「なんで私がアンタの警護しなきゃいけないの!?」「違う違う。違いますよう。ボクの警護じゃなくて、そっちの警護なんですよ。お金は払いますから、ウチの方で警護させて欲しいんですよ」え!?　警護させろ!?　ウチって京都の陰陽寮のことだよね？いったいどういうこと!?　「大きな声じゃ言えないですけど、総督府が『飯綱の珠』について嗅ぎ回ってて、管領細川政元の子孫が江戸川ゲットーにいるらしいって情報掴んだみたいなんですよ」………。在住の父方の実家は、室町時代の管領細川政元の直系の家系だって話だけど…。「――それって、在住のことなの…」「はい。祖父の融資（ゆうすけ）氏は鎌倉結界内ですし、父の元国氏は那智でゲリラ活動中の旧自衛隊を指揮してる。となれば、在住さんを探して江戸川ゲットーをシラミつぶしにする方がまだ楽でしょ？」日本中の不満分子が押し込まれてるゲットーの人の多さだって相当なもんだと思うけど…。どっちにしろ総督府に目を付けられたらろくなことにならないなぁ。「じゃあ、陰陽寮が在住の警護をしてくれるってこと？」「ううん、陰陽寮からは阿部家（うち）だけ。あとは鎌倉弾正府の牛部（うしのべ）数名と同じく鎌倉の検非違使からの数名で編成されたチームが近所でカフェ“みるくほ～る”をオープンさせてるはずなんだけど…。…京都、情報が遅れるからよくわかんなくて…」そっか“みるくほ～る”はそういうお店だったのか……それにしてもその店がウチの売上げを圧迫してるんですけど…。「1ブロック先にあるよ。あそこ、出先機関だったんだ」「そこのメガネ巨乳メイド長が中心になって遠巻きに護衛してくれてるはずですよ。私は先ぱ～いのカフェでバイトしながらの護衛です」なんとなんと！蘭がウチのお店で働く？？まあ、蘭は結構かわいいから、ウェイトレスとして働いてくれるんだったらいうことない。かわいいウェイトレスさん3人体制っていいかも▽－－なんとなく本末転倒な気もするけど…。その４につづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2012-01-07T14:37:27+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「なんで私がアンタの警護しなきゃいけないの!?」<br />
「違う違う。違いますよう。ボクの警護じゃなくて、そっちの警護なんですよ。<br />
お金は払いますから、ウチの方で警護させて欲しいんですよ」<br />
え!?　警護させろ!?　ウチって京都の陰陽寮のことだよね？<br />
いったいどういうこと!?　<br />
「大きな声じゃ言えないですけど、総督府が『飯綱の珠』について嗅ぎ回ってて、<br />
管領細川政元の子孫が江戸川ゲットーにいるらしいって情報掴んだみたいなんですよ」<br />
………。<br />
在住の父方の実家は、<br />
室町時代の管領細川政元の直系の家系だって話だけど…。<br />
「――それって、在住のことなの…」<br />
「はい。祖父の融資（ゆうすけ）氏は鎌倉結界内ですし、<br />
父の元国氏は那智でゲリラ活動中の旧自衛隊を指揮してる。<br />
となれば、在住さんを探して江戸川ゲットーをシラミつぶしにする方がまだ楽でしょ？」<br />
日本中の不満分子が押し込まれてるゲットーの人の多さだって<br />
相当なもんだと思うけど…。<br />
どっちにしろ総督府に目を付けられたらろくなことにならないなぁ。<br />
「じゃあ、陰陽寮が在住の警護をしてくれるってこと？」<br />
「ううん、陰陽寮からは阿部家（うち）だけ。<br />
あとは鎌倉弾正府の牛部（うしのべ）数名と<br />
同じく鎌倉の検非違使からの数名で編成されたチームが<br />
近所でカフェ“みるくほ～る”をオープンさせてるはずなんだけど…。<br />
…京都、情報が遅れるからよくわかんなくて…」<br />
そっか“みるくほ～る”はそういうお店だったのか…<br />
…それにしてもその店がウチの売上げを圧迫してるんですけど…。<br />
「1ブロック先にあるよ。あそこ、出先機関だったんだ」<br />
「そこのメガネ巨乳メイド長が中心になって遠巻きに護衛してくれてるはずですよ。<br />
私は先ぱ～いのカフェでバイトしながらの護衛です」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/1201062.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_1201062.jpg" width="234" height="307" border="0" align="" alt="1201062.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_1201062.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
なんとなんと！<br />
蘭がウチのお店で働く？？<br />
まあ、蘭は結構かわいいから、<br />
ウェイトレスとして働いてくれるんだったらいうことない。<br />
かわいいウェイトレスさん3人体制っていいかも▽<br />
－－なんとなく本末転倒な気もするけど…。<br />
<br />
その４につづく<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-10"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その２</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-10</link>  
    <description><![CDATA[<p>悩む私におかまいなく、ずばっと近づいてきた黒い影は、「あああ、液体と固体の中間のようなまろやかなこの感触、これを至福と言わずして、何を至福といおうや…」そう言いながら抱きついて、私の胸を揉みながら思い切り顔をスリスリする！「うはっ……ら、蘭っ!?　あんた京都に帰ったんじゃ…」幼稚園から高校までいっしょの学校で、ずっとこんな調子で私の胸に執着していた阿部　蘭。卒業と同時に家の修業があるからと京都に帰ったはずなのに…!?「はにゃ～～ん。女体の神秘～～～▽」「ああ、もうっ!!!」私はうっとりと恍惚の表情を浮かべている蘭の服の襟首に手を掛けると、引っぺがすようにして放り投げる。肩で息をしながら、「チチを揉むな～～！」と絶叫すると私に蘭は、ささっと近づいてくると、「いいじゃないですか、減るどころか増える可能性すらあるのに…」としれっと言い放った…。「もうこれ以上大きくならなくていいのっ！　っていうか、小さいころから毎日毎日っ……もしかしたら、あんたのせいで大きくなったかもしれないんだからねっ！」「やだなぁ、先ぱ～い。先ぱ～いのママ見れば、どう考えたって遺伝ですよ～。誰が見ても一目瞭然ですよ」確かにママのチチはデカイけど……。ぐうの音も出ずにいると、「じゃあ、この仕事は成立っことでいいのかい？」とツブラヤが聞いてくる。「ダメですっ！」と私が言うのと、「はい、結構です」と蘭が言うのはほぼ同時だった。「クライアントがいいって言うから、あとはよろしくな」ツブラヤは一方的にそう言うと、出前用スタビライザー付きのカブに跨（またが）り、錦糸町方面へと走り去っていった。つづく次回更新は1月の予定です。</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-12-10T15:32:46+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
悩む私におかまいなく、ずばっと近づいてきた黒い影は、<br />
「あああ、液体と固体の中間のようなまろやかなこの感触、<br />
これを至福と言わずして、何を至福といおうや…」<br />
そう言いながら抱きついて、私の胸を揉みながら思い切り顔をスリスリする！<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111210naniran.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111210naniran.jpg" width="332" height="402" border="0" align="" alt="111210naniran.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111210naniran.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「うはっ……ら、蘭っ!?　あんた京都に帰ったんじゃ…」<br />
幼稚園から高校までいっしょの学校で、ずっとこんな調子で私の胸に執着していた阿部　蘭。<br />
卒業と同時に家の修業があるからと京都に帰ったはずなのに…!?<br />
「はにゃ～～ん。女体の神秘～～～▽」<br />
「ああ、もうっ!!!」<br />
私はうっとりと恍惚の表情を浮かべている蘭の服の襟首に手を掛けると、<br />
引っぺがすようにして放り投げる。<br />
肩で息をしながら、<br />
「チチを揉むな～～！」<br />
と絶叫すると私に蘭は、ささっと近づいてくると、<br />
「いいじゃないですか、減るどころか増える可能性すらあるのに…」<br />
としれっと言い放った…。<br />
「もうこれ以上大きくならなくていいのっ！　っていうか、<br />
小さいころから毎日毎日っ……もしかしたら、あんたのせいで<br />
大きくなったかもしれないんだからねっ！」<br />
「やだなぁ、先ぱ～い。<br />
先ぱ～いのママ見れば、どう考えたって遺伝ですよ～。<br />
誰が見ても一目瞭然ですよ」<br />
確かにママのチチはデカイけど……。<br />
ぐうの音も出ずにいると、<br />
「じゃあ、この仕事は成立っことでいいのかい？」<br />
とツブラヤが聞いてくる。<br />
「ダメですっ！」<br />
と私が言うのと、<br />
「はい、結構です」<br />
と蘭が言うのはほぼ同時だった。<br />
「クライアントがいいって言うから、あとはよろしくな」<br />
ツブラヤは一方的にそう言うと、<br />
出前用スタビライザー付きのカブに跨（またが）り、<br />
錦糸町方面へと走り去っていった。<br />
<br />
つづく<br />
次回更新は1月の予定です。<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/jJRJ9MkAx.tw?type=2&amp;ent=683ac1022676b481716d6ff2e932b8e5">
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    <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/jJRJ9MkAx.tw?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/BSKmIp6pNI2A/jJRJ9MkAx.tw?type=3&ent=683ac1022676b481716d6ff2e932b8e5"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > あれもこれも、らくパッと収納。収納力抜群のキッチン！＜リシェル＞ </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
    <dc:date>2011-12-10T15:32:46+09:00</dc:date>
  </item>
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-02"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第３話「在住と飯綱の珠」その１</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-02</link>  
    <description><![CDATA[<p>「まったく風情がないねえ」錦糸町駅前の魚屋うる寅の主人ツブラヤが、隅田川沿いにある通称うんこビルの脇に建設中のガスタンクを見て、吐き捨てるように言う。最近なんだかゲットー内にガスタンクが増えている。もともと東京湾岸には南関東ガス田という、国内の天然ガス埋蔵量の9割を占める巨大ガス田があるんだけど、地盤沈下するからと、前世紀に都が採掘権を取得して採取を規制していたらしい。だけど総督府はゲットー内の環境には興味がないらしく、住民を立ち退かせ、巨大な精製プラントを建設し、貯蔵用ガスタンクを増やしていた。メタンハイドレートのおかげで、今世紀中のエネルギー供給に不安はないとはいえ、融合炉の完成が見込み薄な今、使える化石燃料は使ってしまおうという腹らしい。京都議定書を完全無視するアメ連ならではだけど…。「で、今回の依頼っていうのは？」「京都陰陽寮の依頼で要人警護。ギャラはカナダパラジウムで3000枚」「さ、3000っ！　なにその破格なギャラっ！」通常ならこの手の依頼は1000パラぐらいが相場なだけに、ちょっとヤバイ話かなと思ったり…。そんな思考が顔に出たのか、「依頼主のねえちゃんを見た限り、単におまえさんをご指名なだけで、やばそうには思えないがね」と言うツブラヤは、旧首都高の柱が林立してる方を指さした。すると、そこから影のようなモノが走り出てこちらに接近してくる。「探しましたよぉ～先ぱ～い！　お久しぶりです～」って、＜ぱ＞と＜い＞の間を伸ばすこの独特のイントネーションとこの声、ま、まさか…。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-12-03T16:26:25+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「まったく風情がないねえ」<br />
錦糸町駅前の魚屋うる寅の主人ツブラヤが、<br />
隅田川沿いにある通称うんこビルの脇に建設中のガスタンクを見て、<br />
吐き捨てるように言う。<br />
最近なんだかゲットー内にガスタンクが増えている。<br />
もともと東京湾岸には南関東ガス田という、<br />
国内の天然ガス埋蔵量の9割を占める巨大ガス田があるんだけど、<br />
地盤沈下するからと、<br />
前世紀に都が採掘権を取得して採取を規制していたらしい。<br />
だけど総督府はゲットー内の環境には興味がないらしく、<br />
住民を立ち退かせ、巨大な精製プラントを建設し、<br />
貯蔵用ガスタンクを増やしていた。<br />
メタンハイドレートのおかげで、<br />
今世紀中のエネルギー供給に不安はないとはいえ、<br />
融合炉の完成が見込み薄な今、<br />
使える化石燃料は使ってしまおうという腹らしい。<br />
京都議定書を完全無視するアメ連ならではだけど…。<br />
「で、今回の依頼っていうのは？」<br />
「京都陰陽寮の依頼で要人警護。<br />
ギャラはカナダパラジウムで3000枚」<br />
「さ、3000っ！　なにその破格なギャラっ！」<br />
通常ならこの手の依頼は1000パラぐらいが相場なだけに、<br />
ちょっとヤバイ話かなと思ったり…。<br />
そんな思考が顔に出たのか、<br />
「依頼主のねえちゃんを見た限り、単におまえさんをご指名なだけで、<br />
やばそうには思えないがね」<br />
と言うツブラヤは、旧首都高の柱が林立してる方を指さした。<br />
すると、そこから影のようなモノが走り出てこちらに接近してくる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/11E382B9.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_11E382B9.jpg" width="451" height="573" border="0" align="" alt="11ス.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_11E382B9.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「探しましたよぉ～先ぱ～い！　お久しぶりです～」<br />
って、＜ぱ＞と＜い＞の間を伸ばす<br />
この独特のイントネーションとこの声、ま、まさか…。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-19"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第2話「美少女を救出せよ」その10</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-19</link>  
    <description><![CDATA[<p>「はい、あ～～んして▽」「ちょ、ちょ、ちょっと、ボクは、そういう趣味ないんだからね…！」あのあとウチのお店で働くことになった逸音が、メイド服姿で接客してるんだけど、さっそくおねえさまなお客さまに気に入られて、オムレツを食べさせられそうになって真っ赤になってる。髪が短いのでかなりボーイッシュな感じのする逸音は、女装弟メイドの在住（ありずみ）とは好対照で、彼女目当てのお客さまが増えそうな感じ。ふたりとも歳の割りには幼く見えるので、ナチュラルに庇護欲をかきたてるらしい。（これで、”みるくほ～る”に持ってかれたお客さんはぜったい取り返せるっ！）ふたりの看板メイドさん体勢で繁盛の予感………。「きゃ―――っ！　女同士だからって触っていいトコと悪いトコがあるでしょっ！だいたいここはそういうお店じゃないんだから―――！」逸音の怒鳴り声といっしょにガラガラガッシャーンという音が響き渡る。どうやら酔っ払ったお客さんにお尻を触られた逸音がキレたらしい。あああ、お客さんがそそくさと帰ってく～～＞＜これじゃまた客足が………。ああ、次の依頼がくるまでの間にちゃんと逸音を教育しなきゃ。（どうか取らぬ狸の革算用になりませんようにっ）そう祈りながら、私は浅草神社のほうへ向かって手を合わせた。おわり第3話につづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-11-26T07:03:11+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「はい、あ～～んして▽」<br />
「ちょ、ちょ、ちょっと、<br />
ボクは、そういう趣味ないんだからね…！」<br />
あのあとウチのお店で働くことになった逸音が、<br />
メイド服姿で接客してるんだけど、<br />
さっそくおねえさまなお客さまに気に入られて、<br />
オムレツを食べさせられそうになって真っ赤になってる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111118itune.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111118itune.jpg" width="302" height="447" border="0" align="" alt="111118itune.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111118itune.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
髪が短いので<br />
かなりボーイッシュな感じのする逸音は、<br />
女装弟メイドの在住（ありずみ）とは好対照で、<br />
彼女目当てのお客さまが増えそうな感じ。<br />
ふたりとも歳の割りには幼く見えるので、<br />
ナチュラルに庇護欲をかきたてるらしい。<br />
（これで、”みるくほ～る”に持ってかれたお客さんはぜったい取り返せるっ！）<br />
ふたりの看板メイドさん体勢で繁盛の予感………。<br />
「きゃ―――っ！　女同士だからって<br />
触っていいトコと悪いトコがあるでしょっ！<br />
だいたいここはそういうお店じゃないんだから―――！」<br />
逸音の怒鳴り声といっしょに<br />
ガラガラガッシャーンという音が響き渡る。<br />
どうやら酔っ払ったお客さんにお尻を触られた逸音がキレたらしい。<br />
あああ、お客さんがそそくさと帰ってく～～＞＜<br />
これじゃまた客足が………。<br />
ああ、次の依頼がくるまでの間に<br />
ちゃんと逸音を教育しなきゃ。<br />
（どうか取らぬ狸の革算用になりませんようにっ）<br />
そう祈りながら、私は浅草神社のほうへ向かって手を合わせた。<br />
<br />
おわり<br />
第3話につづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-18"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その９</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-18</link>  
    <description><![CDATA[<p>「おう、もう見つけたのか、早いじゃねえか」さっきはメール送っちゃったけど、あんな話聞かされたら、素直にジョニーズに引き渡すなんてことできないよ…。どうすればいい？　何が正解？そんなことは分からない。だったら自分の良心に恥ずかしくないことをするしかない…。「…ごめん……だけど、私、逸音を渡せない…」「ん？　どういうこった？　まあ、いいか。こっちにも事情があってな、依頼主が居なくなっちまったんだよ」「え？」意外な答えに戸惑っている私にツブラヤは腕時計型のモニタを見せる。そこにはwebニュースでジョニーズ事務所が炎上してる映像が映し出されている。テロップにはジョニー南川死亡って…。え…？　これっていくらなんでも、タイミングよすぎるよね。さっき隠神さんがどこかと連絡とってたのってまさか……。「ま、そんなわけで、こちらは仕事は完遂したが引き渡す相手がいないんでどうしようもないというわけだ。すまんな」ツブラヤのひとことで我に返る。「あは、はは………そうなんだ。そうかー…まあよかったかな…」なるべく平静を装うとしてるけど、心底ほっとしてるのでぎこちなさは隠せない。「ほれ」そんな私の事情などどうでもいいとばかりに、ツブラヤが袋を投げてよこす。「!?　お、重っ…」「よかねえよ。ギャラだ。半分だけどな」「え!?　ギャラでるの？」「ったりめえだろ？　こんな荒事になるときもあるんだから、半金は入れて貰ってるんだよ」ってことはこの袋の中は1000パラジウム硬貨っ!?逸音をジョニーズに渡さなくていい上に、たった1日で1000パラだったら悪くない。「半金は確かに渡したぜ、じゃ、またな」そう言うとツブラヤはカブでキレイなアクセルターンを決めると錦糸町方面へ走り去った。見送りながらネバダが呟（つぶや）く。「ところで、あの子、どうすんだ？さっき帰るとこないって言ってたぞ」「それなら私にいい考えがあるの」その10へつづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-11-19T14:30:19+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「おう、もう見つけたのか、早いじゃねえか」<br />
さっきはメール送っちゃったけど、<br />
あんな話聞かされたら、<br />
素直にジョニーズに引き渡すなんてことできないよ…。<br />
どうすればいい？　何が正解？<br />
そんなことは分からない。<br />
だったら自分の良心に恥ずかしくないことをするしかない…。<br />
「…ごめん……だけど、私、逸音を渡せない…」<br />
「ん？　どういうこった？　まあ、いいか。<br />
こっちにも事情があってな、依頼主が居なくなっちまったんだよ」<br />
「え？」<br />
意外な答えに戸惑っている私に<br />
ツブラヤは腕時計型のモニタを見せる。<br />
そこにはwebニュースでジョニーズ事務所が炎上してる映像が映し出されている。<br />
テロップにはジョニー南川死亡って…。<br />
え…？　これっていくらなんでも、タイミングよすぎるよね。<br />
さっき隠神さんがどこかと連絡とってたのってまさか……。<br />
「ま、そんなわけで、<br />
こちらは仕事は完遂したが引き渡す相手がいないんで<br />
どうしようもないというわけだ。すまんな」<br />
ツブラヤのひとことで我に返る。<br />
「あは、はは………そうなんだ。そうかー…まあよかったかな…」<br />
なるべく平静を装うとしてるけど、<br />
心底ほっとしてるのでぎこちなさは隠せない。<br />
「ほれ」<br />
そんな私の事情などどうでもいいとばかりに、<br />
ツブラヤが袋を投げてよこす。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111119nagi.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111119nagi.jpg" width="388" height="462" border="0" align="" alt="111119nagi.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111119nagi.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「!?　お、重っ…」<br />
「よかねえよ。ギャラだ。半分だけどな」<br />
「え!?　ギャラでるの？」<br />
「ったりめえだろ？　<br />
こんな荒事になるときもあるんだから、<br />
半金は入れて貰ってるんだよ」<br />
ってことはこの袋の中は1000パラジウム硬貨っ!?<br />
逸音をジョニーズに渡さなくていい上に、<br />
たった1日で1000パラだったら悪くない。<br />
「半金は確かに渡したぜ、じゃ、またな」<br />
そう言うとツブラヤはカブでキレイなアクセルターンを決めると<br />
錦糸町方面へ走り去った。<br />
見送りながらネバダが呟（つぶや）く。<br />
「ところで、あの子、どうすんだ？<br />
さっき帰るとこないって言ってたぞ」<br />
「それなら私にいい考えがあるの」<br />
<br />
その10へつづく<br />
<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/aWa8DorfbYxY?type=2&amp;ent=0ebc0862bb3f6c9434bb6018d83ad64e">
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    <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/aWa8DorfbYxY?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/BSKmIp6pNI2A/aWa8DorfbYxY?type=3&ent=0ebc0862bb3f6c9434bb6018d83ad64e"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > コンフォートホテルのWeb会員登録で美人時計ガジェットがもらえる </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
    <dc:date>2011-11-19T14:30:19+09:00</dc:date>
  </item>
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-11"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救い出せ」その８</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-11</link>  
    <description><![CDATA[<p>弁天組のボスが撃ったその弾は、幸い誰にも当たらなかったけど、お札を切り裂き、逸音を呪縛していた結界が崩れ、逸音は壊れた窓から外へと飛び出して行く。「まったく…」そう言ってボスの方を振り返ったそいつを見た途端、ボスは悲鳴を上げてその場に崩れるように失神した。慌てて表に出ると、赤いランドセルをしょった小犬を思わせる4人の女の子に囲まれるようにして全身を注連縄で拘束された逸音が地べたに倒れてていた。あの制服、たしか鎌倉の西御門学園小等部のだったはず…。「よしよし、よくやったな」子供達の頭を撫でながら男はそこに近づくと、懐からビンを取り出した。「君は犬神憑きなんから、あんまり力を使い過ぎると犬神に取り込まれるよ」「この子は、そんな子じゃないっ！この子はただ寂しかっただけで…」そう怒鳴る逸音の前で、男は指を不思議な形で組むと、お経の様な言葉を何事かつぶやく。するとビンに張ってある御札が光り、苦しむ逸音の口から光の靄のようなものが浮かび上がる。それをビンで捕獲すると、懐から取り出した御札で口を塞いでしまった。「これでよし……」男がそういって指をパチンと鳴らすとみるみるウチに逸音は人間の姿に戻っていく。服は変身で破れてしまったようで裸になってる逸音に気を失ってる弁天組みの構成員から服をひっぺがして着せる。「――オレは鎌倉弾正府の隠神刑部（いぬがみぎょうふ）だ。これは弾正府が預かる。その子はもう変身することはないから安心していい」言いたいことだけいうと気がすんだようで、放心状態の逸音を残したまま隠神はフッと姿を消してしまった。え!?　弾上府!?　じゃあ、あの人はママの同僚か何かなの!?今回の依頼は逸音さえ戻れば報酬は問題なく貰えるはずだけど、まるで狐に摘まれたような展開に、納得がいかない私の前に、ツブラヤがカブに乗ってやってきた。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-11-12T01:03:17+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
弁天組のボスが撃ったその弾は、幸い誰にも当たらなかったけど、<br />
お札を切り裂き、逸音を呪縛していた結界が崩れ、<br />
逸音は壊れた窓から外へと飛び出して行く。<br />
「まったく…」<br />
そう言ってボスの方を振り返ったそいつを見た途端、<br />
ボスは悲鳴を上げてその場に崩れるように失神した。<br />
<br />
慌てて表に出ると、<br />
赤いランドセルをしょった小犬を思わせる4人の女の子に囲まれるようにして<br />
全身を注連縄で拘束された逸音が地べたに倒れてていた。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111111E3818EE38287E38186E381B6E5AD90.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111111E3818EE38287E38186E381B6E5AD90.jpg" width="354" height="699" border="0" align="" alt="111111ぎょうぶ子.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111111E3818EE38287E38186E381B6E5AD90.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
あの制服、たしか鎌倉の西御門学園小等部のだったはず…。<br />
「よしよし、よくやったな」<br />
子供達の頭を撫でながら男はそこに近づくと、懐からビンを取り出した。<br />
「君は犬神憑きなんから、<br />
あんまり力を使い過ぎると<br />
犬神に取り込まれるよ」<br />
「この子は、そんな子じゃないっ！<br />
この子はただ寂しかっただけで…」<br />
そう怒鳴る逸音の前で、<br />
男は指を不思議な形で組むと、<br />
お経の様な言葉を何事かつぶやく。<br />
するとビンに張ってある御札が光り、<br />
苦しむ逸音の口から光の靄のようなものが浮かび上がる。<br />
それをビンで捕獲すると、<br />
懐から取り出した御札で口を塞いでしまった。<br />
「これでよし……」<br />
男がそういって指をパチンと鳴らすと<br />
みるみるウチに逸音は人間の姿に戻っていく。<br />
服は変身で破れてしまったようで裸になってる逸音に<br />
気を失ってる弁天組みの構成員から服をひっぺがして着せる。<br />
「――オレは鎌倉弾正府の隠神刑部（いぬがみぎょうふ）だ。<br />
これは弾正府が預かる。その子はもう変身することはないから安心していい」<br />
言いたいことだけいうと気がすんだようで、<br />
放心状態の逸音を残したまま隠神はフッと姿を消してしまった。<br />
え!?　弾上府!?　じゃあ、あの人はママの同僚か何かなの!?<br />
今回の依頼は逸音さえ戻れば報酬は問題なく貰えるはずだけど、<br />
まるで狐に摘まれたような展開に、<br />
納得がいかない私の前に、<br />
ツブラヤがカブに乗ってやってきた。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/EDCPs04KreYO?type=2&amp;ent=f2926b78b57ce19843f11f8346328daf">
    <title><![CDATA[PR: 「上達効果」を実感できる、Ｇａｂａマンツーマン英会話]]></title>
    <link>http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/EDCPs04KreYO?type=2&amp;ent=f2926b78b57ce19843f11f8346328daf</link>
    <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/EDCPs04KreYO?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/BSKmIp6pNI2A/EDCPs04KreYO?type=3&ent=f2926b78b57ce19843f11f8346328daf"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 目的やレベルに応じてレッスンをカスタマイズ、マンツーマンで効率的に学 べます。 </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
    <dc:date>2011-11-12T01:03:17+09:00</dc:date>
  </item>
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-04"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第2話「美少女を救出せよ」その７</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-11-04</link>  
    <description><![CDATA[<p>グルウゥゥ…と唸るような吼えるようなノドの音が事務所内に響く…。一体何が起こってるの!?　これもウィルスの仕業なの!?鬼ならまだしも、こんな怪物相手にどうすれば…ここじゃバトルＴＯＫＹＯに変身できないし…そんな私の逡巡（しゅんじゅん）を見透かしたように、逸音だったものがこちらに向かって跳躍してくる。あんな鋭い歯で噛みつかれたらひとたまりもない。「…っ！」目を瞑（つぶ）り腕で頭を庇（かば）い衝撃にそなえるが、逸音の吼える声と物音は聞こえる何も怒らない。ケダモノの鼻息とうなり声だけが聞こえる中、恐る恐る目を開けると、わたしの前にネバダが立ちふさがって逸音の口を押さえてる。その腕をふりほどこうと前足でひっかく逸音。ネバダの皮膚が裂け、鮮血が血がほとばしる。このままじゃ、ネバダが殺されちゃうっ！ソバに堕ちていた木刀を拾って打ちかろうとしたその瞬間、何か見えない力が逸音を吹き飛ばした。吹き飛ばされた方を見ると、何か御札の様なものが4枚、中空に浮き不思議な光を放っている。その中心にいる逸音は変身が崩れ、半人半獣状態になっている。ジャリ…。そんな中、がれきを踏みしめながら、事務所の中に現れた人物はあたりを見回すと、「ずいぶん派手にあばれたなぁ」と頭をかきながら呟いた。（………誰？）「きさま、ジョニーズに雇われたのかっ!?幾らボクに帰る場がなくてもボクはあんな所へだけは帰らないっ！　あいつホモのフリして、ホントはロリコンで…」食って掛かったものの、何かを思い出したのか身震いする逸音。「みんな毎晩のようにあの怪物に犯されて…。だから私はスキをみて逃げ出したんだ！ここなら大丈夫だって思ったのに…」拘束を逃れようともがくが、びくともしないらしく、逸音はぐったりとうなだれた。「…だ、そうですよ。…ええ……聞こえてますか？……はい…はい…」男はインカムをしていて、内容は良く聞き取れないけど、それでどこかと通信しているらしい。その男は弁天組のボスの方に向き直ると、「あのワクチンはどこで手に入れた？」と側（そば）で聞いていてもぞっとするような声で聞いた。「あ………あ、あのワクチンは逸音がくれたんだ。ジョニーズ事務所で盗んだって…」うつむいたボスは、ガタガタと震え出したかと思うと、不意に懐から銃を取り出して発砲した。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-11-05T08:12:26+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
グルウゥゥ…と唸るような吼えるようなノドの音が事務所内に響く…。<br />
一体何が起こってるの!?　これもウィルスの仕業なの!?<br />
鬼ならまだしも、こんな怪物相手にどうすれば…<br />
ここじゃバトルＴＯＫＹＯに変身できないし…そんな私の逡巡（しゅんじゅん）を見透かしたように、<br />
逸音だったものがこちらに向かって跳躍してくる。<br />
あんな鋭い歯で噛みつかれたらひとたまりもない。<br />
「…っ！」<br />
目を瞑（つぶ）り腕で頭を庇（かば）い衝撃にそなえるが、<br />
逸音の吼える声と物音は聞こえる何も怒らない。<br />
ケダモノの鼻息とうなり声だけが聞こえる中、<br />
恐る恐る目を開けると、<br />
わたしの前にネバダが立ちふさがって逸音の口を押さえてる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111105yue.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111105yue.jpg" width="349" height="473" border="0" align="" alt="111105yue.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111105yue.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
その腕をふりほどこうと前足でひっかく逸音。<br />
ネバダの皮膚が裂け、鮮血が血がほとばしる。<br />
このままじゃ、ネバダが殺されちゃうっ！<br />
ソバに堕ちていた木刀を拾って打ちかろうとしたその瞬間、<br />
何か見えない力が逸音を吹き飛ばした。<br />
吹き飛ばされた方を見ると、何か御札の様なものが4枚、<br />
中空に浮き不思議な光を放っている。<br />
その中心にいる逸音は変身が崩れ、半人半獣状態になっている。<br />
ジャリ…。<br />
そんな中、がれきを踏みしめながら、<br />
事務所の中に現れた人物はあたりを見回すと、<br />
「ずいぶん派手にあばれたなぁ」<br />
と頭をかきながら呟いた。<br />
（………誰？）<br />
「きさま、ジョニーズに雇われたのかっ!?<br />
幾らボクに帰る場がなくても<br />
ボクはあんな所へだけは帰らないっ！　<br />
あいつホモのフリして、ホントはロリコンで…」<br />
食って掛かったものの、何かを思い出したのか身震いする逸音。<br />
「みんな毎晩のようにあの怪物に犯されて…。<br />
だから私はスキをみて逃げ出したんだ！<br />
ここなら大丈夫だって思ったのに…」<br />
拘束を逃れようともがくが、びくともしないらしく、<br />
逸音はぐったりとうなだれた。<br />
「…だ、そうですよ。…ええ……聞こえてますか？……はい…はい…」<br />
男はインカムをしていて、<br />
内容は良く聞き取れないけど、それでどこかと通信しているらしい。<br />
その男は弁天組のボスの方に向き直ると、<br />
「あのワクチンはどこで手に入れた？」<br />
と側（そば）で聞いていてもぞっとするような声で聞いた。<br />
「あ………あ、あのワクチンは逸音がくれたんだ。<br />
ジョニーズ事務所で盗んだって…」<br />
うつむいたボスは、ガタガタと震え出したかと思うと、<br />
不意に懐から銃を取り出して発砲した。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22-1"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その６</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22-1</link>  
    <description><![CDATA[<p>組長は、震える手でパッケージを破いて取り出すと、倒れている子分たちに注射する。すると倒れたままの子分たちの筋肉がビクビクとケイレンし、体が変形し始める。「これは…まさか…ディアボロ…」ネバダが呻くように言うのを横で聞くあいだも変形は続き、むっくりと起き上がった3人の額にはそれぞれ違った形の角が生えていた。闇市場では相当な高値で取引されていると言われる鬼化ウィルス・ディアボロ…。こんな小さな組が持つには分不相応な代物だし、まして、あんな子供がどうして……。「やれ、やっちまえっ！」ボスに言われるままネバダに襲いかかる鬼たち。ネバダが大きく手を開いて突進を押さえ込むが、いかなＳＵＭＯＵレスラーとは言え、複数の鬼たちの突進を止めるのは難しい。抑え込もうとして、頭や肩をボコボコに殴られてる…。助けなきゃっ！　動こうとした私の横を、何かが掠めていく。次の瞬間、鬼達が仰け反ったと思うと、見る間に人間の姿に戻っていく。背中に刺さってるのは麻酔弾！　じゃあ中身はアンジェロワクチン!?でもいったい誰が、どこから撃ってきたの？こんな事務所の中の3匹の鬼達にほぼ同時に打ち込める場所なんて、そう思って振り返ると通りの向こうの路地裏でかすかに人の動く気配がした。「まったく仕方ないなぁ…。降りかかる火の粉が自分ではらうしかないんだね」逸音の服の下で筋肉が波打っているのが見える。こいつも鬼化するの!?　そう思う間に、また例の麻酔弾が何処からか撃ち込まれる。でもでも、ぜんぜん効いてないみたいで、変身が続いてる。え!?　これ、鬼じゃない…どんどん毛が伸びて、鼻面が長く…これ…犬…!?変身し終わった逸音は完全に犬というよりもワイルドな、狼とでも言ったほうがぴったりくるものになっていた。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-29T08:13:21+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
組長は、震える手でパッケージを破いて取り出すと、<br />
倒れている子分たちに注射する。<br />
すると倒れたままの子分たちの筋肉がビクビクとケイレンし、<br />
体が変形し始める。<br />
「これは…まさか…ディアボロ…」<br />
ネバダが呻くように言うのを横で聞くあいだも変形は続き、<br />
むっくりと起き上がった3人の額にはそれぞれ違った形の角が生えていた。<br />
闇市場では相当な高値で取引されていると言われる鬼化ウィルス・ディアボロ…。<br />
こんな小さな組が持つには分不相応な代物だし、<br />
まして、あんな子供がどうして……。<br />
「やれ、やっちまえっ！」<br />
ボスに言われるままネバダに襲いかかる鬼たち。<br />
ネバダが大きく手を開いて突進を押さえ込むが、<br />
いかなＳＵＭＯＵレスラーとは言え、複数の鬼たちの突進を止めるのは難しい。<br />
抑え込もうとして、頭や肩をボコボコに殴られてる…。<br />
助けなきゃっ！　動こうとした私の横を、何かが掠めていく。<br />
次の瞬間、鬼達が仰け反ったと思うと、<br />
見る間に人間の姿に戻っていく。<br />
背中に刺さってるのは麻酔弾！　じゃあ中身はアンジェロワクチン!?<br />
でもいったい誰が、どこから撃ってきたの？<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/001.JPG" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_001.JPG" width="467" height="386" border="0" align="" alt="001.JPG" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_001.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
こんな事務所の中の3匹の鬼達にほぼ同時に打ち込める場所なんて、<br />
そう思って振り返ると通りの向こうの路地裏でかすかに人の動く気配がした。<br />
「まったく仕方ないなぁ…。<br />
降りかかる火の粉が自分ではらうしかないんだね」<br />
逸音の服の下で筋肉が波打っているのが見える。<br />
こいつも鬼化するの!?　<br />
そう思う間に、また例の麻酔弾が何処からか撃ち込まれる。<br />
でもでも、ぜんぜん効いてないみたいで、変身が続いてる。<br />
え!?　これ、鬼じゃない…どんどん毛が伸びて、鼻面が長く…これ…犬…!?<br />
変身し終わった逸音は完全に犬というよりもワイルドな、<br />
狼とでも言ったほうがぴったりくるものになっていた。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その５</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-22</link>  
    <description><![CDATA[<p>ネバダってば超ド級の英語コンプレックスで、そのひと言を言われると、言った相手をフルボッコにしないと収まらない。肩で息をして、耳まで真っ赤になったネバダが四股を踏み始め、蹲踞（そんきょ）の姿勢を取ったと思った瞬間にその男は舎弟たちごとは吹き飛ばされ、道の方々に倒れて唸っていた。うわー、なんて早いすり足っ！英語が苦手なネバダ本人は言えないけど、必殺技『Velocity-of-light squatting （光速すり足）』！素人がくらったら骨は何本か折れてるはず…。「え～と、みんなあばらとか折れてるだろうから、早くお医者さんに言った方がいいよ…」なんとか意識のあるその男にそう言ってから、まだ肩で息をしてるネバダの肩に手を置く。「どう？　気が済んだ？」「あ…ああ…すまん…オレまた…」「まあね。でも、こうなっちゃたからには、弁天組事務所に正面から乗り込んで、当人かどうか直接聞くしかないから」地図で場所を確認すると、ここから2ブロックほど離れた場所にあるらしい。私たちは事務所にむかって走り出した。弁天組の事務所につくと、どうやらさっきの連中が電話したらしく、机やローカーを運び出してバリケードを築いている最中だった。「…ムダムダ。ネバダ、お願い」返事する代わりに四股を踏み始めると蹲踞の姿勢を取る。さっき連中をなぎ倒した「Velocity-of-light squatting 」でバリケードを粉砕すると事務所の中に乗り込んでいく。見渡すと、奧に髪は短いけど、例の迦陵逸音そっくりな子と、その子をかばうようにして立つ、50がらみの男が居るのが見えた。多分アイツがボスだろう。子分達がなぎ倒されてしまい、「くそっ、良い度胸じゃねえか！　な、何が目的だっ！逸音なら絶対に渡さなねえぞっ！」ドスを震える腕で振り回しながら喚いている。「あ～やっぱり逸音ちゃんなんだ…。捜索願いがでてるんだけどーー」とりあえず、ツブラヤにメールしとこ。あらかじめ打っというたメールをポケットの中でこっそり送信する。「－－素直に帰る気は…ないよね」どうしたらいいとばかりに振り返る男を、冷たい目で見たその子が口を開く。「ほら、ボクのあげた薬使いなよ。こういうときに使わなくて、一体いつ使うの？」逸音にそう言われた男は、「あ、ああ…」と返事するとポケットから使い捨ての無痛注射器を３本取り出した。</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-22T14:58:00+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
ネバダってば超ド級の英語コンプレックスで、<br />
そのひと言を言われると、<br />
言った相手をフルボッコにしないと収まらない。<br />
肩で息をして、耳まで真っ赤になったネバダが四股を踏み始め、<br />
蹲踞（そんきょ）の姿勢を取ったと思った瞬間にその男は舎弟たちごとは吹き飛ばされ、<br />
道の方々に倒れて唸っていた。<br />
うわー、なんて早いすり足っ！<br />
英語が苦手なネバダ本人は言えないけど、<br />
必殺技『Velocity-of-light squatting （光速すり足）』！<br />
素人がくらったら骨は何本か折れてるはず…。<br />
「え～と、みんなあばらとか折れてるだろうから、<br />
早くお医者さんに言った方がいいよ…」<br />
なんとか意識のあるその男にそう言ってから、<br />
まだ肩で息をしてるネバダの肩に手を置く。<br />
「どう？　気が済んだ？」<br />
「あ…ああ…すまん…オレまた…」<br />
「まあね。でも、こうなっちゃたからには、<br />
弁天組事務所に正面から乗り込んで、当人かどうか直接聞くしかないから」<br />
地図で場所を確認すると、<br />
ここから2ブロックほど離れた場所にあるらしい。<br />
私たちは事務所にむかって走り出した。<br />
<br />
弁天組の事務所につくと、<br />
どうやらさっきの連中が電話したらしく、<br />
机やローカーを運び出してバリケードを築いている最中だった。<br />
「…ムダムダ。ネバダ、お願い」<br />
返事する代わりに四股を踏み始めると蹲踞の姿勢を取る。<br />
さっき連中をなぎ倒した「Velocity-of-light squatting 」でバリケードを粉砕すると<br />
事務所の中に乗り込んでいく。<br />
見渡すと、奧に髪は短いけど、例の迦陵逸音そっくりな子と、<br />
その子をかばうようにして立つ、50がらみの男が居るのが見えた。<br />
多分アイツがボスだろう。<br />
子分達がなぎ倒されてしまい、<br />
「くそっ、良い度胸じゃねえか！　な、何が目的だっ！<br />
逸音なら絶対に渡さなねえぞっ！」<br />
ドスを震える腕で振り回しながら喚いている。<br />
「あ～やっぱり逸音ちゃんなんだ…。<br />
捜索願いがでてるんだけどーー」<br />
とりあえず、ツブラヤにメールしとこ。<br />
あらかじめ打っというたメールをポケットの中でこっそり送信する。<br />
「－－素直に帰る気は…ないよね」<br />
どうしたらいいとばかりに振り返る男を、冷たい目で見たその子が口を開く。<br />
「ほら、ボクのあげた薬使いなよ。<br />
こういうときに使わなくて、一体いつ使うの？」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111021itune.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111021itune.jpg" width="506" height="461" border="0" align="" alt="111021itune.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111021itune.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
逸音にそう言われた男は、<br />
「あ、ああ…」<br />
と返事するとポケットから使い捨ての無痛注射器を３本取り出した。<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第2話「美少女を救出せよ」その４</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-13</link>  
    <description><![CDATA[<p>「トキサダなら、先週弁天組の宗像（むなかた）さんに身請けされてったよ」開店の準備をしながら、天草のママ・山田右衛門作（えもさく）が話してくれる。「みうけ？」「お金をはらって、自分のモノにすること、かな…」耳元でネバダが囁く。「トキサダ、売れっ子だったから手放したくなかったんだけど、地回りに逆らうのもなんだし、払うモンは払ってくれたからね。でもまさか、宗像さんがあっちの趣味の人だったとは思わなかったけどね～」ここまできたら、もう直接当たるしかない、ママにお願いして描いて貰った、弁天組事務所までの地図を見ながらお店を出ると、いかにもそのスジという感じの人たちが数人、私たちの前に立ちふさがった。これはもしかして手間が省けた？「この辺りで何か派手にかぎまわってくれてるみたいだな。で、ウチのボスのレコに何か用か？」おおっ～、やっぱり派手に嗅ぎ回ってみるもんだね。向こうの方から情報持ってきてくれたよ。逸音がすでに極道の親分に囲われてるとしても、居場所さえ特定できれば回収はツブラヤが手配するみたいなので、ここは本人確認さえできればそれでいいわけだし…。「私たち、家出人の捜索を依頼されてだけで…」と言って写真を見せると、「だからそれが問題なんだよ」リーダー格のひとりがいきなり私の肩に手を回しながら言ってくる。それを見ていたネバダが男の腕を取ってねじ上げた。「いてえっ！　な、何しやがるっ！」「女性に失礼なことするからだ」ネバダが腕を放すと、真っ赤になってがなりたてる。「ちくしょう！　たかが相撲レスラーの分際で、弁天組にたてつく気かっ！　かまわねえ、たたんじまえ！」後ろにいた舎弟たちに向かって命令すると、隠し持っていたドスを取り出してじりじりと距離を詰めてくる。「大体なんでぇ、ガイジンみたいなナリしやがって、おめえ英語もしゃべれねえんだよなぁ？」「…な…なん…だと…？」あぁ、おじさん、言ってはいけないひと言を言ってしまったね…。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-15T09:38:29+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「トキサダなら、先週弁天組の宗像（むなかた）さんに身請けされてったよ」<br />
開店の準備をしながら、天草のママ・山田右衛門作（えもさく）が話してくれる。<br />
「みうけ？」<br />
「お金をはらって、自分のモノにすること、かな…」<br />
耳元でネバダが囁く。<br />
「トキサダ、売れっ子だったから手放したくなかったんだけど、<br />
地回りに逆らうのもなんだし、払うモンは払ってくれたからね。<br />
でもまさか、宗像さんがあっちの趣味の人だったとは思わなかったけどね～」<br />
ここまできたら、もう直接当たるしかない、<br />
ママにお願いして描いて貰った、<br />
弁天組事務所までの地図を見ながらお店を出ると、<br />
いかにもそのスジという感じの人たちが数人、<br />
私たちの前に立ちふさがった。<br />
これはもしかして手間が省けた？<br />
「この辺りで何か派手にかぎまわってくれてるみたいだな。<br />
で、ウチのボスのレコに何か用か？」<br />
おおっ～、やっぱり派手に嗅ぎ回ってみるもんだね。<br />
向こうの方から情報持ってきてくれたよ。<br />
逸音がすでに極道の親分に囲われてるとしても、<br />
居場所さえ特定できれば回収はツブラヤが手配するみたいなので、<br />
ここは本人確認さえできればそれでいいわけだし…。<br />
「私たち、家出人の捜索を依頼されてだけで…」<br />
と言って写真を見せると、<br />
「だからそれが問題なんだよ」<br />
リーダー格のひとりがいきなり私の肩に手を回しながら言ってくる。<br />
それを見ていたネバダが男の腕を取ってねじ上げた。<br />
「いてえっ！　な、何しやがるっ！」<br />
「女性に失礼なことするからだ」<br />
ネバダが腕を放すと、真っ赤になってがなりたてる。<br />
「ちくしょう！　<br />
たかが相撲レスラーの分際で、弁天組にたてつく気かっ！　<br />
かまわねえ、たたんじまえ！」<br />
後ろにいた舎弟たちに向かって命令すると、<br />
隠し持っていたドスを取り出してじりじりと距離を詰めてくる。<br />
「大体なんでぇ、ガイジンみたいなナリしやがって、<br />
おめえ英語もしゃべれねえんだよなぁ？」<br />
「…な…なん…だと…？」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111013nebaE382B9.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111013nebaE382B9.jpg" width="313" height="798" border="0" align="" alt="111013nebaス.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111013nebaE382B9.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
あぁ、おじさん、言ってはいけないひと言を言ってしまったね…。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-07"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その３</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-10-07</link>  
    <description><![CDATA[<p>時間が惜しいので、言問い通りに出てタクシーを拾う。乗ってしまってから後悔した。運転手さんが結構な年齢に見えたので、乗務員表を見ると、アメ連に日本が占領された10年前の日付で”長谷川和夫80歳”って書いてある…。当然のことながら、江戸川ゲットー内では、年金もなければ定年もなく、免許更新などもない。「埋め立て地のドヤ街まで…」「おうよ。おうっ!?　ネバダ関じゃねえか。オレっち、あんたのファンなんだよ。これで窓ガラスにサイン入れてくれ。こっちのかわいこチャンは関取のレコかい？」と言ってマジックを渡しながら小指を上げる。これだから20世紀生まれの人は…。行き先を告げるとモノスゴいスピードで飛び出して行く。自称江戸っ子クモスケだという運転手さんの年齢等考慮すると、無事に着けるよう天に祈るしかない。ネバダに写真を見せながら事情を話す。「この子を探してるんだけど、家出娘っていったらやっぱりドヤ街じゃない。でもあそこ物騒だから2時間ぐらいボディガードしなさいよ」「なんだ、まだ探偵やってんのか？」「まだって何よ」　ムッとして語気鋭く言ったとたん、タクシーがスピンするようにして停車した。「着いたぜ。んあ？　その娘なら、確かにオレッちがドヤ街まで乗せたぜ」目ざとく写真を見た運転手さんが言った。さすが私！　名推理が冴えてるっ！もしかして、わりと早く見つかるんじゃない？「この子、どこかで見たような…」予感を裏付けるように、聞き込みを始めてから1時間ほどしたころ、何となく見覚えがあるというオッサンとでくわした。「うーん、どこだっけなぁ…」散々悩んだ挙句、「あ、わかった！　コスプレバー『天草』のトキサダに似てるんだ。すっげえキレイな男の子でさ、印象に残ってたんだわ。」とのたもうた。トキサダって、男？探してるのは女の子だってば…。「しかしまぁ、そっくりだ。オレも若いときは…」まだブツブツ言ってるオッサンにお礼を言う。取りあえず、『天草』に行ってみよっか…。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-08T17:28:58+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
時間が惜しいので、言問い通りに出てタクシーを拾う。<br />
乗ってしまってから後悔した。<br />
運転手さんが結構な年齢に見えたので、<br />
乗務員表を見ると、<br />
アメ連に日本が占領された10年前の日付で”長谷川和夫80歳”って書いてある…。<br />
当然のことながら、江戸川ゲットー内では、<br />
年金もなければ定年もなく、<br />
免許更新などもない。<br />
「埋め立て地のドヤ街まで…」<br />
「おうよ。おうっ!?　ネバダ関じゃねえか。<br />
オレっち、あんたのファンなんだよ。<br />
これで窓ガラスにサイン入れてくれ。<br />
こっちのかわいこチャンは関取のレコかい？」<br />
と言ってマジックを渡しながら小指を上げる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/111007taxi.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_111007taxi.jpg" width="361" height="445" border="0" align="" alt="111007taxi.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_111007taxi.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
これだから20世紀生まれの人は…。<br />
行き先を告げると<br />
モノスゴいスピードで飛び出して行く。<br />
自称江戸っ子クモスケだという運転手さんの年齢等考慮すると、<br />
無事に着けるよう天に祈るしかない。<br />
ネバダに写真を見せながら事情を話す。<br />
「この子を探してるんだけど、<br />
家出娘っていったらやっぱりドヤ街じゃない。<br />
でもあそこ物騒だから<br />
2時間ぐらいボディガードしなさいよ」<br />
「なんだ、まだ探偵やってんのか？」<br />
「まだって何よ」　<br />
ムッとして語気鋭く言ったとたん、タクシーがスピンするようにして停車した。<br />
「着いたぜ。んあ？　その娘なら、<br />
確かにオレッちがドヤ街まで乗せたぜ」<br />
目ざとく写真を見た運転手さんが言った。<br />
さすが私！　名推理が冴えてるっ！<br />
もしかして、わりと早く見つかるんじゃない？<br />
<br />
「この子、どこかで見たような…」<br />
予感を裏付けるように、<br />
聞き込みを始めてから1時間ほどしたころ、<br />
何となく見覚えがあるというオッサンとでくわした。<br />
「うーん、どこだっけなぁ…」<br />
散々悩んだ挙句、<br />
「あ、わかった！　コスプレバー『天草』のトキサダに似てるんだ。<br />
すっげえキレイな男の子でさ、印象に残ってたんだわ。」<br />
とのたもうた。トキサダって、男？<br />
探してるのは女の子だってば…。<br />
「しかしまぁ、そっくりだ。オレも若いときは…」<br />
まだブツブツ言ってるオッサンにお礼を言う。<br />
取りあえず、『天草』に行ってみよっか…。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-30"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その2</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-30</link>  
    <description><![CDATA[<p>「この子、すっごくかわいい」仕事の仲介屋ツブラヤから見せられた写真にはこの界隈にはいそうもない美少女が写っていた。「芸名は迦陵逸音（かりょういつね）。まだデビューしてないが、ジョニーズ事務所の秘蔵っ子だそうだ。こいつを探して欲しい。見つけたら連絡してくれ。こっちから回収の人を出す」「で、おいくら万円なの？」「2000パラ」見つけて通報するだけなので、探偵仕事としてはだいたい相場通りかな。「ＯＫ。じゃあ発見したら連絡する」「この器量だ、傷モノにならねえうちに見つけてくれ…。オレはここで一服してから帰るよ。じゃあな」こんな仕事さぼり放題のオヤジが店主で、家業の魚屋『うる寅』は大丈夫なのかな？なんて心配しながら、川沿いを両国方面へ向かってあるいてると、進行方向に見慣れた人影がいるのに気付いた。「涅芭陀（ねばだ）～～！」上限の月を模（かたど）った大銀杏を結い、浴衣姿なので一見して『Oh!　ＳＵＭＯＵ』の相撲レスラーだって分かる。金髪碧眼と、見た目はアングロサクソンなので生粋のアメ連人なのかと思うけど、母親が日本人なハーフで、日本育ちなので英語はからっきし…。家が近所だったので、子供のころは良く一緒にあそんだ幼馴染。大学出たあと相撲部屋に入門して、今では東の大関を張っている。「よう、凪、こんなとこで奇遇だな」「うん。どこ行くの？」と聞くと、トレーニングでウォーキングの途中らしい。これから海岸のドヤ街＝この江戸川ゲットーでもかなり治安が悪いので有名な簡易宿泊施設街、に聞き込みに行こうと思っていたとこなので、ボディガードに丁度いいかもと思った私は、「せっかく会ったんだから、ちょっと付き合いなさいよ」と強引に腕を取って歩き出す。「えっ？　えっ？　あ、ああ…」予定の行動を邪魔されて気になるのか、ひっぱられながら、上流の方をちらちら見てる涅芭陀（ねばだ）。うる寅のオヤジが苦笑してるのが見えた。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-30T15:35:42+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
「この子、すっごくかわいい」<br />
仕事の仲介屋ツブラヤから見せられた写真には<br />
この界隈にはいそうもない<br />
美少女が写っていた。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110930urutora.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110930urutora.jpg" width="447" height="898" border="0" align="" alt="110930urutora.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110930urutora.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110930karyou2.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110930karyou2.jpg" width="463" height="398" border="0" align="" alt="110930karyou2.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110930karyou2.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「芸名は迦陵逸音（かりょういつね）。<br />
まだデビューしてないが、ジョニーズ事務所の<br />
秘蔵っ子だそうだ。こいつを探して欲しい。<br />
見つけたら連絡してくれ。こっちから回収の人を出す」<br />
「で、おいくら万円なの？」<br />
「2000パラ」<br />
見つけて通報するだけなので、<br />
探偵仕事としてはだいたい相場通りかな。<br />
「ＯＫ。じゃあ発見したら連絡する」<br />
「この器量だ、傷モノにならねえうちに見つけてくれ…。<br />
オレはここで一服してから帰るよ。じゃあな」<br />
こんな仕事さぼり放題のオヤジが店主で、<br />
家業の魚屋『うる寅』は大丈夫なのかな？<br />
なんて心配しながら、川沿いを両国方面へ向かってあるいてると、<br />
進行方向に見慣れた人影がいるのに気付いた。<br />
「涅芭陀（ねばだ）～～！」<br />
上限の月を模（かたど）った大銀杏を結い、<br />
浴衣姿なので一見して『Oh!　ＳＵＭＯＵ』の相撲レスラーだって分かる。<br />
金髪碧眼と、見た目はアングロサクソンなので<br />
生粋のアメ連人なのかと思うけど、<br />
母親が日本人なハーフで、日本育ちなので英語はからっきし…。<br />
家が近所だったので、子供のころは良く一緒にあそんだ幼馴染。<br />
大学出たあと相撲部屋に入門して、<br />
今では東の大関を張っている。<br />
「よう、凪、こんなとこで奇遇だな」<br />
「うん。どこ行くの？」<br />
と聞くと、トレーニングでウォーキングの途中らしい。<br />
これから海岸のドヤ街＝この江戸川ゲットーでも<br />
かなり治安が悪いので有名な簡易宿泊施設街、に聞き込みに行こうと思っていたとこなので、<br />
ボディガードに丁度いいかもと思った私は、<br />
「せっかく会ったんだから、ちょっと付き合いなさいよ」<br />
と強引に腕を取って歩き出す。<br />
「えっ？　えっ？　あ、ああ…」<br />
予定の行動を邪魔されて気になるのか、<br />
ひっぱられながら、上流の方をちらちら見てる涅芭陀（ねばだ）。<br />
うる寅のオヤジが苦笑してるのが見えた。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-24"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第２話「美少女を救出せよ」その１</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-24</link>  
    <description><![CDATA[<p>ＤＹＫＥのある場所からさほど遠くない所に、「みるくほ～る」という喫茶店ができた。ガールズカフェなウチと違って、メイドカフェぽいこと以外は、いたってノーマルな喫茶店なので、競合しないと思ってたけど、ウチより国技場に近いので、ＳＵＭＯ開催時のフツーの女性客を持って行かれることが今週の売上げからハッキリした。「秋場所中だったのに、売上げ、いつもより3割も減ってる感じ…」「――どう考えても『みるくほ～る』のせいだね。美人ウェイトレスさんが多くて、いっつも混んでて、にぎやかだし…」「も～っ、人ごとみたいに……。ウチが儲からなかったら、在住くんのバイト代だって減っちゃうかもだよ」「そ、そんなぁ…。じゃあ、ウチも美人ウェイトレスさん雇って対抗するとか？」「そうだね…」確かに美人ウェイトレスが入れば、その子目当ての女の子も増えるかもしれない。だけど、ここゲットーで美人とか、カワイイ子となると、他に稼げる商売が沢山あるだけに、フツーの時給しか出せないウチにはなかなか来てくれる人がいない。「それにしても、あのお店、そんな美人ウェイトレスを多数雇えるなんて、よっぽど時給がいいのかなぁ？」「あそこのウェイトレスさんたち、かわいいだけじゃなくて、ガラの悪いお客さんなんか、ときどき叩き出してるよ」「へー」本気で感心しているところに携帯が鳴る。あ、ツブヤラのおっちゃんだ。「もしもし」＜毎度。隅田公園ビールジョッキ前。15時でどうだ？＞「じゃ、それで」ビールジョッキを象（かたど）ったビルと言えば、この辺では知らない人はいない。今度はどんな探偵仕事を斡旋（あっせん）してれるんだろ？つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-24T18:18:17+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
ＤＹＫＥのある場所からさほど遠くない所に、<br />
「みるくほ～る」という喫茶店ができた。<br />
ガールズカフェなウチと違って、<br />
メイドカフェぽいこと以外は、<br />
いたってノーマルな喫茶店なので、<br />
競合しないと思ってたけど、ウチより国技場に近いので、<br />
ＳＵＭＯ開催時のフツーの女性客を持って行かれることが<br />
今週の売上げからハッキリした。<br />
「秋場所中だったのに、売上げ、いつもより3割も減ってる感じ…」<br />
「――どう考えても『みるくほ～る』のせいだね。<br />
美人ウェイトレスさんが多くて、いっつも混んでて、にぎやかだし…」<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110924kadeno.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110924kadeno.jpg" width="402" height="413" border="0" align="" alt="110924kadeno.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110924kadeno.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「も～っ、人ごとみたいに……。<br />
ウチが儲からなかったら、在住くんのバイト代だって減っちゃうかもだよ」<br />
「そ、そんなぁ…。<br />
じゃあ、ウチも美人ウェイトレスさん雇って対抗するとか？」<br />
「そうだね…」<br />
確かに美人ウェイトレスが入れば、<br />
その子目当ての女の子も増えるかもしれない。<br />
だけど、ここゲットーで美人とか、カワイイ子となると、<br />
他に稼げる商売が沢山あるだけに、<br />
フツーの時給しか出せないウチにはなかなか来てくれる人がいない。<br />
「それにしても、あのお店、そんな美人ウェイトレスを多数雇えるなんて、<br />
よっぽど時給がいいのかなぁ？」<br />
「あそこのウェイトレスさんたち、かわいいだけじゃなくて、<br />
ガラの悪いお客さんなんか、ときどき叩き出してるよ」<br />
「へー」<br />
本気で感心しているところに携帯が鳴る。<br />
あ、ツブヤラのおっちゃんだ。<br />
「もしもし」<br />
＜毎度。隅田公園ビールジョッキ前。15時でどうだ？＞<br />
「じゃ、それで」<br />
ビールジョッキを象（かたど）ったビルと言えば、この辺では知らない人はいない。<br />
今度はどんな探偵仕事を斡旋（あっせん）してれるんだろ？<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-17"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第1話「相続人を探し出せ」その１２</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-17</link>  
    <description><![CDATA[<p>在住くんが接客してて、厨房担当の私がココにいるのに何故？疑問符だらけの私に気がついた在住が、「凪ねえ、遅いよ！　義母（かあ）さんが厨房入ってくれてるからよかったけど」「え!?　うそ…」そう言われて慌てて厨房に飛び込むと、私の実の母・潮（うしお）が厨房内で縦横無尽に料理を作製してるところだった。「あらあら凪ちゃん、営業時間に遅れるなんて、いいご身分ねぇ。ウチだったら営倉入りよ」「ママ、ここは軍隊じゃないし……」「やだ、ママは元軍人じゃなくて元自衛官▽」にっこりと微笑む母は、娘の私が言うのもなんだけど、華奢な感じのするアラフォー美人。この人が、自衛隊の元二佐で、マーシャルアーツの教官をしていたとはとても思えない。自衛隊が解体された今も軍人ぽさが抜けなくて、ときどきぎょっとさせられることがある。まあ、やっぱり元自衛官の父といっしょに密かにレジスタンス活動を続けてるんだから仕方ないか…。「で、ところでそのケースはなぁに？」と聞かれてぎくっとする。「まさかとは思うけど、パパに内緒で探偵業続けてるんじゃないわよね？」「ち、ち、ち、違うよぉっ。探偵は危ないから、パパがダメだって言ってたもん▽」父と母が再婚したのは私が15歳のとき。当時レンジャー部隊の隊長だった父は、家にはたまにしか帰ってこなかったけど、娘ができたとすっごく喜んで、目に入れても痛くないという勢いで可愛がってくれた。一方、母が教えてくれていた護身術で基礎ができていた私に、レンジャー部隊で習得していくいろいろな体術とサバイバル技術を教え込んでくれた。そのときは本当に厳しかったけど、それもこれも半端に教えて怪我でもすることを恐れてのことだということが私には分かった。血は繋がってないけど、大好きな父。その父が禁止している探偵業を続けてるのがバレたら、父は滂沱（ぼうだ）の涙を流して悲しむことは必至。内心だらだらと汗をかきながら、母親の方を見ると、「別に私はどっちでもいいんだけどね。半分でいいんだけど…」と何食わぬ顔。今の言葉の言外の意味をくみ取ると、＜パパには内緒にしておいてあげるから、それ半分口止め料にちょうだい▽＞と言われているに違いない。250枚になったら、スペクトラファイバーの新スーツ買えないじゃない～～っ！母は現在、鎌倉でアメ連に抗戦し続けている弾正府の情報部を統括してるから、この江戸川ゲットーの動きもチェックしてるはず。それでこんなにタイミング良くお店に…。「..</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-17T07:55:44+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
在住くんが接客してて、厨房担当の私がココにいるのに何故？<br />
疑問符だらけの私に気がついた在住が、<br />
「凪ねえ、遅いよ！　義母（かあ）さんが厨房入ってくれてるからよかったけど」<br />
「え!?　うそ…」<br />
そう言われて慌てて厨房に飛び込むと、<br />
私の実の母・潮（うしお）が厨房内で縦横無尽に料理を作製してるところだった。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110910ushio.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110910ushio.jpg" width="352" height="420" border="0" align="" alt="110910ushio.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110910ushio.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「あらあら凪ちゃん、<br />
営業時間に遅れるなんて、いいご身分ねぇ。ウチだったら営倉入りよ」<br />
「ママ、ここは軍隊じゃないし……」<br />
「やだ、ママは元軍人じゃなくて元自衛官▽」<br />
にっこりと微笑む母は、娘の私が言うのもなんだけど、<br />
華奢な感じのするアラフォー美人。<br />
この人が、自衛隊の元二佐で、<br />
マーシャルアーツの教官をしていたとはとても思えない。<br />
自衛隊が解体された今も軍人ぽさが抜けなくて、<br />
ときどきぎょっとさせられることがある。<br />
まあ、やっぱり元自衛官の父といっしょに<br />
密かにレジスタンス活動を続けてるんだから仕方ないか…。<br />
「で、ところでそのケースはなぁに？」<br />
と聞かれてぎくっとする。<br />
「まさかとは思うけど、パパに内緒で探偵業続けてるんじゃないわよね？」<br />
「ち、ち、ち、違うよぉっ。探偵は危ないから、<br />
パパがダメだって言ってたもん▽」<br />
父と母が再婚したのは私が15歳のとき。<br />
当時レンジャー部隊の隊長だった父は、<br />
家にはたまにしか帰ってこなかったけど、<br />
娘ができたとすっごく喜んで、<br />
目に入れても痛くないという勢いで可愛がってくれた。<br />
一方、母が教えてくれていた護身術で基礎ができていた私に、<br />
レンジャー部隊で習得していくいろいろな体術とサバイバル技術を教え込んでくれた。<br />
そのときは本当に厳しかったけど、<br />
それもこれも半端に教えて怪我でもすることを<br />
恐れてのことだということが私には分かった。<br />
血は繋がってないけど、大好きな父。<br />
その父が禁止している探偵業を続けてるのがバレたら、<br />
父は滂沱（ぼうだ）の涙を流して悲しむことは必至。<br />
内心だらだらと汗をかきながら、母親の方を見ると、<br />
「別に私はどっちでもいいんだけどね。半分でいいんだけど…」<br />
と何食わぬ顔。<br />
今の言葉の言外の意味をくみ取ると、<br />
＜パパには内緒にしておいてあげるから、<br />
それ半分口止め料にちょうだい▽＞<br />
と言われているに違いない。<br />
250枚になったら、<br />
スペクトラファイバーの新スーツ買えないじゃない～～っ！<br />
母は現在、鎌倉でアメ連に抗戦し続けている弾正府の情報部を統括してるから、<br />
この江戸川ゲットーの動きもチェックしてるはず。<br />
それでこんなにタイミング良くお店に…。<br />
「ママ、職権乱用じゃないっ！」<br />
と叫んでも、<br />
「あらあら、ママは何も言ってませんけど……」<br />
とあくまでも何も知りませんという呈で、料理を作り続けてる。<br />
探偵家業を父親に知られたら、絶対家に連れ戻された挙げ句、<br />
きまじめな軍人と結婚させられて、<br />
一生牢獄のような結婚生活を送るハメになるに決まってる…。<br />
父が悲しむかと思うと、きっと離婚も出来ないだろうし…。<br />
「……私の負け…。半分持ってって…」<br />
諦めた私はパラジウム金貨の半分250枚を残してケースを差し出した。<br />
「ありがと▽」<br />
たぶんこの笑顔を見た男の10人中8人は陥落するだろうなぁと思いながら、<br />
ソムリエエプロンを締めると母とチェンジする。<br />
「たまには家にも顔出してね。パパ喜ぶから」<br />
と言うと母はアタッシュケースを掴んでお店を出て行った。<br />
ご飯ぐらい食べて行けばいいのにと思いつつ、<br />
枚数が１／４(クオーター)になったバナジウム貨を金庫にしまう。<br />
ああ、またツブラヤのおじさんから仕事もらわなくちゃなーと思いながら、<br />
続々と入ってくるオーダーをこなす私だった。<br />
<br />
おわり<br />
第二話につづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/XnuiyzllN6X3?type=2&amp;ent=e1c3f7cd8efb2a16174024f4798a78f1">
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    <link>http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/XnuiyzllN6X3?type=2&amp;ent=e1c3f7cd8efb2a16174024f4798a78f1</link>
    <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/XnuiyzllN6X3?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/BSKmIp6pNI2A/XnuiyzllN6X3?type=3&ent=e1c3f7cd8efb2a16174024f4798a78f1"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 『本格ミステリー』の犯人と動機をあてて正解者に抽選でプレゼント♪副賞も！ </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
    <dc:date>2011-09-17T07:55:44+09:00</dc:date>
  </item>
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-10"> 
    <title>豪快！　両国夢想」第1話「相続人を探し出せ」その11</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-10</link>  
    <description><![CDATA[<p>５私たちは、依頼主であるツブラヤに連絡を取ると、指定された待ち合わせの場所・錦糸町の猿江恩賜公園に急いだ。そこには、ツブラヤとアタッシュケースを持った黒服十数人がすでに待ちかまえていて、カーネル様から藤谷老人を受け取ると真っ黒いバンに乗せ、あわただしく去っていく。「どちらが取るのかは、話し合いで決めてくれ」ツブラヤは、ジュラルミンケースの蓋（ふた）を開け、私たちに中身を確認させる。「んじゃまた頼むわ」と言うと例のアルティメットなヘルメットをかぶりカブに乗って走り去った。「半分づつでいいかな？」というカーネル様の申し出にコクリと頷く。500枚あれば服が買えるだけにぜんぜん文句なし。もとよりカーネル様の意見に異論なんてあるはずもなく…。「私なんか何もしてないのに…」しおらしく言う私にパラジウム貨500枚の詰まったケースを持たせる。「カーネル様…▽」ボーとしている私に、「じゃあ、また会おう！」そう言うと颯爽と走り去っていく。アタッシュケースを抱きしめながら、暫く幸せな気分で後ろ姿を見送った私だった。そんな私のしあわせ時空を破壊するように、江戸川自治政府の地域防災用拡声器から、時報代わりの音楽が聞こえてきた。――ってことは、ＤＹＫＥの営業時間じゃない！　電車なんていつくるか分からないので、錦糸町から両国までダッシュする。瞬発力には自信があるけど、持久力はまるでない私。ＤＹＫＥに到着したのは、営業開始時間を30分もオーバーした1７時30分だった。「ご、　ごめ～～んっ！」ひとりで留守番してる在住（ありずみ）くんがてんてこ舞い状態になってるかと思ったら、なんと余裕で働いてる。ちゃんといつも通りお客さんが入ってて、忙しい晩ご飯時なのに、何故？　つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-10T14:53:41+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
５<br />
私たちは、依頼主であるツブラヤに連絡を取ると、<br />
指定された待ち合わせの場所・錦糸町の猿江恩賜公園に急いだ。<br />
そこには、ツブラヤと<br />
アタッシュケースを持った黒服十数人がすでに待ちかまえていて、<br />
カーネル様から藤谷老人を受け取ると<br />
真っ黒いバンに乗せ、あわただしく去っていく。<br />
「どちらが取るのかは、話し合いで決めてくれ」<br />
ツブラヤは、ジュラルミンケースの蓋（ふた）を開け、<br />
私たちに中身を確認させる。<br />
「んじゃまた頼むわ」<br />
と言うと例のアルティメットなヘルメットをかぶりカブに乗って走り去った。<br />
「半分づつでいいかな？」<br />
というカーネル様の申し出にコクリと頷く。<br />
500枚あれば服が買えるだけにぜんぜん文句なし。<br />
もとよりカーネル様の意見に異論なんてあるはずもなく…。<br />
「私なんか何もしてないのに…」<br />
しおらしく言う私にパラジウム貨500枚の詰まったケースを持たせる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110907nagiE382B9.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110907nagiE382B9.jpg" width="368" height="457" border="0" align="" alt="110907nagiス.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110907nagiE382B9.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
「カーネル様…▽」<br />
ボーとしている私に、<br />
「じゃあ、また会おう！」<br />
そう言うと颯爽と走り去っていく。<br />
アタッシュケースを抱きしめながら、<br />
暫く幸せな気分で後ろ姿を見送った私だった。<br />
そんな私のしあわせ時空を破壊するように、<br />
江戸川自治政府の地域防災用拡声器から、<br />
時報代わりの音楽が聞こえてきた。<br />
――ってことは、ＤＹＫＥの営業時間じゃない！　<br />
電車なんていつくるか分からないので、<br />
錦糸町から両国までダッシュする。<br />
瞬発力には自信があるけど、持久力はまるでない私。<br />
ＤＹＫＥに到着したのは、<br />
営業開始時間を30分もオーバーした1７時30分だった。<br />
「ご、　ごめ～～んっ！」<br />
ひとりで留守番してる在住（ありずみ）くんがてんてこ舞い状態になってるかと思ったら、<br />
なんと余裕で働いてる。<br />
ちゃんといつも通りお客さんが入ってて、<br />
忙しい晩ご飯時なのに、何故？　<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第1話「相続人を探し出せ」その１０</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-02</link>  
    <description><![CDATA[<p>そんな感動に打ちひしがれる私に水を差すように、「お取り込み中のところ、もうしわけないけど、私たちが先に運び出すトコだったんだけどっ！」そう言いながら切っ先鋭くつっこんできたのはタチアナ皇女大佐だった。ふたりともスルリと避ける。タチアナ、あなたの言うとおり取り込み中なのに～～っ！「おっと、イキナリご挨拶だな。先客とはいえ、キミたちVK団に渡したら、このご老人は抹殺されてしまうだろう？」タチアナの文句に異を唱えるカーネル様に、「そんなことは、私たちのあずかり知らぬことっ！」となおもサーベルを稲妻のように走らせる。その鋭さは、ぜいぜい胸の発育の悪い中学1年生ぐらいにしか見えない少女から繰り出される斬撃とは思えない。ロシアの皇帝ニコライ2世の娘で、1897年生まれという、彼女につきまとうひとつの都市伝説も本当なのかもしれない。――なんて考えてたら、切っ先はこちらに向かってきて、危なく串刺しにされそうになる。「か弱い少女と戦う事は出来ない！　ここは…逃げよう！」「はい！」タチアナが、か弱いかどうかかはなはだ疑問だけど、カーネル様が言うならきっとそう。私たちは一目散に寺院の入口に向かう。タチアナが追いかけてこようとしたが、ＶＳ団の手下たちがダイブッダに手間取っているのと、新手の坊主レスラーに行く手を阻まれて断念したようだ。「覚えてらっしゃいっ！」タチアナの捨て台詞が背後から響いた。つづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-03T00:26:57+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
そんな感動に打ちひしがれる私に水を差すように、<br />
「お取り込み中のところ、もうしわけないけど、<br />
私たちが先に運び出すトコだったんだけどっ！」<br />
そう言いながら切っ先鋭くつっこんできたのはタチアナ皇女大佐だった。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110902tachia.JPG" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110902tachia.JPG" width="539" height="756" border="0" align="" alt="110902tachia.JPG" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110902tachia.JPG.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
ふたりともスルリと避ける。<br />
タチアナ、あなたの言うとおり取り込み中なのに～～っ！<br />
「おっと、イキナリご挨拶だな。<br />
先客とはいえ、キミたちVK団に渡したら、<br />
このご老人は抹殺されてしまうだろう？」<br />
タチアナの文句に異を唱えるカーネル様に、<br />
「そんなことは、私たちのあずかり知らぬことっ！」<br />
となおもサーベルを稲妻のように走らせる。<br />
その鋭さは、ぜいぜい胸の発育の悪い中学1年生ぐらいにしか見えない少女から<br />
繰り出される斬撃とは思えない。<br />
ロシアの皇帝ニコライ2世の娘で、<br />
1897年生まれという、<br />
彼女につきまとうひとつの都市伝説も本当なのかもしれない。<br />
――なんて考えてたら、切っ先はこちらに向かってきて、<br />
危なく串刺しにされそうになる。<br />
「か弱い少女と戦う事は出来ない！　ここは…逃げよう！」<br />
「はい！」<br />
タチアナが、か弱いかどうかかはなはだ疑問だけど、<br />
カーネル様が言うならきっとそう。<br />
私たちは一目散に寺院の入口に向かう。<br />
タチアナが追いかけてこようとしたが、ＶＳ団の手下たちがダイブッダに手間取っているのと、<br />
新手の坊主レスラーに行く手を阻まれて断念したようだ。<br />
「覚えてらっしゃいっ！」<br />
タチアナの捨て台詞が背後から響いた。<br />
<br />
つづく<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-08-27"> 
    <title>「豪快！　両国夢想」第1話「相続人を探し出せ」その9</title>  
    <link>http://niraku.blog.so-net.ne.jp/2011-08-27</link>  
    <description><![CDATA[<p>これが私のもうひとつの趣味、謎の覆面ＳＵＭＯＵレスラー「バトルTOKYO」。このコスチュームを、さらに高性能な新素材で新調するのに500枚のバナジウム貨が欲しいんだよね～。変身を遂げた私は、藤谷老人のいる方へ飛び出した。私が着替えてるあいだにダイブッダのフケは明らか指向性を持ってタチアナたちのほうへ向かって漂っていき、「ダンドラフバーニング！」と叫んだダイブッダがギリッと金歯をこすり合わせて火花を散らすと、フケが連鎖的に爆発して部屋の中がメチャクチャになる。あら～～、これじゃさすがにタチアナたちもただじゃすまないかなと思いながら、煙が収まる前に藤谷老人を奪回して逃げようと、おじいさんがいた方向へと移動する。見当を付けたところに藤谷老人はいた。だけど、そこにはもうひとり予期しなかった人物が…♪アンクルサムのシルクハットをかぶり、服装はケンタッキー州名誉大佐な唐揚げ屋さんのご老体そっくりでガチガチのコンサバかと思わせるものの、その正体はリベラルというエキセントリックなヒーロー。そして私の憧れの人――。「カーネル・アメリカ様…」って、このコスチュームじゃ正体を明かせないから、私だって分かって貰えないじゃない!!慌てて部屋にただようスモークに紛れて、物陰で脱ぎ散らかした服を着ると、仮面を外す。何食わぬ顔でカーネル・アメリカ様に近寄って行くと、私に気がついて、微笑む口元から白い歯がキラリと輝く。「やあ！　キミはたしか両国の喫茶店DYKＥ（ダイク）のオーナー凪さんじゃないかっ！こんな場所でお会いするとは奇遇だね」藤谷老人を小脇に抱えながら、さわやかに挨拶してくる。えええ――っ、カーネル様、私のこと知っててくれたのっ!!!感動でくずおれそうになる私を片手でささえると、「おっと、大丈夫かい？　もしかしてキミもこのご老人にご用かい？」そう聞いてくるカーネル様に「は…はいっ！」と腕の中でうっとりとしながら答える私。＜ああっ、もう私どうなってもいいっ！＞その10につづく</p>]]></description>  
    <dc:subject>小説</dc:subject>  
    <dc:creator>moe</dc:creator>  
    <dc:date>2011-08-27T14:26:34+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
これが私のもうひとつの趣味、<br />
謎の覆面ＳＵＭＯＵレスラー「バトルTOKYO」。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/110826nagi-004e7.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_110826nagi-004e7.jpg" width="523" height="524" border="0" align="" alt="110826nagi.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_110826nagi-004e7.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
このコスチュームを、さらに高性能な新素材で新調するのに<br />
500枚のバナジウム貨が欲しいんだよね～。<br />
変身を遂げた私は、藤谷老人のいる方へ飛び出した。<br />
私が着替えてるあいだにダイブッダのフケは<br />
明らか指向性を持ってタチアナたちのほうへ向かって漂っていき、<br />
「ダンドラフバーニング！」<br />
と叫んだダイブッダがギリッと金歯をこすり合わせて火花を散らすと、<br />
フケが連鎖的に爆発して部屋の中がメチャクチャになる。<br />
あら～～、これじゃさすがにタチアナたちもただじゃすまないかなと思いながら、<br />
煙が収まる前に藤谷老人を奪回して逃げようと、<br />
おじいさんがいた方向へと移動する。<br />
見当を付けたところに藤谷老人はいた。<br />
だけど、そこにはもうひとり予期しなかった人物が…♪<br />
アンクルサムのシルクハットをかぶり、<br />
服装はケンタッキー州名誉大佐な唐揚げ屋さんのご老体そっくりで<br />
ガチガチのコンサバかと思わせるものの、<br />
その正体はリベラルというエキセントリックなヒーロー。<br />
そして私の憧れの人――。<br />
「カーネル・アメリカ様…」<br />
って、このコスチュームじゃ正体を明かせないから、<br />
私だって分かって貰えないじゃない!!<br />
慌てて部屋にただようスモークに紛れて、<br />
物陰で脱ぎ散らかした服を着ると、仮面を外す。<br />
何食わぬ顔でカーネル・アメリカ様に近寄って行くと、<br />
私に気がついて、微笑む口元から白い歯がキラリと輝く。<br />
「やあ！　キミはたしか両国の喫茶店<br />
DYKＥ（ダイク）のオーナー凪さんじゃないかっ！<br />
こんな場所でお会いするとは奇遇だね」<br />
藤谷老人を小脇に抱えながら、さわやかに挨拶してくる。<br />
<a href="http://niraku.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_dfa/niraku/1108262nagi.jpg" target="_blank"><img src="/_images/blog/_dfa/niraku/m_1108262nagi.jpg" width="395" height="535" border="0" align="" alt="1108262nagi.jpg" onclick="location.href = 'http://niraku.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_1108262nagi.jpg.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />
えええ――っ、カーネル様、私のこと知っててくれたのっ!!!<br />
感動でくずおれそうになる私を片手でささえると、<br />
「おっと、大丈夫かい？　もしかしてキミもこのご老人にご用かい？」<br />
そう聞いてくるカーネル様に<br />
「は…はいっ！」<br />
と腕の中でうっとりとしながら答える私。<br />
＜ああっ、もう私どうなってもいいっ！＞<br />
<br />
その10につづく<br />
<a name="more"></a>
]]></content:encoded> 
  </item>
  <item rdf:about="http://rss.rssad.jp/rss/ad/BSKmIp6pNI2A/aubxE7lTZkBp?type=2&amp;ent=7fc6044e7bae26408b636a20076e9182">
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    <dc:date>2011-08-27T14:26:34+09:00</dc:date>
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