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    <title>無人島に持っていく100冊の本と1000枚のCD。</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/</link>  
    <description>「１冊だけ～１枚だけ～」なんて、ケチくさいこと言うなよ。世の中に星の数くらいある本と音楽の中から、ひとつずつなんて選べるワケないじゃん。全部持っていこうぜ、全部！</description>  
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    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2012-02-27T22:27:53+09:00</dc:date>  
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  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2012-02-27"> 
    <title>【無人島239日目】Bruno Mars "Doo-Wops &amp; Hooligans"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2012-02-27</link>  
    <description>Doo-Wops &amp;amp; Hooligansアーティスト: Bruno Mars出版社/メーカー: Elektra / Wea発売日: 2010/10/12メディア: CD239日目。冬の寒さがほんの少しだけ緩み、梅にはまだ早いですが、目には見えないところに春の予感がします。暦も今週で弥生に……って、やだ、もう３月？！　ブログ超ほったらかし！　前回更新したのが12月21日でしたから、かれこれ2ヶ月以上ほったらかしジャーマンです。最後のエントリーで「今年の総決算！まずはBOOK部門！」とかつって、結局CD部門やってねえし。ダメダメですな。楽しみにしてくださってるみなさま、ホントすみません。勝手にそういう方がいらっしゃるって体になってますが、ホントすみません。</description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2012-02-27T22:27:53+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003ZJ0ZX0/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41kYJ%2BwjfqL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Doo-Wops &amp; Hooligans" title="Doo-Wops &amp; Hooligans"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003ZJ0ZX0/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Doo-Wops &amp; Hooligans</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Bruno Mars</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Elektra / Wea</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/10/12</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">239日目。冬の寒さがほんの少しだけ緩み、梅にはまだ早いですが、目には見えないところに春の予感がします。暦も今週で弥生に……って、やだ、もう３月？！　ブログ超ほったらかし！　前回更新したのが12月21日でしたから、かれこれ2ヶ月以上ほったらかしジャーマンです。最後のエントリーで「今年の総決算！まずはBOOK部門！」とかつって、結局CD部門やってねえし。ダメダメですな。楽しみにしてくださってるみなさま、ホントすみません。勝手にそういう方がいらっしゃるって体になってますが、ホントすみません。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">で、この2ヶ月なにをしてたかっつうと、特に何もしてなかったりするのですが、唯一特筆できるのは、生まれて始めて「DJ」ってヤツをいたしました。つっても、貸し切りパーティのクラブバーで、素人DJが好きな曲を流すというだけなので、本職の方には到底お聞かせできるようなプレイではないのですが、なにはともあれ、ウレシハズカシ42歳の初体験でした。<br />
<br />
正直自分でやるまで「DJ」って、小首傾げて片耳にヘッドフォンをあて、特に意味もなくつまみを回しながら、たまにフロアーに向かって中指立てたりしてればいいのかと思っていた（←失礼）のですが、実は結構やること多いんですね。もちもちと曲の頭出ししたり、BPMやピッチを揃えたりしていると、あっという間に前の曲が終わってしまって、フロア中を凍り付かせてみたりと、新鮮な体験でした。<br />
<br />
セットリストは、古いジャズのリミックスや初期のBrian Enoあたりで渋ちんにキメようと思ったのですが「誰も踊らないと思うよ……」という友人の適切なダメ出しに従い、普段自分ではあまり聴かないヒットチャートものをこれでもか！ってくらいに並べ、没個性かつ時代に媚びた選曲に。<br />
<br />
しかし聴き込んでいくと、売れている曲は売れているだけあって、とてもキャッチーでキュートな曲が多いですな。Katy PerryやらCee Lo Greenやら、初めてちゃんと聴きましたが、持続性のない麻薬みたいで気持ちいいし、アメリカの若い子たちがハマるのもよく分かる気がしました。特にその中でも「こいつぁスゲーや」と思ったのはこの人。<br />
<br />
<br />
<iframe frameborder="0" width="480" height="270" src="http://www.dailymotion.com/embed/video/xoldx3"></iframe><br /><a href="http://www.dailymotion.com/video/xoldx3_2122122555_lifestyle" target="_blank">2122122555</a> <i>投稿者 <a href="http://www.dailymotion.com/YardieGoals" target="_blank">YardieGoals</a></i><br />
<br />
<br />
<br />
Bruno Marsはハワイ出身の若干26歳。高校卒業後ロサンゼルスに移住し、音楽活動をスタート。B.o.Bの『Nothin' On You』、Travis McCoyの『Billionaire』、Cee Lo Greenの『Fuck You』などにソングライター兼客演として参加し、どの曲も大ヒットをかまします。2010年にファースト・ソロアルバム『Doo-Wops & Hooligans』を発表。シングルカットされた『Just The Way You Are』が世界的なヒットとなり、昨年のグラミー賞では最優秀男性ポップ・ボーカル賞を受賞しました。デビュー直後にコカインで捕まったりとやんちゃな一面もあるようですが、現在アメリカで最も人気のある若手アーティストの一人です。<br />
<br />
あまりにもメジャー街道すぎて、今まであえて聴いてこなかったのですが、この人はスゴイ才能ですな。ソングライターとしての天賦も驚きますが、上につけた今年のグラミー賞でのパフォーマンスも素晴らしかったです。若かりし日のマイケル・ジャクソンを彷彿とさせる、抑えきれない才能と色気とスター性に溢れかえっております。売れて当然だし、コイツが売れなかったら誰が売れるんだ？とさえ思える、分かりやすい「天才」だと思います。<br />
<br />
とはいえ、やはりおじさんはこういうヒットチャートばかり聴いているとなんだか息切れがしてしまい、ここ最近は反動でものすごいマイナーなアイリッシュフォークなんかを聴きながら過ごしております。ルールルールー。今年も細々とですがブログを更新して参りますので、楽しみにしてくださってるみなさま、どうぞヨロシク。勝手にそういう方がいらっしゃるって体になってますが、どうぞヨロシク。<br />
</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-12-21"> 
    <title>【無人島238日目】山田太一 "空也上人がいた"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-12-21</link>  
    <description><![CDATA[<p>空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)作者: 山田太一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2011/04/07メディア: 単行本238日目。さて年末ですので、今年のレビューの総決算をしたいと思います。まずはBOOK部門。今年出会って面白かった本と言えば、229日目に紹介した『きのうの神様』、伊集院静の『いねむり先生』、辻村深月の『ツナグ』、直木賞受賞作の『下町ロケット』あたりがパッと思い浮かびます。あと、新潮社の文芸誌『yom yom』の７月号に掲載された、森絵都の『ヨハネスブルクのマフィア』は、人が人に残す思いがけない「痕跡」をテーマにした短編で、減量中のボクサーのように無駄を削ぎ落した文体と、鮮やかなストーリーテリングにツボり、何度も何度も読み返しました。</p>]]></description>  
    <dc:subject>BOOK</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-12-21T06:23:54+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022508507/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jZIQKAG0L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)" title="空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022508507/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">空也上人がいた (朝日新聞出版特別書き下ろし作品)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 山田太一</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 朝日新聞出版</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/04/07</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">238日目。さて年末ですので、今年のレビューの総決算をしたいと思います。まずはBOOK部門。今年出会って面白かった本と言えば、<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">229日目</span></a>に紹介した『きのうの神様』、伊集院静の『いねむり先生』、辻村深月の『ツナグ』、直木賞受賞作の『下町ロケット』あたりがパッと思い浮かびます。あと、新潮社の文芸誌『yom yom』の７月号に掲載された、森絵都の『ヨハネスブルクのマフィア』は、人が人に残す思いがけない「痕跡」をテーマにした短編で、減量中のボクサーのように無駄を削ぎ落した文体と、鮮やかなストーリーテリングにツボり、何度も何度も読み返しました。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">でもボクが今年一番ハマったのは、山田太一著の『空也上人がいた』。山田氏が19年ぶりの書き下ろした新作小説です。先に言っておきますが、ボクは20年来の山田太一マニアでなので、今回のレビューはちょっと濃いめだと思います。<br />
<br />
まずマニアとして、山田太一氏の経歴から紹介しましょう。本名、石坂太一。昭和９年、浅草生まれ。松竹の助監督を経て、テレビドラマの脚本家に転身。『男たちの旅路』『岸辺のアルバム』『想いでづくり』などの名作ドラマを次々と発表し、70年代に向田邦子、倉本聰とともに「シナリオライター御三家」と呼ばれました。83年にスタートした『ふぞろいの林檎たち』では、学生のリアルを描き大衆人気を確立しましたが、この頃からテレビドラマよりも舞台の戯曲を多く手がけるようになります。また80年代から小説も手がけ、88年『異人たちとの夏』で山本周五郎賞を受賞。今回紹介する『空也上人がいた』は通算16作目の小説となり、ご本人曰くこれをもって「もう小説は書かない」と語り、最後の小説としても注目されています。<br />
<br />
ボクが山田太一作品に出会ったのは、83年のドラマ『早春スケッチブック』が最初だったと思います。山崎努が演じる型破りな男が、平凡な家族の「常識」をぶっ壊していくお話で、当時早熟で頭デッカチだった中学生のボクは、山崎努の「ありきたりなことをいうな！お前らは、骨の髄までありきたりだ！」という台詞に、ぶん殴られるような衝撃を受けたものです。<br />
<br />
それ以来、山田氏の書く脚本や小説、エッセイを読みふけり、心酔しました。彼の書く物語は、曖昧さがなく、多面的かつ多義的です。ひとつのテーマに対し、たくさんの事実とたくさんの見解を並べ、最終的な判断は読者（もしくは視聴者）に委ねるので、受け手は本を閉じた後、もしくはテレビを消した後にも、ずっとそのストーリーの中に取り残されてしまいます。そしてそこが、山田太一ワールドなのです。<br />
<br />
今回の小説『空也上人がいた』の主人公は、老人ホームでヘルパーとして働いていた27歳の青年。あるきっかけで老人ホームを辞めた彼は、知人の女性ケアマネージャーからの紹介で、82歳の男性の在宅介護の仕事を引き受けます。青年、女性ケアマネージャー、82歳の老人。この３人が交錯しながら、思いがけない方向へと話は進み、切ないラストへと導いていきます。<br />
<br />
「もう願い事もいくらも果せない齢になり、あと一つだけ小説を書いておきたかった。二十代の青年が語る、七十代にならなければ書けなかった物語である」とは、著者あとがきの言葉です。クリント・イーストウッドの『グラン・トリノ』にも通じる、老いの悲しみとロマンティシズムを備えた素晴らしい作品です。<br />
<br />
小説の中で、老人が青年に、京都の六波羅蜜寺にある「空也上人像」を見に行かせるシーンがあり、マニアとしてこれは見ておかなければと、ボクはわざわざ今年の秋に本を携えて、京都まで行ってきました。実物の「空也上人像」は思ったよりもはるかに地味で、たぶんこの本を読んでいなければ一生出会うこともなかっただろうと思うような小さな仏像でした。しかしその像の前にいると、小説の中の老人が、いや山田氏本人が、ボクの隣りで一緒に仏像を見つめているような気持ちがして、なんだか背筋が伸びる思いでした。そうです。そこが、山田太一ワールドなのです。<br />
</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20"> 
    <title>【無人島237日目】Mat Kearney "Sooner or Later"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20</link>  
    <description><![CDATA[<p>Young Loveアーティスト:  Mat Kearney出版社/メーカー: Republic発売日: 2011/08/02メディア: CD237日目。早いもので今年もあと10日余り。年々一年が短くなっていくのは単にボクが歳を取った証拠なのでしょうが、それにしても今年は特に短かった気がします。３月の震災から続く一連の厄災。世界各地で勃発した激しいデモ活動。タイやブラジルを襲った洪水。ジョブズ氏や金正日総書記等、世界的キーパーソンの逝去。ちょっと１年という尺には盛り込み過ぎなほどの出来事に溢れ、ボクはただうぉ〜さぉ〜しているだけで何もできず、気付けば１年が過ぎていたという感じです。みなさんの１年はいかがだったでしょう。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-12-20T00:16:30+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00545KZR4/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51lrYsY8vML._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Young Love" title="Young Love"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00545KZR4/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Young Love</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト:  Mat Kearney</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Republic</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/08/02</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">237日目。早いもので今年もあと10日余り。年々一年が短くなっていくのは単にボクが歳を取った証拠なのでしょうが、それにしても今年は特に短かった気がします。３月の震災から続く一連の厄災。世界各地で勃発した激しいデモ活動。タイやブラジルを襲った洪水。ジョブズ氏や金正日総書記等、世界的キーパーソンの逝去。ちょっと１年という尺には盛り込み過ぎなほどの出来事に溢れ、ボクはただうぉ〜さぉ〜しているだけで何もできず、気付けば１年が過ぎていたという感じです。みなさんの１年はいかがだったでしょう。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">そんな2011年の出来事を、Googleが３分弱にまとめてアップしたこの動画が話題になっています。ご覧になっていらっしゃらない方は、まずはこちらからどうぞ。<br />
<br />
<br />
<object width="500" height="284"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/SAIEamakLoY?version=3&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/SAIEamakLoY?version=3&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" width="500" height="284" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object><br />
<br />
<br />
本当によく出来ているし、こういうものを作れる企業センスはさすがですな。淡々と事実を繋いでいるだけなのに、なにか胸にグッと迫るものがあります。<br />
<br />
BGMとして使われているのは、Mat Kearneyさんというアメリカ人シンガーソングライターの『Sooner or Later』という曲。今年８月にリリースされた『Young Love』というアルバムに収録されています。まだビッグヒットに恵まれていないKearneyさんですが、これを機に大ブレイクするやもしれません。<br />
<br />
実際この楽曲は、動画に実によくマッチしていて、サビでリフレインされる「Sooner Or Later, We’re Gonna Make It（いずれなんとかなるぜ！）」という歌詞と、動画の最後に出てくる検索の文字「we made it」というGoogleからのメッセージがリンクされています。<br />
<br />
「We Made It」は、普通に訳すと「やったね！」みたいな感じですが、この動画に映し出された風景を持ってすれば、「今年１年どうにかこうにか乗り切ったね」といったほうが意図するニュアンスに近いでしょうか。2分52秒の映像の中、そのほとんどが天災や紛争や死にまつわるものばかりです。<br />
<br />
でもこうしてそれらをコラージュにして繋ぎ合わせると、目を覆いたくなる出来事も、思い出したくもない悲劇も、永遠に紡ぎ継がれるタペストリーの中のひと編みでしかないのが分かります。いつかボクたちは遠い場所から、そのタペストリーを俯瞰する時が来るのでしょうか。遅かれ早かれ、ボクたちは乗り越えていくし、乗り越えていくしかないのです。<br />
</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28"> 
    <title>【無人島236日目】ハナレグミ "天国さん"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-28</link>  
    <description><![CDATA[<p>オアシスアーティスト: ハナレグミ出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2011/09/07メディア: CD236日目。ちょっと前の話になりますが、『エンディングノート』という映画を観てきました。砂田麻美さんという33歳の女性の初監督作品で、ご自身のお父上が癌にかかり、ご他界されるまでの半年間を撮り続けた異色作。ボクはオフィシャルサイトの予告篇を見た時点で、すでに泣きそうになってしまったのですが、「身内の死」というヘビーな題材を扱いながら、笑いあり涙ありのハートウォーミングな映画で、映画館でボクは、泣きながらも笑い、切ないながらも温かい気持ちになりました。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-28T00:33:21+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0058X1B6G/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/514kQT94AfL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="オアシス" title="オアシス"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0058X1B6G/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">オアシス</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: ハナレグミ</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/09/07</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">236日目。ちょっと前の話になりますが、『エンディングノート』という映画を観てきました。砂田麻美さんという33歳の女性の初監督作品で、ご自身のお父上が癌にかかり、ご他界されるまでの半年間を撮り続けた異色作。ボクは<a href="http://www.ending-note.com/" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">オフィシャルサイト</span></a>の予告篇を見た時点で、すでに泣きそうになってしまったのですが、「身内の死」というヘビーな題材を扱いながら、笑いあり涙ありのハートウォーミングな映画で、映画館でボクは、泣きながらも笑い、切ないながらも温かい気持ちになりました。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto"><object width="500" height="284"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/55Z4XGtIxcQ?version=3&amp;hl=ja_JP"><param name="allowFullScreen" value="true"><param name="allowscriptaccess" value="always"><embed src="http://www.youtube.com/v/55Z4XGtIxcQ?version=3&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" width="500" height="284" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true"></embed></object><br />
<br />
<br />
主題歌はハナレグミの新曲『天国さん』。先月発売された５枚目のアルバム『オアシス』に収録されています。あまりにも映画の内容にピッタリなので、てっきり書き下ろしかと思いきや、映画主題歌のオファーがくる前から出来ていた曲なのだそう。でもこの歌以外には考えられないほど、映画の中に深くとけ込んでいて見事です。<br />
<br />
映画では、なによりもお父さんの、どんな時にもユーモアをなくさない、その胆力の強さに打たれます。自分がもうすぐ死ぬと分かった時に、自分のわがままや泣き言をぐっと飲み込んで、ここまで家族や周りにいる人間のことを考えられるかどうか……。ボクには到底自信がありません。<br />
<br />
この映画に関して、糸井重里氏の<a href="http://www.1101.com/ending-note/" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">「日刊イトイ新聞」</span></a>でも特集が組まれ、糸井氏と、砂田監督の師匠であられる<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-27" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">『奇跡』</span></a>の是枝裕和監督の、対談コンテンツがアップされています。その中で糸井氏が吉本隆明の言葉を引用して、こんなことを言っています。<br />
<br />
<br />
僕らやっぱりどうしても「死」っていうのは、自分の所有物みたいに考えたがる。自分の所有物としての「死」について、「俺のものだから、振り回させてくれ」ってやられるんだけど、そういうさまざまなドラマは、子どもっぽいなと思うようになった。 （糸井重里）<br />
<br />
<br />
ここだけ読んでもなんのこっちゃ分からんと思うのですが、映画を見てからこの文章を読むと、なんだか深く頷けます。「死ぬ」って、そのタイミングも方法もコントロールできないことで、例えるなら、「天災」に近いようなことなんだなーって思います。いつくるかわからないし、どんなカタチでくるのかもわからない。でもいつかは必ずくる。<br />
<br />
ボクたちのすべきことは、その「天災」が訪れたときに、慌てず笑って、できればギャグなんかもかませるくらいの余裕をもって、ドアの内側に迎え入れる準備をしておくことなのかも知れません。水や食料を買い置きしておくくらいの当たり前さで、その日のために備えておくこと。それは「死に方」を考えるように見えて、詰まるところ「生き方」の問題に他ならないのです。<br />
</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-06"> 
    <title>【無人島235日目】ウォルター・アイザクソン "スティーブ・ジョブズ I"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-06</link>  
    <description><![CDATA[<p>スティーブ・ジョブズ I作者: ウォルター・アイザクソン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/10/25メディア: ハードカバー235日目。ボクがそれまでの仕事をやめて、グラフィック・デザイナーを生業にしようと決心したのは1994年です。ハッタリをかまして出版社のデザイン部門に潜り込み、生まれて初めてあてがわれたコンピュータはMacintoshのQuadra 605でした。それから7100になり、タワー型の8500に移り、G3になった頃、別の会社に転職し、それから数年後、デザイナーとして稼いだ金で自分用のPowerBook G4 Titaniumを買ったときの高揚感は、もう10年も前の話なのに、まるで昨日のことのように覚えています。</p>]]></description>  
    <dc:subject>BOOK</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-06T22:26:42+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171260/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_abc/dir_mujinto/jobsL.jpg" class="sonet-asin-image" alt="スティーブ・ジョブズ I" title="スティーブ・ジョブズ I"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062171260/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">スティーブ・ジョブズ I</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: ウォルター・アイザクソン</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: 講談社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/10/25</li><li class="sonet-asin-label">メディア: ハードカバー</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">235日目。ボクがそれまでの仕事をやめて、グラフィック・デザイナーを生業にしようと決心したのは1994年です。ハッタリをかまして出版社のデザイン部門に潜り込み、生まれて初めてあてがわれたコンピュータはMacintoshのQuadra 605でした。それから7100になり、タワー型の8500に移り、G3になった頃、別の会社に転職し、それから数年後、デザイナーとして稼いだ金で自分用のPowerBook G4 Titaniumを買ったときの高揚感は、もう10年も前の話なのに、まるで昨日のことのように覚えています。 </p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">絵描きが慎重に筆を選ぶように、料理人が丁寧に包丁を研ぐように、写真家が大切にレンズを磨くように、ボクは仕事道具として、Macintoshコンピュータを長く愛してきました。<br />
<br />
その仕事道具にはいつも、その時代の最先端の技術が積まれ、ボクに実力以上のモノを作れる「魔法」を与えてくれました。カツカツの才能を、その魔法の道具でごまかしごまかし、ボクはどうにか食いつないできたのです。OSが新しくなり、魔法の使い方が変わるたびに、ボクは戸惑い不平を垂らしながらも、魔法を享受する端くれとして、決して遅れをとらないようにと必死についていきました。<br />
<br />
その魔法の道具を発明した人が本日お亡くなりになりました。もちろんボクは会ったことも話したこともありませんが、その人の魔法がなければ、ボクは今この場所にはいなかったことでしょう。その人は道具にだけでなく、ボク自身にまで魔法を掛けてくれたのです。『Stay Hungry, Stay Foolish』。その呪文を忘れずに、これからも彼の生み出した魔法の道具とともに、ボクはボクだけの仕事を続けていこうと思うのです。R.I.P.</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04"> 
    <title>【無人島234日目】ヌルマユ "やわらかい右手"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-04</link>  
    <description><![CDATA[<p>やわらかい右手アーティスト: ヌルマユ出版社/メーカー: FIST/sambafree.inc発売日: 2011/09/28メディア: CD234日目。週末、ボクの心の妻であるところのタテタカコ氏のライブを観てきました。場所は吉祥寺のOngoingという小さなギャラリーで、客も40人限定という小規模ライブ。心の妻はここ数年、毎年１回のペースでこのギャラリーでライブを開催しておるとのこと。しかも、別の男と。別の男って。その野郎の名前は「ヌルマユ永井」。人の心の女房となにさらしてんねん！ってことで、ライブに行く前にボクはこの、心の間男をネットで調べ上げたのでございます。そして見つけたのが、2008年にライブハウスで撮影されたこの動画でした。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-10-04T11:34:42+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005F3CD3O/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_abc/dir_mujinto/nurumayu-jk.jpg" width="200" height="200" class="sonet-asin-image" alt="やわらかい右手" title="やわらかい右手"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005F3CD3O/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">やわらかい右手</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: ヌルマユ</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: FIST/sambafree.inc</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/09/28</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">234日目。週末、ボクの心の妻であるところのタテタカコ氏のライブを観てきました。場所は吉祥寺のOngoingという小さなギャラリーで、客も40人限定という小規模ライブ。心の妻はここ数年、毎年１回のペースでこのギャラリーでライブを開催しておるとのこと。しかも、別の男と。別の男って。その野郎の名前は「ヌルマユ永井」。人の心の女房となにさらしてんねん！ってことで、ライブに行く前にボクはこの、心の間男をネットで調べ上げたのでございます。そして見つけたのが、2008年にライブハウスで撮影されたこの動画でした。 </p><br />
<a name="more"></a><p class="auto"><iframe width="500" height="369" src="http://www.youtube.com/embed/SL6STcIXaI8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
遠藤ミチロウの狂気と、envyの破壊力と、吉野寿の繊細さをマーブルチョコにしたような世界観。かつて戸川純が、好きな人を想いながら木の根元で虫のサナギになる女の歌をうたっていましたが、この歌もまた、想いの報われない時に起こる人の心の歪（いびつ）な腐食を、水の底の暗く深い場所で歌い上げています。<br />
<br />
すっかり心の妻の間男に恋（←複雑）をしてしまったボクは、さらに検索を重ね、「ヌルマユ永井」が実は「ヌルマユ」というツーピースバンドの片割れで、相方でドラムスの中村氏が体調不良でお休みの間、永井氏がソロ活動していたこと、さらには中村氏が最近復帰し、先週４年振りのアルバムを発表したことを知りました。そして早速そのアルバム『やわらかい右手』を購入してきました。<br />
<br />
ボーカルとギターとドラムスだけの編成ですが、４年というブランクを感じさせない見事な一体感と疾走感。短歌か俳句の世界の言葉選びにも似た、鮮やかでシャープなリリック。乾ききっていない傷口を引っ掻きたくなるような中毒性を持つメロディーライン。そして、シャウトというよりは雄叫びに近い全速力のボーカル。万人受けはしないだろうし、好き嫌いは大きく分かれそうだけれど、ボクを含むある種の音楽ファンには絶大な支持を受けるであろう、素晴らしい完成度です。<br />
<br />
そして迎えたライブ当日。物販コーナーにいる時の永井氏の物腰の柔らかい好青年ぶりと、ステージ上のどこか焦点の歪んだ狂気の演奏のギャップにすっかりヤラれ、過去のアルバムやソロ作品なども買い占め、サインまでねだるミーハーっぷりで楽しんできました。<br />
<br />
タテタカコ氏ご本人もステージ上で、『ヌルマユ』をもって「初めて聴いた時から好きになってしまい、しばらく追っかけをしていた」と告白するほど心酔されているようで、嫉妬よりも「さすが心の妻」と膝を叩く思いでした（意味不明）。エニウェイ、今年出会ったCDの中では、ボク的に文句なしでトップ３に入る傑作です。</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-09-15"> 
    <title>【無人島233日目】THE HIGH-LOWS "日曜日よりの使者"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-09-15</link>  
    <description><![CDATA[<p>日曜日よりの使者アーティスト: 真島昌利,甲本ヒロト出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック発売日: 2004/02/11メディア: CD233日目。先週末『未来を生きる君たちへ』という映画を観てきました。デンマークとスウェーデンの合作で、本年度のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の最優秀外国語映画賞をダブル受賞した作品です。なんだかやたら説教臭そうな邦題ですが、デンマーク語のオリジナルタイトルを直訳すると『復讐』。「やられたら、やりかえすべきか。それともグッと耐えて相手を赦すべきか」という、人間の根底的な問題をテーマにした映画で、個人的にえらく面白かったので、今日はちょっとこの映画の話をします。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-09-15T00:32:12+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000161228/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/115T5QFNQYL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="日曜日よりの使者" title="日曜日よりの使者"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000161228/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">日曜日よりの使者</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: 真島昌利,甲本ヒロト</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2004/02/11</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">233日目。先週末『未来を生きる君たちへ』という映画を観てきました。デンマークとスウェーデンの合作で、本年度のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の最優秀外国語映画賞をダブル受賞した作品です。なんだかやたら説教臭そうな邦題ですが、デンマーク語のオリジナルタイトルを直訳すると『復讐』。「やられたら、やりかえすべきか。それともグッと耐えて相手を赦すべきか」という、人間の根底的な問題をテーマにした映画で、個人的にえらく面白かったので、今日はちょっとこの映画の話をします。 </p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">舞台になるのは、デンマークとアフリカ。「国境なき医師団」として難民キャンプに通うスウェーデン人医師が、アフリカの紛争地で目の当たりにする武力勢力の暴力と、彼の息子がデンマークの学校で受けているイジメ。親子はそれぞれに不条理な暴力に直面しながら、父親は非暴力で対抗しようとし、息子は報復を企てます。<br />
<br />
子供のいる前で見知らぬ男に殴られた父親は「なんでやり返さないの？」と訝しがる子供たちに、「殴ったアイツはバカだ。でも殴り返したらお父さんもバカになるんだよ」と諭します。でも子供たちにはまったく理解されないし、さらに悪い結末への布石になってしまう。逆に、学校で受けていたイジメは、暴力でやり返すことで問題は解決する。じゃあ暴力で返すのが正解かというと、やはりそれも違う。<br />
<br />
あくまで非暴力を主張する父親の姿は、毅然としながらも哀れで滑稽だし、友達にそそのかされ、仕返しを企てる息子はどこまでも愚かです。そういう矛盾と逡巡を繰り返しながら、この映画はあるひとつの「希望」へと導いていきます。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="311" src="http://www.youtube.com/embed/rKve7ltH8Co" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
ボクは短絡的なバカなので、やられたらやり返したいと思うほうですが、同じくらい弱気で意気地ナシなので、実際には何もできず「これが大人の対応」などと周りにうそぶくタイプです。サイテー。<br />
<br />
でもこの「復讐と赦し」をテーマにした映画をみて思ったのは、この答えのない深淵な問題に直面したとき、ボクたちが唯一手にすべき武器は「ユーモア」かもしれないということ。煮えたぎる憎しみや、堪え難い忍耐を癒すのは、他愛のない冗談や笑い以外はないのです。<br />
<br />
<br />
<br />
たとえば世界中がどしゃ降りの雨だろうと <br />
ゲラゲラ笑える日曜日よりの使者 <br />
<br />
きのうの夜に飲んだグラスに飛び込んで <br />
浮き輪を浮かべた日曜日よりの使者 <br />
<br />
適当な嘘をついてその場を切り抜けて <br />
誰一人傷つけない日曜日よりの使者 <br />
<br />
流れ星がたどり着いたのは <br />
悲しみが沈む西の空 <br />
<br />
そして東から昇ってくるものを <br />
迎えに行くんだろ日曜日よりの使者 <br />
<br />
このままどこか遠く連れてってくれないか <br />
君は君こそは日曜日よりの使者 <br />
<br />
たとえばこの街が僕を欲しがっても <br />
今すぐ出かけよう日曜日よりの使者 <br />
<br />
流れ星がたどり着いたのは <br />
悲しみが沈む西の空 <br />
<br />
そして東から昇ってくるものを <br />
迎えに行くんだろ日曜日よりの使者 <br />
<br />
<br />
<br />
唐突ですが、そんなことを考えているうちに頭の中で浮かんだフレーズは、ザ・ハイロウズの『日曜日よりの使者』。元々は彼らのファースト・アルバムに収録されている曲ですが、04年にシングルカットされ有名になりました。作詞は甲本ヒロト。<br />
<br />
通説ですが、この歌はヒロトが自殺を考えるほど落ち込んでいた頃、偶然つけた日曜のテレビ番組に「ダウンタウン」が出ていて、あまりの面白さに大笑いし、自殺を思いとどまったことが経緯で作られた曲だと言われています。つまり、日曜日の使者とは「ダウンタウン」であり、ひいては「笑い」のことなのだとか。<br />
<br />
適当な嘘をついてその場を切り抜けて　誰一人傷つけない日曜日よりの使者 <br />
<br />
人は、怒らせるよりも、泣かせるよりも、笑わせるのが一番難しいといいます。相手から受けた暴力に暴力で返すよりも、相手に両頬を打たせてから説得を試みるよりも、もしかしたら相手を笑わせることができれば、それが一番の「勝ち」なのかも知れません。映画の最後に見える明るい光が、どこかこの歌の明るさにも似ていて、そんなことを考えたのです。</p><br />
<br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-08-31"> 
    <title>【無人島232日目】Anne Murray "You Needed Me"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-08-31</link>  
    <description><![CDATA[<p>Best So Farアーティスト: Anne Murray出版社/メーカー: Capitol発売日: 1994/11/29メディア: CD232日目。今年は例年より訃報を多く耳にする気がします。先週は俳優の竹脇無我氏が67歳という若さでご他界されました。正統派な二枚目ながら、どこか侠骨な横顔のある俳優さんでしたな。ボクは竹脇無我というと、２本のドラマを思い出します。１本は山田太一脚本の『岸辺のアルバム』。77年のドラマですが、ボクは中学生くらいの時に再放送で観ていました。冒頭、平凡な主婦（八千草薫）を竹脇無我が電話でナンパするシーンがあるのですが、あの深いアルトボイスで「あなたを駅のホームで見かけた。綺麗だった……」などと囁く場面では、子供ながらに「奥さん！気をつけて！」などと身もだえておりました。そうです、おかしな中学生だったのです。主題歌はJanis Ianの『Will You Dance』。軽快なワルツの曲調に乗せて、洪水で家が流されるオープニングの映像は、30年経った今でも鮮烈に思い出せます。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-08-31T00:28:15+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002TU5/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41TTDHBKQAL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Best So Far" title="Best So Far"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002TU5/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Best So Far</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Anne Murray</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Capitol</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 1994/11/29</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">232日目。今年は例年より訃報を多く耳にする気がします。先週は俳優の竹脇無我氏が67歳という若さでご他界されました。正統派な二枚目ながら、どこか侠骨な横顔のある俳優さんでしたな。ボクは竹脇無我というと、２本のドラマを思い出します。１本は山田太一脚本の『岸辺のアルバム』。77年のドラマですが、ボクは中学生くらいの時に再放送で観ていました。冒頭、平凡な主婦（八千草薫）を竹脇無我が電話でナンパするシーンがあるのですが、あの深いアルトボイスで「あなたを駅のホームで見かけた。綺麗だった……」などと囁く場面では、子供ながらに「奥さん！気をつけて！」などと身もだえておりました。そうです、おかしな中学生だったのです。主題歌はJanis Ianの『Will You Dance』。軽快なワルツの曲調に乗せて、洪水で家が流されるオープニングの映像は、30年経った今でも鮮烈に思い出せます。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">そしてもう１本は、向田邦子脚本の『幸福』。80年のドラマでボクは小学生でしたが、これはリアルタイムで観ていたような気がします。竹脇無我演じる煮え切らないダメ男と、岸恵子と中田喜子演じる姉妹との、微妙な三角関係を描いたドラマで、向田邦子の真骨頂とも言える「人間の機微と性」をテーマにした作品でした。<br />
<br />
ワキガを悩んでいる妹（かわいそうな中田喜子）が、姉（岸恵子）からも同じ臭いがすることに気づいた時、恋人（竹脇無我）の本心が分かってしまうという、超・向田邦子ワールドで、ドラマに熱中しながらも自分にはワキガがないか臭いを確かめながら観ておりました。そうです、おかしな小学生だったのです。<br />
<br />
このドラマの主題歌はカナダ人シンガー、Anne Murrayの『You Needed Me（邦題『辛い別れ』）』。78年グラミー賞最優秀ポップ女性歌手賞を受賞した楽曲で、向田邦子自身がとても好きな歌だったようです。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="405" src="http://www.youtube.com/embed/mhZQaRdR5WA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
わたしが流した涙を<br />
あなたは拭ってくれた<br />
わたしが困っていれば<br />
あなたは助けてくれた<br />
わたしが売り飛ばした心を<br />
あなたは買い戻してくれた<br />
わたしを励まし<br />
大切なものを教えてくれた<br />
<br />
なぜだろう<br />
あなたもわたしを必要としてくれた<br />
<br />
わたしにもう一度<br />
ひとりで立てる力をくれた<br />
わたしにもう一度<br />
世界に向き合う力をくれた<br />
わたしを高台まで抱き上げ<br />
永遠を見せてくれた<br />
<br />
あなたもわたしを必要としてくれた<br />
<br />
信じられない<br />
わたしには信じられない<br />
わたしにはあなたが必要で<br />
あなたもいつもそこにいてくれたのに<br />
どこにもいかない　ずっとここにいる<br />
バカだと言われてもいい<br />
やっと本当に大切な人を見つけたのに<br />
<br />
わたしの手が冷たければ<br />
あなたは握ってくれた<br />
わたしが迷っていれば<br />
あなたは連れて帰ってくれた<br />
わたしがあきらめたとき<br />
あなたは希望をくれた<br />
わたしがついたうそを<br />
あなたは本当にしてくれた<br />
わたしを友達とさえ呼んでくれた<br />
<br />
あなたはわたしを必要としてくれた<br />
あなたはわたしを必要としてくれた<br />
<br />
<br />
<br />
このドラマの冒頭では、毎回こんなテロップで流れていました。<br />
<br />
『素顔の幸福はしみもあれば、涙の痕もあります。思いがけない片隅に、不幸のなかに転がっています。屑ダイヤより小さいそれに気がついて掌にすくい上げることの出来る人を、幸福というのかもしれません。』<br />
<br />
これは引用ではなく、向田邦子自身の言葉です。当時は子供過ぎて分からなかったのですが、四十路を過ぎた今読むと、痛いほど理解できます。もしかしたら、この主題歌『You Needed Me』の歌詞も、同じことを歌っているのかも知れません。なにはともあれ、先週逝去された昭和の二枚目役者と、その翌日に30回目の命日を迎えた稀代の脚本家・向田邦子に。合掌。</p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-07-28"> 
    <title>【無人島231日目】Sarah McLachlan "Angel"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-07-28</link>  
    <description><![CDATA[<p>Surfacing [ENHANCED CD]アーティスト: Sarah McLachlan 出版社/メーカー: Arista発売日: 1997/08/22メディア: CD231日目。英国のシンガー・ソングライター、エイミー・ワインハウスさんがご他界されたそうです。生涯でたった２枚のアルバムしか残していないにも関わらず、その類い稀な才能とスキャンダラスな人生で、03年のデビューからあれよあれよと英国で最も人気の高いアーティストの一人となったエイミーさん。ビリー・ホリデイの再来と呼ばれたその甘くハスキーな歌声は、ビリー・ホリデイと同じくドラッグに蝕まれ、あえなく天に召されました。享年27歳。「まだまだこれからの人だったのに」と誰もが惜しむ、天才ミュージシャンの急逝でした。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-07-28T11:36:10+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VT6/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/410wzIc5CZL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Surfacing [ENHANCED CD]" title="Surfacing [ENHANCED CD]"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002VT6/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Surfacing [ENHANCED CD]</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Sarah McLachlan </li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Arista</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 1997/08/22</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">231日目。英国のシンガー・ソングライター、エイミー・ワインハウスさんがご他界されたそうです。生涯でたった２枚のアルバムしか残していないにも関わらず、その類い稀な才能とスキャンダラスな人生で、03年のデビューからあれよあれよと英国で最も人気の高いアーティストの一人となったエイミーさん。ビリー・ホリデイの再来と呼ばれたその甘くハスキーな歌声は、ビリー・ホリデイと同じくドラッグに蝕まれ、あえなく天に召されました。享年27歳。「まだまだこれからの人だったのに」と誰もが惜しむ、天才ミュージシャンの急逝でした。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">27歳で亡くなったミュージシャンのことを『Forever 27 Club』もしくは『Club 27』と呼ぶのだそう。ブライアン・ジョーンズ（ローリング・ストーンズ）、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリスン（ドアーズ）、カート・コバーン（ニルバーナ）らがメンバーとして名を連ねるこのクラブは、若くしてミュージシャンとして名を馳せ、奇しくも同じ27歳にしてその人生にピリオドを打った若き天才たちの総称。知らず知らずにエイミーさんも、そのクラブに呼ばれていたのかも知れません。<br />
<br />
『Club 27』のメンバーに共通するのは年齢だけでなく、彼らの死が薬物に関わるものだったことも挙げられます。溺死、窒息死、心臓発作。それぞれ死因は違えども、ヘロインやエクスタシーなどのドラッグの乱用が、結果彼らを死に追いつめていたことは事実です。ボクは、そんなドラッグによる悲劇を耳にするたびに、この歌を思い出します。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="405" src="http://www.youtube.com/embed/i1GmxMTwUgs" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
チャンスを待ちわびている<br />
すべてがチャラになる瞬間を<br />
いつも何かにイライラしながら<br />
１日を終えるのはもううんざりだ<br />
<br />
気晴らししたい　解放されたい<br />
記憶を血管から抜き取って自分を空っぽにする<br />
身軽になったその瞬間に<br />
至福ってやつに会えるかも知れない<br />
<br />
天使に抱かれてここから飛び立とう<br />
この薄汚いホテルの一室から<br />
この身の毛のよだつ永遠から<br />
<br />
音のない妄想の瓦礫から<br />
天使に救い出されて<br />
ようやく安らぎを見つけるんだ、僕は<br />
<br />
<br />
<br />
カナダの女性シンガー・ソングライター「サラ・マクラクラン」の98年のヒット曲『Angel』は、その前年に「Smashing Pumpkins」のメンバーが薬物で急死したことにインスパイアされて作った曲だと、本人が語っています。<br />
<br />
「八方塞がりで身動きが取れず、もう自分が誰なのかも分からないくらい最悪な時、そこから逃げ出す方法があればすがってしまうのは分かる。でもそれはヘロインだけじゃない。エスケイプする方法は他にもたくさんある」。（サラ・マクラクランのインタビュー記事より抜粋意訳）<br />
<br />
長生きすることだけが幸せだとは思わないし、27歳までになにかを極め完結させたその人生に憧れを覚えないと言えば嘘になりますが、それでも年長の音楽ファンとして、エイミー・ワインハウスにはやっぱりもっと生きていてほしかったし、あのベルベット・スモーキーな歌声がこれからどんな風に年を重ねるのか、ボクは聴いてみたかった。いつかあの世で『Club 27』の特別セッション・ライブを観る日まで。R.I.P. </p><br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-07-08"> 
    <title>【無人島230日目】Dido and A.R. Rahman "If I Rise"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-07-08</link>  
    <description><![CDATA[<p>Soundtrackアーティスト: A.R. Rahman出版社/メーカー: Interscope Records発売日: 2010/11/22メディア: CD230日目。週末、ダニー・ボイル監督作の新作映画『127時間』を観てきました。『スラムドッグ$ミリオネア』で09年のアカデミー賞を総ナメしたダニー・ボイルが、今回も斬新で独特な世界を見事に切り取っております。目を覆うようなシーンが何度も出てきましたが、不覚にもボクはラストで落涙してしまいました。子供や動物を扱った映画でまんまと泣かされてしまうことはありますが、分かりやすい「泣きドコロ」もなく、悲しいエンディングですらないのに、訳の分からない感情を突き動かされて、知らないうちに涙がだくだくに流れておりました。なんだか、心を裸に剥かれて乱暴された気がする。バカにしないでっ！訴えてやるんだからっ！</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-07-08T00:00:00+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00473MLG2/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zzaxWDDzL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Soundtrack" title="Soundtrack"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00473MLG2/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Soundtrack</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: A.R. Rahman</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Interscope Records</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/11/22</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">230日目。週末、ダニー・ボイル監督作の新作映画『127時間』を観てきました。『スラムドッグ$ミリオネア』で09年のアカデミー賞を総ナメしたダニー・ボイルが、今回も斬新で独特な世界を見事に切り取っております。目を覆うようなシーンが何度も出てきましたが、不覚にもボクはラストで落涙してしまいました。子供や動物を扱った映画でまんまと泣かされてしまうことはありますが、分かりやすい「泣きドコロ」もなく、悲しいエンディングですらないのに、訳の分からない感情を突き動かされて、知らないうちに涙がだくだくに流れておりました。なんだか、心を裸に剥かれて乱暴された気がする。バカにしないでっ！訴えてやるんだからっ！</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">ストーリーは、ジェームズ・フランコ演じるアウトドア好きの若い兄ちゃんが、調子に乗って峡谷を走り回っていたら、途中で岩と一緒に落下して壁と岩に腕を挟まれ、誰も通らないだろう洞穴のような隙間に、文字通り釘付けにされちゃう、というお話。<br />
<br />
これからご覧になる方のために、これ以上の説明は止しますが、本作はアーロン・ラルストン氏というアメリカの登山家が、03年に実際に経験した出来事の映画化で、ラルストン氏自身が「ドキュメンタリーに近いほど正確」と評したほど、リアルで酷薄な映像です。全く予備知識のない方は、下の予告編をどうぞ。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="314" src="http://www.youtube.com/embed/q7mjegvyt60" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
ボクはこの映画を観て、93年に公開されたイーサン・ホーク主演映画『生きてこそ』を思い出しました。雪山に墜落したチャーター便の乗客たちが、死んだ仲間の肉を食べて生き延びる姿を描いたその映画は、「で、アンタなら食う？」という意地悪な題目を観客に突きつける問題作でしたが、今回の『127時間』は「人は生き延びなければならない」という命題と、「そこまでして生きるほどの人生か？」というアンチテーゼの狭間を、主人公と一緒に観客もさまよい歩くことになるのです。<br />
<br />
ラストの方のシーンで印象的に流れるのは、イギリスのシンガー・ソングライター「Dido」とインドの作曲家「A.R.ラフマーン」の共作『If I Rise』。本年度アカデミー賞で最優秀オリジナル主題歌賞にノミネートされたこの歌は、まるで『Amazing Grace』のような静謐なメロディーに、「もしこの谷底からもう一度上がれたら（If I Rise）」という主人公の心情を歌詞に乗せています。サントラにはエンディングで使われた伴奏付きのバージョンが収録されていますが、劇中のアカペラ・バージョンは入っていません。ちょうどその音源をA.R.ラフマーン氏のサイトで見つけたので、つけておきましょう。<br />
<br />
<br />
<object height="81" width="100%"> <param name="movie" value="http://player.soundcloud.com/player.swf?url=http%3A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F11041561"> <param name="allowscriptaccess" value="always"> <embed allowscriptaccess="always" height="81" src="http://player.soundcloud.com/player.swf?url=http%3A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F11041561" type="application/x-shockwave-flash" width="100%"></embed> </object>  <span><a href="http://soundcloud.com/arrsingles/07-if-i-rise-dido-ar-rahman">07- If I Rise - Dido, AR Rahman (Vocal)</a> by <a href="http://soundcloud.com/arrsingles">singles@rahmanism.com</a></span> <br />
<br />
<br />
正直言うと、ボクはこの映画のクライマックスとも言える大事なシーンで、思わず目を閉じてしまいました。あんなに観客に痛みを伴わせる映画のシーンは、ボクは今まで観たことがありませんでした。あのシーンを直視できなかったボクは、多分あの場所で死んでしまう人間なのでしょう。エンディングでは主人公の決断に感動しつつ、きっと同じ行動は取れないだろう自分のふがいなさに、泣けてしまったのだと思うのです。やっぱりなんだか、心を乱暴された気がする。バカにしないでっ！訴えてやるっ！</p>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28"> 
    <title>【無人島229日目】西川美和 "きのうの神様"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-28</link>  
    <description><![CDATA[<p>きのうの神さま作者: 西川美和出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/04/16メディア: 単行本229日目。前回、コレちゃんこと是枝裕和監督の映画『奇跡』について書きましたが、ボクの好きな映画は得てしてこういうドキュメンタリー・タッチの渋チンな映画が多いです。特撮＆３Dのザ・ハリウッドな映画も観ないではないですが、観た後に心にすーっと染み入るのは、低予算ながらもなんとかアイデアを絞り出して制作したような、単館系の映画が多いのです。海外の監督でいうとケン・ローチやダルデンヌ兄弟、そして最近の日本人映画監督だと西川美和監督の作品にヤラれます。</p>]]></description>  
    <dc:subject>BOOK</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-06-28T23:06:26+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591109232/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51zaswT%2BFFL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="きのうの神さま" title="きのうの神さま"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591109232/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">きのうの神さま</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">作者: 西川美和</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ポプラ社</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2009/04/16</li><li class="sonet-asin-label">メディア: 単行本</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">229日目。前回、コレちゃんこと是枝裕和監督の映画『奇跡』について書きましたが、ボクの好きな映画は得てしてこういうドキュメンタリー・タッチの渋チンな映画が多いです。特撮＆３Dのザ・ハリウッドな映画も観ないではないですが、観た後に心にすーっと染み入るのは、低予算ながらもなんとかアイデアを絞り出して制作したような、単館系の映画が多いのです。海外の監督でいうとケン・ローチやダルデンヌ兄弟、そして最近の日本人映画監督だと西川美和監督の作品にヤラれます。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">09年に公開された西川美和監督・笑福亭鶴瓶主演映画『ディア・ドクター』は、その年の日本映画賞を総ナメするヒット作ではありましたが、物語としては過疎の医療問題を扱った地味でヘビーなテーマでした。つまりボク好みだったワケです。<br />
<br />
この映画はDVDも購入し、もう数回鑑賞しておるのですが、西川美和監督が映画公開と同時期に上梓した短編小説『きのうの神様』は未読で、最近ふいに思い立って購入。ようやく拝読させていただきました。<br />
<br />
小説『きのうの神様』は純粋な意味で、映画『ディア・ドクター』の原作ではなく、サイドストーリーのような短編が５つ収められている作品です。どのお話も地域医療に関わるストーリーではありますが、医療現場そのものよりも、それを取り巻く家族や環境をテーマに描かれています。<br />
<br />
とは言え、読み込んでいくと、映画『ディア・ドクター』の登場人物の、過去や<br />
後日談と思われしきエピソードも織り込まれており、映画のストーリーのスピンオフ的な、緻密な構成になっておるのが分かります。<br />
<br />
例えば、映画と同じ「ディア・ドクター」と題された短編では、立派な医師を父に持つ兄弟の、お兄さんのほうが、どうやら映画の中で鶴瓶が演じた「伊野」という役柄に被るし、「1983年のホタル」では、名前からして、映画では井川遥の演じた女医の子供のころのストーリーだと気付かされます。また、最後に収録された「満月の代弁者」では、瑛太が演じた傷ついた研修医の５年後の人生が、鮮やかに描かれているのです。<br />
<br />
この小説は第141回直木賞候補となり、惜しくも受賞は逃したものの、選考委員である浅田次郎氏からは「はっきりと文学である」と称され、同じく選考委員の阿刀田高氏をもってして、「（受賞させなかったことを）今でも、これでよかったのかどうか、迷っている」とまで言わしめるほどの賛辞を浴びました。ボク的には「ディア・ドクター」と題された短編が大好きで、これを原作にもう１本映画を作ってほしいと願ってしまうほど、映像的で温かい佳作です。<br />
<br />
<br />
「一ところに留まらずころころと転がり続けていく兄のことを想う時の父は、いつも遠いところに吹く、澄み切った風を望むような眼をしていた」<br />
（「ディア・ドクター」より抜粋）<br />
<br />
<br />
西川美和氏は弱冠36歳。映画監督としても小説家としても、ここまで才気を感じさせる若き作り手は、なかなかいらっしゃるものではないでしょう。三島由紀夫賞候補にもなった前作『ゆれる』もそうでしたが、彼女の作品は本を閉じた後、ふと澄み切った風を望むような心地にさせてくれる、まさに「はっきりとした文学」なのです。</p><br />
<br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-27"> 
    <title>【無人島228日目】寺尾紗穂 "骨壺"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-27</link>  
    <description><![CDATA[<p>残照アーティスト: 寺尾紗穂出版社/メーカー: ミディ発売日: 2010/06/23メディア: CD228日目。先日、今話題の映画『奇跡』を観てきました。『誰も知らない』で親に見捨てられた子供たちの「孤独」を描ききった是枝裕和監督が、今回は大人たちに温かく見守られながら、自我と共生を学んでいく子供たちの「成長」を描いています。なによりも、主演の「まえだまえだ」がすばらしい！　弟くんは天才的にかわいいし、お兄ちゃんの渋チンな演技にも泣かされます。「まえだまえだ」という兄弟の、少年時代のピカピカな笑顔が映っているということだけでも、この映画は充分に「奇跡」だと思えるのです。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-06-27T23:00:00+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003EW4KHA/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xLt%2B52QFL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="残照" title="残照"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003EW4KHA/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">残照</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: 寺尾紗穂</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ミディ</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/06/23</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">228日目。先日、今話題の映画『奇跡』を観てきました。『誰も知らない』で親に見捨てられた子供たちの「孤独」を描ききった是枝裕和監督が、今回は大人たちに温かく見守られながら、自我と共生を学んでいく子供たちの「成長」を描いています。なによりも、主演の「まえだまえだ」がすばらしい！　弟くんは天才的にかわいいし、お兄ちゃんの渋チンな演技にも泣かされます。「まえだまえだ」という兄弟の、少年時代のピカピカな笑顔が映っているということだけでも、この映画は充分に「奇跡」だと思えるのです。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">映画の主題歌はくるりの書き下ろし曲『奇跡』です。ええ歌です。『誰も知らない』ではタテタカコを抜擢し、初のドキュメンタリー長編映画『大丈夫であるように』ではCoccoをフィーチャーした是枝監督は、結構ボクと音楽の趣味が近い方なのではと、かねてから勝手な親近感をいだいております。ボクは音楽の趣味が似ている人とは、無条件で仲良くなれるのです。<br />
<br />
で、今日はそんなコレちゃん（←仲良しの体）が好きそうな歌をご紹介します。<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2007-05-17" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">95日目</span></a>に紹介した寺尾紗穂が昨年リリースした５枚目のアルバム『残照』に収録されている『骨壺』という歌です。試聴できるサイトを探したのですがどうしても見つからず、歌詞だけでもすごいので、著作権ゴメンナサイで掲載させていただきます。<br />
<br />
<br />
あなたの骨壺もちたかったな<br />
愛したあなたもひとかかえ<br />
あなたを焼く煙　浴びたかったな<br />
私をあなたで染めるため<br />
<br />
あなたの骨壺もちたかったな<br />
憎んだあなたもひとかかえ<br />
あなたを焼く煙　浴びたかったな<br />
私にあなたを刻むため<br />
<br />
もうそれもできないね<br />
わたしたちただの二人になるからね<br />
「おいおい、先に殺すのか？」<br />
あなたの声さえまぼろしで<br />
<br />
あなたの骨壺もちたかったな<br />
憎んだあなたもひとかかえ<br />
あなたの骨壺もちたかったな<br />
大きなあなたもひとかかえ<br />
<br />
<br />
この歌詞のすばらしさは「あなたの骨壺もちたかったな」という一節だけで、主人公のスタンスを鮮烈に描ききっているところ。骨壺を持つのは故人の近親者ですから、主人公は奥さん、もしくは奥さんになりたかった人なのでしょう。そして、一生添い遂げる覚悟があったからこそ「骨壺」というモチーフであり、「もちたかった」という過去形が二人の関係の破綻を暗示させています。<br />
<br />
熟年離婚かも知れないし、年の離れた不倫カップルだったのかもしれません。でもどういう関係であれ「あなたと別れてさみしい、苦しい」とダイレクトに語るより、「あなたの骨壺が持ちたかった」とひとりごちるほうが、彼女の喪失と空虚、そしてかすかな狂気を表すには、遥かに有効ですな。カテゴリとしては「ラブソング」だけれども、こういう切り口の歌は聴いたことがなかったと、ハッとさせる１曲でした。<br />
<br />
例えば中島京子氏の小説『小さいおうち』を映画化するとしたら、監督は是枝氏で、主題歌がこの『骨壺』だったりすると、ボク的にはビンゴです。この企画使ってもいいよ、コレちゃん。（←何様）</p><br />
<br />

]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-06"> 
    <title>【無人島227日目】Simone White "Bunny In A Bunny Suit"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-06</link>  
    <description><![CDATA[<p>Yakiimoアーティスト: Simone White出版社/メーカー: Honest Jon's発売日: 2009/11/10メディア: CD227日目。ほんの10年くらい前までは、CMなどで耳にした気になる曲のタイトルや歌手名が分からないと、調べるには結構な苦労をしておりましたが、最近はネット検索や、iPhoneの曲目サーチアプリを使えば、どんな歌でも案外簡単に判明できるようになりました。便利になったものでございます。その歌が掛かるかどうか分からないラジオ番組を延々と録音したり、CDショップの店員の前で「この歌を探してるんです」と宣言し、その場で歌ってみせるなどの荒行も今は昔。そのうち曲を思い浮かべただけで、勝手に脳内ダウンロード！なんていう時代がくるのやも知れません。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-06-06T22:52:01+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0027REDIO/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HOl4HwQNL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="Yakiimo" title="Yakiimo"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0027REDIO/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">Yakiimo</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Simone White</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: Honest Jon's</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2009/11/10</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">227日目。ほんの10年くらい前までは、CMなどで耳にした気になる曲のタイトルや歌手名が分からないと、調べるには結構な苦労をしておりましたが、最近はネット検索や、iPhoneの曲目サーチアプリを使えば、どんな歌でも案外簡単に判明できるようになりました。便利になったものでございます。その歌が掛かるかどうか分からないラジオ番組を延々と録音したり、CDショップの店員の前で「この歌を探してるんです」と宣言し、その場で歌ってみせるなどの荒行も今は昔。そのうち曲を思い浮かべただけで、勝手に脳内ダウンロード！なんていう時代がくるのやも知れません。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">さて、最近ボク的に気になったのは、ニコール・キッドマンがテレビ画面を妖艶にブラブラする高級時計メーカー「オメガ」のコマーシャル。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="314" src="http://www.youtube.com/embed/7qyalz7Tns4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
2005年から「オメガ」とアンバサダー契約を結んでいるニコール・キッドマンも、今年ゾロ目の44歳。しっかし相変わらずの美貌ですな。ボクはこの人を見ていると、子供の頃にテレビで観ていた『奥様は魔女』の主人公・サマンサを思い出します。数年前に実際にご本人がリメイクもされていましたが、どことなく面差しが似てるでしょ？　ボクには子供の頃に『奥様は魔女』ですり込まれた「アメリカに住むお金持ちの白人ブロンド美人＝サマンサ」みたいなのがあって、ニコール・キッドマンはそういう意味でボク的に正統派の白人ブロンド美人さんなのです。んなぁことは、どうでもいいっすね。<br />
<br />
さて、このCMのBGMで使われている歌。低く囁くようなウィスパーボイスが印象的ですが、誰が歌ってるんでしょう。どっかで聴いたことのある声なのですが……と思いつつ早速検索。さすがインターネッツ、すぐに判明。<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2009-10-07" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">194日目</span></a>に紹介したSimone Whiteのアルバム『Yakiimo』に収録されている『Bunny In A Bunny Suit』という楽曲です。アルバムとしては一度紹介したものなのですが、曲が違うんで許してください。オリジナルのPVはこちら。<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="314" src="http://www.youtube.com/embed/4FPiTQHTU3A" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
ハワイ出身のシモーネさんはブロンドではありませんが、どこかニコール・キッドマンに通じる、浮世離れした冷たさと、理知的な瞳を持つ白人美人さんですな。ところで、このウサギの帽子みたいのはなに？　包帯？　絶対これつけて外は歩けないけど、超欲しいっす。<br />
<br />
そっか！　こういう帽子も検索すればすぐ見つかるかも！っつうことで、「帽子」「うさぎ」「包帯」などのワードで検索していたら、さすがインターネッツ、すぐに<a href="http://livedoor.2.blogimg.jp/tamajiro_cinemadays/imgs/f/7/f7a9300e.jpg" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">こんな画像が</span></a>（←映画『ガンモ』より）。うーん意外と寂しそう……。やっぱいらない。</p>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-03"> 
    <title>【無人島226日目】きいやま商店 "さよならの夏"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-06-03</link>  
    <description><![CDATA[<p>さよならの夏アーティスト: 出版社/メーカー: ALLEX ENTERTAINMENT発売日: 2010/11/17メディア: CD226日目。ボクには「幼なじみ」という存在がおりません。子供の頃から現在までずーっとコンスタントに会っているという人間は１人もおらんです。若い頃からフラフラとあちこちに生活の場を変えていたせいでしょう、知人友人の数は決して少なくないと思うのですが、細く長くという付き合いには恵まれませんでした。親兄弟ですら、もう一緒に住まなくなって20年以上経つので、そう考えるとボクの人生のそれぞれの時代を、１から１０までぜーんぶ知ってるって人は、自分以外は誰もいないんですな。そんなの誰でもそうなのかも知れませんが、考えるとなんだかさみしい気もします。自叙伝でも書いてみんなに配ろうかしら。プリーズノーミーモアー！</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-06-03T22:18:23+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0047AJ05A/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61GV0IYMruL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="さよならの夏" title="さよならの夏"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0047AJ05A/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">さよならの夏</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: </li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ALLEX ENTERTAINMENT</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2010/11/17</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">226日目。ボクには「幼なじみ」という存在がおりません。子供の頃から現在までずーっとコンスタントに会っているという人間は１人もおらんです。若い頃からフラフラとあちこちに生活の場を変えていたせいでしょう、知人友人の数は決して少なくないと思うのですが、細く長くという付き合いには恵まれませんでした。親兄弟ですら、もう一緒に住まなくなって20年以上経つので、そう考えるとボクの人生のそれぞれの時代を、１から１０までぜーんぶ知ってるって人は、自分以外は誰もいないんですな。そんなの誰でもそうなのかも知れませんが、考えるとなんだかさみしい気もします。自叙伝でも書いてみんなに配ろうかしら。プリーズノーミーモアー！</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">閑話休題。先週お休みをいただいて、宮古島で開催された『美ぎ島ミュージックコンベンション』に行ってまいりました。ここ数年毎年参加しておるのですが、今年は見事に台風が直撃し、おかげさまで３日間の開催期間中、１日目は屋内退避、２日目は開催休止という大荒れっぷり。特に２日目は島内全域が停電となり、ホテルの窓から見える景色は、まるでディザスター・ムービーのよう。ライブは見れなかったけど、逆にスゴいもんが見れました。<br />
<br />
２日目の夜にどうにか暴風域から脱し、『ミュージックコンベンション』の夜の部の開催が決まりした。早速レンタカーをぶっとばし『JANG JANG』というライブハウスへ。そこで石垣島出身の幼なじみスリーピース・バンド「きいやま商店」のライブを観ました。<br />
<br />
<br />
<br />
<iframe width="500" height="314" src="http://www.youtube.com/embed/ibBta2YTXfA" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
<br />
３人の関係は、２人が兄弟で１人がいとこなのですが、兄弟が年子でいとこがお兄ちゃんと同い年なので、３人ともほぼ同年代。子供の頃からつるんでいて、「小さいころから、３人でプロになりたいなって話していた」のだそう。<br />
<br />
彼らのライブの心髄は、演奏ではなくトークとコントとダンス。幼なじみだからこその絶妙の掛け合いと、抱腹絶倒の身内ネタ、そして何を表現しているのかよくわからない不可思議かつ息の合った踊りを次々と繰り広げ、思い出したように時々演奏する、と言ったスタイル。<br />
<br />
だからと言って、歌や演奏がダメかというとまったくそんなことはなく、３人が３人とも別々のバンド（Bee!bang!boo!、八重山モンキー、ノーズウォーターズ）で活躍するバンドマンなので、どんなに悪ふざけしてても演奏は実に安定しているし、時折ハッとするような血縁ならではのハーモニーを聴かせてくれます。<br />
<br />
子供の頃から同じ島で、ずーっと一緒に育ってきた幼なじみ同士が、大人になって全員ミュージシャンになり、いまだにふざけ合いながら楽しく音楽をやってます！という、ありそうで実は意外となさそうな「幼なじみ」の理想型がこのバンドの根っこにあります。「こいつらのことなら何でも知ってるよ。ガキだった頃からずっと一緒だからね」。ステージを通して、そんな風に自負するメンバーの絆のようなものが見え隠れし、大笑いしながらも観客（少なくともボク）は、「あの中に混ざりたい」という憧憬と、自分は持ち得なかったリレーションシップに嫉妬を覚えるのです。うーん、やっぱ自叙伝書こうかしら。タイトルは『四十路チョンガー半生記』。一部1000円。予約受付中。</p>
]]></content:encoded> 
  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-04-25"> 
    <title>【無人島225日目】竹原ピストル "SKIP ON THE POEM"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-04-25</link>  
    <description><![CDATA[<p>SKIP ON THE POEMアーティスト: 出版社/メーカー: ペルメージレコード発売日: 2011/04/27メディア: CD225日目。元・キャンディーズのスーちゃんがご他界されました。ボクは「キャンディーズ」がデビューした年、小学校１年生でしたから、生まれてはじめて認識した「アイドル」という存在は彼女たちだったかもしれません。子供ながらに「この３人やったらスーちゃんが一番タイプやな」などと、ませたことを考えておりましたよ。あれから30余年。享年55歳とは早過ぎる。軽く手を振り、私たち、お別れなんですね。合掌。なむなむ。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-04-25T22:26:59+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004U4LOU2/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51cBBmbmteL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="SKIP ON THE POEM" title="SKIP ON THE POEM"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004U4LOU2/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">SKIP ON THE POEM</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: </li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: ペルメージレコード</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/04/27</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">225日目。元・キャンディーズのスーちゃんがご他界されました。ボクは「キャンディーズ」がデビューした年、小学校１年生でしたから、生まれてはじめて認識した「アイドル」という存在は彼女たちだったかもしれません。子供ながらに「この３人やったらスーちゃんが一番タイプやな」などと、ませたことを考えておりましたよ。あれから30余年。享年55歳とは早過ぎる。軽く手を振り、私たち、お別れなんですね。合掌。なむなむ。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">身近な人でなくとも、誰かの訃報を耳にすると、いつかくる自分の「その日」を考えてしまうのは、ボクだけではないでしょう。「死ぬことを恐れては、生きることはできない」と歌ったのはジャニス・ジョップリンですが、死ぬことを見ないフリしていても、本当の意味で「生きる」ことはできないと思うのです。<br />
<br />
かつて「生きてもないのに死んでたまるか！」とシャウトした「野狐禅」の元ボーカル・竹原ピストルのセカンド・ソロアルバム『SKIP ON THE POEM』には、そんなことを、つまり不格好な言葉になりますが「その日が来るまで全力で生ききるということ」をテーマにした歌がたくさん入っています。<br />
<br />
<br />
世の中に必要とされている人間ほど<br />
早くいなくなるなんてていうけど<br />
世の中にまったく必要とされていない人間も<br />
やっぱり同じくらい早くいなくなるよね<br />
世の中に必要されている人間は<br />
いなくなってもいつまでも心に生き続けるけど<br />
世の中にまったく必要とされていない人間がいなくなっても<br />
やっぱり同じくらいいつまでも心に生き続けるよね<br />
<br />
（諸々、大丈夫だよ）<br />
<br />
<br />
不貞腐れてもがきもせずあがきもせず<br />
例えば季節のように<br />
いつもの間にか終われせるのだけはまっぴらゴメンだ<br />
<br />
（カウント10）<br />
<br />
<br />
俺、やっとわかったよ<br />
働きたくねえなら<br />
絶対に怠けちゃいけないんだって<br />
生きがいだけで生きたいんなら<br />
絶対に怠けちゃいけないんだって<br />
<br />
（最終電車は次の街へ、そしてまた次の街へ）<br />
<br />
<br />
<br />
もがき、闘い、破れ、酔いつぶれ、倒れ込んだ地面に咲いていた、草花の美しさに泣いてしまう。彼の歌に出てくる青年は、矢吹丈のようなストイックさと、車寅次郎のようなユーモアと、山下清のような純粋さを兼ね備えた風来坊です。決して「ヒーロー」ではないけれど、強さとジョークと繊細さを忘れない愛すべき旅人です。ボクはそんな人に憧れます。<br />
<br />
どんな風に生きれれば幸せなのか、どんな自分が本当に自分らしいのか。四十路を過ぎた今でもまったくもって分かりませんが、いつか「その日」がきたら、スーちゃんのように愛する人々に囲まれ「幸せな人生でした」と言えるようになるために、たぶん今は、絶対に怠けちゃいけないのです。<br />
</p><br />
<br />
<div  style="text-align:center">
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  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-04-07"> 
    <title>【無人島224日目】中島みゆき "肩に降る雨"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-04-07</link>  
    <description><![CDATA[<p>miss Mアーティスト: 中島みゆき出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ発売日: 2001/04/18メディア: CD224日目。震災が起こってからしばらく、ACにジャックされていたテレビのコマーシャル枠も、先週あたりからようやく通常の企業CMが流れるようになってきました。どの企業もこの状況下で、今何をPRすべきかを短期間で打ち出し、おそるおそる（？）といった感じでCMを流しておりますが、ボク的に最も秀逸だと思ったのは、サントリーのコマーシャル。著名人に故・坂本九氏の名曲をリレーで歌わせるという構成は、シンプルながら力強いし、ビジネス文書のような四角四面のメッセージを流すよりは、はるかに企業センスの伝わるCMだと思います。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-04-07T22:06:31+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
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<p class="auto">224日目。震災が起こってからしばらく、ACにジャックされていたテレビのコマーシャル枠も、先週あたりからようやく通常の企業CMが流れるようになってきました。どの企業もこの状況下で、今何をPRすべきかを短期間で打ち出し、おそるおそる（？）といった感じでCMを流しておりますが、ボク的に最も秀逸だと思ったのは、<a href="http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d_s/880953901001.html" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">サントリーのコマーシャル</span></a>。著名人に故・坂本九氏の名曲をリレーで歌わせるという構成は、シンプルながら力強いし、ビジネス文書のような四角四面のメッセージを流すよりは、はるかに企業センスの伝わるCMだと思います。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">このCMで使われているのはご存知『上を向いて歩こう』と『見上げてごらん夜の星を』の２曲ですが、両方とも作詞は永六輔氏。どちらも「がんばろうよ！」「負けないで！」なんていうメッセージ・ソングではなく、「ちょっとくじけちゃったけど、空を見上げたら星がでていたよ」みたいな、社会性のないプライベートな歌です。<br />
<br />
アメリカやヨーロッパなどでは、こういうチャリティー・ソングになると「私たちは仲間よ！チルドレンよ！」「今、立ち上がる時だ！」「手を差し伸べよう！」などという、熱くダイレクトな歌詞になりがちですが、たぶんお国柄の違いで、日本人にはもう少し内向的なアプローチのほうがしっくりくるのかもしれません。<br />
<br />
最近のテレビや広告などでも「強い日本を取り戻す！」とか「今ひとつになる時！」といったキャッチコピーをよく目にしますが、ボク的にはちょっと強すぎて入ってこない感じがします。それよりももっと頼りなくていいから、「怖いよね」「つらいよね」「だから手をつないで行こうね」といった普通のプライベートな言葉のほうが、心に入りやすいように思えるのです。<br />
<br />
そういう意味で、サントリーCMの選曲はとてもいいと思うし、阪神大震災の時に「ソウル・フラワー・ユニオン」と「ヒートウェイヴ」が歌った『<a href="http://youtu.be/UShGrQZHeEs" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">満月の夕</span></a>』も、被災地に立ちすくむ人々の言葉を紡いだような歌で、陳腐な応援歌ではなかったところがみんなの心を掴んだのでしょう。あと、もしボクがCMのプロデューサーだったら、この曲を使うかも知れません。<br />
<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="500" height="405" src="http://www.youtube.com/embed/aQ_FdMf7Euw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
肩に降る雨の冷たさも気付かぬまま歩き続けてた<br />
肩に降る雨の冷たさにまだ生きてた自分を見つけた<br />
<br />
肩に降る雨の冷たさは生きろと叫ぶ誰かの声<br />
肩に降る雨の冷たさは生きたいと迷う自分の声<br />
<br />
<a href="http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND53734/index.html" title="肩に降る雨 中島みゆき 歌詞情報 - goo 音楽" target="_blank">『肩に降る雨』中島みゆき 歌詞情報 - goo 音楽</a><br><br />
<br />
ギリギリの絶望の中で、瓦礫の隙間から見えるわずかな光。いっそ見えないほうが楽になれるはずのわずかな光を目指して、気付かないうちに歩き出している。そんな人々にあてて贈る言葉は、「がんばれ」でも「負けるな」でもなく、中島みゆき的には「生きろ」なのでしょう。生きろ。最も力強く、最もプライベートな言葉かも知れません。<br />
</p><br />
<br />
<div  style="text-align:center">
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  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-03-17"> 
    <title>【無人島223日目】Bank Band "to U"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-03-17</link>  
    <description><![CDATA[<p>to Uアーティスト: Bank Band,Bank Band,Salyu,小田和正,桜井和寿出版社/メーカー: トイズファクトリー発売日: 2006/07/19メディア: CD223日目。3月11日に起きた『東北地方太平洋沖地震』。皆さんはご無事だったでしょうか？　私は東京住まいなので特に被害もなく、通常通りに生活しておりますが、テレビやネットで東北地方の被害状況を見るたびに、これが21世紀の日本なのかと目を疑うばかりです。被災された皆さんには、本当にかける言葉すら思いつかないほどだし、ぬくぬく生きている自分が申し訳ないような気持ちでいっぱいです。ちょっと今は手持ちがないんですが、来週お給料が入ったらできる限りの募金をさせていただきます。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-03-17T16:47:13+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FUU140/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/11X46W0F9KL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="to U" title="to U"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FUU140/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">to U</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Bank Band,Bank Band,Salyu,小田和正,桜井和寿</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: トイズファクトリー</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2006/07/19</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">223日目。3月11日に起きた『東北地方太平洋沖地震』。皆さんはご無事だったでしょうか？　私は東京住まいなので特に被害もなく、通常通りに生活しておりますが、テレビやネットで東北地方の被害状況を見るたびに、これが21世紀の日本なのかと目を疑うばかりです。被災された皆さんには、本当にかける言葉すら思いつかないほどだし、ぬくぬく生きている自分が申し訳ないような気持ちでいっぱいです。ちょっと今は手持ちがないんですが、来週お給料が入ったらできる限りの募金をさせていただきます。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">この数日で日本は、大地震、大津波、大火災、原発事故と、ドミノ倒しのような災害に見舞われておりますが、唯一の救いだと思うのは、これが天災であり人災ではなかったことでしょうか。もし戦争のような人災であれば、報復や憎悪の炎で日本は壊れてしまっていたでしょう。911の時のアメリカと違うのは、人為的なテロではなく、自然の猛威（と呼ぶには過酷すぎましたが）に襲われた日本人は、恨んだりやり返したりする相手がいない分だけ、その手に武器を持つこともなく、隣りにいる人たちと手を握りあえたのかも知れません。<br />
<br />
災害や被害の中に意味を見いだすのは馬鹿げたことかも知れないし、どこかの知事のように「天罰だ」などと呆れたことを口走るつもりもございませんが、もし今回の悲劇の中に、なにかひとつ意味があるとしたら、人にどれだけ優しくなれるのかを試せるチャンスなのかもしれません。普段は照れくさかったり強がったりして、他人に対してうまく伝えられない「献身」や「励まし」や「感謝」や「労り」といったモノを、今ならなんの遠慮も恥じらいもなく出すことができるのです。「恨み」や「憎しみ」に使わずにすんだ感情を、すべて「愛情」にコンバートして、私たち日本人はこの悲劇をきっかけに、どんどん澄みきっていけるのではないでしょうか。<br />
<br />
こんな時に音楽を紹介している場合じゃないかもしれませんが、ここはそれがテーマのブログなので１曲だけ。<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2006-08-15" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">30日目</span></a>にも同じ曲を紹介しましたが、被災されたみなさんに宛てて、あえてもう一度この歌を。<br />
<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="425" height="349" src="http://www.youtube.com/embed/z7bLyxZgtRw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
また争いが、自然の猛威が、安らげる場所を奪って、<br />
眠れずにいるあなたに、言葉などただ虚しく、<br />
沈んだ希望が、崩れた夢が、いつの日か過去に変わったら、<br />
今を好きに、もっと好きになれるから、慌てなくてもいいよ。<br />
<br />
『to U』Bank Band<br />
<br />
</p><br />
<br />
<div  style="text-align:center">
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  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10"> 
    <title>【無人島222日目】Adhitia Sofyan "Quiet Down"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-03-10</link>  
    <description><![CDATA[<p>クワイエット・ダウンアーティスト: Adhitia Sofyan出版社/メーカー: プロダクション・デシネ発売日: 2011/02/16メディア: CDぞろ目の222日目。200日目に登場した、アメリカ・サンディエゴ在住で、ボクのミュージック・ソウルメイトであるラリー君。知り合った当時から彼は、スターバックスの店長として働きながら、いつしか自分のお店を持つことを夢見て頑張っていたのですが、なんと先月サンディエゴのお洒落エリアに念願のカフェをオープンしました。パチパチパチ！　ラリー、うぇいつーごー！　そのおしゃカフェの名前は「Empire House」。訳して「帝国屋敷」。でっかく出たな、ラリー！　サンディエゴに行く機会があれば、皆さんもぜひ「帝国屋敷」にお立ち寄りください！　詳しくはWEBで！■Empire Househttp://www.empirehousesd.com/</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-03-10T17:41:33+09:00</dc:date>  
    <content:encoded><![CDATA[
<!-- amazon --><div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FLW2EW/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/416DCJmqeML._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="クワイエット・ダウン" title="クワイエット・ダウン"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004FLW2EW/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">クワイエット・ダウン</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Adhitia Sofyan</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: プロダクション・デシネ</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2011/02/16</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">ぞろ目の222日目。<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2010-02-18" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">200日目</span></a>に登場した、アメリカ・サンディエゴ在住で、ボクのミュージック・ソウルメイトであるラリー君。知り合った当時から彼は、スターバックスの店長として働きながら、いつしか自分のお店を持つことを夢見て頑張っていたのですが、なんと先月サンディエゴのお洒落エリアに念願のカフェをオープンしました。パチパチパチ！　ラリー、うぇいつーごー！　そのおしゃカフェの名前は「Empire House」。訳して「帝国屋敷」。でっかく出たな、ラリー！　サンディエゴに行く機会があれば、皆さんもぜひ「帝国屋敷」にお立ち寄りください！　詳しくはWEBで！<br />
<br />
■Empire House<br />
<a href="http://www.empirehousesd.com/" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">http://www.empirehousesd.com/</span></a></p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">さて、近くなら花輪でも担いでお祝いに駆けつけたい気持ちなのですが、さすがに花輪背負って飛行機には乗れないので、代わりになにかお祝いの品を送ろうと考えた末、お店で掛けるシャレオツなコンピレーションCDを作ることにしました。<br />
<br />
巷には「カフェ・ミュージック」なるものが氾濫しておりますが、一体なにを基準にして「カフェ・ミュージック」なんでしょう？　いろいろ調べてみたのですが、ボク的に納得のいく答えは見つからなかったので、いっそ分かりやすく、食べ物の名前がつく曲および、食べ物が出てくる歌でかつ、アコースティックな音楽でまとめてみることにしました。選曲およびジャケットは、<a href="http://www.ha-chi.net/cd/" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">こちらからどうぞ</span></a>。<br />
<br />
全20曲入りなのですが、その中でも特に秀逸だと思う曲がコレ。インドネシアのジャカルタ在住のシンガーソングライター、Adhitia Sofyan（アディティア・ソフィアン）の『Adelaide Sky』。<br />
<br />
<br />
<iframe title="YouTube video player" width="500" height="405" src="http://www.youtube.com/embed/VqcPMtJnvF4" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
<br />
<br />
転勤か留学か、オーストラリアのアデレートへ旅立つことになった男性が、カフェで恋人と最後の時を過ごす情景を綴った歌です。少しかすれ気味の甘さを含んだ歌声と、シンプルで優しい旋律を繰り返すアコギの音色。MySpaceの紹介文には、『土曜の夜にひとりで飲む一杯のコーヒーのための音楽』とありますが、まさにその通りの、これぞカフェ・ミュージック。<br />
<br />
ちなみに彼の楽曲はすべて、彼のオフィシャルサイトから無料でダウンロードできます。ボクはジャケが好きだったので、このアルバム『Quiet Down』だけはCDショップで購入しましたが、それ以外の過去の楽曲はすべてダウンロードさせていただきました。アディティアさん、ありがとう。あなたの曲は、遠くサンディエゴの「帝国屋敷」という渋い名前のカフェでも流れていることでしょう。うぇいつーごー！<br />
<br />
■Adhitia Sofyan オフィシャルサイト<br />
<a href="http://adhitiasofyan.wordpress.com/" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">http://adhitiasofyan.wordpress.com/</span></a><br />
<br />
</p><br />
<br />
<div  style="text-align:center">
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  </item>  
  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-02-17"> 
    <title>【無人島221日目】Everything But The Girl "Time After Time"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-02-17</link>  
    <description><![CDATA[<p>アコースティックアーティスト: Everything But The Girl出版社/メーカー: TEICHIKU ENTERTAINMENT(TE)(M)発売日: 2008/09/24メディア: CD221日目。今から10年以上前の話ですが、ボクはアメリカのロサンゼルスで働いていたことがあります。本当はニューヨークに住みたくて、現地の日本語出版社に入社したつもりが、なぜか新オフィスの立ち上げスタッフとして、単身ロサンゼルスへ赴任となったのです。友人も知人もいない異国の土地にひとりぼっちで飛ばされ、ボクは相当ビビっていたと思います。唯一の頼み綱は「困ったらこの人を頼れ」と社長から渡されたメモ。そこにはロサンゼルスで印刷工場を経営している、Ｉさんという日本人の方の名前が書いてありました。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-02-17T01:37:56+09:00</dc:date>  
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001D8NF9Q/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31kR76Xly8L._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="アコースティック<SHM-CD>" title="アコースティック"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001D8NF9Q/directionrevi-22/ref=nosim" target="_blank">アコースティック</a></p><ul><li class="sonet-asin-label">アーティスト: Everything But The Girl</li><li class="sonet-asin-label">出版社/メーカー: TEICHIKU ENTERTAINMENT(TE)(M)</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2008/09/24</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"><!-- --></div><!--/ amazon --><br />
<p class="auto">221日目。今から10年以上前の話ですが、ボクはアメリカのロサンゼルスで働いていたことがあります。本当はニューヨークに住みたくて、現地の日本語出版社に入社したつもりが、なぜか新オフィスの立ち上げスタッフとして、単身ロサンゼルスへ赴任となったのです。友人も知人もいない異国の土地にひとりぼっちで飛ばされ、ボクは相当ビビっていたと思います。唯一の頼み綱は「困ったらこの人を頼れ」と社長から渡されたメモ。そこにはロサンゼルスで印刷工場を経営している、Ｉさんという日本人の方の名前が書いてありました。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto">ボクがロサンゼルスに到着した日、空港まで迎えにきてくれたＩさんは、部屋探しや中古車選び、日本人が踏み込んではいけないエリアなど、現地に住む人ならではの情報を事細かに教えてくれました。季節は早春で、街路樹には紫色の花がついていました。「ジャカランダ」というその花の名前を教えてくれたのもＩさんでした。<br />
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Ｉさんは当時60歳くらいだったでしょうか。体が大きく、目が細く、なんとなくゾウさんを連想させる風貌で、日本人の奥様と二人でロサンゼルスに暮らしていました。新天地でうぉーさぉーするボクのことを細やかに気にかけてくれ、オフィスに差し入れをくれたり、家に招いて食事を振る舞ってくれたりと、つかず離れずの絶妙な距離でサポートしてくれました。<br />
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いつだったか、中古で購入したボクの車で、Ｉさんを助手席に乗せて走っていた時のこと。カーステからはボクのお気に入りソングを集めたカセットテープが流れていました。しばらく聴いていたＩさんが「いいな。これはどこの放送局？」と尋ねるので、「これはラジオじゃなくてボクが作ったテープです」と答えると、「自分で作ったの？キモッ」みたいなことを言い、「本当は気に入ったクセになんでそんなこと言うんですか。あげましょうか？」「いらんわ、そんなキモイもん！」みたいなやりとりがありました。くだらない思い出の一コマですが、なぜか今でも色褪せず覚えています。その時車内でかかっていたのが「Everything But The Girl」の『Time After Time』でした。<br />
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<iframe title="YouTube video player" width="500" height="311" src="http://www.youtube.com/embed/rLObXLRhVMg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
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２年ほど後、ボクは転職しロサンゼルスを離れました。Ｉさんにはそれ以来お会いする機会もありませんでしたが、つい先日人づてにご他界されたことを知りました。<br />
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例えばＩさんの一生をゾウの体だとすれば、ボクは目をつむったまましっぽの先っちょだけを触れたことのある程度の付き合いだったと思います。でもそのしっぽの先っちょは、不安でいっぱいだった当時のボクを、フサフサと優しくなでてくれました。「Everything But The Girl」の『Time After Time』を聴くたびに、ジャカランダの花を目にするたびに、ボクはＩさんのゾウさんのような風貌と、しっぽの先っちょのような優しさを思い出します。これからもずっと思い出します。合掌。</p><br />
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  <item rdf:about="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-02-09"> 
    <title>【無人島220日目】長渕剛 "MOTHER"</title>  
    <link>http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2011-02-09</link>  
    <description><![CDATA[<p>JAPAN (24bit リマスタリングシリーズ)アーティスト: 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/02/08メディア: CD220日目。半年くらい前に仕事用の携帯電話を調達したのですが、その番号に時折、間違い電話が掛かってきます。間違い電話の主はいつも同じで、多分ボクの母親と同い年くらいの老婦人。最初のころは「間違ってますよ」とお伝えし、先方もそのたびに「失礼いたしました」と丁寧に電話を切るのですが、数分するとまた掛かってきます。この半年の間にそんなやりとりを５〜６回は繰り返したでしょうか。たまに留守番電話にメッセージが残されていて、そこにはちっとも連絡をよこさない息子に宛てた、「元気にしてるの？たまには声を聞かせなさい」という、切なくも温かい母親の気遣いが吹き込まれています。</p>]]></description>  
    <dc:subject>CD</dc:subject>  
    <dc:creator>ハチ</dc:creator>  
    <dc:date>2011-02-09T22:21:47+09:00</dc:date>  
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<p class="auto">220日目。半年くらい前に仕事用の携帯電話を調達したのですが、その番号に時折、間違い電話が掛かってきます。間違い電話の主はいつも同じで、多分ボクの母親と同い年くらいの老婦人。最初のころは「間違ってますよ」とお伝えし、先方もそのたびに「失礼いたしました」と丁寧に電話を切るのですが、数分するとまた掛かってきます。この半年の間にそんなやりとりを５〜６回は繰り返したでしょうか。たまに留守番電話にメッセージが残されていて、そこにはちっとも連絡をよこさない息子に宛てた、「元気にしてるの？たまには声を聞かせなさい」という、切なくも温かい母親の気遣いが吹き込まれています。</p><br />
<a name="more"></a><p class="auto"><iframe title="YouTube video player" width="500" height="405" src="http://www.youtube.com/embed/uw_xEo7xMro" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />
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今日は、その間違い電話の老婦人の息子さんに向けてこの歌を紹介します。91年にリリースされた長渕剛のアルバムに収録されている『MOTHER』という曲です。YouTubeの前半のインタビューにもありますが、長渕剛氏がご本人の母上に向けて書かれた歌だそうです。ボクは熱烈な長渕ファンではありませんが、この歌と<a href="http://mujinto.blog.so-net.ne.jp/2008-08-13" target="_blank"><span style="color:#0000FF;">162日目</span></a>に紹介した『西新宿の親父の唄』だけは、なぜか心の臓までグッサリと刺されます。<br />
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最近ではディスプレイの番号を見るだけでその老婦人だと分かるので、ボクは電話を受けないようにしています。間違いを何度指摘してもたぶん通じないだろうし、もしかしたらそれは彼女に対しての正しい対応ではないかも知れないと思うからです。かと言って、ボクが息子さんのフリをするのも「オレオレ詐欺」風で明らかに間違っているし、正直お手上げです。ボクはどうすればいいでしょう？<br />
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もし、あなたが長い間実家に連絡を入れてなくて、この間違い電話の老婦人を「オレの母ちゃんかも？」とかすかにでも頭に浮かんだら、どうぞ電話をしてあげてください。そしてできたら、優しい言葉を掛けてあげてください。間違い電話に右往左往する四十路男を助けると思って、お願いします。例えその疎遠がどんな理由であれ、それは弱いということじゃないし、それは恐いということじゃないし、それは男らしくないということじゃないのです。</p><br />
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