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    <title>sabato sera:MarginalGate</title>  
    <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/</link>  
    <language>ja</language>  
    <pubDate>Mon, 15 Feb 2010 17:28:29 +0900</pubDate>  
    <description><![CDATA[異界と常世を繋ぐ門…ＭａｒｇｉｎａｌＧａｔｅ。ｓａｂａｔｏ ｓｅｒａは土曜の夜かつサバトの夜。常世のお気楽魔女志願者がお気に入りたちを紹介する「週末思想（笑）」なＷｅｂｌｏｇです。]]></description>  
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    <item> 
      <title>La'cryma Christi ”Resurrection”＠ZeppTokyo &amp; C.C.Lemon HALL</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-15</link>  
      <category>ＭＵＳＩＣ…聴く。</category>  
      <pubDate>Mon, 15 Feb 2010 17:28:29 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2010-02-15</guid>  
      <description><![CDATA[昨年秋口、突如発表された再結成。<br />
10月に実施の大イベント「V-ROCK FESTIVAL」で、当初発表の出演バンドではなかったが、追加で出演が決まったとの報であった。<br />
行きたいのはやまやまだが、イベントは体力的に厳しいので、まぁお祭り的な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E8%8A%B1%E7%81%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">花火</a>みたいなもんだろうと勝手に解釈してスルーしたものの、ついつい気になりグズグズmixiのコミュとか見ていたところ、1月にツアー！とあって。<br />
計５回（うち<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>４<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%A4%A7%E9%98%AA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">大阪</a>１）、ネットで抽選とか、懐具合もあって躊躇していたら第1次終了、落ちた人もいるとかで慌てて第2次に東京分全日申し込んだら全部当たってしまった（最終的には余裕があった模様）。身内でもファンがおり、流石に複数枚は無理なので１日分だけ譲り（連続だと身体がしんどいってのが本音）、まさに指折り数えつつ年明けを迎えた。<br />
<br />
1/12、ZeppTokyo。<a href="http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-01-27" target="_blank">3年前のあの日</a>、この日がこんなに早く来ようとは思ってもいなかった。その同じ会場で、再び彼らに逢おうとは。もちろんあちこちのバンドで再結成なんていう話もあるし、可能性がないとは思っていなかったのであるが、とにかくサプライズであったし嬉しいことに間違いない。<br />
メンバーのTAKAと<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=HIRO&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">HIRO</a>の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ユニット</a>Libraianのライブもこのところ小さいイベントばかりで行けてなかったので、実に久しぶり。いつものように上手の前方に入る。<br />
期待にたがわず、初っ端から飛ばす貫禄のステージが始まる。<br />
選曲はあくまでも5人であった頃のもの。それも「10年前」にこだわる。つまりメンバーの方向性の相違とかの表出する前、ハード<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ロック</a>色の強くなる以前。もっとも動員の多かったコアな頃と言ってよいだろう。（個人的には「全盛期」と言う言葉は違和感があるので避けたい。）それ以降の好きな曲も多いのだがこれは至し方ない。<br />
何度となく演奏されてきた楽曲。聴く方も何度となく聴いているので身体が覚えている。自然と出るアクション。ただし5人のメンバーによる演奏をみるのは5年ぶりで、あらためてＷギターの生演奏を味わう。<br />
1週間置いて1/18・19。疲れたなんて言っていられない。<br />
ツアーグッズの日替わり色違い<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%BF%E3%82%AA%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タオル</a>は開演前に早くも売り切れ。<br />
ステージに近い方なので、あまり見えないし結構押し合ってグチャグチャでもある。<br />
しかしこの「参加している」「参戦」感がたまらず、もう一緒くたに楽しめる。<br />
まさしく「ここにいるみんながラクリマ・クリスティです」な一体感。<br />
既に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファイナル</a>2daysが発表されていたため、「これが最後」の悲想観もなく、ただ嬉しい。<br />
<br />
初日終演後ファイナル2daysのチケット購入。<br />
暮れに公式HPで先行発売していたため、あまり良い席ではないなりに2/13は１階の半分より少し後ろ、2/14は２階袖の前の方を取る。<br />
最後がホールということで、このところずっと<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%82%81&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">大きめ</a>でもライブハウスだったので遠いし…と半ば醒めていたのだが大間違いであった。ライブハウスで前に詰まってしまうと思ったように動けないのが、余裕のあるイス席では思い切り手を振り上げられるのに気づいたときには足腰がふらついていた。特に肩・腕の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%96%B2%E5%8A%B4&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">疲労</a>が激しい。<br />
ビジュアル系ライブでよく見られる手扇、どんな動き方をするかでファンだった年代がわかる。古いファンは、それこそ曲ごとに歌詞に合わせた振りを見せる。最終日は2階だったこともあり、その辺りがよく見てとれた。<br />
私は見よう見まねで覚えたのがかなり後期だったし、ほとんどホールでやらなくなった頃で、それも前方で、優雅な手扇なんてやってられないし誰かがやっていても見えない。だからちょっと羨ましい。10年前の手扇が今だに自然と出てくる、つくづく愛されていたのだなと思う。<br />
以前も書いたが、ラクリマのファンは本当に温かい。というかギスギスした尖がった感がない。<br />
いや、尖がってない＝ぬるいとかでなく、刺々しさがないのだ。だから心地よい。<br />
思い切り身体を動かした数時間。いよいよ終演。<br />
アンコールが止まない。<br />
<br />
この「Resurrection」ツアーを通して、終演直後に「With-you」のカラオケが流されていた。<br />
当然のように最も広く愛されたこの曲が流れると大合唱になる。<br />
最終日はこの大合唱の後、さらにアンコールの大喝采。<br />
メンバーもこれに応えて最後のご挨拶。<br />
しかしみんな表情が明るい。今後もまた集まる可能性が示されているから。<br />
<br />
また、逢いましょう。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>CD「ドナドナ」Plastic Tree</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-01</link>  
      <category>ＭＵＳＩＣ…聴く。</category>  
      <pubDate>Fri, 01 Jan 2010 22:27:32 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2010-01-01</guid>  
      <description><![CDATA[<p>UPCH-1761（通常版）UPCH-9535（限定版＋DVD）<br />
ユニバーサル・ミュージック　2009.12.23<br />
<br />
90年代にたくさん生まれた「ヴィジュアル系」ロックバンドで、今どれだけのバンドが同じ名前で活動しているだろう。<br />
大きければ「名前」に潰されたり「ヴィジュアル系」であることを嫌ったり、また小さければ安易にメンバーごとシャッフルされた違うバンドとなったり。若さで突っ走れなくなれば食えずに消えていくしかない、と言うのは何もヴィジュアル系に限ったことではないが。<br />
入れ替わりの多い音楽シーンだか、多くのバンドがその「ヴィジュアル系」の括りを抜け出て行ったあとに、未だ「そこ」にいるバンド、プラスティック・トゥリー。しかしその音楽は唯一無二なものであるだけでなく純粋に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ロック</a>であるにも関わらず、これはやはりある種「ヴィジュアル系」としか言えない何かがある。かつては確かに「白塗り」やコスプレ的な部分もあったが、既に「見た目」の問題ではない。その「世界観」への拘りが、そう思わせるのだろう。<br />
95年にインディーズデビュー。97年<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メジャー</a>デビュー。<br />
以来コンスタントに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シングル</a>、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバム</a>を発表し、ライブをこなしてきた。<br />
そのライブでは今でもインディーズ時代の楽曲が違和感なく演奏される。<br />
変わらぬ世界観。<br />
昨年ドラムスが交替。それぞれ個性的なドラムスなのでやはりそれぞれの音の違いがある。<br />
それでも揺るぎない「プラトゥリ」の世界。<br />
今回のこのアルバムは新ドラムス加入のお披露目的なアルバムとなった。<br />
夏の武道館ライブ「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">テント</a>」のコンセプトからみても、世界観としては「原点回帰的」なものが見受けられるが、そのイメージに寄りそう、ギターとベースとヴォーカルの持つ「狂気」とメランコリックさを裏打ちする音となっている。<br />
もちろん、その不変である世界観を構成する第一の要素はヴォーカル有村竜太朗の詩人・中原中也を彷彿とさせる歌詞によるものであるのは間違いない。<br />
<br />
アルバムタイトルは「ドナドナ」。誰もがあの「可哀想な仔牛売られてゆくよ」と言う楽曲を想うだろう。<br />
哀しみの裏にある心に引っかかる憂鬱（メランコリー）。為すすべもなく見え隠れする残酷さ。<br />
そのイメージをまさに本歌取りしたような全９曲である。<br />
<br />
　1999年　世界はちょっと終わりっぽかったけど　なんにもなくお伽噺な嘘は消えた<br />
　1999年　素晴らしい未来なんてないって　なんにもない自分が嫌で信じてただけ　　（1999年）<br />
<br />
　最終形の感情論で君に伝えたい事があります。<br />
　僕らはみんな誰かよりもちょっとだけ幸せになりたいの。　　（梟）<br />
<br />
甘い曲調に乗せた詩は独自のアレンジの相乗効果で、ときにギョッとするほど斬り込んでくる。<br />
癒し系とも言われるのは決して「優しい」から癒しなのではない。<br />
むしろ自傷行為のような痛みを持ち、その痛みで意識を朦朧とさせたり目覚めさせたりする。<br />
それはメロディアスな曲だけでなくインダストリアルな曲についてもまったく変わらない。<br />
気がつけば何度もループして聴いている。<br />
心地よい「痛み」から抜けられない。<br />
<br />
ヴォーカル有村竜太朗を未だに「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%8F%AF%E6%84%9B%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">可愛い</a>」と表現する女性は数多い。<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%B9%BC%E5%85%90&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">幼児</a>性。<br />
それはイノセントであると同時に鋭い刃。<br />
内省的。自虐的。演劇的。道化。近頃の原点回帰（と言っても元よりそう大きく変わらないのが彼らの唯一無二たる所以だが）。<br />
そんなイノセントが不安を増幅するようなアレンジに乗せて切々と歌われる。<br />
<br />
　ゆれながら　ゆれながら　どこへいこう　　　（ドナドナ）<br />
<br />
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<div class="sonet-asin-area"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002S0E09M/sabatoseramar-22/ref=nosim" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41ijAjkSNqL._SL160_.jpg" class="sonet-asin-image" alt="ドナドナ(初回限定盤)(DVD付)" title="ドナドナ(初回限定盤)(DVD付)"></a><div class="sonet-asin-info"><p class="sonet-asin-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002S0E09M/sabatoseramar-22/ref=nosim" target="_blank">ドナドナ(初回限定盤)(DVD付)</a></p><ul><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アーティスト</a>: Plastic Tree</li><li class="sonet-asin-label"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%87%BA%E7%89%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出版</a>社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: ユニバーサルJ</li><li class="sonet-asin-label">発売日: 2009/12/23</li><li class="sonet-asin-label">メディア: CD</li></ul></div></div><div class="sonet-asin-break"></div><br />
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<!--/ amazon --><a name="more"></a></p>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「おと・な・り」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2009-06-22</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Mon, 22 Jun 2009 20:23:47 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2009-06-22</guid>  
      <description><![CDATA[2009　ジェイ・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ストーム</a><br />
監督：熊澤　尚人　　脚本：まなべ　ゆきこ　　主演：岡田　准一<br />
<br />
<br />
「近隣騒音」という言葉がある。<br />
街中に住んでいれば否応なく付いてくる。<br />
機械音やら<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">自動車</a>の走行音、繁華街の嬌声。<br />
それは聴力を持つ以上、「音」として受け入れざるを得ない。<br />
また、「音」と言うのは完全に耳を塞がない限り聞こえてしまうやっかいなものだ。<br />
街中の音は酷ければ訴えることもできるし引っ越すこともできる。<br />
しかし「近隣」と言っても、まさに隣近所の一般的な生活音となると、そうもいかない。<br />
お互い様、ということもあり、気になっても、余程じゃなければ耐えるしかない。<br />
<br />
さて、とはいえ、ご近所の音がすべて騒音というばかりではない。<br />
慣れ、というのは恐ろしいものだが、あながち慣ればかりでなく、「何の音か」を理解すると聞こえても気にならなくなってくるのだ。もちろん慣れずにイライラの種のままの音がなくなることはないが。<br />
<br />
昨今隣人と逢うことは滅多にない生活をしている。管理のしっかりしている<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">マンション</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BD%8F%E3%81%BE%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">住まい</a>ということもあって、最低限の近所付き合いといっても敷地内で会ったときに挨拶を交わすくらいで、一歩外へ出たらすぐ隣に住む人でさえ、まったくの他人である。<br />
顔も覚えていない人であるにも関わらず、その他人である隣人の生活音が騒音でもないのに気になるのは、その話声も含む「音」がまったくの無防備さから出されているから、と言ってもよいだろう。<br />
普段は気にして大きな音をだすことは控えていても、ふとした日常会話まで緊張していたら身が持たない。挨拶を交わしているだけでは見えることのない飾らない隣人の生活が垣間見える、そんなナマな音の世界。幸い我が家の隣人は若い<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファミリー</a>なのだが、その「音世界」に於いては、とても穏やかで微笑ましい。これについては、その巡り合わせに感謝するしかない。<br />
<br />
目に見えるものがすべてではない、もうひとつの感覚の世界。それが「音」の世界だ。<br />
聞こえ…いや、「聴」こえてくる音が紡ぎだす世界は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%9F%B3%E6%A5%BD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">音楽</a>にも似て。<br />
実際に会う…いや、「逢」うのとは違った<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%87%BA%E9%80%A2%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">出逢い</a>を生みだす。<br />
むしろ「逢わない」からこその世界。<br />
<br />
無理に関わる必然性もなく、ただ隣同士、というだけの２人の「音」による繋がりの世界。<br />
男女ということもあり、お互いのプライバシーを気遣うからこそ敢て会わない、というのもあったろう。<br />
実際、「無防備な自分」を知っている人と顔を合わせるというのは気まずいものだ。<br />
「筒抜け」だからこそ気遣いあう、控え目で小さい「音」の積み重ねが、実は互いに相手を思いやるココロを感じさせる音…気になりつつも気に障らない音、受容された音となっていくのだろう。そこにある音には攻撃性もなく、また嫌悪感もない。<br />
<br />
物語が進んでいくうちに隣同士の２人の関係性が変わっていく。<br />
「いつもの音」に異質なものが入りこみ、その変化をもたらしたものがなくなったとき、折しも転機を迎えていた２人の人生は、すでに動き出していた。<br />
出逢いの「偶然」に気づかせたのは音であり声。すでに受容されていた音は、人間の得る外部情報の８割を占める視覚情報を飛び越えダイレクトに記憶を喚び起こす。<br />
<br />
<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ラブストーリー</a>でありながら、それに留まらない脚本・演出の力、ささやかな「音」への気遣い・こだわりが、優しい音の世界を紡いでいく良作を生みだしたのだと思う。<br />
<br />
<br />
公式ＨＰ　<a href="http://www.oto-na-ri.com/" target="_blank">http://www.oto-na-ri.com/</a><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「クローンは故郷をめざす」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2009-01-24</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sat, 24 Jan 2009 10:16:51 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2009-01-24</guid>  
      <description><![CDATA[2008「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">クローン</a>は故郷をめざす」製作委員会<br />
監督・脚本：中嶋　莞爾　エグゼクティブ・プロデューサー：ヴィム・ヴェンダース　主演：及川　光博<br />
<br />
<br />
漆黒の宙で船外活動をするクルー。宙から見える見える美しい地球。<br />
近いうちに確実に訪れるであろう未来、これは紛れもないＳＦである。<br />
冒頭の研究施設の無機質な映像。<br />
淡々と告げられる優秀な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BA%BA%E6%9D%90&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">人材</a>の死と人知れず開発されてきたクローン技術。<br />
常に死と隣り合わせにある危険な仕事に就く怜悧な面差しの主人公・耕平。<br />
緊張感のある映像はそのまま耕平の緊張感と使命感を伝えてくる。<br />
その耕平の心の均衡は、自らが原因となった双子の弟の死と言う辛い過去を乗り越えることで保たれてきた。<br />
自責の念を「弟の分も生きて」と言う母の言葉に救われた<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子ども</a>時代。<br />
そして心に誓う。「僕は死ぬわけにはいかない」。<br />
<br />
死ぬわけにいかなかった彼は、クローン再生に同意した。<br />
新技術の確立に焦る科学者たちの周到な策による「不慮の」事故後、思惑通りクローンとして復活した彼は、しかし耕平そのものでありながら「耕平」になり得なかった。<br />
生前記録されたすべての記憶…それは乗り越えていたはずの、すなわち抑制していた辛い記憶を最も強く再生することになってしまった。<br />
そしてクローンは故郷をめざす。<br />
<br />
母が帰りたがっていた故郷の家。<br />
「故郷」はまさしく日本的なウェットな風景だ。<br />
風にそよぐススキの原。川のせせらぎ。<br />
最新の技術を誇る無機質な研究所と打ち捨てられる廃屋と。その対比により「人の帰って行く場所」としての「故郷」の景色へさらに強い印象を与える。<br />
帰ってこない優しい母と気弱な弟と過ごした日々。<br />
<br />
双子の弟、死んだ自分。そしてクローン。記憶の混乱。<br />
双子と言うモチーフは、クローンと言う複製された「自己」を映す鏡、否、もう一人の「自己」の表出である。自分とは違う自分、しかしその中に自己との同一性を見つけてしまう存在。<br />
「自己」とは何だ。保管されたデータとしての記憶なのか。<br />
その問いかけは、人が人であることを知ってから常に繰り返されてきた問いである。<br />
<br />
最初に書いたように、これは紛れもないＳＦである。<br />
今まで観た「ＳＦ」と言われる映像は、どこかよそよそしく描かれてきた気がする。<br />
人間性を否定する技術に対する寓意。これまでの映像作家たちは、強い意志を持った登場人物に困難に立ち向かわせるために、乾いた舞台を用意しゆるぎない意志を乗せる強い演技を求めてきた、と思う。<br />
しかし監督・中嶋莞爾は違う選択をしたのだ。<br />
非倫理的な技術を否定しない。美しい最新映像に乗せた「ＳＦ」と言う寓意に、それぞれの人々の「心の揺らぎ」を合わせ、より主題を鮮明にさせる。抑えた演技がそれを見事に表現する。<br />
「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">生きる</a>ことって？」「自己とは？」それから「残したい思い」…<br />
<br />
姿を消した実は２人目であったクローンに替わり、３人目の彼は、「彼」として完璧に再生された。<br />
そして知る。消えた２人目のことを。<br />
そしてまた、クローンは故郷をめざすのだ。<br />
<br />
公式ＨＰ　<a href="http://clone-homeland.com" target="_blank">http://clone-homeland.com</a><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「大決戦！超ウルトラ８兄弟」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-25</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sat, 25 Oct 2008 16:15:25 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-10-25</guid>  
      <description><![CDATA[「大決戦！超ウルトラ８兄弟」製作委員会（円谷プロダクション　他）<br />
監督：<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%85%AB%E6%9C%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">八木</a>　毅　脚本：長谷川　圭一　主演：<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%95%B7%E9%87%8E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">長野</a>　博<br />
<br />
ちょっと、と言うか、相当恥ずかしいタイトルである。<br />
円谷プロが「ウルトラマン」という「文化」を常に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%AD%90%E4%BE%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>を対象として提供していることの表われとは思っているが、それにしても…<br />
しかし、主役は平成３部作「ティガ」のダイゴであり、自ら夢を諦めようとしている「大人」への<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メッセージ</a>を込めた物語である。タイトルこそは子供向けだが内容は昭和40年代から現在までの「すべてのウルトラ世代」に向けたものであった。<br />
もともと「ウルトラシリーズ」は子供向けに作られたものではなかった、と思う。空想科学<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ドラマ</a>、ＳＦとして、世のセンス・オブ・ワンダー好きのための物語が、その荒唐無稽さから子供たちの絶大な支持を得、はかり知れない影響力を与え、多くの子供たちがその後オタクへの道を突き進んだ…のは置いといて。<br />
第2次ウルトラブームの頃からは、シリーズを重ねるごとに、すでに出来上がっていた「巨大ヒーロー・怪獣もの」＝「子供向け」の図式に嵌り込んだか既に「大きいお友達」となっていた世代は苦笑まじりに観てはいたが、それはそれで常に新しい「ウルトラ世代」を生み続けていた。<br />
平成３部作のあと、試行錯誤をしながら様々なパターンのシリーズが作られていったが、その集大成とも言うべき一昨年の「ウルトラマン<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メビウス</a>」。これまでの、言ってみればある種トンデモナイ、「ウルトラ兄弟」と言う設定をすべて受け入れ、帳尻を合わせ、練り上げられた壮大な世界観、それが称賛を持って迎え入れられたのは記憶に新しい。<br />
<br />
さて、今回の設定はさらにパラレルワールドである。平成３部作のうち「ティガ」と「ダイナ」は連続していたが「ガイア」はまったく別の世界であったのを、「ガイア」終了後の劇場版にて同一世界に登場させたのと同じ手法だ。<br />
一昨年の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>「ウルトラマンメビウス＆ウルトラ兄弟」ではすんなり登場できた旧ウルトラマンだが、今回は「兄弟」ではない３部作のウルトラマンとの共演であるので簡単に世界はつながらない。それが他の並行宇宙のまったく違う世界の「記憶」を呼び起こす、と言う荒業により実現する。<br />
<br />
舞台である「世界」は現実世界と同じように「ウルトラマン」が空想ドラマとして放映されていた世界。昭和41年にすでに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">小学生</a>くらいであるダイゴたちがまだ演者と同じ30代前後に見えるので、今から15～20年くらい前になるのだろうか。<br />
謎の少女の言葉に導かれ突如現れた侵略者を追って時空間移動をしてきたメビウス＝ヒビノミライ。そのピンチ、また世界の危機に「覚醒」する旧ウルトラマンたち。世界と言いつつも舞台である<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%A8%AA%E6%B5%9C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">横浜</a>の狭い地域での攻防ではあるが、身近な愛する者を護るため、そしてそれは封印しかけていた自らの夢を実現するための勇気を試される試練という、解り易くも感情移入し易い展開である。<br />
<br />
昨年の映画の成功も手伝ってか、まさにオールスター。基本オトコノコの物語なのだが、それぞれのパートナーが勢揃いするとは。そこで気づく。そうだ、ウルトラマンって、ある種の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%81%8B%E6%84%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">恋愛</a>モノだったんだ～！　魅力的な女性陣はもっぱら支え役ではあるが、みな精神的に自立している。そこらへんも彼女たちの魅力だったんだなぁ、と特に綺麗に歳を重ねている４人に再認識。見習いたいものである（笑）。<br />
<br />
セリフ回しや登場人物に盛りだくさんのファンサービス。過去の映像は最小限なのに、オールドファンから若いファンまで「おっ♪」と思わせる設定・映像がちりばめられている。新しい映像を観ているのにとてつもないバックボーンが観る者のなかにあり、記憶がそれらを補完していく、まさに「ウルトラ」ファンのためのお祭り作品なのであった。<br />
<br />
観終わって思う。<br />
「ウルトラマン」とは「愛」と「肯定」の物語なのだな、と。<br />
大切な人や世界を護ること、それがシリーズすべての根底にあり、また自分を信じること、正義を信じること、諦めないこと、一貫してブレない主張がある。そこが連綿と続くシリーズの魅力であると同時に、この作品においては、製作者側をも取り込んだ大きな「ウルトラマン」そのものへの「愛」と「肯定」による賜物なのだ、と今更ながら思うのであった。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「落下の王国」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-09-28</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sun, 28 Sep 2008 13:33:00 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-09-28</guid>  
      <description><![CDATA[原題　The <a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=Fall&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">Fall</a>　（2006　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アメリカ</a>）<br />
監督：ターセム　主演：リー・ペイス<br />
<br />
世界遺産を舞台に鮮やかな色彩の乱舞。<br />
すべてロケという、ＣＧ全盛の世の中に、金より大事な「時間」を掛けた贅沢な<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>である。<br />
<br />
よく次に観る作品を選ぶときに、映画館での予告編やフライヤーで目を引くもの、となるのだが、この作品は、なぜか前情報が得られなかった。上映館情報でタイトルを見かけ気になって、邦題だけで19世紀ころの不条理系ファンタジーかな、という薄いイメージを持った。去年観た「パンズ・ラビリンス」のような残酷な美しさを持つ作品かな、とも。しかし、似ているようでちょっと違う、カラッとした色彩鮮やかな空想世界が目の前に…。<br />
<br />
舞台は1915年アメリカ。物語はとある娯楽映画のロケ中の様子から始まる。失恋の痛手から自棄的になり、高所より<落下>した際、復帰も危ぶまれる大怪我をしたスタントマン・ロイ。撮影中の映画の場面と現実の事故の様子が入り混じるのはこれから先の物語の暗示か。不思議ファンタジー？との先入観がまず軽くいなされる。<br />
本編は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%85%A5%E9%99%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">入院</a>先の大きな<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%97%85%E9%99%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">病院</a>へと場面を移し、腕を怪我した少女アレクサンドリアを中心に物語が進んでいく。父を失い移民として<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">オレンジ</a>農園で働く母のもと、彼女は５歳にもかかわらず収穫の手伝いに木に登り、そこから<落下>したのだ。<br />
好奇心旺盛な利発な少女は、腕の怪我ということもあり、じっとしていられない。探検ごっこのように病院内をうろうろし、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%81%8A%E6%B0%97%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">お気に入り</a>の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%9C%8B%E8%AD%B7%E5%B8%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">看護師</a>に書いた手紙を２階から<落下>させてしまい、探しに降りたところでそれを拾ったロイに出逢う。想像力豊かなアレクサンドリアと遣り取りするうち、動けないロイは自殺の企てに彼女を利用するために、彼女の気を惹く「物語」を始める…。<br />
「物語」はまったくのロイの思いつきだ。それをアレクサンドリアが頭の中で補完していく。豊かな空想力は、語り手にも還元され、やがて「物語」は共有されていく。<br />
<br />
鮮やかな映像はアレクサンドリアが思い描いている世界である。なんでもありな空想世界なはずだが…美しい現実離れした舞台（ロケ地）が実は世界各地に現実にあるものなのである。また、語られる物語は整合性など無縁な思いつきによる荒唐無稽なものなのだが、そこに幼いながらに辛い経験をもつ彼女の記憶が<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%9E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">トラウマ</a>のように投影され、「死」のイメージとともに残虐性をも帯びる<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">リアリティ</a>が追加される。それが煌びやかさとは違う乾いた美しい鮮やかさを下地のように際立たせるのだ。<br />
<br />
「物語」は死を焦るロイの苛立ちやアレクサンドリアの戸惑いとともに思わぬ方向に展開していく。<br />
しかしアレクサンドリアの再度の<落下>を機に、ロイの中のわだかまりが解けていく。<br />
空想の「物語」の中にも<落下>のモチーフは散見される。しかし、言葉に囚われて不条理に突き進むことなく、明るいアメリカの空の下、物語は幕を閉じるのだ。アレクサンドリアの無垢な笑顔を残して。<br />
<br />
<br />
映画公式サイトは<a href="http://www.rakka-movie.com/" target="_blank">こちら</a><br />
2008．9.28現在、東京近郊では上映が終わってしまいましたが、まだ観られる地域もあるようです。<br />
是非映画館の大きい画面で観てみてください。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>東山魁夷展　詩と旋律―遍歴の山河</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-04-19</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sat, 19 Apr 2008 16:04:02 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-04-19</guid>  
      <description><![CDATA[<span style="color:#650000;"><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>国立近代<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">美術館</a>　２００８．３．２９～５．１８</span><br />
<br />
――目の前に現れた光景…まさしくそれは海であった。<br />
遠く潮騒すら聴こえてくるような。<br />
唐招提寺障壁画、「濤声」。<br />
<br />
東山魁夷の絵と言えば国語の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">教科書</a>で見たひとも多いだろう。<br />
また<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ホテル</a>・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%8A%80%E8%A1%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">銀行</a>等のロビーでお目にかかったひともいるだろう。<br />
叙情的であり精神性に富む作品群は現代日本人の感性にダイレクトにヒットする美学を持っている。印刷されたものはイラストレーションの趣きも否めないが流石に生の作品は訴求力も強い。観覧した昨夜４月１８日は朝からの大嵐であったが、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%A4%9C%E9%96%93&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">夜間</a>開館の閉館１時間前でも多くのひとが来場していた。<br />
大きな絵でも至近距離で佇むひとが何人か。<br />
まるでその世界、その作品の醸す空気に包まれたいとでも言うように、しばし動かぬひと。<br />
静謐でありながら観る者が世界に入り込もうとするのを拒まないのは、作品の持つ力であろうか、そこに居るような錯覚を感じさせるのは、抑えた色数ながら内に引き込むだけでなく外部に向かう華やかさがあるせいだろうか。<br />
<br />
生誕100年、没後10年という記念の年。<br />
初めて魁夷の作品に触れたのはいつだったか。まだ10代だったはず。<br />
日本画でありながら<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ヨーロッパ</a>的な（実際北欧・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ドイツ</a>に取材した作品ではある）、まさに精神世界、心象風景のような作品たちにまぎれもなく直撃されたわけであるが、自分も歳をとってみるとむしろ「京洛四季」連作のほうがしっくりくる。<br />
いずれにせよ現代日本画と言うある種装飾的意匠をとりこんだ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ジャンル</a>ならではの表現方法は、単純な「画」であるからこそ力量が問われ、またそれゆえに見る者の「こころ」に直接飛び込んでくるのだろう。<br />
展示は大回顧展ということで点数も多かった。そして展示の最後に冒頭の障壁画。<br />
これだけを観に、もう一度行ってみても<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">チケット</a>代以上の価値はあると思う。（我ながら卑近だが…）<br />
<br />
公式ホームページ→<a href="http://higashiyama-kaii.com/index.html" target="_blank">こちら</a><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ちょっとしたお知らせ。</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-03-02</link>  
      <category>COFFEE BREAK…独り言。</category>  
      <pubDate>Sun, 02 Mar 2008 10:35:03 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-03-02</guid>  
      <description><![CDATA[ここのスペースをお借りしているソネットブログが、このたびの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">リニューアル</a>で１ＩＤで複数のブログを作成できるようになりました。そこで、更新してないメインサイトのうち唯一更新していた、読んだ本を並べて置くページ「魔女の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9C%AC%E6%A3%9A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">本棚</a>」をブログ化することにしました。<br />
<br />
「魔女の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%9B%B3%E6%9B%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">図書</a>室」<a href="http://sabatosera-bookshelf.blog.so-net.ne.jp/" target="_blank">http://sabatosera-bookshelf.blog.so-net.ne.jp/</a><br />
<br />
こちらのカテゴリ「魔女の本棚」の書評（もどき）、日記サイトのカテゴリ「本読みの御託」の駄文と合わせて、行きつ戻りつ立体的に、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%81%8A%E6%B0%97%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">お気に入り</a>かつ境界探索のための<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9B%B8%E7%B1%8D&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">書籍</a>をご紹介できたらと思います。<br />
（…これによりメインサイトはますますインデックス化進行中。）<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「潜水服は蝶の夢を見る」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-02-23</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sat, 23 Feb 2008 15:46:53 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2008-02-23</guid>  
      <description><![CDATA[<P class=auto>原題　Le Scaphandre et le Papillon　（２００７　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フランス</a>＝<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アメリカ</a>）　<BR class=auto>監督：<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ジュリアン</a>・シュナーベル　主演：マチュー・アマルリック<BR><BR>目が覚めたときに見えるもの。<BR>これまでの自分とは違う自分。<BR><BR>「いのち」は「重い」と言われる。<BR>しかし「いのち」ほど「軽い」ものはないのではないだろうか。<BR>風船に詰められた気体、それが「いのち」なのでは、と思う。<BR>水素のように、ヘリウムのように、軽いモノ。<BR>肉体という被膜が破れたとき、死が訪れる。<BR>まれに気体の抜けたガワだけの風船もあるかもしれない。<BR>重いはずの「いのち」は実はあまりにも呆気ない。<BR><BR>主人公は実在の人物。瞬きだけで綴ったエッセイが原作。<BR>「潜水服」はまるで動かなくなった肉体だ。しかし表現する手段を得た彼は「蝶」のように想像力を羽ばたかせる。硬化したゴム風船の中にある軽い軽い気体。それは魂の自由とでも言えるか。<BR><BR>彼は成功者だった。やりたいことを実現させてきた。<BR>しかし、どんな人間にも避けられないもの、それが死。<BR>でもそれ以前に、ひとは一人で生きているのではない。<BR>「家族」と言う不思議な縁がある。<BR>縁とはもちろん血縁だけでなく、友人知人通りすがり、いろいろな関わりはあるが、「家族」とはまったく別なのだ。「家族」と言う「縁」はいかに絶縁したつもりでも切れないものだ、と思う。特に親の存在は。捨てられない絆。それは自分が「老い」を感じて初めて「ほんとうに」気づく。<BR>倒れる前後を通して描かれる彼と彼の父親の関わりは、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ストーリー</a>のほんの一部ではあるが、そんな無償の何かを通して「生きていく」と言うことを語りかけてくれる。そう、いかなる人生も「生きていくこと」そのもの。親から子へ伝えられていく何か。彼が父から受け取ったものはまた彼の遺児へと伝わっていくのだろうか。生物としてのヒトの持つ、「いのち」のリレーとして。<BR><BR>それにしてもこの映像の美しさは。<BR>美の国フランスであるゆえか、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アーティスト</a>監督の卓越したセンスゆえか。そもそも「美」の世界の住人であった主人公（世界的<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファッション</a><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>編集長）のセンスさえも伝わってくるようだ。<BR>そして、ひとつひとつの視点のもつ意味が、移動していくさまが、主人公への共感を生んでいく。また、病院スタッフ特に<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BB%8B%E8%AD%B7&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">介護</a>にあたる者の描かれ方は、もともとの原作者である主人公の「目」ゆえか。彼らと一緒にいる時間は観客という一傍観者にとっても楽しくさえあったのだ。ひとも絵も、「美しい」ものがたりであった。<BR><BR><BR>原作本はこちら。私は未読です…。<BR><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062088673/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=潜水服は蝶の夢を見る alt=潜水服は蝶の夢を見る src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/212HR9CBZDL.jpg"></A><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062088673/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>潜水服は蝶の夢を見る</A>　<BR><FONT size=2>作者: ジャン=ドミニック ボービー <BR>出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 講談社 <BR>発売日: 1998/03/05 <BR><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 単行本</FONT></P>
<DIV class=sonet-asin-break></DIV>
<P class=auto><!--/ amazon --></P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>青い夜。</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-11-13</link>  
      <category>MARGINAL…境界にて。</category>  
      <pubDate>Wed, 14 Nov 2007 01:57:13 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-11-13</guid>  
      <description><![CDATA[雲の多い夜だった。<BR><BR>１１月も半ばと言うのにまだ寒さを感じることもない、今年の夏のとてつもない暑さが嫌でも思い出される微かに残った余熱のような暖かい夜。ちょっとばかり熱めの会話と選りどりみどりの家庭風中華<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%96%99%E7%90%86&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">料理</a>を一通り楽しんだ後、先輩方と別れてふと、すっかり暗くなった夜空を見上げた。<BR>雲が多いと言っても空全体を覆う厚い雲ではなく、まるで昼間の秋空のように、様々な雲が浮かんでいた。空の高めのところに、独立した羊のような形の雲が、上空を埋め尽くしていた。しかしそれらは羊のように群れるでなく（つまり羊雲のようではなく）、言ってみれば真綿をちぎってまるめてばら撒いたような雲たちで、目線を下ろすと如何にも秋の鰯雲・筋雲が漂うように架かっているのとは対照的に夜空に浮かんでいるのだった。<BR><BR>空の色は深い青。秋の澄んだ青空のまま夜を迎えていた。<BR>空だけ見上げていると、まるで黒い<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フィルム</a>越しに見た白昼の空のようにも見える。雲がなければまさに「日本晴れ」のような「高い」空の中空に、群れない羊が浮かんでいた。<BR>夜空と言えば漆黒の闇のような空の色もあるだろうが、この空は妙に明るい。繁華街でもなく<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BD%8F%E5%AE%85&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">住宅</a>地とも言えぬ一角で、街の灯りはあるものの、空は広く見上げる方角に視線を妨げる無粋な光源もないのに。それはあくまでも高い高い「青空」なのだ。そして浮かぶ雲もまた、「真っ白」な雲であった。<BR><BR>私は眼が良くないので、満天の星空を知らない。もともと都会っ子でもある。しかし幼少時より空や雲を見るのは好きだった。見えないながらに星空を眺め、ときどき夜空に真の闇を感じぞくっとすることがあり、あとでそれが「コールサック（石炭袋）」と呼ばれるものだと宮澤賢治に教わった。<BR>大気の層を通した空は、真っすぐ宇宙だ。雲の無い高い高い空を見上げ焦点を解放すると、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E8%BF%91%E7%9C%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">近眼</a>ながらそのまま宇宙が見える気がする。そんなとき、何故か孤独を感じるのだ。世界がすべて切り離されたような、ただひとりで生きて行かなくてはならないような、自己の存在の危うさ、他者との関わりとの隔絶。そう、天気輪のもと、何かに衝かれるように泣き叫んだジョバンニのように。<BR><BR>高い高い空でありながら、今晩の空は明るかった。そして優しかった。<BR>昼間の空の青さは大気に日の光が乱反射して見える色だ。そして雲の白さもまた空中の水蒸気の集まったもの・極小の水滴に光が反射しての色。光は地上からの人工のものかもしれない、いや多分そうなのだろう。太陽を背にした夜でありながらほんのり優しい光を映す空と雲。人工の灯りに地球温暖化など人間の奢りを語ることは簡単であるが、ちっぽけな自分の居る世界は確かに人の作りだした世界で、そしてそれ以前に地球上の総てが作りだしてきた世界だ。そこには生命の繋がりがあり、循環がある。大気の層は地球の息吹、灯りの映る空そして雲はまさにその大気の有りようとも言える。この大地を取り巻く大気と言う厚いベールに生きとし生けるものの息吹を感じ、そのぬくもりが優しいのだ、と思った。<a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アニメ「天元突破グレンラガン」最終話</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-09-30</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sun, 30 Sep 2007 14:06:02 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-09-30</guid>  
      <description><![CDATA[<P><!--/ amazon -->生命とは何か。<BR>それに対しての答えは<BR>「自己複製を行う<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">システム</a>である。」（「<A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498916/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)</A> <!--/ amazon -->」<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%A6%8F%E5%B2%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">福岡</a>伸一）<BR><BR>とりもなおさずDNAという遺伝情報を、気の遠くなる時間をかけて組み換え変異を続け自己複製しながら紡いでいった結果が現在の地球上の生命である。宇宙が生まれ、地球が生まれ、有機体が生まれ。化学反応による増殖が、いつどこで自己複製に変わったのか、くるくるとそれは螺旋を巻きながら果てしなく複製を繰り返す。今の分子生物学には「利己的な遺伝子」と言う考え方があり、遺伝子そのものは「種の保存」なんてもののためにではなく、「自らの生き残り」しか目的とはしていないとのことだが、それは確かに分子レベルの思考回路があるわけでもなし当然のことだろう。巨大な分子の集積物である生命体＝生物が思考を持つためには「脳」という司令塔が必要だからだ。<BR>「人間」は他の生物と比べ特大の脳でもって特異な進化を遂げてきた。しかし昨今は言うに及ばず、「人間とは自然界から生まれたゴミであり、ゴミが地上を埋め尽くす前に滅びるべき」と言ったような考えをする「自然派」な論調をする者も多い。「神の目線」に立つことなど誰にもできないはずなのに。</P>
<P>いつの世のことだか、おそらく遠い未来であろう地球。「神の目線」を持った者たちに抗う者が現れる。彼らは自らの存在意義なんて語らず、「自分が自分であるために」生き死んでいく。進化の過程で意思を持ち、社会を営み、他者の存在を認めそれを愛し、そのためには自己犠牲を厭わないが、あくまでもそれは自分のためなのだ。「誰かのため」という自分のための自己犠牲なのだからこそ自分を顧みないパワーを生み出せる。まさに利己的な遺伝子の力、しかしそれこそが意思の力。それが「生命の容れもの」である人間＝螺旋族なのである。<BR>「螺旋」には様々な読み解きができるだろう。無限を表すものとして人類は太古より螺旋を描き続けてきた。（装飾研究の第一人者である鶴岡真弓氏の著作等に詳しい。）<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コンピューター</a>で数学的に描かれる図形。どこまでも描き続けられる同じ文様は<A title="" href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%AB" target=_blank>フラクタル</A>でこれもまた自己複製。「螺旋力」とはDNA＝生命の遺伝情報の持つ「自己複製能力」のことであり、「生命の容れもの」である人間の肉体の限界を超えて伝えられていく意思そのものなのではないだろうか。<BR><BR>さて。前置きが長くなったが、本日最終回を迎えた<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アニメ</a>「天元突破グレンラガン」。最初から飛ばしっぱなしで突き抜けたアニメだったが、馬鹿な男の生き様な話かと思ってみていたらどうして、終盤に近づくにつれ「螺旋族」＝DNAを持つ生物の代表としての人類の存在意義すら考えさせる超オオブロシキ話になっていた。人間という愚かな生き物。それを殲滅せんとするシステム。神の目線などいらない。「種」の行く末は「種」自らが決めていくのだという明確な意思でもって突き進む。その描き方はまさに破天荒であり劇場的でありそしてそれゆえ気持ちよく突き抜けている。物語の進行に「そんなバカな」はない。すでに第１回目の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">キャラクター</a>の突っ走り加減で、そんなものは吹き飛んでいる。そして描かれるのは<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イメージ</a>される全ての螺旋の力でありフラクタルのような入れ子構造になったメカ。ミクロからマクロへ、そして最後は「始まり」である「ラガン」へ戻る。それは物語そのものでもあり、主人公である「穴掘りシモン」は自ら「穴掘りシモン」へ戻っていく。死んでいった多くの同志の遺志（意思）を受け継いで戦ったように、「螺旋」のシンボルである「ドリル」を次世代である若者へ手渡して。<BR>神などいらない、未来は自分たちの力で、と支配から逃れた彼ら。生命とは自己複製するシステムである。そして巨大な脳を持つ人間は意思を持ち、その意思を次世代に伝えることを知っている。遺伝情報と同じように。ラスト、２０年後の世界でシモンが道具がうまく使えずにいた<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%AD%90%E4%BE%9B&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">子供</a>にちょっとしたコツを教えるシーンがある。そうだ、「オトナ」とはそういうことのできる人間のことだったんだ。<BR></P>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PUB0QI/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)" alt="天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)" src="http://g-ec2.images-amazon.com/images/I/21Theog3j4L.jpg"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PUB0QI/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>天元突破グレンラガン1 (完全生産限定版)</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: アニプレックス 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2007/07/25 
<LI class=sonet-asin-label><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: DVD</LI></li></li></UL></DIV></DIV>
<DIV class=sonet-asin-break></DIV>
<P><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PUB0QS/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="天元突破グレンラガン1 (通常版)" alt="天元突破グレンラガン1 (通常版)" src="http://g-ec2.images-amazon.com/images/I/11luDSYR29L.jpg"></A><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000PUB0QS/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><U><FONT color=#0066cc>天元突破グレンラガン1 (通常版)</FONT></U></A><BR>２００７．９．３０現在３巻まで発売済（以下毎月１巻発売）<BR><!--/ amazon --><!--/ amazon --></P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>映画「サンシャイン２０５７」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-05-11</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sat, 12 May 2007 01:09:00 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-05-11</guid>  
      <description><![CDATA[<P class=auto>原題　SUNSHINE　（２００７　<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イギリス</a>　２０世紀<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フォックス</a>）　<BR class=auto>監督：ダニー・ボイル　主演：キリアン・マーフィー</P>
<P class=auto>♪　Sunshine on my shoulder makes me happy（ｂｙ　John Denver）<BR class=auto>猫でなくても日向ぼっこは幸せな気持ちになれる。<BR class=auto><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">日焼け</a>は嫌だが、夏場、冷房で冷え切った身体を容赦ない日差しのしたに投げ出すと、ジリジリと肌を焼かれることに快感すら感じることもある…私だけかもしれないが。<BR class=auto>地球上の生きとし生けるもの総てがなんらかの恩恵を太陽から得ている。<BR class=auto>太陽は命の父であり信仰の対象でもある。</P>
<P class=auto>物語の舞台は「近未来」。たぶんリアル感を出すために必要だったのだろう。５０年後の未来と言うことに意味はない。現在の天文学では太陽の寿命はあと５０億年と言われており、黒点の増減により地球環境への影響はあるものの、本作での設定のようにだんだんと非活性化で温度が下がる以前に膨張して熱による破滅がまずやってくるだろう。しかし、この物語の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=SF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">SF</a>としての寓意はそこにはない。<BR class=auto>冷え切った地球からの太陽への眼差し。欲求。命を育むものへの希求がある。</P>
<P class=auto>太陽の寿命を少しでも永らえるために人類の文明科学の粋をもって作られたプロジェクト、そしてその宇宙船とクルーたち。使命を果たすことを何より優先する若い優秀な科学者たちである。決して帰り道の保障されていない彼らは、どこか諦めのような悲壮感を隠しながら自らをヒロイズムで奮いたたせているかのようだ。<BR class=auto>年長の精神科医は日に日に近づいていく太陽の光を求めてデッキに立つ。フィルターをギリギリまで解放し、火傷と言ってもよいほどの日差しを受ける。焼け死ぬことが本望か、と思われる船外活動時の事故をはじめとする処々のシーン。先行して行方を絶っていた宇宙船のクルーの末期。そしてその亡霊とでも言える存在。<BR class=auto>クライマックスにおける太陽の炎と対峙する主人公の表情は、悦楽にも似たものが感じられた。<BR class=auto>彼らが恐れていた「太陽に向かって落ちる夢」、実のところ「太陽とひとつになる」ことへの強い願望の裏返しだったのではないだろうか。</P>
<P class=auto>観るひとの数だけ解釈がある…とは監督並びに出演者の弁である。<BR class=auto>私なりの勝手な解釈をしても許されることだろう。</P>
<P class=auto>…　…　…<BR class=auto>ちょっと設定的にブラッドベリ「太陽の黄金の林檎」を思い出し、読み直してみた。<BR class=auto>こちらのクルーたちは、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%9F%AD%E7%B7%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">短編</a>でもあり、もっとドライだ。目的が「帰る」ことであるという違いはあるが、使命感に諦念を漂わせてはいない。合わせて読むと、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">タイトル</a>が「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">サンシャイン</a>」であることの意味が引き立つことだろう。<BR class=auto><!-- amazon --></P>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150411077/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=太陽の黄金の林檎 alt=太陽の黄金の林檎 src="http://g-ec2.images-amazon.com/images/I/31PYZ4CVW7L.jpg"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150411077/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>太陽の黄金の林檎</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>作者: レイ ブラッドベリ 
<LI class=sonet-asin-label>出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 早川書房 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2006/02 
<LI class=sonet-asin-label><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 文庫</LI></li></li></li></UL></DIV></DIV>
<DIV class=sonet-asin-break></DIV>
<P class=auto><!--/ amazon -->短編集。画像の帯にあるのはまた別の映画「サウンド・オブ・サンダー」。<BR class=auto>↓手元にあるのはこちら。<BR class=auto><!-- amazon --></P>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150401098/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=太陽の黄金の林檎 alt=太陽の黄金の林檎 src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/detail/thumb-no-image.gif"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150401098/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>太陽の黄金の林檎</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>作者: レイ・ブラッドベリ 
<LI class=sonet-asin-label>出版社/メーカー: 早川書房 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 1976/01 
<LI class=sonet-asin-label>メディア: 文庫</LI></li></li></li></UL></DIV><BR>追記：DVDでます。<BR>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OPVT6A/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=サンシャイン2057 alt=サンシャイン2057 src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/21GDhbta%2BJL.jpg"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000OPVT6A/sabatoseramar-22/ref=nosim" target=_blank>サンシャイン2057</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>出版社/メーカー: 20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2007/09/07 
<LI class=sonet-asin-label>メディア: DVD</LI></li></li></UL></DIV></DIV></DIV><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>1/20　La'cryma Christi LastLive”WhitePeriod．”@ZeppTokyo　</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-01-27</link>  
      <category>ＭＵＳＩＣ…聴く。</category>  
      <pubDate>Sun, 28 Jan 2007 16:03:30 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2007-01-27</guid>  
      <description><![CDATA[<P>幸せな夢を見た。</P>
<P>一週間経った今も、そう感じている。</P>
<P>昨年秋口、ラクリマ・クリスティーの新<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アルバム</a>の発表直後に流れた一報は「解散」の２文字。８月末のライブで感じた違和感をアルバムの完成度ですっかり吹き飛ばしたばかりのところにやって来た事実。どんなことにも終わりはあると解っていても<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ショック</a>はショック。ただ、５人が４人になり、音で著される世界観も多かれ少なかれ変化してきたここ数年の彼らの動向から、それは仕方のないこととして受け止めたのもまた正直なところであった。<BR><BR>そのアルバム名を冠した１１～１２月の最後の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%84%E3%82%A2%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ツアー</a>を終え、迎えたラスト・ライブ。熱狂は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">チケット</a>発売時から伝わっていた。一気に売り切れ、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">オークション</a>に流れたものも多かったようだ。発売日に買えず諦めかけていたが、キャンセル待ちチケットをたまたま２枚手に入れた人より定価で譲ってもらえたのは、まさに幸運としか言いようがない。<BR>開場時間過ぎてゆりかもめ・青海駅を降りて向かったＺｅｐｐＴｏｋｙｏ前は大層な人だかりで、９４年<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">デビュー</a>時からの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">オールド</a>ファンやハード路線からの男性ファンなど普段のライブより幅広い客層が見てとれる。チケットを手に入れられなかったファンもかなり来ていたのだろうか、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コンサート</a>グッズの類は既に「ＳＯＬＤ　ＯＵＴ」が目立つ。いつもより多い入場者数のため会場入りにはかなり時間がかかったが、Ｚｅｐｐの構造が功を奏して前の扉からなんとか入り込むことができた。ちょうど開演時間。客電落ちるまでしばし待つ。<BR><BR>ほどなく始まったライブは新旧のノリの良い曲を繋いでいく、まさにＧｒｅａｔｅｓｔＨｉｔｓ！ＭＣも多く、観客にも積極的に声を掛けていくＶｏ．ＴＡＫＡ。ファンを大切にし「ここにいるみんながラクリマ・クリスティーです。」と言う彼らならではの構成。<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">セット</a>・リストもＭＣも、最後の夜を楽しんでもらいたい、と言う気持ちが伝わってくる。観客もそれに応える。１３年という長い期間のいろいろな時期のファンが、それぞれの楽しみ方をしている。概ね見事な「手扇」を見せるのはある程度上の年齢層の女性陣。ヴィジュアル系全盛期のラクリマ・ファンはファッショナブルな女性が多い。しっかりヘドバンする若い子たち。控えめな男の子たち。やんちゃなファンも多いが全体的にみると大人しく暖かい。私が彼らのライブに参加するようになったのは９９年のツアー・アンゴルモア、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%A8%AA%E6%B5%9C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">横浜</a>の公演からだが、この観客たちの暖かさがライブの魅力だったのは間違いない。他のバンドの一部のファンのように他を貶めたり傷つける言動はまず見聞きしなかった。そんな心地よい記憶を辿りながらも、時間は進んでいく。<BR><BR>最近のライブでは演奏しなかった曲も含め１８曲、この日のタイトルでもある「Ｗｈｉｔｅ　Ｐｅｒｉｏｄ．」で一旦締めくくる。このタイトルを選んだのは活動のピリオドと言う意味だけではないだろう。インディーズ時代の曲でありながら、ファンの強い要望によりライブで演奏するようになった曲だ。ヘドバンありリフレインを観客に歌わせるなど一体感を求めるこの曲こそが本編のラストを飾ったのだった。<BR>アンコール。まだまだ聴いていない曲はたくさんある。一気に３曲、比較的新しい曲でハードに。２度目のアンコールでは動きの激しい曲で客席を煽り、３度目のアンコールはメジャー・デビュー曲「ＩｖｏｒｙＴｒｅｅ」そしてやはり初期の曲ながらライブの定番「南国」。そして、鳴りやまないアンコールに応えての、ほんとうに最後の１曲は、「Ｗｈｉｔｅ　Ｐｅｒｉｏｄ．」同様にファンの支持の高い「Ｔｈｅ　Ｓｃｅｎｔ」。<BR><BR>終演の時。終焉のとき。みな口々に叫ぶ。「ありがとう！」<BR>やりきった満足感。本当に充実した良いライブだった。<BR>ああ、終わったんだ。<BR>正味４時間以上？気付いたら時計は１１時近く、余韻とともにフラフラと帰途につく。<BR><BR>雨が降っている。時折ミゾレが混じる。<BR>かつてこの会場でのライブで雪が降り、急遽「雪になった二人」をやったんだっけ。今日のセットでもそれを意識したんだろうな。<BR>頭の中では名曲「Ｌｈａｓａ」がリフレインする。<BR><BR>さよなら　降り出した雨が　こころ濡らす<BR>さよなら　君の思い出が　僕に溶ける<BR>Ｆｏｒ　Ｙｏｕ<BR><BR>ありがとう。<BR><BR>…<BR>ここ数年、ほぼ地元分は皆勤していたライブですが、日記ブログに辛うじて記載するのみで、記事を書くことが出来ずにいました。でも、これだけは記録しておきたかったのです。１週間も経ってしまいましたが、まだまだ暖かい余韻に浸っています。<BR>終演後に配布されていたチラシでは、早くも新ユニットの活動が予告されていました。それがあっての前向きなライブだったのかもしれません。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「納涼茂山狂言祭　2006」東京公演　第１日夜公演</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-09-05</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Tue, 05 Sep 2006 07:27:50 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-09-05</guid>  
      <description><![CDATA[<P><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>・千駄ヶ谷　国立能楽堂　９月４日　１８：３０</P>
<P>前々からきちんと観たかった狂言の舞台。いや、きちんと、と言うか、今まで何度か観ているのが<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イベント</a>とかホールでとかだったので。<BR>国立能楽堂は初めての場所だ。何かとても敷居が高かった気がする。<BR>今回の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%81%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">チケット</a>はかなり前に購入した。<BR>「お豆腐狂言」を標榜する庶民派一派、茂山家。<BR>能ほど格式ばらず、歌舞伎ほど下世話でない、そんな狂言を<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BC%9D%E7%B5%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">伝統</a>を守りつつ柔らかくノリ良く現代人に提供してくれる。もともと狂言は、能の舞台と対で演じられ、観客の心を掴む喜劇である。諧謔を旨とする「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%81%8A%E7%AC%91%E3%81%84&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">お笑い</a>」。伝統芸能としての仕草・装束、だが能面を付けない役者が表情豊かに演じる演目は演芸として成立した当時より繰り返し演じられた日本中世の庶民の泣き笑い譚であり、それはまったく現代人の感覚と変わらない、ということを教えてくれる。</P>
<P>今回の舞台は毎年茂山家がファンサービスのような形で演目の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">リクエスト</a>を受け付け、それによって決まった演目を、<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%A4%A7%E9%98%AA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">大阪</a>で昼夜３回、東京で昼夜３回、全て演目を替え６回で１８の演目を行うもの。この日は東京での最初の公演日。<BR>演じられたのは「蝸牛」「鎌腹」「死神」の３本。元々狂言だけで演目を設定するときはあまりない組み合わせだそうである。前２本は伝統的演目でスラップスティックな笑い。最後の長めの「死神」は新作狂言。先月観た現代劇とも通じるシュールで<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ブラック</a>な笑いを提供する。この「死神」は元が落語の題材で、さらにそれは<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">フランス</a>の小咄なのだそう。笑いの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">エスプリ</a>は古今東西変わらないといったところだろうか。<BR>３本とも気負わず楽しめたが、観客もみな同様、まるで現代喜劇を観るのと同じく声を立てて笑って観ている。違うのはカーテンコールにあたるのものがなく、終わればそれまで、と言うところか。<BR>アンケートを書いて外に出る際、なぜか終了後スポンサーよりワンカップ梅酒をいただいた。（ちなみにアンケートには逸平さんが観たいと書いたミーハーな私である。）惜しむらくは流石に３公演通しで観る時間と資力がないことである。</P>
<P>余談。<BR>初めて能楽堂に行くにあたり、何を着ていこうか迷った。着物でも着て行きたかったが、残暑厳しき折り汗だくになるのは間違いなく、流石に浴衣じゃおかしいので、結局普段着をちょっとおしゃれっぽくしただけのカジュアルな格好で出掛けた。<BR>開場前に能楽堂についたが、高齢な方から若い方まで、意外なほど普通の格好で、会社帰りのサラリーマン・ＯＬがそのままの姿で来ていたり若い女性は私同様片肌出したカジュアルな服装だったりしていたので胸をなで下ろしたのでありました。場内はさほど冷房は効いておらず、持っていった上着（ブラウス）は着ずに片肌だしたままの鑑賞とあいなりました。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>舞台「伝統の現在　ＮＥＸＴIII　眉かくしの霊」</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-08-11</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Fri, 11 Aug 2006 12:40:46 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-08-11</guid>  
      <description><![CDATA[<P>昨夜（8/10）、e+の「得チケ」で予約した「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E4%BC%9D%E7%B5%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">伝統</a>の現在　ＮＥＸＴIII　眉かくしの霊」を観てきた。会場は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%96%B0%E5%AE%BF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">新宿</a>・紀伊國屋サザンシアター。<BR><BR>狂言と現代劇のコラボで、主演は狂言・茂山逸平、元「東京乾電池」・谷川昭一朗。泉鏡花原作の幻想譚を狂言のおかしみと幽玄さに現代劇の洒脱さを掛け合わせて表現したもので、原作は読んでいるような読んでないような。<BR><BR>舞台はなかなか観る機会を作れず（他に優先しちゃうものが多いので）慣れてないせいか、はたまたこのところ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">エンターテイメント</a>な解かり易いものばかり食していたせいか、この作品のような実験作はどの視点から観ればいいのかちょっと戸惑い気味。いや、そのままを味わえば良いのだろうけれど。<BR>狂言の様式的な諧謔表現と現代喜劇と。泉鏡花の古い言葉がつむぎ出す怪奇幻想世界を一瞬方向性が違うとも思われる「おかしみ」により表現していく。それが不思議な狂気をかもし出す。<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">シンプル</a>でフレキシブルな４組の建具の組み合わせが舞台に迷宮を作りだす。<BR>１時間ちょいの舞台はどんどんその迷宮を進んだあと唐突に終わる。<BR>迷路の果てはえもいわれぬ狂気。そしてそれは「諧謔」そのものでもあった。</P>
<P>造詣どころか基礎知識も乏しい中での鑑賞は、真たるものを看る目を持たないが、素人なりに味わっていければいいかな、と思う。<BR>鏡花は改めて読むことにする。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>春の紅葉</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-04-20</link>  
      <category>MARGINAL…境界にて。</category>  
      <pubDate>Fri, 21 Apr 2006 01:39:59 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-04-20</guid>  
      <description><![CDATA[<P>ソメイヨシノもヤマザクラも既に葉桜となり、重たげな八重桜の花やヤマブキ、カイドウ、そして早くも植込みのツツジや街路樹の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ハナミズキ</a>が咲き始め、花壇の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">チューリップ</a>やプリムラ、パンジーなどと相まってまさに<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%99%BE%E8%8A%B1%E7%B9%9A%E4%B9%B1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">百花繚乱</a>の季節である。</P>
<P>陽光に煌めき異世界へと誘う桜の花の下、ともすれば上ばかり見てしまっていたが、ちょっと視線を降ろすと燃え立つような赤。<BR>それは家々の生け垣で普段は四角張っている常磐木の若葉。<BR>一斉に芽吹く若い葉の、命の燃焼を感じる赤、と言うより血潮のような紅（くれない）。<BR>それは今までの緑が不自然に思えるくらい木々の表面を覆い尽くし、同じく生け垣として植えられた大輪のツバキの花も霞むほどの圧倒的な色合いでそこにあり、サクラと競合した後もそこに留まり未だ燃え続けている。<BR>若芽が伸び、整っていた表面が乱れたことで炎が立つようにも見える。</P>
<P><IMG src="http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b99/sabato_sera/3174017.jpg"><BR>紅の炎を燃やすこの中低木常緑樹の名は「ベニカナメモチ」。<BR>「アカメモチ」とも呼ばれる。漢字で書くと「紅要黐」「赤芽黐」。<BR>多分これは「レッドロビン（セイヨウベニカナメモチ）」と言う品種と思われる。<BR>根付きの良さから普通のベニカナメモチから切り替わっているようだ。<BR>この春から初夏にかけての鮮やかな<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%B4%85%E8%91%89&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">紅葉</a>と管理の楽さから生け垣への使用が増えているようで、気が付くとあちこちで燃える赤い葉が見られる。白い花・赤い実。だがこの樹の本領はやはりこの若葉だ。</P>
<P>秋の紅葉は「錦」、同じ「燃える」でも冬に向かい命の有終の美のような感じなのに対しこの紅葉は生まれ出るエネルギーを感じる。<BR>春と言う季節の持つ、抑圧から解放されたような命の奔流、その象徴のようだ。<BR>街を歩くと、もうここかしこに若い芽がまさに伸びんばかりの姿を見せており、その若葉の間にひっそりと花を咲かせる街路樹たち、より原始に近く細胞の成長が目に見えるようなイチョウ。まるで夢の中で<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%88%E3%83%88%E3%83%AD&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">トトロ</a>の創り出す森の木々そのもの。あちこちで生命の始動が見てとれる。<BR><BR>狂おしいほどの生命感。じっとしていられない。<BR>木の芽時とは良く言うが、こういったものの人心への影響は計り知れない。<BR>「燃える」は「萌える」。<BR>「萌」が草冠なのはこんな感じを表しているのだろう。<BR>「芽ぐみ」が「恵み」であるように。</P>
<P>「始まり」の季節である。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アニメ「蟲師」ＴＶ放映終了</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-03-12</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Sun, 12 Mar 2006 13:04:36 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-03-12</guid>  
      <description><![CDATA[<P>草木も眠る丑三つ時。<BR>生と死の交錯する境界の時間。<BR>深夜と言うより早朝の午前４時前後、そんな時間帯を最高のシチュエーションとして放映されていた<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アニメ</a>『<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E8%9F%B2%E5%B8%AB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">蟲師</a>』が最終回を迎えた。（<A title="" href="http://www.mushishi.jp/index.html" target=_blank><U><FONT color=#800080>アニメ公式サイト</FONT></U></A>）</P>
<P>リアルタイムで観るのは結構辛く、起きていられなかったり起きられなかったりで見逃すことも多々あったのだが、半ば朦朧とした状態で観る不思議な世界は、まさに「あわい」の時間ならではの貴重な視聴体験であった。<BR>ＴＶプログラムをリアルタイムで観るというのはちょっとした贅沢だと思っている。自分が「昭和のＴＶっ子」だからとも言えるが、時間を気にしながら始まるのをワクワクしながら待ったり、大袈裟に言えば「歴史的瞬間」に立ち会うような（<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ニュース</a>番組の中継なら本当にそうなるが…９・１１とか）、期待のアニメ・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ドラマ</a>の第１回をリアルタイムで観て「当たり」だったときのドキドキ感・満足感（むしろ勝利感？）たるやかなりのものなので、平日昼間でもなければ無理をおしてもリアルタイムで観ていたい。使える<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%93%E3%83%87%E3%82%AA&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ビデオ</a>が無いとか後でＤＶＤ買うからいいとか、それを超えたものなのだ。深夜アニメを頑張って起きて観るなんてのは「．ｈａｃｋ」以来で、それだけ期待が大きかった…というより惚れた作品だったわけで。</P>
<P>『蟲師』とは、「蟲」という元始に近い生命体、動物でもない植物でもない、謂わば「精霊（<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スピリット</a>）」のような存在を扱う職業「蟲師」のひとり・ギンコをめぐる物語。現在<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%BF%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">アフタヌーン</a>」連載中で、博物学フリークの私的ツボの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%BC%AB%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">漫画</a>である。（以前の関連記事は<A title="" href="http://blog.so-net.ne.jp/sabato_sera/2005-03-19" target=_blank>こちら</A>）<BR>その作品のアニメ化なわけなので観ないでか、と言ったところだが、最初アニメ化の話を聞いたときは耳を疑うほど、アニメになるとは想像だにしなかった。どちらかというと地味で動きのない作品だと思っていたし、もちろんアニメ化に不安もあったのだが…。<BR>しかし動画として表現されたものは、まさに「アニメならでは」。<BR>原作に忠実を謳ったアニメは数あれど、こんなに３６０度広げて原作世界の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">イメージ</a>を具現化できるとは。漫画であればコマとコマの間の動きが、あたかも漫画に描かれているかのように描かれ、まったく違和感を感じない。毎回違うエンディングテーマ等、音楽もしかり。誉めすぎかも知れないが成功したアニメと言えるだろう。</P>
<P>予定放映回数２６回が２０回で終了ということで、番組改編期で丁度ＤＶＤ収録話数のキリで、有り体に言えば「打ち切り」なわけだが、制作は継続しているようで、ＤＶＤは最後まで出る…と良いのだけれど。特装版が異例の追加生産をしたくらいなのだから、完成度は評価されているのだろう。<BR>眠い眼をこすりながら観なくてよいのは身体的には助かるが、リアルタイムで観られないのは口惜しい。ＤＶＤを観るときも、できるだけあの妖しい時間帯近くに観たいと思うのだ。</P>
<P>3/28追記<BR>すでに12日の時点で公式HPで発表されていますが、５月よりBSフジで21話以降を放映するとのことです…BSフジですか。うーむ。</P>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCSY/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="蟲師 第一集 (初回限定特装版)" alt="蟲師 第一集 (初回限定特装版)" src="http://images.amazon.com/images/P/B000BWDCSY.09._SCMZZZZZZZ_.jpg"></A> 
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<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCSY/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank>蟲師 第一集 (初回限定特装版)</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2006/03/31 
<LI class=sonet-asin-label>メディア: DVD</LI></li></li></UL></DIV></DIV>
<DIV class=sonet-asin-break></DIV>
<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCTI/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="蟲師 第ニ集 (初回限定特装版)" alt="蟲師 第ニ集 (初回限定特装版)" src="http://images.amazon.com/images/P/B000BWDCTI.09._SCMZZZZZZZ_.jpg"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCTI/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank>蟲師 第ニ集 (初回限定特装版)</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2006/03/29 
<LI class=sonet-asin-label>メディア: DVD</LI></li></li></UL></DIV></DIV>
<DIV class=sonet-asin-break></DIV>
<P><!-- amazonリンク ここまで --><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCTI/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank>&nbsp;</A><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCT8/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="蟲師 其ノ壱" alt="蟲師 其ノ壱" src="http://images.amazon.com/images/P/B000BWDCT8.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"></A>&nbsp;（イメージは通常版のパッケージイラストで<A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCTS/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="蟲師 其ノ弐" alt="蟲師 其ノ弐" src="http://images.amazon.com/images/P/B000BWDCTS.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"></A> <!-- amazonリンク ここまで --><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BWDCU2/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title="蟲師 其ノ参" alt="蟲師 其ノ参" src="http://images.amazon.com/images/P/B000BWDCU2.09._SCTHUMBZZZ_.jpg"></A>…）</P><!-- amazonリンク ここまで --><!-- amazonリンク ここまで --><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「グレイッシュ　メロディ」水樹　和佳子</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-02-01</link>  
      <category>BOOKS…「魔女の本棚」</category>  
      <pubDate>Wed, 01 Feb 2006 03:21:13 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2006-02-01</guid>  
      <description><![CDATA[<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592142578/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=グレイッシュメロディ alt=グレイッシュメロディ src="http://images-jp.amazon.com/images/G/09/x-locale/detail/thumb-no-image.gif"></A></DIV>
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4592142578/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank>グレイッシュメロディ</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>作者: 水樹 和佳子 
<LI class=sonet-asin-label>出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 白泉社 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2006/01/27 
<LI class=sonet-asin-label><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: <a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コミック</a></LI></li></li></li></UL></DIV>
<DIV class=sonet-asin-area><FONT color=#0000cc size=2>白泉社「<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%AD%E3%83%87%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メロディ</a>」初出２００５年２・３・８・９月　Jets Comics<BR></FONT><BR>先週末、平積みで売ってたのを見つけびっくりの新刊本。<BR>いつの間にか連載してた…と言うか復帰していたのか。なんにせよ、新作が読めるのは嬉しい限り。</DIV>
<DIV class=sonet-asin-area>物語は「やたら身体は鍛えている何やらＴＶ・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>関係の仕事をしている父」と「大切にはされているが若干１３歳で所帯じみてしまっている息子」の関係に「家出少年＆エトセトラ」が絡む<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファミリー</a>・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B3%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">コメディ</a>。<BR>２話（連載２回×２）からなるが、vol.1は「りぼん」在籍当時の「オー・ボヘミアン」を彷彿とさせ、vol.2もその後に発表されたコメディの数々を思い出させてくれる、まだ重いＳＦ<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファンタジー</a>を描く前の「水樹　和佳」の世界だ。<BR><BR>いつも相手を大切に思うばかりに言葉を飲み込んでしまうひとたち。伝わらない思いによるすれ違い。お互いに本心を隠し合うのだから当然の帰結だ。それが破綻を呼んでしまったとき、初めて他者の介在で気づく。そして、その他者も自らの欺瞞…この場合は「お互いへの愛情」を隠していたことによる誤解に気づかされる。これは作者・水樹和佳子が「りぼん」～「ぶ～け」と作品を発表していく中で繰り返し描かれていたものだ。<BR>「樹魔」「イティ・ハーサ」が描かれる前、彼女の作品はそう言ったコメディが多かった。大抵は<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ハッピー</a>・エンド。これは少女<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%BC%AB%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">漫画</a>のみならずラブコメ全盛期だったせいかも知れず、雑誌の編集方針だったのかも知れない。しかし、のちに長大作である「イティ・ハーサ」一本に集中するまで、こういったコメディを描き続けていたのだから彼女の漫画描きとしての一方の本質なのだろう。<BR><BR>あとがきには「この作品以前に描き上げた長編が（中略）どうにも漫画をもう一度描くという行為の足枷になり」とあった。長い長いインターバル。そしてまた、近年感じる「白黒つけたがる風潮」に対する「息苦しさ」から描きたい気持ちが生まれた…それがタイトルの「グレイ」である由。<BR>すでに年齢的には「漫画」という心身ともに消耗する仕事は辛いはず。それも長く筆を置いていたわけで、（まったく描いていないわけではないにしろ）膨大なエネルギーが必要だったのではないか、と、怠け者の私などは思ってしまうが、「描きたいもの」が見つかったときの「モノ書き（描き）」のパワーを見せつけられた格好だ。<BR>ともあれ、かつて好きであったコメディ作家としての水樹和佳子の復活に、双手を挙げて大歓迎なのである。ゆっくりと、たまにで良いから描き続けていってほしいと思う。<BR><BR>（思い切り蛇足だが、私の高校時代からのペンネーム「瑞鬼　愁」の「みずき」は半分は「水木しげる」翁から、半分は「水樹和佳」師からの頂き物である。…誰も聞いてないってｗ）</DIV><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「時間の分子生物学」粂　和彦</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2005-12-11</link>  
      <category>BOOKS…「魔女の本棚」</category>  
      <pubDate>Sun, 11 Dec 2005 11:49:02 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2005-12-11</guid>  
      <description><![CDATA[<DIV class=sonet-asin-area><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061496891/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank><IMG class=sonet-asin-image title=時間の分子生物学 alt=時間の分子生物学 src="http://images.amazon.com/images/P/4061496891.09._SCMZZZZZZZ_.jpg"></A> 
<DIV class=sonet-asin-info>
<P class=sonet-asin-title><A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061496891/sonet0f-22/ref=nosim" target=_blank>時間の分子生物学</A></P>
<UL>
<LI class=sonet-asin-label>作者: 粂 和彦 
<LI class=sonet-asin-label>出版社/<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メーカー</a>: 講談社 
<LI class=sonet-asin-label>発売日: 2003/10/20 
<LI class=sonet-asin-label><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">メディア</a>: 新書</LI></li></li></li></UL></DIV><FONT color=#0033cc>講談社現代新書　</FONT><FONT color=#000000>（副題～<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%99%82%E8%A8%88&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">時計</a>と睡眠の遺伝子～）</FONT></DIV>
<P>時間。それはビッグバンより始まり決して戻ることなく脈々とただ流れるもの。<BR>それゆえ人々はこの宇宙の摂理、制約として数々の魅力ある物語を生んできた。<BR>特にＳＦ・<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">ファンタジー</a>では逆説的に仮想世界が繰り広げられ、例えば時間<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%97%85%E8%A1%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">旅行</a>ものや、次元のひとつとして自由に行き来できたり時を超えての交流をしたり。制約あればこその想像力の源となっている。</P>
<P>時間はこの地球の成り立ちから、全てのものに関わっている。<BR>時の流れ。星が巡り、太陽が巡り、昼と夜がある。<BR>空気が動き天候を生み、大地とともに「環境」を造り出す。<BR>生命はこの環境の中で生まれ育まれてきた。<BR>人間はこの時間の中に繰り返しを見いだし、暦として歴史を紡いできたが、人間として生まれる以前にそれは身体に刻まれたものなのだ。１年や１日という周期。繰り返す時間とともに変化する事象。本書ではこの周期に合わせて生命が進化していったと語る。それは海から有機物が生まれたとき、昼と夜、交互に現れる光と闇に、より効率的なエネルギー代謝を求めて細胞というノートに遺伝子という文字で書き込まれ、次世代へと受け継がれて行った…。</P>
<P>確か、当代きっての論客・立花　隆氏が、かつて臨死体験について語っていたと思う。<FONT color=#666666 size=2>（未読ゆえ情報が不確かなのはご容赦願います。）</FONT>瀕死の淵から生還した者の語る死後の世界。広大な花畑と延々続く大河、そして遠くから呼びかける既に亡くなっている近親者。それは脳が見せる幻影、脳細胞のうちに書き込まれた情報であると。<BR>また、動物が突然増殖したかと思えば大移動のうえ自ら命を捨てる行為。まるで先祖代々言い伝えでもされたかのような、本能による不可思議な行動。そんなのも遺伝子により<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">プログラミング</a>された行動なのだろう。<BR>同じように時間という概念がありとあらゆる生物の遺伝子に刷り込まれ、生命活動を支配している。</P>
<P>著者である粂氏は睡眠の研究を遺伝子レベルから始めた。遺伝子に刷り込まれた生物時計である。その時計は脳にとって必要不可欠な睡眠を「摂る」ために働くものだ。（寝ないと死ぬ、と言うのは眠らないと極度の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E7%96%B2%E5%8A%B4&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">疲労</a>から多臓器不全を起こしたり免疫系に障害が現れたりすることによるそうだ。）幸運も重なりながら多くの科学者により次々と睡眠の謎が解き明かされていく様は下手なＳＦなど目に入らぬほど面白い。購入から２年ほど放って置いたが読み始めたら一気に読んでしまった。<BR>私は摩訶不思議なものが好きな反面、実は全ての事象は科学で解明できると信じている。「事象」は「事象」であるからなんらかの原因があって成り立つものと考えられるからだ。例えば幽霊しかり。ただそれを超えたところに「物語」の力があると思っている。あり得ないことを産み出す想像力は人にこそ備わっている最大の力だ。本書のような科学的な読み物を好きで読むが、それはまた、新たな想像力の引き金となっていく。<BR>…惜しむらくは自らにその想像力を表現する力が不足していることだったりもするのだが。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
    </item>  
    <item> 
      <title>川端龍子展</title>  
      <link>http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2005-12-05</link>  
      <category>VISUAL＆ARTS…観る。</category>  
      <pubDate>Mon, 05 Dec 2005 23:31:38 +0900</pubDate>  
      <guid isPermaLink="false">http://sabatosera.blog.so-net.ne.jp/2005-12-05</guid>  
      <description><![CDATA[<P><IMG src="http://blog.so-net.ne.jp/_images/blog/sabato_sera/1967918.jpg"><BR>「会場芸術」。<BR>展覧会という「場」で発表することで最もその作品が生きる。<BR><a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画</a>でいうと、１４インチの<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">モニター</a>なんてもってのほか、大<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">スクリーン</a>の<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%98%A0%E7%94%BB%E9%A4%A8&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">映画館</a>で観なければ決して伝わらない感動のようなもの。<BR>大作主義を唱え、当初批判の言でもあったその「会場芸術」と言う言葉を逆手に取るように、意表をつく画面構成で堂々と<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E5%A4%A7%E7%94%BB%E9%9D%A2&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">大画面</a>の迫力を押し出してくる画人。それが日本画家・川端龍子である。</P>
<P>江戸<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E6%9D%B1%E4%BA%AC&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">東京</a>博物館にて12/11まで開催の「生誕１２０年　川端龍子展」へ。<BR>日本画家として最も好きな作家でもあり、これまであまたの展覧会で折に付け触れてきたが、龍子の単独展としては今回初めて観る機会を得た。東京・大田区にある龍子記念館にはなかなか足を伸ばせずにいるので、これだけ纏まった作品を観るのも初めてのこと。</P>
<P>おそらく龍子作として最も有名な『<A title="" href="http://www.adachi-museum.or.jp/ja/c_ryushi.html" target=_blank>愛染</A>』は出品されておらず、昨年９月の「琳派ＲＩＮＰＡ」展で大いに感銘を受けた『草炎』もなく（姉妹作である『草の実』が出品されており、それはそれでたいそう良かったのだが、『草炎』を観てた「ヤラレた」後ではどうしても感動に差がでてしまう。画集には『草の実』の前ページに掲載されている。）、大作が多い所為か出品数が少なく物足りなさも感じられたが、生い立ちから挿絵画家時代、昭和の戦前戦後を経た力強い作品群、そして晩年の遍路スケッチまで、ひとりの画家の生涯を通して鑑賞することができる。<BR>創作の背景を知り作品に触れる…私的に無類の幸せの時である。画集の寄稿文を読むと、画家の人となりにまた好もしさを感じ、あの大作を描き上げる技術が船上でのスケッチと同じく見たものをそのまま再現できる天性の「眼」に裏打ちされていることに更に尊敬の念を感じることができる。少年・少女<a href="http://match.seesaa.jp/afr.pl?hid=25&sid=sabato_sera:000104054154&k=%E9%9B%91%E8%AA%8C&ic=utf8" class="affiliate-link" target="_blank">雑誌</a>の付録に見られる生き生きとした子どもたちや子ども心を掴む題材、家族を愛した龍子ならではということもできよう。</P>
<P>代表作の幾つかが欠けているとはいえ、出品作それぞれが「展覧会」という現物と向き合うことのできる「場の力」を最大限に利用した独創的着想の作品ばかりであるのは言うまでもない。雲を飛天に見立てた『花摘雲』、働く若者を力強く描いた『海洋を制するもの』、その他南洋を題材にしたものなどこれまで観る機会のなかった作品たちに対象へのおおらかな心の在りようを感じた。<BR>たまたま直前に観た展覧会が「北斎展」であったばかりに正直物足りなさを感じてしまったが、折角東京に居る利点を生かし、近いうちに『草炎』に逢いに近代美術館に行ってこようと思う。</P><a name="more"></a>]]></description>  
      <author>まりりん</author> 
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